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【国家一般職】独学で合格を目指す方を私が本気でサポート!コレが本当の「受験案内」だ!

私は独学
公務員試験合格を目指す
受験生を本気で応援している
「せんせい」です。

国家一般職の試験に合格したい人のために、受験案内のようなページを作りました!

 

このページだけで「国家一般職」の試験の概要から対策方法など、試験についてわからない初心者から現在受験中の方まで一般職を目指す人の疑問をすべて解決していきたいと思います!

主には「筆記試験」「面接試験」「官庁訪問」について書いていきたいと思っております。

 

ちなみに、当ブログのアイキャッチ(見出し)画像に水色の帯がついているものが国家一般職の記事となっています!

ではさっそく本気で紹介していきますね!

 

国家一般職は知っているだけで合格に近づく「コツ」があります!
順番に紹介していくのでしっかりとおさえていきましょう!

 

目次

【独学】国家一般職へのSTEP1:まずは採用試験のシステムを知ろう!

「独学で国家一般職の試験に合格したい」と思ったら、まずはどんな試験なのか知らなければいけませんよね!

「国家一般職 受験案内」と検索して出てくるPDFの受験案内のページをかみ砕いて説明していきます!

 

【国家一般職】試験の流れを把握しよう!

まずは試験の流れを見ていきましょう!

※年によって流れが変わったりしますが、近年はこの表のような流れで試験が進められています。

採用プロセスは大きくわけて3段階構成となってます。

 

【国家一般職】採用プロセスは3段階!

採用プロセス
  1. 【教養+専門択一】
    ⇒まず「教養試験」や「専門試験(択一式)」の合計得点をもとに、1次試験合格者を決めます。
    (※論文試験は1次試験日に実施しますが、2次試験科目となります)
  2. 【教養+専門択一+論文(記述)+面接】
    ⇒1次試験合格者を対象に、「人事院面接試験」を行い、試験全体を総合的に評価して2次試験合格者を決めます。
  3. 【官庁訪問】
    ⇒2次試験合格者を対象に、「官庁訪問」と呼ばれる採用面接を行い、内々定をもらうことで、就職先が決まるというわけですね!

※官庁訪問は人事院面接の前と、最終合格発表日の前にも行われています。

国家一般職の試験は、2次試験合格≠内々定なので注意が必要です。
⇒各省庁が実施する「官庁訪問」と呼ばれる採用面接(マッチング面接)で合格をもらうことが出来ないと就職先が無いことになります。

 

最終合格しただけでは就職先はなく、各省庁が実施する【官庁訪問】を突破してようやく内定ということになります。
官庁訪問の重要なポイントは後で紹介するので、先に【試験内容】について紹介していきます!

 

【独学】国家一般職へのSTEP2:試験について詳しく知ろう!

国家一般職の試験について知らないまま勉強なんて始められないですよね!

  • 国家一般職はどんな試験なのか?
  • 国家一般職の試験ではどんな問題が出題されるのか?
  • 国家一般職の試験の概要がイマイチわからない…等

なにより見切り発車は良くないので、試験内容や出題範囲等については絶対に把握しておくようにしましょう!

効率よく勉強を進めるためには計画性が大事ですから、試験内容や出題範囲等についての把握は必要不可欠になります。

 

国家一般職の「教養(基礎能力)試験」とは?

【教養(基礎能力)試験の出題科目と重要度(140分)】

主には高校の時の勉強科目+αといったようなニュアンスの試験です。

試験の名前通り、基礎的な能力や一般教養がどれくらい身についているのか見る試験となっています。科目数は約16科目にも及ぶため、勉強する科目捨て科目を見極めて効率よく勉強していかなければなりません。

 

効率の良い教養試験の対策方法

科目一覧を見たらわかると思いますが、科目ごとの出題数に差がありすぎるので、重要科目は時間を使って対策、それ以外の科目はうまく対策していく必要があると思います!

特に一般知能、中でも英語現代文数的・判断推理はかなり重要視されているので、これは絶対に対策しておきたいところです。

 

勉強方法、参考書は別ページで詳しく解説しているので、絶対にチェックしておいてください!

ちなみに教養試験は、文系理系関係なく、どの区分でも課される共通の試験で、時間は140分となります。

数的処理という科目が超重要なのは一目瞭然!
勉強方法&頻出テーマもしっかりチェックしていきましょう!

 

国家一般職の「専門試験(択一+記述)」とは?

【専門択一試験の出題科目と重要度】

※この表は「大卒の行政職」の専門科目(一例)となります。
※受験区分ごとに専門試験の出題内容は異なります。

 

16科目中8科目(40題)を選んで解答(180分)

行政職はこのように16科目の中から8科目を選んで解答するタイプの試験となってます。

ちなみに、試験時間は180分とかなり長めに設定されています。

 

オススメの専門科目

重要度の高い専門科目
  • 憲法
  • 行政法
  • 民法Ⅰ
  • 民法Ⅱ
  • ミクロ経済学
  • マクロ経済学

いろいろな公務員試験を併願するために、併用度が高い科目やオススメ科目はこちらですね。

まぁ自由に選べるので、無理に選ぶ必要は無いですが、上記の6科目を勉強しておくと、併願先等でも使えるので色々とコスパが良いと思います。

 

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専門科目について細かく知りたい方は別ページを見て下さい!
「専門科目一覧」はこちら!

 

技術職は専門科目の内容が違う

技術の方は専門科目の内容が違うので、公式の受験案内をチェックしておくようにしましょう!

 

国家一般職の専門試験は試験時間が180分と非常に長くなっています。
国家一般職の試験は筆記重視なので、実力をきちんと見るために試験時間が長めに設定されてるため、しっかりと準備をしましょう!

 

論文(専門試験記述式)について

行政職が小論文、技術職の方も小論文形式の記述試験となります。

【小論文(60分)】

我が国は,「日本再興戦略2016」において,キャッシュレス*決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。さらに,2017 年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては,KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として,2027 年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。
* キャッシュレス:物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態
このような状況に関して,以下の図①,②を参考にしながら,次の(l),(2)の問いに答えなさい。

(1) キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で,我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について,あなたの考えを述べなさい。

(2) (1)に照らして,キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。

こちらは2019年度の行政職の出題例ですね。
技術職は区分ごとに内容が異なります。

 

小論文のコツは別ページで力説!

 

国家一般職の「面接試験」とは?

国家一般職では、人事院の面接官庁訪問の面接(採用面接)、2段階の人物試験があります!

まずは「人事院の面接試験」から紹介していきますね!(官庁訪問は後述)

 

国家一般職の人事院面接とは?

【面接試験概要】

  • 面接官:3人
  • 面接時間:15分前後
  • 面接カードに沿って質問

面接というのは、「志望動機」や「自己PR」を述べて、自分をアピールする場ですよね!
公務員の面接試験では、「面接カード」と呼ばれるエントリーシートを元に質問が投げかけられます。

 

面接カード」の書き方や、「実際にされる質問」は別ページで解説してますので、こちらを要チェック!
「面接カード」の書き方・コツはこちら!
「実際の質問」が知りたい方はこちら!

 

国家一般職の「官庁訪問」とは?

先ほども言いましたが、一般職試験2次合格≠採用です!
⇒「官庁訪問=採用面接(マッチング面接)」だと思ってください!

 

国家一般職の試験と、内々定までのマッチング面接は別プロセスだと思ってください!
官庁訪問を通して、内々定をもらうことが最終目標になってきます!

 

国家一般職の官庁訪問スケジュール


※こちらは2022年度の官庁訪問のスケジュール表になります。

指定された期間中はいくつ訪問してもOKなので、興味がある官庁はできるだけ回って、アピールしていきましょう。

 

国家一般職の官庁訪問でやること

「業務説明」「職員との面談」「面接試験」「集団面接」…等と官庁ごとに採用までのプロセスは様々です!

 

集団討論(グループディスカッション)があったり、集団面接1回だけだったり、面接が4回5回とあったりと、2日間拘束されたりと、本当に官庁ごとに全然内容は違います。

 

国家一般職の官庁訪問で内々定をもらうことが目標!

この官庁訪問で高評価をもらい、採用側から「内々定」が通告されることで、ようやく就職先が決まります!

要はこの【官庁訪問】が一番重要なので、ココの対策を頑張らなきゃダメだよってことですね!
毎年毎年、官庁訪問の対策が遅れてしまう人がいるので、本当に気をつけてください。

 

二次合格をしても就職先がなければ意味がないので、「官庁訪問」は一番重要になってきます!
後ほど官庁訪問の秘策を教えていきますので、チェックしましょう!

 

【独学】国家一般職へのSTEP3:受験先を決めよう!

大体の国家一般職の試験の内容や試験の流れは把握できたでしょうか?
ココからは皆さん実際にやることを紹介していきますね!

まずは「受験先」を決めるところからスタートしましょう!

 

受験区分の選択はかなり重要!

基本的には大卒試験は「文系」と「理系」で分かれているようなイメージです。
まぁ基本的には行政職志望の方は自分が将来働きたい地区で受ければOKです。

 

区分毎に試験内容が違うので要注意!

【文系】

  • 行政

※行政は試験内容は全国共通です。

【理系】

  • 電気・電子・情報
  • 機械
  • 土木
  • 建築
  • 物理
  • 化学
  • 農学
  • 農業農村工学
  • 林学

行政職の方は、全国を9ブロックに分けた受験地ごとに試験が行われます。
技術職は地区で分けるのではなく、区分で分かれており、募集がある官庁なら全国どこでも訪問できます。

 

地区・区分ごとにボーダーラインが違う

行政職の場合は、試験の問題や試験内容自体は同じですが、このブロック(地区)ごとで筆記試験のボーダーが違います。
⇒もう別の県庁を受けてるようなイメージとなります!

技術は試験内容が全然違うので、当然ボーダーは区分ごとに異なります。

 

地区・区分ごとに訪問できる官庁が異なる!

また、この区分ごとに訪問できる官庁が違ってきたりするので、自分が将来何をやりたいかを意識しながら選ぶ必要があります。

転勤や就職先等と今後の人生に影響するので、受験区分はきちんと考えて決めましょう。

 

よく考えて決めてみて下さい~!

公式のHPで、【★採用予定機関一覧】というPDFが閲覧できるので、過去の採用予定者枠を参考にしながら自分が興味のある仕事ができる地区・区分を選んでみて下さい!

当然、公務員試験は実力の世界なので、理系の人が行政区分で受験してもOKですし、文系の人が技術区分で受験してもOKです。

 

【独学】国家一般職へのSTEP4:目標を明確に!

「独学で国家一般職の合格を目指そう!!」
そう思っても目標や合格ビジョンが見えていないと合格率も大幅に下がってしまうと思います。

何点取ればいいかもわからずに、試験を受けてたらそりゃ失敗しちゃいますよね!

次のステップは「合格ビジョン(目標)」を見ることということで、『配点』や『筆記ボーダー』『最終合格ボーダー』等についての話をしていきます!

 

【国家一般職】最終目標は「内定」を獲得すること!

目標を明確に!
  1. 最終目標は内定獲得】
    ⇒そのために、省庁研究、イベントの参加、官庁訪問でのアピール等が重要
  2. 【内定獲得するには試験最終合格が必要】
    ⇒教養や専門、面接等でいい点数を取る必要がある
  3. 【良い点数を取るために対策が必要】
    ⇒配点や重要科目等を意識して、一生懸命勉強しないと!

まぁ当然の話ではあるのですが、目標を整理すると上記のような流れになりますよね。

要は「官庁訪問」系の対策が最重要で、そのために最終合格の資格が必要といったイメージになります。

 

最終合格<<<官庁訪問

いくら好成績で最終合格したところで、「内定」がもらえないと意味がないわけです。
逆に最終合格して、内定がもらえるのであれば国家一般職自体の成績はどうだっていいわけですよね!

そもそも、官庁訪問というのは最終合格発表日のにあって、ココで内々定が言い渡されることもあるわけですから、試験の成績がいかに関係ないかお分かりいただけると思います。

 

目標を明確にしておこう!

そこで、皆さんには最終合格するために筆記試験等でどれくらいとれば合格できそうか、目標を明確にしておいてほしいなと思います。

合格ビジョンを見るために、まずは「試験の配点」を見ていきましょう!

 

独学で国家一般職に合格するためには「試験の配点」の把握が超大事!

上の表を見たらもう力を入れる試験は一目瞭然ですよね!

配点が高い教養と専門で高得点を取ることが最終合格への近道だと思います。

国家一般職の場合、基本的には最終合格時の席次(合格順位)は官庁訪問に影響しません。

 

国家一般職は筆記重視

国家一般職の試験は人物より筆記重視なので、筆記試験の出来でほとんど合否が決まってしまいます。
⇒筆記試験に合格できた人は、面接と論文を無難にこなすだけでほとんどの方が合格することが出来ます!

筆記試験である程度絞って、2次試験は緩めに採点する(ネガティブチェックだけ)と言ったイメージになります。

 

効率よく合格を目指すなら、教養と専門択一に力を入れる!

力を入れる試験科目は当然、教養と専門試験です!

また、効率よく合格したいなら、配点が高い「専門試験」で高得点を取ることが一番手っ取り早いですよね?

 

説明すると長くなるから割愛しますが
教養は1問7点分
専門は1問10点分
これくらいの価値があると思ってもらえばOKです!
ですので、専門試験で高得点を取れば効率よく合格できるということになります。
次に、目標の点数を紹介しています!

 

独学で国家一般職の試験に合格するために「目標の点」を決めよう!

教養+専門試験(択一)で点を稼ぎまくれば、論文や面接を無難にこなすだけで、最終合格することが出来ます!

教養は5.5割、専門択一は7割を目標にしました。

 

そもそも筆記で点を稼がないと合格できない!

ゼロからスタートする方は、高い目標かもしれませんが、地区によっては上記の点数がギリギリボーダー点だったりもします。

筆記試験で高得点を取らないと合格できないわけですから、筆記試験対策にも一生懸命取り組む必要があると思います。

 

国家一般職のボーダー解説ページはこちら

国家一般職のボーダー点・難易度については別ページで熱く語っているので、上記のページを見て自分の目標点を決めてみて下さい!

受験地区ごとにボーダーラインが違ってくるので、皆さん要チェックです!

 

目標点数から逆算をして計画を練っていくのがおすすめです!
記事を読むのがめんどくさい人はYoutubeの動画を見てください↓
【動画版】合格ビジョンを見れば合格率があがる!

次は勉強のスケジュールを組むのですが、その前に過去問を請求しておきましょう!
行政職で受験する人は市販の過去問でもOKです!

 

【独学】国家一般職へのSTEP5:勉強スケジュールを組む前に「過去問を請求」しよう!

※主に技術職の方が対象です。
※行政職の方は市販の参考書でもOKです。

「いきなり過去問?」と感じる方も多いと思いますが、合格するために過去問を解くことは必須といっても過言ではないくらい重要です。

そんな重要な過去問なのですが、申請してから手元に届くまでに1か月半もかかってしまいます。
いつか申請しなければいけない過去問なら早めに申請しておきましょう!

行政職志望の方は過去問は本屋等で手に入ったりしますが、理系の場合は全然手に入りません。

申請方法を詳しく説明したページはこちらです
※解説はついていません。

 

【独学】国家一般職へのSTEP6:勉強スケジュールを組もう!

先ほども目標得点の説明で言いましたが、国家一般職になりたいなら、面接や論文よりも勉強で点を稼ぐことが何より合格に近づきます。
論文と面接等の水物試験は差をつけるのが難しいですし、そもそも筆記で点取らないと合格できないですからね~!

 

重要度や出題数を意識して、力の入れどころを調整しよう!

自分の併願状況や得意科目等を考慮して、勉強する科目を決めていきましょう!

まんべんなく勉強するもよし、得意な科目を伸ばすもよし、過程は問いません。
大事なのは結果ですから、例えば教養で5.5割(目標点)取れるならどんな取り方でもOKということです。

こちらのページを参考に決めてみて下さい。

 

国家一般職の勉強スケジュール

では実際に行政:関東甲信越区分の合格者の勉強スケジュールを紹介していきます!
※国家一般職が中心、特別区、国税、地方上級(県庁・市役所)と併願用

※当然、受験生ごとに違います。

いろんな先輩のスケジュールや勉強戦略を見てみると、勉強方法のコツが掴めるかもしれません。
合格体験記・アドバイスまとめ
先輩が勉強方法をアドバイス

 

重要度の高い科目から思いっきり勉強!

重要度が最も高い「憲法」「民法Ⅰ・Ⅱ」「行政法」「ミクロ・マクロ経済学」に10月頃から手を付けていき、翌年2月からその他の科目をガッツリ勉強していくスタイルです。

どうせやらなきゃいけない勉強なら、早めに手を付けておくのが得策ですよ!

 

教養も緩急をつけて勉強しよう!

教養対策については「文章理解」「数的・判断推理」「資料解釈」「時事問題」「社会科学」が最重要といえます。

特に数的処理系の科目は習得するのに時間がかかりますし、超重要です!

英語を勉強する方は、10月から手を付けておきたいですね。

 

官庁訪問対策は常に行ってください!

また、「官庁訪問」の対策が10月からになっているのが特徴的ではないでしょうか?

合格できる人はこの官庁訪問の重要性をきちんと理解できているので、志望官庁の情報チェックやイベントチェック、仕事内容の勉強等をどんどんはじめています!

 

試験対策スケジュール

スケジュールは受験生ごとに違うので、上記のページ等を参考にして見て下さい。

 

【独学】国家一般職へのSTEP7:小論文の対策

論文の対策方法
  • 日頃からニュースを見て自分の考えを持つようにしたり
  • 白書を読んで社会事情や課題の背景、政策等について勉強したり
  • 省庁研究をして実際に各省庁がどんな政策を行っているのか勉強したり
  • 過去問に挑戦してみたり
  • うまい人の論文を読んでみたり…等

やはり、国家一般職の論文は【知識】が無いと自分の意見も何も書けません!

 

論文足切り一発アウトは本当に勿体ない!!!

冗談抜きで国家一般職の論文は足切りで引っかかってしまう人が多いです。
論文のせいで内定も最終合格も無くなって泣いている受験生が多いので、この場を借りて私はうるさく論文対策について語りたいと思います。

 

論文は基礎理解を間違えると足切りを食らいやすい!

私の予想ですが、【★地方公務員用の論文対策】をしてしまっている方が足切りに引っかかってしまいやすいのかなと思ってます。
⇒用意した回答をぶち込んだり、地方公務員の取組を述べたり…等

問いに対して自分の意見や考えを素直に述べることができれば、まず4点はもらえると思います。

問いに答えるというのは絶対に意識してください!
【問いに答える】当たり前のコレ、本当にできてます?

 

【国家一般職の論文対策】知識補充×書き方覚える

無難な意見(必要最低限の知識)】×【基本的な書き方
⇒とりあえず普通の論文を書くことを目標にしてほしいなと思います。

 

出題テーマは?

基本的には、とある社会事情(課題)について、どこかの省庁(政府)が実際に行っている施策等がテーマになっていることが多いです。

そこで、皆さんは日頃から国家公務員としての自覚を持って、ニュースや新聞等をチェック(知識補充)する必要があると思います。
⇒そして、ニュースを見る際も、「解決策」や「取組」「原因」等について考えながら自分の意見をまとめてみるよう意識してみて下さい。

 

国家一般職の論文対策関係記事まとめ

上記の記事を見れば、すぐに【論文の書き方】は把握できると思います!

ちょっと2019年の論文を例として、足切りにならないためのポイントだけ伝えておこうと思います。

 

国家一般職の論文足切り回避に向けたポイント

【小論文(60分)】

我が国は,「日本再興戦略2016」において,キャッシュレス*決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。さらに,2017 年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては,KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として,2027 年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。
* キャッシュレス:物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態
このような状況に関して,以下の図①,②を参考にしながら,次の(l),(2)の問いに答えなさい。

(1) キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で,我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について,あなたの考えを述べなさい。
メリット・デメリットを述べる!
なぜキャッシュレス化が必要とされているのか、必要性や重要性等を述べる!

(2) (1)に照らして,キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。
(1)を踏まえて、キャッシュレス化推進に向けた取組(大きい枠)を述べる!

今私は聞かれたことに答えようとしているだけですが、これが論文試験において一番大事なところです。

論文試験という特殊な環境下では、急にこの当たり前のことが出来なくなってしまう人が多いです。

 

メリット・デメリットやどんな取り組みがいいと思うかは自分の意見を書けばOKなのですが、実際に政府が取り組んでいること等の知識もおさえておきましょう。
そして素直にお題に答えるという基礎部分を特に意識していくことが重要です。
さらに、公務員試験では時事問題の出題も多く、論文でも問われることになるため、毎日ニュースや新聞を見ておきましょう!

 

【独学】国家一般職へのSTEP8:次は「面接対策」だ!

国家一般職の場合、国家公務員としての(人事院)面接が1回と官庁訪問と呼ばれる就職面接が1回以上の合計2回以上面接があります。

人物試験が何よりも重要なのは間違いないですから、
とりあえずは「人事院面接の対策方法」から紹介していきますね!

 

国家一般職の面接カードを極めろ!

国家一般職の面接カード

国家一般職の人事院面接は「面接カード」というエントリーシートに沿って行われますから、この面接カードの作成はめちゃくちゃ大事ということになります。

 

自己分析はめちゃくちゃ重要!

そして、官庁訪問を突破するためにも【自己分析】は超絶に重要になってきますから、遅くても年明けくらいから面接対策も始めていきたいところです。

勉強頑張っても面接でE評価(一発アウト)だと元も子もないので、勉強の合間に面接カードを作ってみるようにしましょう!

 

面接カード作成に役立つ記事まとめ

効率よく面接カードを作りたいなら、まずは「自己分析」からやりましょう。
自分の本当の強みを見つけることが、合格へのカギとなります。

入念に自己分析して、面接カードを一生懸命作成することで、合格・内定に大きく近づきます!
面接対策は冗談抜きで超重要なので、特に力を入れて取り組んでください(^^)

 

実戦練習を積み重ねよう!

面接カードの作成が完成したらどんどん実践してください。
実戦練習が何より大事です!

どれだけインプット(面接カード作成や想定問答集作成等)をやったとしても、実際に質問にうまく答えられなければ意味がありません。
模擬面接や実戦練習を積み重ねて、【話す練習】や【伝える練習】を大事にしてみて下さい!

 

ハローワークやジョブカフェを有効利用しよう!

公務員講座にも入ってないし一人じゃできないよって人はハローワーク・ジョブカフェ等にいきましょう!こちらは無料で面接練習してくれます。

予約が必要な場合もあるので近くのハローワークのHPを見るか、電話をかけるかをしてくださいね!

 

人が人を評価するような試験は第三者の意見を大事にしよう!

「面接カードを一生懸命作ったから面接練習はしなくていいかな」なんて思っている人は要注意ですよ!
自分が良いと思っていても、第三者からすると悪い評価だったりすることは多いですし、自分が笑顔で答えられていると思っても意外に真顔で怖かったりするものです(笑)

色々な先生に模擬面接をお願いして、色々アドバイスをもらってみて下さい!
本当に客観的な評価はめちゃくちゃ大事です!

 

面接は経験が大事!

面接というのは「慣れ」も大事だと思います。
場数を踏めば踏むほど自分が良いたことを話せるようになってきますし、どんな回答をすれば印象が良いのかもつかめてきます。

何度もうるさいですが、模擬面接等は特に大事にしてみて下さい(^^)

 

特に表情・話し方等の見た目が与える印象を大事に!

面白いことに面接試験というのは、話の内容よりも【見た目】の印象や【】から入ってくる情報の重要度が高いんですね!
⇒「表情」や「話し方」「話の速度」「伝え方」等の部分です。

そこで、皆さんはを使って話す練習をしたり、ビデオを使って伝え方の練習をしたりと、この手の練習を大事にしてほしいなと思います。

面接対策について、何から始めればいいかわからない方は↓こちらのページを要チェック!!!

特に国家一般職の人事院面接は対策がしやすいと思います。
きちんと対策すればまず間違いなくC評価以上は取れると思いますので、皆さんも対策頑張っていきましょう!

 

【独学】国家一般職へのSTEP9:最後の砦「官庁訪問」を極めろ!

どれだけ筆記試験を頑張ったところで、【内々定】がもらえないと意味がありませんよね。
逆に内々定がもらえたのに【最終合格】できないとその内定は取消しです…。

⇒最終合格と内々定、どちらの条件も満たした受験生のみが希望の官庁に就職することが出来るというわけですね~!

要は官庁訪問が最後の砦で、これを突破することができないと就職先が無いってことになります!

 

官庁訪問の合格率を高めていこう!

この官庁訪問、実は合格率を大幅に上げる秘策があるんですね!

 

各省庁が開催するイベントに積極的に参加しよう!

その秘策とは…

説明会やインターンシップ等、省庁が開催するイベントに積極的に参加することです!

 

一緒に働きたい!活躍してくれそう!と思わせるこが大事!

何と言っても、官庁訪問というのは採用面接(マッチングの面接)です。

「この人と一緒に働きたい」「今後活躍してくれそう」と採用側に思わせなければいけません。

 

説明会で説明する人は採用担当者であることが多い!

全員が全員採用担当者というわけではないと思いますが、基本的には説明してくれる人は採用担当者であることが多いです。

(ちなみに、官庁訪問の採用に影響するだけでなく、人事院面接の面接官もやってくれたりします。)

 

採用担当者の視点を大事にしてみて!

  1. 説明会やセミナー等に熱心に参加してくれるA君
  2. 説明会やセミナー等に参加したけど全然興味無さそうなB君
  3. 説明会にも参加してくれないC君

皆さんが「内定をあげたい」と思うのは誰ですか?

きっとほとんどの方がA君と答えてくれたと思います。

 

説明会等の参加は内定に影響します!

ちなみに「説明会への参加は合否に一切影響しません」と省庁側は言っていますが…

これはです!!騙されないように気を付けましょう。

 

イベントへ参加する】ということは、面接官に熱意等が伝わったり、仕事内容を勉強出来たりと、間接的に合格率をあげるだけでなく、直接的にも合否に影響を及ぼすことになります!

 

日頃から説明会やニュース等はチェックする癖をつけよう!

日頃から情報にアンテナを貼っておくと、官庁訪問は有利になると思います。
何と言っても情報が命ですからね~!

 

▼官庁訪問は重要過ぎるので記事がたくさんあります。

 

国家一般職の官庁訪問は「採用面接」です。
席次などは関係なく、採用担当者にやる気を伝えるのと顔を覚えてもらうのが大事になります!
例えば、自分から官庁に電話して「仕事内容を勉強したい」と官庁訪問の時期じゃない4月とかに訪問するのもアリということです!

 

【独学】国家一般職のオススメ参考書

超重要な参考書については「公務員試験のオススメ参考書」のページで紹介しているので割愛させていただきます。

国家一般職に受かるなら買っておきたい重要な参考書をいくつか紹介していきます。

 

【コレ一冊】公務員のライトの教養対策本

公務員のライトの教養対策本です!
動画やアプリと連携して、効率よく勉強することができます!かなりオススメの一冊なので、迷ったらコレを一冊買ってみて下さい✨

 

【模試感覚で勉強できる取り外し式過去問(3年分)】

これを買っておけば「過去問の請求」をしなくてもOK!

やっぱり実際の問題を解くのが一番ためになります。

模試感覚で解けるので個人的には最強だと思ってます。

 

【まるごとパスワードneo2】

政治学や行政学、社会学、社会政策、国際関係、暗記系の5科目が収録されており、スー過去と併用すると効果抜群です。

 

【コレ一冊】公務員のライトの論文・作文対策本

最近は人物重視の自治体も多いですし、国家一般職などでも論文の足切りが怖いですよね!

絶対にコレだけは買っとけっていう最強の1冊がコレ!

独学で勉強するなら超オススメなのがこの1冊!

頻出テーマに関する知識が読んでるだけで身につく!
書き方・テクニック(文章構成等)もめちゃくちゃ参考になります!

1つのテーマに対する論文の例も文字数をかなり多めに作ってくれてるので、非常に勉強になります!

論文対策だけでなく、面接対策にもなりますので是非購入を検討してみて下さい。

 

 

国家一般職は面接の配点が低いですが、舐めていて痛い目に合うわけにもいきませんし、何より『最終合格=内々定』ではありません!
→省庁ごとの『採用面接』で合格をもらわないと、採用漏れとなってしまいますから、面接対策は必須です。

 

あとは「畑中敦子の数的シリーズ」「スーパー過去問ゼミシリーズ」を基本的にオススメしてます。

 

▼「オススメの参考書」に加えて「勉強方法」も紹介してるので、このページは絶対にチェックしておきましょう!

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。

 

オススメ参考書と勉強方法を紹介しているので、教養や専門科目の対策は↑のページを見てみてください↑

 

【独学】国家一般職に合格したいなら見ておくべきページ!

国家一般職は公務員試験ですから、公務員試験全般で役に立つ知識を載せたページをまとめて紹介します!

とくに独学で目指す人は非常に参考になると思います!

 

何から始めればいいかわからない方は【自己分析】をしてから
↓こちらの記事を要チェック!

 

国家一般職の関連記事まとめ

 

国家一般職合格に向けて、皆さんの合格率を上げる記事や、効率よく対策するための記事がたくさんあるので、是非見ていってください!
国家一般職の試験の最終目的は『内々定をもらうこと』なので、官庁訪問系の記事や↓以下の体験談をチェックしましょう!

 

国家一般職の体験記

私の体験談だけでなく、何人もの優秀な受験生の話をまとめております。

【国家一般職の体験談】

※行政・技術それぞれ、『筆記試験日』『説明会』『人物試験』『官庁訪問(採用面接)』の出来事や感想、面接官から聞かれたことなどをまとめて紹介しています。

国家一般職に独学で合格したいなら、体験記は対に見ておいた方がいいでしょう。

官庁訪問については、体験記を見ておかないと後悔することになるかもしれません。

 

先輩たちからのアドバイスがたくさんつまっているので、チェックするようにしましょう!

 

【国家一般職】独学で合格した後に見たい記事まとめ

独学で国家一般職の試験に合格した後に気になるのってやっぱり「給料」や「残業」、「出世」などではないでしょうか?

これらの情報も当然まとめていますので、国家一般職の職員として働く前に、あらかじめ把握しておきましょう!

 

これで独学で国家一般職を目指す人を応援するページは終わりです。

ながながとお疲れ様でした!

 

独学でその他の試験を受ける人はこちらも要チェック!

 

 

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ましゅー先生@公務員のライト講師
私が噂のせんせいです(笑)「こんな『せんせい』がいたらよかったのに!!!」という受験生の想いを叶えるべく私が存在してます(笑)・誰かに相談したい...・面接が苦手...・何からやればいいかわからない...あなたの状況に応じてアドバイスしてます。「フォローするかしないか、悔いが残らない方を自分で選べ」→  Twitterアカウントはコチラ