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【国家公務員の専門科目まとめ】試験ごとキレイに一覧でまとめてみた!国家一般職・総合職、国税・労基の重要科目を徹底解説!

    国家公務員の専門科目一覧
    難易度や重要度、コスパを紹介!

    国家公務員といってもいろいろ種類がありますが、

    今回は、「国家総合職」「国家一般職」「国税専門官」「労働基準監督官」の4つについて(行政職と土木職)それぞれ紹介していきます!

    国家公務員の試験は筆記試験重視
    とくに専門試験重視ですから、みなさん要チェックですよ!

     

    効率よく勉強するために、まずは出題科目と難易度を把握しておきましょう!

     

     

    目次

    【国家総合職の専門試験(大卒)】出題科目の内訳

    国家総合職の専門試験についていろいろ区分がありますが

    今回はおもに4つの区分(大卒)を紹介します!

    ※大卒と院卒で若干違うので注意!

     

    国家総合職(大卒)の専門試験:「政治・国際」区分の出題科目まとめ

    政治・国際区分は名前の通り、政治学・国際関係が中心の試験区分となっています。

     

    【国家総合職・大卒】政治・国際区分の専門択一

    政治学・国際関係・憲法この3科目だけで25点分もあり、ここが必須解答となっております。
    国際事情が3問、国際法が5問あるのも特徴的です。

     

    【国家総合職・大卒】政治・国際区分の専門記述

    専門記述の試験は、6科目から3科目を選んで解答するタイプです。
    記述試験の重要度はかなり高いのできちんと対策していきたいですね!

     

     

    国家総合職(大卒)の専門試験:「法律」区分の出題科目まとめ

    法律区分は名前の通り、憲法・民法・行政法などの法律が中心の試験区分となっています。

     

    【国家総合職・大卒】法律区分の専門択一

    憲法・民法・行政法この3科目だけで31点分もあり、ここが必須解答となっております。
    択一の試験科目は大卒と同じなのですが、院卒の方が記述がかなり受けやすくなっていますね!

     

    【国家総合職・大卒】法律区分の専門記述

    専門記述の試験は、5科目から3科目を選んで解答するタイプです。
    記述試験の重要度はかなり高いのできちんと対策していきたいですね!

     

     

    国家総合職(大卒)の専門試験:「経済」区分の出題科目まとめ

    経済区分は名前の通り、経済理論・財政学・経済事情などの経済が中心の試験区分となっています。

     

    【国家総合職・大卒】経済区分の専門択一

    経済系の主要科目だけで31点分もあり、ここが必須解答となっております。
    択一の試験科目は大卒と同じなのですが、院卒の方が記述がかなり受けやすくなっていますね!

     

    【国家総合職・大卒】経済区分の専門記述

    専門記述の試験は、4科目から3科目を選んで解答するタイプです。
    記述試験の重要度はかなり高いのできちんと対策していきたいですね!

     

    国家総合職(大卒・院卒)の専門試験:「工学」区分の出題科目まとめ

    国家総合職の捨て科目を攻略しよう!専門試験多肢式1

    工学区分は主に電気電子情報、機械、土木、建築…等の物理系の科目を勉強している人が受ける区分となります。
    大卒と院卒で内容は同じです。

     

    【国家総合職・大卒+院卒】工学区分の専門択一

    専門試験択一式も特徴的で、40問中20問が工学の基礎(物理と数学)で必須問題、

    残りの20問は、29科目の中から4科目(基本1科目5問)選んで解答するのですが、土木区分の受験生にオススメなのは以下の4科目です。

    [土木の科目]

    • 構造力学(土木)・土木材料・土木施工 [5問]
    • 土質力学・水理学 [5問]
    • 環境工学(土木)・衛生工学 [5問]
    • 土木計画 [5問]

    工学の基礎20問とこの4科目で20問、合計40問を解く仕組みとなっています。

     

    【国家総合職・大卒+院卒】工学区分の専門記述

    次は専門試験(記述式)の紹介をします!
    この試験も特徴的で、29科目中1科目または2科目を選んで全問解答する仕組みとなってるんですね!

    建築設計or都市設計を選択する場合のみどちらか1科目のみ解答すればOKですが、土木等の受験生の場合は、普通に2科目を選択して全問解答するのが一般的です!

    私の経験(独断と偏見)で決めた土木区分におすすめな2科目を紹介します!(※ハード系とは計算系のガツガツした科目、ソフト系とは暗記系の科目とそんなイメージです。)

    [オススメ科目]

    [ハード系の科目]

    • 構造力学(土木)
    • 水理学(土木)
    • 土質力学(土木)

    [ソフト系の科目]

    • 土木計画A(都市計画・まちづくり)
    • 土木計画B(河川工学)
    • 土木計画C(海岸工学)
    • 環境工学(土木)
    • 衛生工学

    ハード系の科目1つとソフト系の科目1つ、もしくはハード系の科目2つを解答すればOKです!

    ※ソフト系の科目を2つ選択することはできません。

     

    総合職の問題は非常に難しいです
    総合職に合格したいなら狙い撃ちして勉強しなきゃいけないですね。
    ちなみに私は、構造力学(土木)土木計画B(河川工学)を選択しました!

    河川工学の私の解答を公開(あっている保証はない)

     

     

    【国家総合職の専門試験(院卒)】出題科目の内訳

    国家総合職の専門試験についていろいろ区分がありますが

    今回はおもに3つの区分(院卒)を紹介します!

    ※大卒と院卒で若干違うので注意!
    ※工学区分は大卒院卒共通なので先ほど紹介した大卒のページを参考にしてください。

     

    国家総合職(院卒)の専門試験:「政治・国際」区分の出題科目まとめ

    政治・国際区分は名前の通り、政治学・国際関係が中心の試験区分となっています。

     

    【国家総合職・院卒】政治・国際区分の専門択一

    政治学・国際関係・憲法この3科目だけで25点分もあり、ここが必須解答となっております。

    択一の試験科目は大卒と同じなのですが、院卒の方が記述がかなり受けやすくなっていますね!

     

    【国家総合職・院卒】政治・国際区分の専門記述

    大卒は6科目から3科目を選んで解答するのに対し、院卒は14科目から3科目を選べますからね。
    院卒が優遇されているのは事実です。

     

    国家総合職(院卒)の専門試験:「法律」区分の出題科目まとめ

    法律区分は名前の通り、憲法・民法・行政法などの法律が中心の試験区分となっています。

     

    【国家総合職・院卒】法律区分の専門択一

    憲法・民法・行政法この3科目だけで31点分もあり、ここが必須解答となっております。

    択一の試験科目は大卒と同じなのですが、院卒の方が記述がかなり受けやすくなっていますね!

     

    【国家総合職・院卒】法律区分の専門記述

    法律区分も大卒は5科目から3科目を選んで解答するのに対し、院卒は14科目から3科目を選べますからね。

    院卒が優遇されているのは事実です。

     

    国家総合職(院卒)の専門試験:「経済」区分の出題科目まとめ

    経済区分は名前の通り、経済理論・財政学・経済事情などの経済が中心の試験区分となっています。

    【国家総合職・院卒】経済区分の専門択一

    経済系の主要科目だけで31点分もあり、ここが必須解答となっております。

    択一の試験科目は大卒と同じなのですが、院卒の方が記述がかなり受けやすくなっていますね!

     

    【国家総合職・院卒】経済区分の専門記述

    経済区分も大卒は4科目から3科目を選んで解答するのに対し、院卒は14科目から3科目を選べますからね。

    院卒が優遇されているのは事実です。

     

     

    【国家一般職の専門試験】
    出題科目の内訳・オススメ・難易度・コスパ・併用度を紹介!

    オススメ科目+難易度+コスパ・併用度を細かく解説!

    国家一般職の専門試験も択一式と記述式があるので、それぞれ紹介していきます!
    とは言っても記述式というのは論文のことです!

    今回は行政区分と土木区分について紹介します!

     

    国家一般職の専門試験:「行政」区分の出題科目まとめ

    こちらの表は国家一般職(大卒)、行政職の専門択一の出題科目をまとめたものです。
    ※この「オススメ」「難易度」「併用度」はあくまで個人的な独断と偏見で評価したものです。
    たくさんの受験生の意見を聞いてこのようにまとめられました!

     

    【国家一般職・大卒】行政区分の専門択一

    国家一般職の専門試験は16科目(各5問ずつ)の中から8科目(40題)を選んで解答するタイプです!
    皆さんも勉強する科目はある程度決まっているとは思いますが、8個は自由に選択できます!
    英語が得意な方は英語基礎を選んでも良いですし、マクロ経済学が嫌いなら他でカバーするのもアリです!

     

    【国家一般職・大卒】行政区分のオススメ専門科目

    一般的に絶対やるべきなのはこの6科目ですね!

    重要度<高>
    • 憲法
    • 行政法
    • 民法Ⅰ
    • 民法Ⅱ
    • ミクロ経済学
    • マクロ経済学

    これから勉強する方は参考にしてみて下さい!

    この6科目に+2科目(多いのが政治学・経営学・国際関係・社会学の中から2個)を自分で選択して解く方が多いです。

    →【独学用】オススメ参考書+勉強方法はこちら

     

    【国家一般職・大卒】行政区分の論文試験

    また、これらの専門科目に加えて論文試験が1題出題されます。
    1/9と配点比率はかなり低いですけどね!

    ちなみに実際の2019年度の一般論文試験はこんなテーマでした!

    【2019年度の論文テーマ】

    我が国は,「日本再興戦略2016」において,キャッシュレス*決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。さらに,2017 年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては,KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として,2027 年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。
    * キャッシュレス:物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態
    このような状況に関して,以下の図①,②を参考にしながら,次の(l),(2)の問いに答えなさい。
    (1) キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で,我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について,あなたの考えを述べなさい。
    (2) (1)に照らして,キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい

     

    意外に小論文で一発足切りアウトになってしまう方が多いです!
    小論文の対策方法や書き方・コツが知りたい方は↓のページを見てみて下さい!
    小論文の書き方・コツ

     

    国家一般職の専門試験:「土木」区分の出題科目まとめ

    国家一般職の捨て科目を攻略しよう!専門試験多肢式1

    こちらの表は国家一般職(大卒)、土木職の専門択一の出題科目をまとめたものです。
    ※年度ごとに多少、出題数に差があったりします。

     

    【国家一般職・大卒】土木区分の専門択一

    国家一般職の土木区分の専門択一試験は、工学の基礎が20問、土木系の科目が20問で合わせて40問を解答するというタイプです。

    地方上級試験に比べて、工学の基礎(物理や数学)の出題数が多いです!
    (地方は2~10問、国家一般職は20問)

    この40問でどれだけ点がとれるか、というのが重要なので勉強頑張っていきたいですね!

     

    【国家一般職・大卒】土木区分の専門記述

    次は専門試験記述式について紹介します!
    記述式といっても、計算や暗記問題ではなく論作文形式の問題が出題されます!

    実際に見たほうが早いと思いますので、H29年の問題を載せておきますね!

    H29記述式(土木)】

    (1) A市は現在「災害に強いまちづくり」を方針として掲げ、今後、中長期的なスパンでインフラの整備を行っていく。
    A市において、あなたが行政に携わる土木技術者として防災・減災により水害から守るべきであると考えられるものを自由に述べよ。
    (2) 今後A市が「災害に強いまちづくり」を実現していく中で、(1)で挙げたものを守るために有効であると考える対策について、我が国の行政に携わる土木技術者の観点からあなたの考えを自由に述べよ。
    なお、必要に応じて以下のキーワードを用いてもよい
    [ キーワード: ネットワーク、土地利用計画、ソフト対策、ICT、資産価値 ]

     

    土木の受験生は自分が全力でサポートしてます(^^)

    【3力】

    【その他】

    【工学の基礎(更新中)】

    【過去問】

     

     

    【国税専門官の専門試験】
    出題科目の内訳・オススメ・難易度・コスパ・併用度を紹介!

    オススメ科目+難易度+コスパ・併用度を細かく解説!

    ※1:国税が第一志望の方はこの会計学で点を稼ぐとほかの受験生を出し抜けます!併願で受ける人はオススメ度[並]。
    ※2:民法は併用度◎、商法はコスパ・併用度✕です。

    この「オススメ」「難易度」「コスパ・併用度」はあくまで個人的な独断と偏見で評価したものです。たくさんの受験生の意見を聞いてこのようにまとめられました!

     

    【国税専門官・大卒】の専門択一

    国税専門官の専門試験は民法・商法・会計学の16問が必須解答となっており、残りの9科目(各6問ずつ)の中から4科目(計24問)を選んで解答するタイプです!

    9科目といっても基本的には併願先のことなども考えると5科目に絞れてしまうため、5科目から4科目を選んで解答するようなものです。

     

    【国税専門官・大卒】の専門択一のオススメ科目

    絶対やるべき科目をまとめるとこのようになります!

    重要度<高>
    • 民法Ⅰ・Ⅱ
    • 憲法
    • 行政法
    • ミクロ・マクロ経済学
    • 財政学
    • 経営学
    • 政治学・社会学・社会事情

    ※国税が第一志望の人は「会計学」も

    経営学や政治学・社会学は国家一般職などの併願先との兼ね合いも十分考慮してから勉強するかどうか決めていきましょう!

    また、注1でも書きましたが、国税が第一志望の方は「会計学」で点を稼ぐとほかの受験生を出し抜けますので、本気で志望する方はおさえておきましょう!

    →【独学用】オススメ参考書+勉強方法はこちら

     

    【国税専門官・大卒】の専門記述

    これらの専門科目に加え、専門試験記述式が課されています!

    【専門試験記述式】

    • 憲法
    • 民法
    • 会計学
    • 経済学
    • 社会学

    上記の科目から1科目を選んで解答します。

    受験生にアンケートを取ったところ、一番人気だったのは”憲法”でした
    裁判所事務官との併用ができるといった魅力もありますし、論文形式なので書きやすいといいたメリットがありますよね!

     

    ちなみに2019年度の問題はコレです!

    [2019年:憲法(記述)]

    学問の自由の趣旨・内容及び大学の自治について,判例も踏まえながら,論じなさい。

    最終合否にこの専門試験記述式の出来もそこそこ大きな影響を及ぼしますから、第一志望の方はきちんと対策していきましょう!

    「憲法」「会計学」「経済学」この3つのどれかを選ぶ人が多いです。
    専門試験記述というのは、重要度がかなり低い試験になるので、素直に自分が一番得意な科目を選んでみて下さい(^^)

     

     

    【労働基準監督官の専門試験】
    出題科目の内訳・オススメ・難易度・コスパ・併用度を紹介!

    オススメ科目+難易度+コスパ・併用度を細かく解説!

    労働基準監督官の専門試験も択一式と記述式があるので、それぞれ紹介していきます!

    今回はA(法文系)区分とB(理工系)区分について紹介します!

     

    労働基準監督官の専門試験:「A(法文系)」区分の出題科目まとめ


    この「オススメ」「難易度」「コスパ・併用度」はあくまで個人的な独断と偏見で評価したものです。
    たくさんの受験生の意見を聞いてこのようにまとめられました!

     

    【労働基準監督官・大卒】A(法文系)区分の専門択一

    労働基準監督官の専門試験は専門性の高い労働法・労働事情の12問が必須解答となっており、残りの7科目36問の中から28問を選んで解答するタイプです!

    国家一般職や国税専門官とは違って選択科目は科目ごとではなく問題自体を28問選べるシステムになってます。

     

    【労働基準監督官・大卒】A(法文系)区分の専門択一オススメ科目

    労基になりたいなら絶対やるべき科目をまとめるとこのようになります!

    重要度<高>
    • 労働法
    • 労働事情
    • 憲法
    • 行政法
    • 民法Ⅰ・Ⅱ
    • ミクロ・マクロ経済学
    • 労働経済・社会保障

    ※労基が第一志望の人は「労働経済白書」や「厚生労働白書」も読んでおくとほかの受験生を出し抜けます。(範囲が被るので時事の勉強も大事)

    やはり専門職の試験だけあって労働分野からの出題が多いです!
    本気で目指す人は労働分野の勉強はきちんとやっておきましょう!

    労働分野については面接で聞かれることもありますので、白書やニュースは要チェックですね!

     

    【労働基準監督官・大卒】A(法文系)区分の専門記述

    これらの専門科目に加え、専門試験記述式が課されています!

    労働法から1問、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)から1問、計2問を解答するタイプですね!
    記述式なので、実際に文章を書いていきます。

     

    この専門記述の配点ウエイトが2/7とそこそこ高いので要注意です!

    まぁ択一の勉強と範囲自体は被っているので、労基が第一志望なら労働法や労働事情には詳しくなっておきたいところです。

     

    労働基準監督官の専門試験:「B(理工系)」区分の出題科目まとめ

    労基の専門科目B※1:選択科目は工学に関する専門基礎(機械系、電気系、土木系、建築系、衛生・環境系、応用化学系、応用数学系、応用物理系などの工学系の専門工学に関する基礎分野)から3~5科目出題し、うち1科目を選択。

     

    【労働基準監督官・大卒】B(理工系)区分の専門択一

    労働基準監督官B(理工系)は理系の方を狙っているだけあって労働関係の問題は少なめです。
    ⇒労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)と呼ばれる労働関係の時事や労働安全衛生の問題が8問あるだけで、あとは数学・物理・化学から38問⇒32問を選んで解答するタイプです!

     

    【労働基準監督官・大卒】B(理工系)区分の専門択一のオススメ科目

    労基になりたいなら絶対やるべき科目をまとめるとこのようになります!

    重要度<高>
    • 労働関係の時事
    • 数学
    • 物理

    ※労基が第一志望の人は「労働経済白書」や「厚生労働白書」も読んでおくとほかの受験生を出し抜けます。

    国家一般職や地方上級試験でも数学や物理といった工学の基礎の知識は活かすことができてかなりコスパがいいです。

    化学は8問出題されますが、難易度が低いものも目立つので、教養試験の化学対策だけやっておいた方がいいかもしれません。
    それだけで拾える問題もあるので、ノー勉よりはマシだと思います!

     

    【労働基準監督官・大卒】B(理工系)区分の専門記述

    【専門試験記述式】

    • 【必須解答1題】
      ・工業事情
    • 【選択解答1題】
      ・労働事情
      ・力学
      ・電気
      ・化学
      ・数学

    専門試験記述式は工業事情と呼ばれる労働に関する時事問題といったイメージの問題が1問必須解答となっていて、残りは力学や電気など、工学に関する専門基礎3科目~5科目の中から1題選択して解答する試験となってます。

     

    【労働基準監督官・大卒】B(理工系)区分の記述科目選択について

    工業事情はニュースを見ていれば解ける問題が多いです!

    また、選択の方は力学(物理)がオススメですね。
    (※自分が得意なものを選んでください)

    物理は理系公務員の基礎ということで、いろいろなところで知識が併用できますから、重要度・コスパ・併用度すべて高い科目と言えます。

     

    また、注の1にも書きましたが、労基が第一志望の人は「労働経済白書」「厚生労働白書」も読んでおくと良いでしょう。

    あと労基になりたいなら労働関係の時事・ニュースはチェックしておいた方がいいと思います!
    専門試験記述式の対策だけでなく、面接対策にもなりますからね!

     

    じつはコレ”極秘の情報”なのですが、
    専門試験記述式の物理(力学)の問題は
    「名門の森物理↓」という参考書からそのまま出題されているケースも多いです。
    どうしても落ちたくない人だけ買って下さい。

    名問の森物理 力学・熱・波動1 3訂版/河合出版/浜島清利

     

     

    【国家公務員の専門試験】配点が高すぎる

    国家公務員の試験は、基本的に「教養」「専門択一」「専門記述(小論文)」「面接」この4つで構成されていますが、どの試験も専門試験の配点が高いです!

    ココで点が稼げると合格に大きく近づきますが、逆にできないと合格できる可能性が一気に下がってしまうと思います。

    例えば、国家一般職なんかは全体の評価の約78%が筆記試験の点数で決まり、そのうち専門択一だけで約44%も配点があります!

     

    勉強の出来が合否に直結するといってもいいくらい筆記試験の点数が重要になってきます!
    ※ただ、国家専門職の試験では、面接試験の重要度が極めて高いです。ここは勘違いしないように!

    総合職・一般職、国税、労基の配点について徹底解説してるページがあるのでこちらをみていただければかと思います↓

    →配点把握は超重要!配点が高すぎてビックリ!

     

     

    国家公務員の専門科目で重要度が高いのは?【まとめ】

    どの試験でも出題数が多い科目は重要度が高いと言えますよね!
    また、1つの試験を単願する方は、その試験科目で出題数が多い科目が重要度が高いということになると思います。

    要はその人ごとに科目の重要度が異なるわけですが、一般的に見てコスパが良かったり併用度が高かったりする科目を重要度が高いと考えて、これをまとめて紹介したいと思います。

     

    文系と理系あるのでそれぞれはなしていこうと思います!

     

    【国家公務員】重要度が高い専門科目まとめ『文系』

    文系の方がとりあえずやっておけと言われる科目は決まっています!
    どの講師に聞いてもだいたい同じようなことを言うと思いますのでそれを紹介していきます!

    重要度<高>
    • 憲法
    • 行政法
    • 民法Ⅰ
    • 民法Ⅱ
    • ミクロ経済学
    • マクロ経済学

    行政職の公務員になりたいならこの6科目は絶対勉強しましょう!

    あとは自分の併願先、地上や国税・労基などに応じて+αを自分で選択すること。
    例えば国家一般職と国税なら上記の6つに加えて、財政学や経営学、政治学、社会学、会計学を勉強しようといった具合に。

     

    ちなみに上記の6科目だけで国家一般職で30問、国税で16問、労基で26問おさえることができます!

    →【独学用】オススメ参考書+勉強方法はこちら

     

    【国家公務員】重要度が高い専門科目まとめ『理系』

    国家公務員になるにあたってやはり工学の基礎の重要度がかなり高いと言えます。

    工学の基礎をきちんと勉強していれば、国家公務員のどの試験でも武器になりますよね!
    総合職でも一般職でもそれぞれ40問中20問、労基でも30問(数学+物理)出題されますし、地方上級の試験でも10問出題があります。

     

    そして、工学の基礎に加え、受験先の専門科目、土木系なら土木、労基なら労働関係の勉強をきちんとする必要がありますね!

    工学の基礎+受験先の重要科目この2つを武器にできるように勉強していきましょう!

    ※おすすめな選択科目はあくまでゼロからスタートしている私の主観に基づくものなので、大学の専攻科目や得意な科目がある場合はもちろんそちらを選択してください。

     

    大事なことが1個あるから言っておきますが、
    国家公務員の専門試験は試験時間が長めに設定されています!

    総合職では4時間(行政以外は3時間30分)、一般職では3時間とかなりながいですよね。
    これはしっかりと勉強しているかどうかを見極めるためです。
    きちんと勉強していれば高得点が狙える仕組みになっているので、これから勉強を頑張っていきましょう!

     

     

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