一緒にいい面接カードを作ろう!
面接カードの悩みを全部解決!
さて今回は国家一般職の2次の人物試験の際に使用する面接カードについて詳しく紹介していきたいと思います。
まぁいきなり面接カードといわれてもわけがわかりませんよね。
初心者の方や正解がわからない人に向けて
このページだけで面接カードの概要からポイント・書き方、文章構成、記入例…など、
面接カードに関する気になることをすべて紹介しちゃおうと思います!
▼「市役所」の面接カード
▼「特別区」の面接カード
★「国家一般職」の面接カード
▼「国家総合職」の面接カード
▼「労基」の面接カード
▼「国税専門官」の面接カード
今回は「国家一般職編」です!
まず以下の2つの基礎ページを見ておくと、良い面接カードが作れるようになると思います!
では参りましょう!
国家一般職の面接カードはコレ!

これが国家一般職の面接カードとなります。
皆さんはこの面接カードを2次面接までに仕上げて、2次試験の日に面接官に提出します。
面接官はこの面接カードを2次面接の参考資料として、皆さんに色々質問を投げかけるということですね!
【国家一般職】面接カードの項目
国家一般職の面接カードはこの9段落構成となっています。
- 【プロフィール】
- 【専攻分野・得意分野】
- 【志望官庁】
- 【志望動機・受験動機】
- 【力を入れたor達成感があった経験】
①学業や職務において
②社会的活動や学生生活において
- 【関心事項(ニュースや時事等)】
- 【趣味特技】
- 【自己PR(長所や人柄等)】
面接カードの項目ごとに指定されている補足説明について紹介しておきますね!
【プロフィール】
名前や受験番号等、自分のプロフィールを書けばOKです!
- 【試験の区分】
⇒行政北海道地域(正式名称)、行政東北、行政関東甲信越、土木(正式名称)…等
(伝われば書き方は自由) - 【職歴】
⇒アルバイトは書かなくていい(なし)
これ以外は自分のプロフィールを書くだけなので、これ以上解説はしません。
学歴のチェックは忘れないように!
【専攻分野・得意分野】
出身学科でも得意科目でも、卒論やゼミの内容でもなんでも構いません。
多くの受験生は卒業研究のテーマ名や大学で学んでいることの概要を簡単に書いています。
【志望動機・受験動機】
補足説明なし [2行]
※志望官庁の志望動機ではなく、『国家公務員の志望動機』という点に注意が必要。
(ある程度抽象的でOK)
【志望官庁】
補足説明なし。[2行] 志望官庁を記入するだけです。(例 :労働局、法務局)
【これまでに取り組んだ活動や体験】
達成感があったと感じたり、力を入れてきたりした経験について、簡潔に記入してください。
- 学業や職務において [2行]
- 社会的活動や学生生活において [2行]
【関心事項】
最近関心を持った社会問題や出来事、日頃興味を持って取り組んでいることなど。[2行]
【趣味特技】
補足説明なし。[1行]
【自己PR】
長所や人柄について。[2行]
補足説明は以上です。
なんとなくイメージはつかめましたか?
【国家一般職】面接カードの特徴
- とにかく枠が小さい
- 書くことができる文字数が少ない
※国家一般職の人事院面接というのは、マッチングの面接ではありません!
⇒どちらかと言えば、「人柄重視」の面接というイメージです。


その中でも面接官へ与える印象を重視して、面接を成功に導きやすい面接カードを作っていこう!
次は面接カードを書くポイントについて解説していきますね!
【国家一般職】面接カード作る時に意識するポイント!
- 常に面接官の視点を大事にする!
- 具体的に書きすぎない!
- 文章構成を大事に!
- 文字は大きく!
- 項目ごとにしっかりとエピソードを用意する!
これから国家一般職の面接カードを作成する方に向けて、意識してほしいポイントをまとめましたので、それぞれ解説していきたいと思います!
国家一般職の面接カードポイント①:面接官の視点を大事に
常に面接官の視点を大事にしてください!
面接官は『今後、国家一般職の職員(国家公務員)として活躍してくれそうかな』って思って皆さんのことを見ています。
当然、そういった視点で面接カードもチェックします。
(面接官の中には各省庁の採用担当者が混じっています)
なので皆さんは面接カードの項目を埋める際、
『どういうことを書いたら面接官へ与える印象が良くなるんだろう』という部分を大事にしてみてほしいなと思います。

国家一般職の面接カードポイント②:具体的に書きすぎない!
面接カードで良い印象を与えるという考え方は非常に大事なのですが、
面接カードよりも面接本番の受け答えの方が重要度が高いのは当たり前の話ですよね!
そこで、意識したいのは『良い印象を与えつつ、具体と抽象をうまく使い分けて、面接官の方が突っ込みやすい面接カードを作ろう』ということです。
※面接カードで良い印象を与えることの方が大事なので、何でも抽象的にすればいいというわけではありません。

国家一般職の面接カードポイント③:文章構成を大事に!
言いたいことが伝わりやすい文章構成というのは存在しますから、面接カードの文章もうまくまとめていきたいですよね!
- 【抽象的な結論】
私は大学で「〇〇」の勉強に力をいれていました。 - 【具体的な説明】
~こういうゼミナールに所属し、毎日~こういうことに取り組んでいました。
先ほど、ポイント②で紹介した『抽象と具体を使い分ける』という基礎部分を意識するだけでも、まとまりがある文章が出来上がると思います。

文章構成については、あとで面接カードの項目ごとにまとめ方を紹介したいと思います!
国家一般職の面接カードポイント④:文字は大きく!
面接カードというのは、あくまでも面接の参考資料なので、言いたいことを事細かに書く必要はありません。
というよりは、ある一定の枠の中に自分の言いたいことをまとめる文章構成力や表現力も求められていると思ってください。
米粒みたいな字で書いてあったら、面接官も読む気が失せますよね…
国家一般職の面接カードの場合は1行35~40文字前後で書くことを意識してみて下さい。
国家一般職の面接カードポイント⑤:しっかりエピソードを用意!
公務員の面接はコンピテンシー評価型面接です。
そこで、面接官は面接カードで皆さんに『舞台』を求めています。
⇒これは『部活動』『アルバイト』『ボランティア活動』『サークル活動』等、自分が面接で話す予定の『ネタ』のことです。
エピソードの質問ポイント
そして、このネタに対して、面接官が突っ込みやすいポイントはある程度決まっています。
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
このような質問が本番で飛んできやすいので、逆に上記のような質問の答えを先に用意(自己分析)して、ポイントを面接カードにまとめていくといったやり方でも問題ありません。

【国家一般職の面接カード】書き方・コツを紹介!
もう一度、国家一般職の面接カードの項目を紹介しておきます!
今からこの項目ごとに書き方やコツ、記入例を紹介していきたいと思います!
【専攻分野】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
先ほども伝えた通り、ココは出身学科でも得意科目でも、卒論やゼミの内容でもなんでも構いません。
多くの受験生は卒業研究のテーマ名や大学で学んでいることの概要を簡単に書いています。
【専攻分野】のポイント
自分が面接本番で話しやすいネタについて、概要だけ簡単に書いておく!
以上です!
【専攻分野】の記入例
- 【専攻分野名+簡単な説明】
〇〇経済学です。~こういう研究をしています。 - 【専攻分野内容】
~について学んでいます。 - 【ゼミナール名】
国際関係を学べるゼミナールに所属しています。 - 【学部・学科名】
心理学。主に発達障害について学んでいます。 - 【研究名】
〇〇における~について(卒論テーマ名)
こんな感じでOKですが、個人的には「卒論や専攻分野名」+「簡単な説明」がオススメです。
【志望官庁】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
志望官庁も自由に書けばOKです!
なるべく素直に書いてみて下さい。
【志望官庁】のポイント
- 【一貫性は大事】
やりたいことに一貫性が無さすぎる官庁名を書いてしまうと、面接官から突っ込まれてしまいやすいです。 - 【志望度の嘘がばれて気まずくなることがある】
面接官の中には各省庁の採用担当者(説明会主催)が混じっています。
例えば、A局の官庁訪問で第一志望だと主張して内々定をもらうことができたとします。官庁訪問よりも人事院面接の方が後にあるので、A局の採用担当者が面接官になる可能性があります。
⇒ココで嘘をついて「志望官庁」の欄にA局が入ってないとお互い少し気まずい思いをすることになります。
要は素直に書くのが一番ということですね!
【志望官庁】の記入例
- 【2個(複数)】
法務局、労働局 - 【1個】
地方整備局
このように素直に書けばOKです!

【志望動機・受験動機】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
基本的には「国家公務員の志望動機」を書いていきます。
志望官庁オンリーとなる志望動機はできるだけ控えてください。
【志望動機・受験動機】のポイント
- 【ある程度抽象的でOK】
枠が小さいので、55~60文字程度でまとめなければいけません。そもそも国家公務員の志望動機ということで問いが超抽象的なので、面接カードに書く内容も抽象的で問題ありません。 - 【国家公務員の役割(根本)を意識して書く】
労働局、整備局、法務局…等、すべての官庁は官庁ごとに仕事内容が違いますが、国家公務員として国民のために働くという根本部分は共通しています。この根本部分を意識して志望動機を作ることで、やりたいことを話しつつ「国家公務員の志望動機」という問いに答えた文章が作れると思います。
まぁこれだけじゃわけわからないと思いますので、記入例を紹介しますね!
【志望動機・受験動機】の記入例
- 生活の基盤となる道路や河川の整備を通して国民が快適に生活できるようにサポートしていきたいと思ったので志望しました。
- 就職支援や雇用環境の整備を通して、労働者が安心・安全に働くことができる社会の実現に貢献したいと思い志望しました。
下線部が国家公務員の役割部分で、ココを抽象的に述べておくことで、いざめんどくさい質問がきたときにも対応しやすいと思います。
→私の理想は「国民が快適に生活できるように貢献すること」だから、国家公務員として活躍したい、希望の省庁以外でも活躍できるって繋げられますよね!

もちろん「説明会に参加して~に魅力を感じ~」「~(役割)ができる仕事内容に魅力を感じ~」とかでもOK!
【志望動機・受験動機】の注意点
根本部分を意識するとはいえ、ある程度は志望官庁を絞ってしまうことになります。
もし面接で、「他の官庁は興味ないの?」って聞かれたら、
「説明会に参加してみて〇〇局の仕事にも興味を感じております」などと答えておけば印象も全然悪くないです。
変に文章構成やポイント等を意識せずに、自分が国家一般職を受けた理由を素直に述べるのが一番だと思います。

抽象的で全然OKじゃから、自分の気持ちを素直に書くのがベストじゃぞ。
→結果として自分が喋りやすくなるからのぅ。ほっほ。
↓志望動機のコツについては別ページでも解説してます!
▼面接官のココロにささる志望動機の作り方!
【①学業や職務において】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
学業や職務において、達成感があったと感じたり、力を入れてきたりした経験について簡潔に記入してください。 [2行]
2行しかないので、素直に頑張っていたことを簡潔に述べればOKです!!
【①学業や職務において】のポイント
- 【ある程度抽象的でOK】
枠が小さいので、65~75文字程度でまとめなければいけません。頑張ったことや力を入れた経験について、状況が伝わればいいので、ある程度抽象的な表現でOKです!(概要のみでOK) - 【舞台を提示】
面接官は何か「舞台」を求めていますので、舞台は提示してあげるようにしましょう!
⇒研究室、ゼミ、留学、大学の講義…等 - 【自分が話しやすいネタ(舞台)を書く】
学業関係のことであればネタは何でもOKなので、自分が話しやすいネタで、かつ面接官への印象がよさそうなものを選んで書いていきましょう! - 【達成感について書く場合】
目標や目的(or困難)な点を意識して文章を作成
文章全体で「力を入れた経験」「達成感を感じた経験」という問いに答えればOKなので、自分が学業の面で本当に力を入れてきたことについて素直に書くのが一番です!
【①学業や職務において】の記入例
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
大学では〇〇を専攻しており、3年次に~こういう活動に取り組みました。
- 【具体的な説明】
地域の方と協力し、~こういうことを成し遂げました。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
~こういうテーマの研究に力を入れています。
- 【具体的な説明】
6人グループのリーダーとして、日々~こういう分析を行っています。
- 【結論】
〇〇ゼミでは~こういう分野の研究に力を入れています。 - 【話の切り替え(力を入れたor達成感)】
また、個人では今年の3月に(学会)発表を行い、~こういう賞をもらいました。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
留学生のお世話係として、チューター活動に取り組みました。 - 【具体的な説明】
日常生活の相談だけでなく、~こういうことも行っています。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
国際政治学のゼミでは、 - 【具体的な説明】
ゼミ生同士で〇〇について議論をしたり、~こういう活動をしたりと、多角的な視点から世界を理解できるよう力を入れて取り組んでいます。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
前職の営業活動にて、
- 【具体的な説明】
成績1位を取るために、①丁寧で素早い連絡、②笑顔で対応すること、この2つが特に重要だと考え、意識して取り組んでいました。
1行で完結させても良いですし、
2行に分けて、結論を述べてから、具体的な説明をしてもOKです!
【①学業や職務において】面接で話すとき
達成感があったと感じるためには、目標を高く持ち、その目標に向かってどんな壁があろうと試行錯誤して納得のいく結果を出す必要があります。
⇒面接カードに書くときには変に意識しなくてOKですが(文字数の関係で)、実際に面接で話すときには「目標・目的(or課題)」部分をうまく伝えてみて下さい!

「目標達成に向けて~こういう風に頑張っていた」と伝える方が説得力もまとまりもあっていいぞ。
⇒その後の自分の行動特性(課題や困難に対する工夫等)もアピールしやすくなるからのぅ。ほっほ。
【②社会的活動や学生生活において】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
社会的活動や学生生活において、達成感があったと感じたり、力を入れてきたりした経験について簡潔に記入してください。 [2行]
やっぱり国家公務員(国家一般職の職員)も組織で仕事をしますから、この辺りで『チームワーク力』や『社会性』などをアピールしておきたいところです!

【社会的活動や学生生活において】のポイント
- 【ある程度抽象的でOK】
枠が小さいので、65~75文字程度でまとめなければいけません。頑張ったことや力を入れた経験について、状況が伝わればいいので、ある程度抽象的な表現でOKです!(概要のみでOK) - 【舞台を提示】
面接官は何か「舞台」を求めていますので、舞台は提示してあげるようにしましょう!
⇒アルバイト、ボランティア、部活動、サークル…等 - 【自分が話しやすいネタ(舞台)を書く】
社会的活動や学生生活のことであればネタは何でもOKなので、自分が話しやすいネタで、かつ面接官への印象がよさそうなものを選んで書いていきましょう! - 【社会性をアピール】
せっかく社会的活動がアピールできるので、できればアルバイトやボランティア活動等、『異文化コミュニケーション力』がアピールできる話をネタとして書きたいところ。
同年代のかかわりや個人プレーのアピールではなく、年代も性別も違う方たちの中で、自分が貢献できたことや、活躍できたことをアピールできると印象がいいのかなと思います。
▼【ガクチカの作り方を徹底解説】そんなネタでいいの?

【②社会的活動や学生生活において】の記入例
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
~アルバイトを行っています。 - 【具体的な説明】
お客様は外国の方が多いので、初めはコミュニケーションを取るのが非常に大変でしたが、~こういう工夫をして頑張ってきました。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
〇〇ボランティアでは、地域の方と一緒に~こういうことを成し遂げました。 - 【具体的な説明(自分の役割)】
私は自分から積極的にコミュニケーションを取ることを心がけました
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
〇〇サークルの活動で、~こういう目標を達成したことです。 - 【具体的な説明】
こうこうこういう工夫を重ねることで、達成することができました。
- 【抽象的な結論(舞台提示)】
大学4年間、~こういうメンバーで、野球に打ち込んできました。 - 【具体的な説明】
全国大会出場に向けて~チーム一丸となって最後までやり遂げられたことに達成感を感じています。
こんな感じで、自分は本当に頑張ってきたことを素直に述べればOKです!

- 〇【アルバイト(力を入れたこと)】
飲食店のアルバイトを3年間続けていました。職場の皆さんの力になりたいと思い、一生懸命業務に励んだ結果、3年目からリーダーを任せていただき、リーダーとして新人の指導・教育に力を入れてきました。 - 〇【ボランティア活動(達成感)】
発達障害の子ども達と交流するボランティア活動をしています。子ども達一人ひとりとコミュニケーションをとることを心がけ、信頼関係を築くことができました! - 〇【サークル活動(達成感)】
野球サークルを立ち上げ、3年間運営してきました。責任を持って引退するまでチームをまとめられたことに達成感を感じました。
【②社会的活動や学生生活において】チーム活動を話す際
チームで1つ目標・目的達成に向けて取り組む。
その中で自分がどのように『貢献』することができたのかを意識してみて下さい!
きっと集団で何か物事に取り組む際は『自分の立ち位置』をきちんと把握して、目的達成に向けて『自分なりに工夫した点(貢献)』があるハズです。
⇒面接で話すときは立ち位置や工夫点も意識してみて下さい!

⇒これも変に意識する必要はありません。
【関心事項(ニュース・時事等)】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
最近関心を持った社会問題や出来事(1)、日頃興味を持って取り組んでいること(2)など。[2行]
上記の問いに答えられるのであれば、どんな答えでも構いません。
⇒「(1)ニュース系」のことについて書くか、「(2)日頃興味を持って取り組んでいること」について書くか選べます!(もしくはそれと同等の内容)
【関心事項(ニュース・時事等)】のポイント
- 【結論ファースト】
まず結論を述べて、その後に自分の意見や感想等を述べる - 【本当に興味があるニュースを選ぶ】
面接カードの印象よりも、本番自分が話せるかどうかが大事!
『自分の得意分野のニュース』で攻めて下さい! - 【ニュースにこだわる必要はない】
問いに答えればOKなので、「国際情勢のチェック」や「外国語・外国文化の勉強」等、日頃興味を持って取り組んでいることでも全然問題ありません。
当然ですが、面接試験ではニュースについても深く突っ込まれたり、意見を求められたりします。
自分があまり詳しくないニュースを書いてしまうと失敗してしまいやすいので、絶対に自分の得意分野で攻めて下さい!

ちなみに、自分は外国語の勉強と外国文化について面接カードに書きました。
⇒この手の「日頃興味を持って取り組んでいること」を述べる際は、「なぜ」それに関心があって、それを続けているのかという目的・理由部分だけは大切にしていただければと思います。
【関心事項(ニュース・時事等)】の記入例
- 【舞台の提示】
西日本豪雨等の災害関係のニュースです。 - 【具体的な説明】
特に~こうこうこういう部分に関心を持っています。
- 【抽象的な結論】
海洋プラスチックごみ問題です。 - 【具体的な説明(意見)】
現在~こういう点が懸念されているので、今後は~こういう取組が重要になってくると思います。
- 【抽象的な結論】
最近~こういう現象が起きたことです。 - 【具体的な説明(意見)】
現在、~こういう状態にあるので、今後のこういう取組に注目しています。
- 【抽象的な結論】
〇〇国の文化に興味があります。
- 【具体的な説明】
現在は所属する国際関係ゼミで、国際情勢や文化について理解を深めています。
自分が関心のある社会事情等については、『まず結論を述べること』、それに対する『自分の意見や注目点』等を述べることを意識して見て下さい!

- 〇【日頃関心を持って取り組んでいること】
アメリカの文化に興味があります。12歳の時に英会話スクールに入ったのがきっかけでした。その日からアメリカのニュースをチェックするのが日課となってます。 - 〇【ニュース・社会問題】
働き方改革等の労働環境改善の施策に興味があります。現状の低い労働生産性を改善するために、早急に働きやすい環境を整備していく必要があると思います。
【趣味、特技など】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
趣味・特技に関しては、コツも何もありません。
自分が普段やっている本当の趣味や本当の特技等を書けばOKです!
⇒まぁ面接官からするとネタがあった方が嬉しいので、趣味も特技も両方書いておくといいかもしれません。
⇒また、趣味も1つだけではなく、2つ3つ挙げるのもアリです。
趣味・特技のポイント
- 【自分の本当の趣味・特技を述べる】
自分が楽しく喋れる趣味を選びましょう! - 【なるべく会話が盛り上がる趣味を選ぶ】
印象の良い趣味(スポーツ等)やちょっと変わった趣味等を述べると会話が盛り上がりやすい。
ストレス解消につながるような本当の趣味や、本当の特技等を話せばOKですが、
ちょっと変わった趣味等を述べると会話が弾みやすいので、面接全体の雰囲気が良くなりやすいと思います!
⇒スポーツのネタや昔の部活動の話などはやっぱり盛り上がりやすい!
まぁ変なことは考えずに、自分が普段やっている趣味や、過去に力を入れていた部活のこと等、自分が話しやすいネタを選んで気楽に回答していきましょう!
⇒結局、自分が楽しく喋れる趣味が一番だと思います!

趣味、特技などの記入例
- 趣味は~で、特技は~です。
- [趣味] ~。[特技] ~。
- 趣味:〇〇(補足説明) 特技:〇〇(補足説明)
- 趣味は〇〇で、週末になると友人と一緒に~しています。
このようにきちんと伝わるように書けばどんな書き方でも大丈夫です!

〇【趣味特技】
趣味は1人旅、特技は英語で話すことです。
[趣味]野球(小学校3年生から現在まで続けています) [特技]英会話(英検1級)
本当にこの欄は書き方は自由です!
【自己PR(長所や人柄)】国家一般職の面接カードの書き方・コツ!
長所や人柄について。[2行]
自己PRについては自分が持っている本当の強みや性格を書くようにしましょう。
自己PR(長所や人柄)のポイント
- 【自分の本当の長所や人柄を述べる】
面接ではエピソードを深堀されることもあるので、嘘をつくと失敗してしまいやすいです! - 【舞台はあってもなくてもいい】
この項目は自分の人柄や性格等の特徴を伝える部分なので、自分がどういう特徴の人間かを伝えるだけでも問題ありません。 - 【長所と人柄どちらも書く(個人的にオススメ)】
そもそもエピソードを述べるのには枠が小さすぎますし、面接官にも概要だけ伝わればOKだと思います。そこで、長所と人柄を並べておくことで、面接官へ自分のいい印象(人柄)が伝わりやすいと思います!
一応は自己PRですから、国家公務員(国家一般職)の適性をアピールしていきたいところです!
自分の数ある強みや性格の特徴の中で、国家公務員(国家一般職)に活かせそうなものを探して、自分がどのように活躍・貢献できるのか考えてみましょう!
国家公務員(一般職)に向いている人は?
皆さんは、どんな性格の人が国家公務員(国家一般職)に向いていると思いますか?
- コミュニケーションを取るのが得意
- 責任感が強い
- 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
- 人とかかわるのが好き
- 向上心がある
- 主体性がある
- 粘り強い
- コツコツ勉強できる…等
私はこんな人が無難に活躍できるのかなと思いました!
⇒自分はこんな人間で、今後も公務員として活かしていけるって主張したいですよね!
自己PRの記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
私は物事に粘り強く向き合うことができます。 - 【特徴の具体的な説明】
目的達成に向けて、何か辛いことがあっても、投げ出さずに努力し続けることができます。
- 【抽象的な結論】
長所は誰とでも仲良くなれるところです。 - 【特徴の具体的な説明(例)】
〇〇のアルバイトでは、スタッフだけでなく、お客様とも親しくなることができました。
- 【抽象的な結論】
私は相手の立場に立って物事を考えることができます。 - 【特徴の具体的な説明(例)】
この力は3年間続けている塾講師のアルバイトで、活かすことができています。
- 【抽象的な結論】
私は積極的に行動することができます。 - 【特徴の具体的な説明(例)】
大学では1年間の留学にチャレンジしました! - 【+人柄の良さ】
また、友人からは「明るい性格」だと言われることが多いです。
先ほども言いましたが、個人的にオススメしているは、長所と人柄どちらも書くことです!
そもそも自己PRは枠が小さいですから、長所と人柄を述べておいて、本番で面接官に突っ込んでもらおう~っていうイメージで全然OKだと思います。
国家一般職の面接はどちらかと言えば人柄面接!
一応、補足ですが、国家一般職の人事院面接はマッチングの面接ではありませんので、
どちらかと言えば『人柄』が重視される傾向にあると思います!
⇒皆さんは明るく元気に、ハキハキ喋ることを本番面接では意識してください。

エピソードの突っ込みポイント
重要なので最後に突っ込みポイントをもう一度紹介しておきますね!
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
本番はこんなところが聞かれそう…ということで、面接カードを書く時からポイントを意識してみて下さい!
では、最後に「先輩の面接カード記入例」を1つ紹介してこの記事は終わりです!
【先輩の面接カード公開】参考にどうぞ!

国家一般職の面接カードの記入例を紹介しておきます!
記入の仕方や文章の構成方法、表現の仕方等を参考にしてみて下さい!

【先輩の面接カード公開】ある程度一貫性を持たせるのもアリ

編に意識する必要はありませんが、一貫性があるなと思う国家一般職の面接カードを紹介しますね!
こんな先輩もいるんだ~という程度に見ていただければと思います。
【先輩の面接カード公開】ポイントは?
面接カードの出来も大事ですが、それ以上に本番面接の受け答えや印象が大事!
面接官は皆さんが作った面接カードを見て質問を投げかけるので、
自分が本番で話しやすいような面接カードを作ってみて下さい(^^)

【先輩の面接カード公開】第三者に見てもらおう!
私も面接カードの添削や想定質問の作成は行っていますが、
まずは両親や友達などに自分の面接カードを見せてみてください!
そして、どこが気になるか聞いてみましょう!
⇒その気になったポイントは、きっと面接官も気になるポイントです!
完成させてハイ終わり~というのはやめて下さい!
ではこれで国家一般職の面接カードの説明は終わりです。
おつかれさまでした!
★【国家一般職の面接質問集】はこちら

【※先輩たちからアドバイス】
各官庁ごとに官庁訪問(採用面接)の内容も選考基準も何もかもが違うので、全国各地の受験生にお願いして体験談を募集しました!
- 【★官庁訪問の合格体験記まとめ】
官庁訪問の流れ、雰囲気、聞かれたこと等を受験生が官庁ごとに紹介! - 【★国家一般職の合格体験記まとめ】
人事院面接で聞かれたことや勉強方法等、先輩から後輩へアドバイス! - 【官庁訪問のポイント】
初心者向けに基礎情報をまとめました - 【個別業務説明会のポイント】
参加する前にやるべきこと&気を付けることを紹介!
自分が受験する官庁の官庁訪問(選考)の内容はできれば把握しておきたいところです!
年度・地区ごとにも内容は違いますが、実際に受けた方の体験談は参考になると思いますので、是非チェックしてみて下さい↑
この記事を書いた人

また、面接カードを書く前に”自己分析”をきちんと行っておくと、面接カードもスムーズに作れると思います。