自己分析のやり方を徹底解説!
こんにちは!ましゅーです!
Follow @koumuin_adviser
今回は【公務員の自己分析】について、
主にやり方を紹介していきます!
自己分析がうまくできてないと、やっぱり本番面接で失敗してしまいやすいです。
自分のことがわかってないのに、それを人に説明できるわけがないですよね!
ということで、この記事で【一緒に自己分析】していきましょう!!
目次
【公務員試験】自己分析って何?
- 【人柄・性格】
自分の性格や特徴を把握する - 【強み・経験】
自分の過去について振り返る
まず「自己分析とは」ということで、
⇒これは【自分について勉強する】ことを言います。
そして、主に『①人柄や性格』と『②強み・経験』の2つの側面についての勉強が必要になってくると思います。
上手く自己分析をするためには、目的の理解が非常に重要になってくるので、ココに触れてから具体的な自己分析方法について詳しく紹介していきますね!
【公務員の自己分析】自分のことを面接官に説明する!
面接というのは、面接官に自分を知ってもらう場所ですから、自分のことを面接官にわかりやすく伝える必要があるわけですよね!
面接官も皆さんがどんな人なのか知りたくて、色々質問を投げかけます。
自分のことを理解していない人間が、自分のことを人に説明できるわけがないですよね!
面接官が突っ込むポイントは決まっている
公務員の面接ではありがたいことに、受験生に対して面接官が突っ込むポイントがある程度決まっています。
⇒そこで、皆さんは予め【質問に対する回答】を用意することができるわけですよね!
【公務員の自己分析】ただ説明するだけでなく、アピールする!
でも、自分のことをただ説明すればそれでいいのか、というとそういうわけではありません!
公務員の面接は「マッチングの場」で、
面接官は【★公務員として活躍してくれる人間】を求めているわけですから、
皆さんは【★公務員として活躍できるぞ】とアピールしなければいけませんよね!
面接は自分を売り込む営業活動!
面接は自分を売り込む“営業活動“だと思ってください。
そこで、一番の営業チャンスとなるのが【自己PR】系の質問ということです。
「あなたはどのように活躍できるのか」と直接聞いてくれているわけですからね!
【公務員の自己分析】目的は「活躍できる」と思ってもらうこと!
自己分析する目的は、『自分が公務員として活躍できる人間であることを面接官に伝えるため』ということになります。
⇒そこで自分の過去について振り返ったり、自分の強みを探したりするわけですよね!
要は自分を雇う「メリット」を感じてもらうこと!
そして、人間(面接官等)というのは何か選択を迫られた際、基本的には『メリットがあると感じる方』を選びます。
どういうことかというと、たくさんいる受験生の中で【★一番メリットがある】と感じる人から合格していくということです。
人柄も良くて今後活躍してくれそうな受験生を目指す!
メリットの感じ方は面接官によっても違いますが、面接の受け答えを通して、【コイツは活躍してくれそう】【この子と一緒に働きたい】【公務員に向いていそう】…等と思ってもらうことで、雇ってもらえる可能性がグングン上がると思います。
そこで、どういう人が公務員として活躍できるのか考えてみることが重要になってきます。
【自己分析】どういう人間が公務員として活躍できるのか考えてみる!
では、ココで皆さんに質問です!
「どういう人間が公務員として活躍できると思いますか?」
【公務員の適性】どういう人が向いているか?(重要)
- コミュニケーションを取るのが得意
- 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
- 人とかかわるのが好き
- チャレンジ精神旺盛
- 向上心がある
- チームプレーが得意
- 責任感が強い
- 主体性がある
- 粘り強い
- 継続力がある
- 慎重な性格
- バランス力がある
- コツコツ勉強できる
- 失敗を糧に成長していける
- 経験・学んだことを次に活かせる
- 専門的な知識がある(例:防災、地域活性化、人口減少問題…等)
- 地域のために頑張った経験がある(例:防災ボランティア活動、地域活性化セミナー等)…等
※これは私の勝手な意見です。
※当然、これ以外にもたくさんあるでしょう。
公務員として活躍できる人物像も【①人柄・性格】と【②強み・経験】の側面があると思いますので、一度ご自身で活躍できる人物像について考察して、自分なりの意見をまとめてみて下さい。
ただ、自分の特徴や強みを伝えても仕方ない!
ただ、声が大きいだとか、運動神経がいいとか、歴史が得意とか、この手の強みを主張しても仕方ないわけですよね。
自分の性格・強みの中で公務員に向いているものを探す
自分の本当の強み・性格の中から
公務員として活躍できる強みや経験を探すというのが公務員の自己分析の根本部分となります。
「嘘」は結果的に合格率を下げることになるのでNGです!
面接はマッチングの場ですから、自分は「採用側が求めている活躍できる職員像」とマッチしているとアピールしていきたいですよね!
自分のことって意外にわかっていない
でも自分のことって全然わからないものですよね…。
私も公務員の面接試験を受けるまでは自分を客観的に見る機会なんてほとんどなかったと思います。
急に「あなたの強みは何ですか?」「自己PRをしてください」等と聞かれても、すぐに答えられない人がほとんどだと思います。
周りの人と比べて自分が何が違うのか、自分にはどんな強みがあるのか等の【客観的な視点】って、意外にわからないものなんですよね…
【公務員の自己分析】自分の本当の強み・長所を把握する!
自分の本当の強み・長所を見つけるためには、第三者に聞いてみるのが一番です!
両親や友達などに自分の強みや性格を聞いてみてください。
例えば、私の場合は、一番の強みは、「目標(決めたこと)に向かってコツコツ取り組むことができる継続力」という風に言ってもらったとします。
では今から本格的に公務員の自己分析方法を紹介していきますね!
【公務員試験】一緒に自己分析していきましょう!!
皆さん、自分の本当の強み・長所が何か把握できたと思います。
⇒その中でも公務に活かせそうなものをピックアップしてみてください!
例えば、私の場合は『継続力』が強みでしたね!
強み・長所が活かせた経験について考えてみよう!
そこで、次にやることは自己分析ということで、その本当の強みが活かされた【エピソード】について振り返ってみてほしいなと思います。
『継続力(私の場合)が活かされたエピソードって何があるかな~』ってこんな感じで、自分の過去を振り返ってみましょう。
強みの表現の仕方は自由
過去のエピソードついて考える際、単に『継続力』として考えるのではなく、類語や同じ意味の言葉についても考えてみて下さい。
例えば、『継続力』であったら、『粘り強さ』『課題解決力』『打たれ強さ』『コツコツ頑張れる』…等と関連する強みについて振り返ってみると、きっとうまく自己分析できると思います。
強み⇒舞台(ネタ)を探す!
私の場合は『確かに研究活動(舞台)では1回12時間かかる研究と大学院の授業が大変で色々投げ出しそうになったけど、めげずに頑張ってきたっけなぁ…』とかこんな感じですね!
そして、このネタ(舞台)について、『自分が工夫して行動したこと』『失敗したこと』『大変だったこと』『自分の強みは公務員の仕事にどう活かせるか』などと、色々振り考えていくってイメージです!
【一緒に自己分析】細かく自分の過去を分析!
ネタについて細かく分析していきたいのですが、初めて自己分析する方はきっと何について振り返ればいいか全然わからないと思います。
そこで、意識して欲しいのが【★コンピテンシー評価型面接】についてです。
突っ込まれるポイントがある程度決まってる!
コンピテンシー型の面接試験では、受験者が実際にした”過去の行動”を掘り返される質問が会話形式で聞かれます。
- どんな経験をしてきたの?
- なぜそれをやろうと思ったの?
- どんな壁があったの?
- それをどのように乗り越えたの?
- その結果はどうだったの?
- 改善できるところはどこかある?
- 学んだことを仕事にどう活かす?
このように面接官が一つの話題をどんどん掘り下げていくんですね。
そこで、先ほど自分で考えたネタ(舞台)について、細かく自己分析していきたいと思います!
今から皆さんに質問するので、それに答えて下さい!
⇒答えを考えることが自己分析になります!
【一緒に自己分析】まずはこれに答えてみて下さい!
とりあえず上記のポイントに答えてみてください。
これらは実際の面接試験でも聞かれる可能性が高い質問です。
【一緒に自己分析】ネタについてはすべて回答を用意しておこう!
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
強みを裏付けるネタとして、『アルバイト』『ボランティア活動』『ゼミ・研究室』『部活・スポーツ』…等を挙げる方が多いと思いますが、自分が話す予定のネタ(舞台)については、上記のポイントについてすべて回答を用意しておくようにしましょう!
【★一生懸命回答を考えることが自己分析】になります!
【公務員の自己分析】質問の回答を考えるのも自己分析!
また、面接カードを作成したり、頻出質問の回答を用意したり、先輩の面接体験談を読んだりするのも自己分析になります。
オススメの記事を紹介しておくので、自己分析する際に役立てて下さい(^^)
- 【100%聞かれる頻出質問】回答ポイントと回答例も紹介!
- 【面接カードの書き方】回答を考える⇒自己分析
- 【面接カードの質問ポイント】回答用意⇒自己分析
- 【合格体験記まとめ】面接で聞かれたことや面接のアドバイス…等
きっと記事を読んでいるだけでも面接の合格率がどんどん上がっていくと思います!
質問への回答の仕方や自己PRの答え方等については、↑これらの記事を参考にしてみて下さい!
⇒特に【面接カードの書き方・コツ】のページで文章構成や伝え方等を詳しく解説しています!
回答の中身や答え方の印象を通して…
面接官に【コイツは今後、職員として活躍してくれそう】って思ってもらえるように、自分についての勉強を頑張っていきましょう!
強み(長所)だけじゃなくて、インターンシップやボランティア、大学の専攻分野の知識など、公務員の仕事で活かせる経験や知識をアピールするのもアリです!
面接官の視点に立って、どんな人が欲しいと思うか考えてみてください!
公務員の適性をうまくアピールしていきましょう!
【公務員試験】自分の強みがわからないことの恐ろしさを紹介!
ここまで読んでくれた皆さんは【自分の本当の強み】を把握するのがいかに大事かわかっていただけたと思います。
嘘をつき、話を盛ってしまうと失敗してしまいやすいので、今から恐ろしさを紹介していきます。
最後に【①自分の長所を知らないで面接を受けた人】と【②ポイントをきちんと把握してから面接を受けた人】の面接風景を再現して、この記事は終わりにしたいと思います。
①自分の長所を知らなくて面接を受けた【失敗例】
ネコ君のように自分の性格や強みをきちんと理解できていないと、面接で失敗してしまいますよね。
⇒「自分の性格・強みを知る」ということは、非常に重要なことなんです。
質問に対して良い印象のある答えを用意(自己分析)しておかなければいけません。
用意できてないとうまく答えられませんよね!
では次はしっかりと自己分析ができている人の例
では、次は自分の強みである「継続力」のことについて、しっかりと自己分析ができており、「どんな人が活躍できるのか」きちんと把握することができている受験生の例です。
自分の長所を理解できてる面接成功例
私は大学3年生の時に配属された研究室で1年間、研究活動に力を入れていました。
「1年間でデータを100個集める」という例年の2倍以上となる目標を設定し、その目標を達成するために、1回12時間かかる実験を毎日継続することを心がけていました。
その目標を達成するために何か工夫していたことはありますか?
目標を達成するためにはデータを無駄にできないので、スケジュール管理を徹底して、実験を丁寧に行うよう意識していました。
研究を理解するために英語の論文をたくさん読みすぎてしまったので、もう少し効率よく勉強できていたら、あともう少しデータが集められたと思います。
ではその経験を通して学んだことは何かありますか?
ではこの経験で学んだことは今後、公務員の仕事でどのように活かせそうですか?
私が職員となったら、ある目標に対してコツコツ頑張るだけでなく、課題や問題点が出てきても試行錯誤しながら日々業務を行うことができると思います!
面接は以上です!
このように自分の本当の強みをベースに公務員に向いている力を面接でアピールできると、成功率がグッと上がると思います!
このように、自分の強みや活かし方をきちんと把握していることで
面接で自分をうまく売り込むことが出来ます!
逆に考えると、面接でうまく話すためには
「本当の自分の性格・強み」「求められている人物像」を知らなければいけないということですね!
では、これで【公務員の自己分析】についての記事は終わりです。
当ブログやYouTube、Twitter等でも面接のポイントが把握できる情報はたくさんありますので、色々チェックしていってください(^^)
お疲れ様でした!
自己分析や過去のエピソードの振り返りが苦手な人用に『自己分析用の資料』を用意しているから、苦手な人はコレを使ってみてください(^^)
受験生からも大人気で、実際に予備校関係の方からも絶賛していただけました!
強みがわかったら面接カードの作成に取りかかってOKです!
面接カードの書き方1つで面接官へ与える【印象】が全然違ってきますから、うまく書いて試験を【有利に】進めていきましょう!
Youtubeでも面接のアピール方法や自己分析方法、面接カードの書き方などの動画をたくさんUPしてます!
絶対に合格率があがると思いますので、合格したい方はチェックしてみて下さい(^^)
この記事を書いた人
自己分析が大切っていうことは知っていても、
【★自己分析って何から始めればいいのか】わからないし、
【★自己分析のやり方】もわからなくて困ってる人も多いかもしれません。