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【国家一般職のボーダー】怯びえるのは今日で終わりだ!論文・面接の評価(足切り)割合を暴露!

    毎日おびえて損してるそこのあなたへ!!
    この記事を読めばあなたの合格ビジョンが見える!!!

    更新状況

    筆記で教養が〇〇点、専門が△△点だった。
    じゃあ論文と面接でどんな評価をもらえば最終合格できるの・・・?

     

    受験生の皆さんが一番気になるポイントですよね!
    私の元にこの質問が殺到してますので、この記事を作ることを決意しました!

    ではさっそく計算方法やボーダー点など大卒・高卒それぞれ細かく紹介していこうと思います(^^)

     

    あ、まずはじめに合格ビジョン把握の簡単な流れだけ紹介しておきます!

    [合格ビジョンを見せる!]

    1. 自分の標準点の把握
    2. 最終合格点の把握
    3. あと何点必要か把握
    4. 論文と面接の評価割合+標準点の把握

    これで1次試験が合格してから自分が論文と面接でどんな評価を取れば最終合格できるのか簡単にわかります!

    では説明していきます!

     

    一次試験は合格しているのか、論文と面接はどれくらいとれれば合格できるのか、ということが不安だと思います。
    この記事を順番に読んで自分があと何点必要か今から一緒に計算してみましょう!

     

    計算式や考え方が難しいので、頭を使うのがめんどくさい人は
    動画を見れば一発です(^^)
    →地区ごとにボーダー・合格点を徹底解説!

    ※Youtubeに飛びます

     

    目次

    【2024年度以降】国家一般職のボーダー予想・合格の目安

    とりあえず
    素点を合格の目安にして毎日対策に励むのが一番です!

     

    【地域ごと】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安を紹介します!

    では、今年の就職状況やコロナの影響を加味したボーダー点の目安を、受験区分ごとに詳しく紹介していきます。
    ※2024年度の採用予定者数や応募者数が出たらまた内容を更新します。

     

    【北海道】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【北海道】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。
    例えば、令和2年度であれば、教養17問、専門14問くらいが筆記のボーダー点でしたよ~ってことです。

    目標は最終合格することなので、低いボーダー点を目安にしても仕方ありません。
    ⇒余裕を作るために教養5割、専門6割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【東北】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【東北】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。
    平均点前後くらいがボーダー点となっており、ボーダー素点自体も低い方の部類に入ると思います。

    個人的な予想ですが、来年は採用予定者数が少し増えるのではないかと思っています。
    ⇒とりあえずは教養5.5割、専門6割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【関東甲信越】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【関東甲信越】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。
    毎年偏差値55~56前後がボーダーラインになっています。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門7割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【東海北陸】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【東海北陸】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門6.5割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【近畿】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【近畿】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。
    何といっても近畿は競争倍率が一番高い激戦区です。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門7~7.5割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【中国】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【中国】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門6.5割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【四国】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【四国】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門6.5割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【九州】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【九州】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養6割、専門6.5割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

    【沖縄】2024年度以降のボーダー予想・合格の目安

    上記の表は過去の【沖縄】地区のギリギリボーダー点をまとめたものです。
    沖縄はそもそも採用予定枠が小さいため、ボーダー言動の影響が大きいと思われます。
    ⇒応募者数が急激に増えるとボーダーも急激に上がる恐れがあります。

    目標は最終合格することですから、筆記で稼いで2次試験で余裕を作っておきたいところ。
    ⇒応募者数と採用予定者数次第ですが、教養5.5~6割、専門6割くらいを目安に勉強頑張っていきたいところです。

     

     

    【国家一般職のボーダー】合格者の決定方法

    まずは40点満点の教養試験と専門試験を受けますよね!

    そこであなたの点数(教養:25点、専門:25点等)がわかります。

    公務員試験で合否を決める際、基本的には受験生の点数を「標準化」してボーダーラインを超えている人を最終的に合格にします。

    この点数を”標準点”といいます。

    標準点ってなんだよ、何のためにあるんだよ、いちいちめんどくさい計算すんな、と思うかもしれませんが実は非常に大事な補正計算なんですね。

    簡単に言えば「公務員試験は実力勝負」だからですが、ちょっとココから説明しようと思います。

     

    どうでもいい人は「標準点早見表」からチェック!

     

    国家一般職の合否を分ける「標準点」ってなに?

    公務員試験も毎年難易度を全く同じにすることって難しいですよね?
    だから「平均点」と「標準偏差」を元に受験生の得点を素点から計算して標準点を算出するんです。

    【標準点の意味とは?】

    例えば、嫌味ったらしい1個年上の先輩がいたとします。

    先輩:君、筆記試験20点しか取れなかったんだって?よくそれで試験受かったね。
    あなた:あ、はい…たまたま受かりました。
    先輩:僕はエリートだから30点だったよ(ドヤ顔)
    あなた:さすが先輩すごいですね(イラッ)

    かなり大袈裟に言いますが、先輩が受けた試験の平均点は35点、あなたが受けた試験の平均点は15点だったとしますね。

    もうお分かりかと思いますが、標準化したらあなたの方が点数が高くなるわけです。

    簡単に言うと、平均点に比べて自分がどれくらいの位置にいるのか、によって自分の点数が決まります。

    標準偏差によっても左右しますけど…まぁ細かいことはとりあえずおいておいて。
    公務員試験は実力勝負なので、このような補正計算を行うわけですね。
    実力は先輩より、あなたの方が上なので、あなたの標準点の方が高くなります!

     

    ではもうちょっと詳しく、この算定式を見てみましょう!

     

    国家一般職の標準点ってどうやって計算するの?

    公式のHPにも記載されていますが、わかりやすく解説したいと思います。

    これが標準点の算出式なのですが、簡単に説明すると

    偏差値によって自分の点が決まる
    ということです!

    本来偏差値というのは20~80くらいの範囲に分布するようにできていますが、かっこの中が15×という部分ありますよね!

    この15の部分を10に置き換えて計算すれば皆さん高校大学受験でおなじみの偏差値を算出することができます。(かっこの中だけを計算すれば)

     

    ではなぜ公務員試験の計算では15を使用するかというと、偏差値を0~100の間に分布させたいからなんですね!
    公務員試験は偏差値によって自分の点数が決まりますが、まぁ深く考える必要はないです!
    あなたがいれるのは黄色部分の素点だけですから。

     

    では今年の試験の予想をしたので、自分の標準点が何点なのか実際に計算してみましょう!

     

    計算式が難しいと感じる人には早見表を用意したので
    計算に興味がない人はここをクリック!

     

    【国家一般職の筆記ボーダー】自分の点数を標準化してみよう!

    2022年度の予想
    • 教養22点前後
    • 専門21点前後

    ※また来年予想します!

    実は標準化した点数は、試験が終わってからでないと計算できません!
    「平均点」と「標準偏差」は試験が終わってからでないと公表されませんからね(汗)

    ということで、過去の標準偏差や平均点、難易度を元に標準化するために必要な値を予想してみましたので、この値を使用して実際に教養試験と専門試験の点数を計算していきましょう!(興味がある人だけ)

     

    まぁ興味がある人だけ計算してください!!
    値が知れればいい人は【早見表】を参照しましょう!

     

    国家一般職の教養試験の点数計算

    まぁ一応計算方法を紹介しましたが、皆さんはやらなくて大丈夫です!
    興味がある人だけやってみましょう!

    教養試験の配点は2/9なので、標準化したときの平均点は111点です。
    ひとつの目安となるので覚えておくとよいでしょう。

     

    国家一般職の専門試験の点数計算

    こちらも一応計算方法を紹介しましたが、皆さんはやらなくて大丈夫です!

    専門試験の配点は4/9なので、標準化したときの平均点は222点です。
    こちらも覚えておくと便利です!

     

    【早見表】一瞬で自分の標準点がわかる!(2021年度版)

    ※令和3年度の試験の実施結果です。
    ↓縦ラインが教養の点数(平均点:21)
    →横ラインが専門の点数(平均点:22)

    ※スマホだと簡単に拡大できますが、PCだと見にくいと思います。Ctrl+スクロールで拡大はできますが、画像を保存して拡大してみるやり方をおススメします。

    この点数は合格ビジョンの把握に必要不可欠なので、とりあえずメモしておきましょう!

    気に入らない人は↓自分で平均点を決めて大体の標準点を算出してみて下さい。(2022年の人向け)

    では次は最終合格点を紹介していきますね!

     

    見にくいかもしれないですが、計算するよりは楽になるかと思います。
    例えば、教養が25点で専門が25点の場合は386点ということになります。
    その点数は大事になるのでメモしておきましょう!

     

    【国家一般職のボーダー】あと何点で合格か見極めろ!

    ご存じの方も多いと思いますが、国家一般職の試験で注意しなければならないのが

    受験地区ごとに1次・2次試験それぞれ合格ラインが異なる
    ということです。
    地区ごとに採用予定枠や受験者数が違うので、当然合格ラインも変わってくるわけですね!

     

    ではさっそく例年の最低合格点を見ていきましょう!

     

    教養が25点で専門が25点だとすると386点なるので…
    仮に関東のボーダーが358で、沖縄は400だったとすると、
    同じ点を取っているのに沖縄の場合は落ちちゃうということになります。
    つまり、試験の問題は同じなのに合格ラインは地域ごとに違うということになります!

     

    【国家一般職の筆記ボーダー】過去の一次試験の合格点まとめ

    過去の1次試験のボーダー点を地区ごとにまとめてみました!

    このように表でみるとわかりやすいと思うのですが、地区ごとにボーダー点が違うのはすぐにわかりますよね。

    R1年は関東は377、北海道は276ですから。(R2はイレギュラーな年なので参考にしない方がいい)

    でも”縦ラインで見てみると毎年そこまで大幅な変化はない”ですよね?
    たしかにそこそこ大きな変動がある年もありますが特に関東甲信越、東海北陸、近畿などは、平均±10くらいでおさまってますよね!

    この10点って言うのはだいたい専門試験1問分です!

    まぁ基本的にこのボーダーも予測不可能なので、昔はこれくらいだったんだ~ってくらいで知っておくと良いでしょう!

     

    国家一般職のボーダー点・難易度は別ページで解説!

    【倍率】あなたの受験地区・区分ごとに難易度・ボーダー点を解説!

     

    【国家一般職の最終ボーダー】過去の最終合格点まとめ [重要]

    正直1次のボーダー表は1次試験を受けた後に見たところでもうどうしようもありませんが

    この表は1次試験が終わった後に見ると、めちゃくちゃ価値があります!

     

    まずはご自身で今年の最終合格点を予想してみましょう!

    一般的に”最終合格点に関しては予測不可能”なので、私も決めれません!
    (平均値くらいを目安にしてください)

     

    大体の最終合格ボーダー点は予想可能

    【ボーダーの推測方法】
    基本的に昨年度等の実際のボーダーや申込者数等と比較をします。
    (1)①から最終合格者を予想
    (2)(1)と②申込者数から競争(実質)倍率を予想
    (3)実質倍率の増減がボーダーの動きの予想に
    上記の3つの手順で大体の動きは予想できます!

    ※ただ、国家一般職は令和2年(2020年)度がイレギュラーすぎる年だったので
    もし令和3年度の試験でボーダーを予想する際は
    比較対象は2019年度の試験にすることをオススメします。

     

    予想最終合格ボーダー点から自分の予想標準点を引く!

    では次のステップに行きます!

    先ほど【早見表】で見た自分の点数を覚えているでしょうか?

     

    その点数を予想した点数から引いてみてください!

     

    例えばネコ君の場合、予想が540で一次試験の標準点が386点なので

    (予想最終合格点)ー(1次の標準点)=540ー386=154点ですね!

    この点数を絶対にメモしてください!

     

    では次に一番大事なところですが

    この得点を取るためには論文と面接でどれくらいの評価をもらえればいいの?

    という部分を説明していきます!

     

     

    【国家一般職のボーダー】あなたに必要な小論文と面接の評価はコレ!

    (※可もなく不可もないごく普通の人が取る点数は4Cです)

    結論から話しますが、この表が面接と小論文の評価ごとの点数です!
    縦ライン↓が面接の評価、横ライン→が小論文の評価になります。

    面接と小論文の評価は例年変動が無くかなり高精度!
    誤差があっても±2点くらいなので信頼性抜群ですね!

     

    先ほど計算した(合格予想点)-(自分の1次標準点)の点数を思い出して、この表をよく見て下さい!



    あなたの合格ビジョンが見えましたか?

     

    例えばネコ君は154点必要なので、小論文4・面接Cとればギリギリ合格できそうかな?ということがわかります。

    中には必要点数があと60点とかの方もいると思います。

    そういう方は3D(小論文3、面接D)でも90点で合格条件を満たしていますから、足切りさえ回避すれば合格ということになりますよね!

     

    私はデータをまとめるのが好きなので、ちょっと過去のボーダー点と最終合格ラインの関係を紹介していこうと思います。

     

    みんながよく言っている4C(小論文4面接C)というのは154点くらいになります!
    面接のBを摂ることがどれくらい難しいのか、小論文5は何%くらいの人が取れるのか、などということについてこれから紹介していきます!
    その前に先にまとめた資料を見ていきましょう。

     

    過去の筆記ボーダー点と最終合格ラインの関係

    これは最終合格点から一次試験のギリギリボーダー点を引いたものをまとめた表です。

    「4Cが154点」でこれがまぁ平均点というようなイメージとなりますが、やはりボーダーぎりぎりで筆記に受かった人はどの区分でも4Cを取っているようじゃ受からないですよね!
    (※R2はイレギュラーなので参考にしない方がいいです)

    特に面接で勝負をかけてBを取らないと最終合格できないような印象を受けます。
    逆に言えば論文が3でも面接B取れちゃえば合格できるってことですよね!
    面接の評価も配点として2/9ありますから!

     

    では皆さんご待望の面接と小論文の評価の割合、足切り割合などを紹介したいと思います!

     

    国家一般職のボーダー点・難易度は別ページで解説!

    【倍率】あなたの受験地区・区分ごとに難易度・ボーダー点を解説!

     

    【小論文の評価割合】国家一般職の足切り回避率は驚愕の〇〇%!?

    2020年の国家一般職の試験データを解析したら足切り割合の新事実が色々発覚しました!

    やはり2次試験(面接or論文)で足切りに引っかかってしまう人が10%前後いるということで、
    論文での足切りは8~9%前後いると思われます。

    試験データとTwitterでの1000人以上を対象としたアンケート結果をもとに推測しているので、大きくずれることはないと思います。

    【面接・論文の評価割合】2020年のデータを解析しました!

     

    では次に面接評価割合を紹介します!

     

    どんな人が足切りに引っかかるのか、またどんな人が高評価なのか、
    気になるポイントを実際にその点数を取った受験生に聞いてきました↓
    【論文足切り・高評価】それぞれどんな特徴が?

     

    【面接の評価割合】国家一般職の面接B評価は〇〇%!?

    面接の割合に関しては、ちょっと精度が低いです。
    足切りの方は2~5%前後いると思われます。

    大体これくらいなのかなって感じで見ていただければと思います。

    【面接・論文の評価割合】2020年のデータを解析しました!

     

    ボーダー付近で筆記を突破した方は面接B評価獲得に向けて頑張っていきましょう!

    人事院面接で意識する点
    • 会話』をイメージして、なるべく端的に回答する(キャッチボール大事)
    • 結論ファースト』を意識して、必要に応じて補足説明する
    • 話し方』『表情』などの見た目が与える印象を大事に!

    面接で逆転を狙う人は↓以下の動画がオススメです!
    絶対に合格率を上げることができると思いますので、チャンネル登録よろしくお願いします(^^)

    【面接対策動画】せんせいのYoutubeチャンネル

     

    合格ビジョンが見たい方はココで終わりです!
    つぎに標準偏差と必要素点の計算方法の話をしていくので、興味のある人は見てみてください。

    また、実際にA・B評価を取ったという受験生に土下座してお願いして特徴や意識していたこと等のアドバイスをいただきましたので、面接高評価を狙う方・面接で足切りを食らいたくない方は絶対にチェックしてください!

     

    【国家一般職のボーダー】標準偏差ってなに?

    標準偏差」ってなんだかわかりますか?
    偏差値で自分の標準点が決まる公務員試験において、じつはこの標準偏差ってかなり大事なファクターなんですね!

    意外と皆さんこの標準偏差の重要性がわかっていないので、今回簡単に紹介しようと思います。

    例えば教養試験と専門試験がありますよね。
    配点がそれぞれ2/9、4/9となってます。

    受験生のみなさんに質問です。
    教養試験の2点分が専門試験の1点分だと勘違いしてませんか?

    お察しの通り、じつは違います!

     

    まずは標準偏差の基礎だけ簡単に説明していきますね!

     

    標準偏差を簡単に紹介!

    自分がA君だと思って考えてみて下さい。

    クラスに10人の学生がいます。40点満点のテストをしました!平均点は20点でした。この時A君は満点の40点を取りました!

    ここで標準偏差の考え方をわかりやすく説明するために他の学生の点数を2パターン用意したいと思います。

    [パターン①]

    40点:A君のみ
    20点:8人
    0点:1人

    平均点μ=20点

    標準偏差σ=8.94

    [パターン②]

    40点:A君含め5人
    20点:0人
    0点:5人

    平均点μ=20点

    標準偏差σ=20

    この2つのパターン、平均点は同じ20点だけど標準偏差が違いますよね!

    単純にこの試験の光景を想像してみると、なんとなくパターン①のA君の方がすごいってなりますよね!なぜすごいと思いますか?

    これは実は偏差値が関係してるからなんです!

     

    また計算方法自体はご自身で勉強していただければかと思いますが、

    パターン①のA君は偏差値が72.24
    パターン②のA君は偏差値が60なんですね!

    全然偏差値が違いますよね!

     

    もしこれが国家一般職の専門試験だったら、

    パターン①のA君の標準点は371点
    パターン②のA君の標準点は288点

    同じ40点満点なのに全然違うんですね!

    偏差値によって自分の点数が決まる公務員試験において、標準偏差がどれだけ大事か少しくらいは伝わったかと思います(笑)

    次にそれぞれの1点分の価値を出していこうと思います。

     

    標準偏差の値が小さい値の時に高い点をとると偏差値も上がるから、自分の標準点が高くなります!

     

    教養と専門の1点分の価値とは?

    国家一般職の教養試験と専門試験の平均点はだいたいどちらも20点です。
    点数は同じだけど、過去のデータを見ると標準偏差は結構違います!

     

    まずはこれを見て下さい。

    [過去の標準偏差]

    • 教養試験:4.5
    • 専門試験:7.0

    わかりやすくキリの良い数字にしましたが、だいたいこんな感じです!
    ここでピンときた方はだいぶ標準偏差について理解できていると思います。

    教養試験の方が高得点を取るのが難しい
    →高得点を取れば偏差値が高くなるという事です。

     

    例えば教養試験で29点取ったとします。(μ=20点)
    この時あなたの教養試験の偏差値は70です。

    でも専門試験で29点取ったとしても
    専門試験の偏差値は62.9です!

    もし教養試験と専門試験の配点が同じだった場合、教養試験で点が取れた方が価値が高いわけですね!

     

    でも国家一般職の試験では配点が教養:専門=1:2なので結局は専門の1点の方が重みはでかいんですけどね…

    何か色々複雑で理解しにくいと思いますが、とりあえず教養と専門の1問分の価値というのを紹介しますね!

    [1問分の価値]

    • 教養試験:7.41
    • 専門試験:9.52

    1問あたり標準点は教養が7.41、専門が9.52ということになりました!

    細かく言うと違うんですけど、まぁこんなもんだと思ってください。

    教養試験は平均点20点で素点20点だと標準点は111点
    専門試験は平均点20点で素点20点だと標準点が222点

    例えば教養が21点だったら111点+7.41→標準点は118点と精度は悪いですが、だいたいこのように算出することもできます!

     

    教養2点分=標準点で約15点
    専門1点=標準点で9.5点だから全然違います!

     

     

    【国歌一般職のボーダー】必要素点の計算方法

    最後に過去問を解くときとかに使える筆記ボーダーから必要素点を算出する方法を紹介したいと思います。

    せんせいオリジナルの公式です(笑)

    興味がある人だけ計算してみて下さい。

    実際にはこのように計算します。

    教養で23点、専門で25点とればとりあえず合格ラインを超えれるということです。

    当然端数もあるので、ちょっと余分に必要点数が算出されます。

    いつこの公式使うんだよ、、、って思うと思いますが、そこらへんはご愛嬌で(笑)

    ちょっとだけ話がそれてしまいましたが、これで国歌一般職のボーダー情報の解説は終わりたいと思います。

    ありがとうございました。

     

    【高卒:事務職】国家一般職のボーダー情報

    国家一般職・高卒のボーダーについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
    興味がある方はこちらをチェックしてみてください!

     

    高卒:事務職】のボーダー情報について紹介していきますが、基本的な知識を紹介してから見たほうがわかりやすいと思いますので、まずは基礎知識を簡単に紹介します!

    大前提として、公務員試験は自分の素点を標準化した点数で勝負することになります。
    標準点って一体なんだと思うかもしれませんが、簡単に言えば『偏差値』のことです。

    要は平均点や標準偏差など、試験の難易度に応じて自分の点がきまるわけですね!

    • 平均点(偏差値50)の人:333点
    • 偏差値55の人:383点
    • 偏差値60の人:433点

    ↑このように偏差値ごとに点数が決まっていますので、平均点と標準偏差がわかっていれば、自分の素点(得点)を標準点になおすことができるんですね!

     

    ちなみに、

    • 偏差値50:平均点
    • 偏差値55:平均点+標準偏差×0.5
    • 偏差値60:平均点+標準偏差

    この点が取れてる人のことです。

     

    例えば、教養の平均点が20点、標準偏差が4だったとします。

    • 20点取れているA君は偏差値50→標準点333点
    • 22点取れているB君は偏差値55→標準点383点
    • 24点取れているC君は偏差値60→標準点433点

    こんなイメージです!

     

    平均点と標準偏差は最終合格発表日にならないと公表されないので、適当に予想してだいたいの自分の点を把握しておくと良いでしょう。

    正直、高卒試験は毎年平均点がかなりずれているので、予測するのは困難ですけどね(汗)

     

    では、この基礎知識を踏まえて、ボーダー点を見ていきましょう!

     

    【高卒の国家一般職】筆記ボーダーと最終ボーダー点

    北海道だと偏差値55の点で受かりますが、九州となると偏差値60の点を取っていないと受からないことになりますよね!

    どういうことか具体的に言うと、教養で23点前後、適性試験で85~100点前後が平均すると偏差値60くらいとなります。

    とりあえずこれくらいの点数が取れていればどの地区でも受かるということになりますね!

     

    【高卒の国家一般職】面接と作文のボーダー点

    とりあえず1次試験に受かったという体で話を進めますが、1次試験に受かった方というのはほとんどのかたが合格できるようになっています。

    上の表の『』という部分に着目してください。

    次に『面接と作文のボーダー表』を紹介しますので、こちらを見てみて下さい。

    面接でD以下になる方は6、7人に1人くらいで、

    作文は足切りが3~4%、3点の方が22%くらいです。

    ということで、ほとんどの方が面接C評価+作文4点以上となります!

     

    4C点、表の156点の部分を基準として、もう一度上の『』の表を見て下さい。

    ボーダー付近で合格した方もほとんど合格できちゃいますよね?

    筆記で少し余裕がある点数がとれたというなら3Cでも受かるでしょう。

     

    国家一般職のボーダー点・難易度は別ページで解説!

    【倍率】あなたの受験地区・区分ごとに難易度・ボーダー点を解説!

     

    つまり、国家一般職の試験は筆記重視で、面接はネガティブチェックということになります。
    ですが、面接で頑張らなければ一発アウトになってしまうこともあるので注意しましょう!

     

    【高卒:技術職】国家一般職のボーダー情報

    高卒:技術職】のボーダー情報について紹介していきますが、行政職同様、まずは基礎知識から簡単に紹介します!

    大前提として、公務員試験は自分の素点を標準化した点数で勝負することになります。

    標準点って一体なんだと思うかもしれませんが、簡単に言えば『偏差値』のことです。

    要は平均点や標準偏差など、試験の難易度に応じて自分の点がきまるわけですね!

    • 平均点(偏差値50)の人:388点
    • 偏差値45の人:330点
    • 偏差値40の人:272点

    ↑このように偏差値ごとに点数が決まっていますので、平均点と標準偏差がわかっていれば、自分の素点(得点)を標準点になおすことができるんですね!

     

    ちなみに、

    • 偏差値50:平均点
    • 偏差値45:平均点-標準偏差×0.5
    • 偏差値40:平均点-標準偏差

    この点が取れてる人のことです。

     

    例えば、専門の平均点が20点、標準偏差が6だったとします。

    • 20点取れているA君は偏差値50
    • 17点取れているB君は偏差値45
    • 14点取れているC君は偏差値40

    こんなイメージです!

     

    平均点と標準偏差は最終合格発表日にならないと公表されないので、適当に予想してだいたいの自分の点を把握しておくと良いでしょう。

    技術職の場合はある程度推測が可能ですが、ボーダー点が低いので推測するまでもないかもしれません。

     

    では、この基礎知識を踏まえて、ボーダー点を見ていきましょう!

     

    【高卒の国家一般職】筆記ボーダーと最終ボーダー点

    北海道だと偏差値40の点で受かりますが、四国となると偏差値52の点を取っていないと受からないことになりますよね!

    とはいえ全体的に筆記ボーダーはかなり低めです!

     

    何点取れば合格できるかというのは地区・区分ごとに別ページで解説してます!

    【倍率】あなたの受験地区・区分ごとに難易度・ボーダー点を解説!

     

    【高卒の国家一般職】面接のボーダー点

    とりあえず1次試験に受かったという体で話を進めますが、1次試験に受かった方というのはほとんどのかたが合格できるようになっています。

    上の表の『』という部分に着目してください。

    次に『面接の標準点表』を紹介しますので、こちらを見てみて下さい。

    面接でD以下になる方は6、7人に1人くらいなので、ほぼ横流し状態です!

    筆記ボーダーと最終合格点との差が102点の地区が多いですが、102点って面接Cの点と同じですからね!

    面接はネガティブチェックだけといった感じでしょう。

    つまり、国家一般職の試験は筆記重視で、面接はネガティブチェックということになります。
    ですが、面接で頑張らなければ一発アウトになってしまうこともあるので注意しましょう!

     

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