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[★国家一般職メインページ]日本イチ分かりやすく重要ポイントを10分間解説

    公務員のライトでは、日本トップレベルの専門家集団が、最新の公務員試験を徹底分析し、公務員試験の対策方法をお伝えします。

    こんにちは、公務員のライト専任講師のましゅーです。これまで私は、「日本一」いっても過言ではないほど、公務員試験を分析し、3,000名を超える受験指導を行ってきました。今も年間1,000人以上の受験指導に携わっています!

    今回は、国家一般職のポイントを分かりやすく解説していきます!特に、国家公務員目指す方には、今が大きなチャンスです!まずは、最新の試験倍率を見ていきましょう!

     

    目次

    [国家一般職]試験の最新情報

    2024年 国家一般職【行政職】の倍率(各ブロック別)

    なんと、2024年の国家一般職試験では、最終倍率過去最低レベルとなりました。なかには、最終倍率が2倍を下回っているブロックもあります。これはつまり、国家公務員を目指す方の2人に1人以上が最終合格できるということです!

     

    国家一般職全体の筆記試験倍率推移(行政・技術)

    まず、国家公務員試験は、「筆記試験は難関」といったイメージを持たれている方がとても多いと思います。確かに以前は、「最終倍率が10倍以上」の時期もありました。

    しかし、国家一般職の筆記倍率は、毎年のように最低倍率を更新しています。

    そして、2024年(令和6年)の筆記倍率はなんと「1.6倍と、かなりの「低倍率」です。ですので、国家一般職を目指す方には「今が大きなチャンス!といえます。

     

    国家一般職全体の最終倍率推移(行政・技術)

    従来の国家一般職試験の対策期間は「1年間前後」であったのに、最近では「6ヵ月間」や「3ヵ月間」といった短期間で最終合格される方が、めちゃくちゃ増えています。つまり短期集中対策で、多くの方が合格しやすい試験へと変化しているんですね!

     

    [国家一般職]の試験の流れを押さえよう!

    それでは、国家一般職の解説に入ります。まずは試験日程を見ていきましょう!試験の申込みは、2月下旬にスタートします。人事院ページからネットで申込みができます。

     

    [国家一般職]の内定を取るための「3つのステップ」

    国家一般職で内定を取るためのプロセスを超簡単に説明すると、①筆記試験②人事院面接③官庁訪問(採用面接)3つ 〇 をもらう(合格する)と志望機関に内定です。逆に、どこか1つでも があると不合格となってしまいます。
    1. 筆記試験
      まず教養試験専門試験(択一式)の合計得点をもとに、一次合格者が決まります。
      ※「一般論文試験」は一次試験日に実施しますが、二
      次試験で採点されます。
    2. 人事院面接
      一次合格者を対象に人事院面接が行われ、筆記試験、一般論文試験、人事院面接の総合的評価により最終合格者が決まります。
    3. 官庁訪問(採用面接)
      最終合格者を対象に、各官庁で「採用面接」が行われ、内定をもらうことで、就職先の機関が決まります。

    国家一般職試験は、最終合格≠内定です。各省庁や出先機関が実施する「官庁訪問」での「採用面接」で、内々定(内定)をもらえないと、試験には最終合格したものの、就職先は決まらないということになります。官庁訪問の重要なポイントは後ほど紹介します。

     

    [国家一般職]筆記試験での教養科目(基礎能力)

    筆記試験の科目は、教養科目専門科目に分かれています。まずは、教養科目をみていきましょう。
    •  教養試験は「1時間50分」で「30問」を解答します。
    • 1時間50分という試験時間は、一見長く感じますが、判断推理、資料解釈に時間がかかるため、試験時間が足りないと感じる受験生が多いです。
    • 一般知能分野では、現代文英文数的判断推理・資料解釈などが出題されます。
    • 一般知識分野では、時事(5問)、情報(1問)が出題されます。

    重要ポイント
    • 2024年の試験制度改正により、「時事」が5問出題されるなど、時事の重要性が高くなりました。
    • 足切り点(一発不合格)は「得点率が30%未満」であり「8点以下」です。
    • 人事院発表の2024年基礎能力(教養)試験の平均点は「18.79点」で「得点率62.7%」です。
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    [国家一般職]筆記試験での専門科目

    次は、専門科目です。16科目から自由に8科目を選択することができます。何を選択するのかは、在籍する学部や、科目の得意・不得意をもとに選ぶ受験生が多いです。また、予備校を利用している人は、予備校のカリキュラムをもとに選択する受験生が多いです。

    ※この表は「大卒の行政職」の専門科目となります。

    • 専門試験では、16科目から「8科目」を、自由選択し「40問」を解答します。
    • 試験時間は「3時間」で、解答時間にはかなり余裕があります。
    • ミクロ・マクロ経済学や、民法を苦手とする受験生がとても多いです。
    • 学習コスパ高い科目(短時間で高得点を期待できる)と低い科目があります。

     

    多くの受験生が選択する専門科目は?

     憲法、行政法、民法①、民法②、ミクロ経済学・マクロ経済学

    多くの受験生が選択するのが上記6科目です。いろんな公務員試験を併願するために併用度が高い科目です。

    しかし、国家一般職の専門科目は、科目によって「難易度」や「学習コスパ」にバラつきがあります。学習コスパの良い選択科目については、後ほど解説します。

    オススメ記事
    • 超コスパの良い選択科目(工事中)

     

    [国家一般職]筆記試験での一般論文試験

    次は、筆記試験で課される「一般論文試験」の解説です。一般論文試験は「筆記試験日」に実施されます。詳しくみていきましょう。
    • 一般論文試験試験時間は「60分」です。
    • 字数規定はありませんが、合格者の多くは「700~1000字程度」で記載しています。
    • 資料をもとに、小問①と小問②について述べる「資料読み取り型」です。
    • 採点は「6点満点」です。
    • 2点以下」を取った場合は、他の科目の点数に関わらず一発で「足きり不合格

     

    足切りになる受験生の割合は?

    公務員のライトのアンケート調査結果「得点分布の推定割合によると、以下のことが分かりました。

    • 最高点6点を取るのは全体の約4%程度です。
    • 64.6%と多くの受験生が4点を取っている。
    • 人事院発表の2024年度の平均点は「4.07点」です。
    • 2点以下で「足切り一発不合格」となってしまった受験生は「全体の約8%程度です。

     

    主な足切りの原因は?

    公務員試験のライトのアンケート調査によると、足切りの原因として、以下のものが挙げられます。

    • 問い」や「問題文」の指示に従ってない。
    •  与えられた「資料」を無視している。
    •  「文字数」が極端に少ない。
    •  記述内容が過激な主張であったり、著しくバランスを欠いている。
    私はこれまで3,000人を超える受験生を指導してきましたが、論文で足切りとなってしまう人が多いです。

    もし、足切りとなれば、その後にせっかく頂いた内々定がムダになってしまいます。ですので、この場を借りて私はうるさく論文の重要性について語りたいです!

    重要なことは、難しい知識ハイレベルな論述ではなく、あくまで問いに対して、与えられた資料をもとに、自分の意見を適切に述べることができれば、まず4点はもらえると断言できます。

     

    実際の過去問のテーマは

     

    実際の問題表紙は?

    実際の記載用紙は?

    • 答案用紙は「A3両面」です。
    • 答案用紙は、「32文字×28行」です。
    • えんぴつ、シャープペンシルを使用します。
     公務員のライトでは、国家一般職の「論文答案用紙(A3)」を無料で配布しています。下記、LINE公式より自動ダウンロードできます。ぜひ、本番環境での答練にご活用ください!

     

    [国家一般職]人事院面接について

    ここからは、人事院面接 官庁訪問(採用面接)、を解説していきます。まずは「人事院面接」について解説します。
    • 面接官:3人人事院職員 + 各省庁の採用担当者
    • 面接時間:15分程度
    • 基本的に面接カードに沿った質問で、部分的に深堀りされる
    • 評価はA、B、C、D、Eの5段階評価
    • 一般的評価はC評価目標はB評価以上

     

    [2024年]国家一般職人事院面接の評価分布推計値

    公務員のライト面接評価アンケート調査結果をもとに作成した、2024年最新の評価分布割合です。毎年実施しており、かなり高精度です。

    評価分布割合をみてみると、「C評価」の受験生が一番多く、次に[B評価]の受験生が多いです。

    D評価]は筆記試験でかなりの高得点を取らなければ最終合格は難しく、[E評価]は一発不合格でとなってしまうので注意が必要です。

     

    人事院の発表によると、2024年の評価点数は以下の通りです。

    • A評価 ➡ 187点
    • B評価 ➡ 146点
    • C評価 ➡ 101点
    • D評価 ➡ 54点
    • E評価 ➡ 一発不合格

     

    実際の人事院面接では何を聞かれるのか?(最新)

    【面接試験概要】

    • 待ち時間は何していましたか?
    • 志望動機を教えてください。
    • 〇〇ってどんなところですか?(志望動機の深堀)
    • ゼミの中でどうやって課題解決したのですか?
    • この面接カードにあるミクロ視点って何ですか?
    • その時に周りに対してどう振る舞いましたか?

     国家一般職の人事院面接は、面接カードに書いた内容について深堀りされていくことが多いです。民間の就職活動における面接試験とは大きく雰囲気等が異なります。

     

    実際の面接カードは?

     人事院面接時に使用する国家一般職の面接カードは、他の試験の面接カードと比較すると、記載できる文字数が少ないです。なお、面接カードは、二次試験日(人事院面接日)に提出します。

    面接カード」の書き方や、「実際にされる質問」は別ページで解説してますので、こちらを要チェック!
    「面接カード」の書き方・コツはこちら!
    「実際の質問」が知りたい方はこちら!

     

    [国家一般職]官庁訪問(採用面接)について

    最後に、「官庁訪問」について解説します。

    • 官庁訪問とは、志望する各官庁や出先機関を訪問し、業務説明採用面接を受けることをいいます。
    • 官庁訪問期間に、志望する機関を自分で予約します。
    • そこで評価されると、暗に「内々定」であることを示唆されます。示唆の方法は、機関によって様々です。
    • 官庁訪問での実施される内容は機関ごとに異なり、個別面接1回の場合もあれば、面接が複数回あったり、集団討論や集団面接があったりなど様々です。
    • 仮に、官庁訪問で「内々定」をもらったとしても…、最終合格を取らなければ全ては水の泡」となってしまいます。

    なぜ、「内定」ではなく「内々定」なのかというと…

    一般的に、官庁訪問は最終合格発表の前に行われます。そして、官庁訪問での採用担当者が、この人を採用したいと考えたときには、こっそりと「ウチに来ない?」といった趣旨を示唆します。これが「内々定」です。

    しかし、内々定をもらっても、論文で足切りだったり、人事院面接で不合格になってしまう人もいます…

    ですので、「あなたが最終合格をもらうことができたらウチに来てください」といったように「条件付きの内定」ですので、「内々定」と呼ばれます。

     

    官庁訪問」については、こちらを要チェック!
    ▼「官庁訪問」で「内々定」を確実に取る方法はこちら!(工事中)

     

    「官庁訪問」のスケジュールは?

    ※こちらは2024年度の官庁訪問のスケジュール表になります。

    • 筆記試験の合格発表日に、興味のある機関の官庁訪問を予約します
    • 予約方法は、各機関によって異なっており、インターネット予約や電話予約など様々です。
    • 予約枠がすぐに満枠となってしまう人気官庁もあるため、あらかじめ志望官庁の予約方法を確認しておき、筆記試験合格を確認したら「すぐに予約する」ことが重要です。
    • 日程が選べる場合はできるだけ早い日を選択する!
    • 官庁訪問の期間中はいくつ訪問してもOKなので、興味がある機関はできるだけ回ってみることが重要です。

     

    [2024年最新]官庁訪問の予約個数アンケート調査結果(公務員のライト)

    公務員のライトが、2920名を対象としたアンケート調査結果では、1か所だけ予約した人が25.9%、2か所予約した人が41.7%、3か所予約した人が22.3%、4か所以上予約した人が10.2%であり、2か所予約した人が41.7%と全受験生のなかで一番多い割合でした。

     

    「官庁訪問」の最終目標は「内々定」の獲得!

    最終合格をしても就職先が決まってなければ意味がないので、「官庁訪問」は一番重要です!毎年毎年、官庁訪問対策が遅れてしまう人がいるので、本当に気をつけてください。
    公務員のライトの官庁訪問対策

     官庁訪問では、「業務説明」「職員との面談」「個別面接」「集団面接」などが行われます。

     ここで、公務員のライトは、日本全国の合格者から数多くの情報を受けており、日本一と言っても過言ではないほど、膨大な官庁訪問情報を保有し、これらの情報を徹底分析をしています。

     また、官庁訪問期間中には、その日の内々定取得状況や各機関の実施情報を共有する「官庁訪問YouTubeライブ」を行っています。2023年のライブでは、国家一般職受験生のおよそ半数の方が参加されています。

     試験はあくまでライバル受験生との競争であり、時として「情報戦」になります。皆さんも、是非、公務員のライトのコンテンツを活用してみてください。

     

    「国家一般職」の配点について

    • 専門択一の配点が、4/9で最も高いです。ですので、確実な合格のためには、配点が高い「専門試験」の対策が重要です。
    • 国家一般職試験は面接などの人物試験より、筆記試験が重要です。つまり多くの場合、筆記試験で合否のほとんどが決まってしまいます。
    • 一般論文の配点は、1/9と低いです。つまり、手堅く守ることが重要です。
    • 一般論文試験は、筆記試験で実施されますが、二次試験で評価されます。つまり、筆記試験を合格しても、二次試験で不合格となってしまうケースがあるため注意が必要です。
    • 国家一般職試験では、最終合格時の席次(合格順位)官庁訪問に影響しません。これを誤って理解している予備校の講師がたくさんいますので、注意してください。

     

    「国家一般職」の倍率・合格得点率・ボーダーライン

    ●2024年 国家一般職【行政職】の倍率(各ブロック別)

    • 国家一般職「行政職」試験は、全国を9ブロックに分けた受験地ごとに行われます。試験問題は同じですが、ブロックごとで筆記試験の倍率・ボーダーが異なっています。
    • 最終倍率で2倍を下回っているブロックは、北海道東北中国です。

     

    ● 国家一般職【行政職】の筆記試験倍率の推移(各ブロック平均)

    • 国家一般職「行政職」の筆記試験の倍率は、毎年、最低倍率を更新しています。
    • 2024年(令和6年)も1.6倍であり、かなりの「低倍率」です。
    • 国家一般職を目指す方には、今が大きなチャンスです!

     

    ● 国家一般職【行政職】の最終倍率の推移(各ブロック平均)

    • 一般的な受験生の筆記対策期間は「1年間前後」の方が多い一方で、「6ヵ月間」や「3ヵ月間」といった短期集中対策最終合格された方もたくさんいらっしゃいます。

    冒頭でも述べましたが、国家公務員試験は、「筆記試験が難関」といったイメージを持たれている方がとても多いと思います。確かに以前は、「筆記倍率10倍」の時期もありました。しかし現在は、「筆記倍率が1.6倍」と、かなりの「低倍率」状態です。つまり、短期集中型の対策で、多くの人が合格しやすい試験へと変化しています

    公務員のライトでは、国家一般職試験を短期間で合格するための、メソッドやカリキュラムを準備して、受験生を応援しています。

     

     

     国家一般職のオススメ参考書

    国家一般職に受かるなら買っておきたい重要な参考書をいくつか紹介していきます。

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