私は「独学」で
公務員試験合格を目指す
受験生を本気で応援している
「せんせい」です。
独学で都道府県庁や市町村等、「地方公務員」の試験に合格したい人のために、「受験案内」のようなページを作りました!
このページだけで「地方上級」の試験の概要から対策方法など、試験についてわからない初心者から現在受験中の方まで地方公務員を目指す人の疑問をすべて解決していきたいと思います!
地方上級の試験は、各自治体ごとに試験科目や日程、選考方法等が全然違います!
なるべくこのページですべてカバーできるように説明していきますが、マイナーなものは説明できないかもしれませんのでご了承ください。
基本的にはメジャーなものですべて対応できます!
ちなみに、当ブログのアイキャッチ(見出し)画像に「黄色の帯がついているものが地方公務員の記事」となっています!
ではさっそく本気で紹介していきますね!
じゃあ順番に紹介していくね!
目次
- 1 【独学】地方公務員へのSTEP1:全体の流れを把握しよう!
- 2 【独学】地方公務員へのSTEP2:試験について詳しく知ろう!
- 3 【独学】地方公務員へのSTEP3:目標を明確に!
- 4 【独学】地方公務員へのSTEP4:勉強スケジュールを組もう!
- 5 【独学】地方公務員へのSTEP5:小論文の対策
- 6 【独学】地方公務員へのSTEP6:次は「面接対策」だ!
- 7 【独学】地方公務員へのSTEP7:面接の攻略法!
- 8 【独学】地方公務員へのSTEP8:その他の試験対策について
- 9 【独学】地方公務員のオススメ参考書
- 10 【独学】地方公務員に合格したいなら見ておくべきページ!
- 11 【地方公務員】独学で合格した後に見たい記事まとめ
【独学】地方公務員へのSTEP1:全体の流れを把握しよう!
- 受験先の自治体を決める!
- 受験区分を決める!
- 試験の日程を確認する!
- 試験内容を把握する!
- 試験の配点を把握する!
- 試験の流れを把握する!
- スケジュールをまとめておく!
県庁や市役所などの公務員試験は、【★日程が違えばいくつでも受験できる】ので、まずは受験先の情報について色々チェックしていきましょう!
【地方公務員】①まずは受験先を決めよう!
まずは【★受験先】を決めていきます!
皆さんがまずやるべきこと
- 「〇〇県庁(市役所) 受験案内」と検索
- 自治体の採用情報のページにアクセス
- 受験案内を探し出す
- 試験日や試験内容をチェックする!
「独学で地方公務員を目指すぞ」と思ったら、まず最初に皆さんがやらなければいけないのは【★自治体の受験案内】のチェックです!
自治体の受験案内を探し出そう!
※本記事は神奈川県庁を例として紹介してますが、やり方はどこでも一緒です。
自治体のHPのどこかに【★受験案内】があるハズなので、まずはこれを探し出してください!
(自治体によっては公表してなかったり、変なところに隠れていたりします)
毎年、試験の内容が大幅に変わることはあまりないので、基本的には今年度の受験案内が公表されるまでは、過去の試験の内容を参考にしておけば大丈夫です。
【地方公務員】②受験区分を決めよう!
受験案内が見つかったら、次は【★受験区分】を決めてみてください。
- 行政
- 社会福祉
- 心理
- 土木
- 建築
- 機械
- 電気
- 化学
- 農業
- 造園
- 環境
- 衛生監視
- 保健師
- 学校事務
- 行政特別枠(超人物重視型)
- 社会人経験者枠…等
地方公務員には受験区分がたくさんあります!
普通の事務職や行政職を希望する方は【★行政区分】で受けることになります。
受験区分によって試験内容が違うだけでなく、将来配属される部署や仕事内容等が全然違うので、自分がやりたい仕事・将来像をよく考えて決めていきましょう!
受験資格は絶対にチェックしてください!
大学4年生で試験を受ける方は、基本的に受験資格は意識しなくていいですが、転職して公務員を目指す方や技術職や専門職、資格職等の区分で受ける方は【★受験資格】は絶対にチェックしておいてください。
基本的には【★年齢要件】のみ満たしていれば受けることができる場合が多いですが、社会人経験者枠なら「社会人経験が〇年以上」、技術職なら「専門の学部学科卒業」、資格職なら「資格取得」等受験資格として指定されていることがあります。
受験区分決めの注意点
電気や機械等の『技術職』や保健師や栄養士等の『専門・資格職』の場合、年度によっては募集が無いこともあります。
(例:2020年度は2名募集があったけど、2021年は募集無し)
募集が無いということは、受けることができませんので、この点気を付ける必要があります。
【地方公務員】③試験の日程を確認する!
先ほども言いましたが、試験日が違えば公務員試験はいくつ併願してもOKなので、興味がある自治体や国家公務員の受験先については【★筆記や面接の試験日】をすべて確認しておくようにしましょう!
この場合はどちらか1つは諦めなければいけないことになりますよね!
でも、県庁と小さな市役所等だったら、筆記試験日等が違ったりするので、このような場合はどちらも受けることができます!
筆記試験日の目安
- 4月中旬:地上特別枠(人物重視)
- 4月下旬:国家総合職
- 5月上旬:特別区or都庁(同日)
- 5月中旬:裁判所事務官
- 6月上旬:国家専門職(国税専門官、労働基準監督官、財務専門官等)
- 6月中旬:国家一般職
- 6月下旬:地方上級・市役所A日程
- 7月上旬:大学職員
- 7月中旬:市役所B日程
- 9月中旬:市役所C日程…等
毎年、だいたい上記の日程で筆記試験が行われています。
参考にしてみて下さい。
【地方公務員】④試験の内容を把握する!
地方公務員の試験は、自治体ごとに内容が全然違います!
⇒教養試験1つ取っても、受験先ごとに出題数や問題の内容が違ったりもします。
地方公務員でよくある試験科目
- 教養試験
- SPIやSCOA等の簡易型の試験
- 専門試験
- 小論文試験
- 適性検査・性格検査
- 個別面接
- 集団面接
- 集団討論
- エントリーシート試験
- プレゼンテーション試験…等
「受験先の自治体がどんな試験を課しているのか」、そして「その試験の内容はどんなものか」、この2点はチェックしておきましょう!
【地方公務員】⑤試験の配点を把握する!
地方公務員の試験は、【★試験配点】も自治体ごとに異なります。
配点は自治体ごとに全然違う!
教養よりも専門の方が配点が高かったり、面接の配点が異様に高かったりと自治体ごとに配点は全然違います。
⇒効率よく対策するためには、配点が高い試験科目を重点的に対策していきたいですから、受ける予定の試験の配点はすべてチェックしておくようにしましょう!
リセット方式にだけは気を付けよう!!
最近地方上級の試験では「リセット方式」が非常に流行っております。
⇒これは筆記試験合格時に持ち点をすべてリセットして、2次試験の結果のみで最終合格者を決めるシステムのことですね。
どれだけ一生懸命勉強を頑張っても、面接等の人物試験がダメダメだと落ち続けてしまいますから、要注意です!
まずは↓のページをみて、リセット方式かどうか判別しましょう!
▼リセット方式とは?(重要)
※判別不可能な場合もあります。
俺の受ける神奈川県庁の受験案内にもこう書いてあった!
最近の地方公務員の試験は【★すべて人物重視】だと思っておこう!
【地方公務員】⑥試験の流れを把握する!
試験日程や試験内容の把握ができたところで、【★試験全体の流れ】をきちんと確認しておくようにしましょう!
地方公務員の主な試験フロー
※一例として「神奈川県庁」の採用フローを載せましたが、だいたいこんな感じです。
※小論文は1次試験日に実施して、2次試験科目としてる自治体が多いです。(筆記合格者のみ別日に実施する場合もあります)
地方公務員の主な採用プロセス
採用プロセスは2~3段階構成となっていることが多いです。
- 【筆記試験(教養+専門択一+論文)】
⇒まず「教養試験」と「専門試験(択一式)」の合計得点をもとに、1次試験合格者を決めます。
(※小論文は1次試験日に実施して、2次試験で採点する場合が多いです) - 【集団討論試験】
⇒1次試験合格者を対象に「集団討論」を実施。 - 【個別面接試験】
⇒1次合格者を対象に「個別面接」試験を実施し、試験全体を総合的に評価して2次試験合格者を決定。
※当然、これはとある自治体の一例です。
※受験先ごとに試験の流れは異なります。
県庁や政令市等の試験は、上記のように3日間に分けて行われることが多く、
逆に小さな市役所等では、筆記と個別面接の2日間だけで行われることが多いです。
また、試験が行われる時期(日程)も要チェックです!
【地方公務員】⑦試験のスケジュールをまとめる!
※自治体によっては、1次試験が教養と専門択一だけで、2次試験1回目に集団討論と論文試験、2次試験2回目に個別面接を実施する場合もあります。
①~⑥のステップを受験先すべてで行って、
上記のように【★受験先ごとにスケジュールをまとめておく】ことを私はオススメしてます。
どれだけ対策頑張っても申し込みを忘れてしまうと試験は受けられませんから…(汗)
あと、【★面接試験日が被る】とどちらか1つは受けることが出来ないから、この点も気をつけてね!
【独学】地方公務員へのSTEP2:試験について詳しく知ろう!
「独学で地方上級の試験に合格したい」と思っても、試験の具体的な内容がわからないと対策なんてできないですよね
- 地方公務員の教養や専門はどんな試験なのか?
- 地方公務員の論文はどんなテーマが出題されるのか?
- 地方公務員の面接はどんな形式で行われるのか?…等
なにより見切り発車は良くないので、試験内容や出題範囲等については絶対に把握しておくようにしましょう!
効率よく勉強を進めるためには計画性が大事ですから、試験内容や出題範囲等についての把握は必要不可欠だと思います。
地方公務員のメジャーな試験について解説!
今回は地方上級試験の中でも超メジャーなこれらの試験について紹介していきます!
- 教養試験
- 専門試験
- 小論文試験
- 適性検査・適性試験
- 個別面接
- 集団面接
- 集団討論
ではいきますよー!
地方上級の「教養試験」とは?
【教養試験の出題科目と重要度】
※こちらはあくまで一例です。受験先ごとに違うので要注意。
主には高校の時の勉強科目+αといったようなニュアンスの試験で、試験の名前通り、基礎的な能力や一般教養がどれくらい身についているのか見る試験となっています。
教養試験の内容も自治体ごとに異なる
この教養試験も出題科目・内容も自治体ごとに異なりますので、注意が必要です!
問題数が50問だったり、50問中40問を選んで解答させるタイプだったり、出題科目が違ったりするので、自分の受験先の出題科目・出題方式はきちんと把握しておくようにしましょう!
※わからない場合は、基本的にこの表を参考にしてもらえればOKです!
重要科目や勉強方法、オススメ参考書は別で解説!
勉強方法、参考書は別ページで詳しく解説しているので、絶対にチェックしておいてください!
▼「捨て科目」「重要度」を極めよう!
▼「オススメの参考書」「勉強方法」を極めよう!
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
勉強方法&頻出テーマも要チェック!
地方上級の「専門試験択一式」とは?
【専門択一試験の出題科目と重要度】
※この表は大卒行政職「全国型」の専門科目一覧となります。
主には「法律」「経済」「行政」「商学」の4分野にわかれており、大学の授業レベルの問題が出題されます。
専門試験の内容も自治体ごとに異なる
当然こちらも自治体ごとに異なるので、自分の受験先の専門科目・試験方式はきちんと把握しておくようにしましょう!
40問必須解答式だったり、60問⇒40問選択解答式だったりと、自治体ごとに形式は様々です。
専門試験は大きく4つの方式に分けられるぞ。
- 全国型
- 関東型
- 中部・北陸型
- 独自型
先ほど紹介した神奈川県庁は独自型じゃ。ほっほ。
重要科目やオススメ科目等はこちら
いろいろな公務員試験を併願するために、併用度が高い科目やオススメ科目などもあるので、こちらのページは要チェックです!
▼「専門科目一覧」はこちら!
また、技術職(理系)や専門職(心理・福祉・保健師等)の方は受験区分ごとに専門試験が違います。これらの試験を受験する方も受験案内をきちんと見て、専門科目・試験方式を把握しておきましょう!
地方上級の「小論文試験」とは?
地方公務員の論文試験についてイメージしやすいように、形式とテーマ(例)を紹介しておきますね!
地方公務員の論文の形式
- 1題60~90分
- 文字数制限は800~1200字程度
当然、受験先の自治体ごとに形式は異なりますが、上記のような時間と文字量で小論文を書かせる自治体が多いです。
地方公務員の論文のテーマ(例)
- 急速に人口減少、高齢化が進展する中で、高齢者が生きがいを感じ安心・安全に暮らせる社会づくりが求められている。こうした社会を形成するために、行政としてどのような方策が考えられるか、あなたの意見を述べよ。
- 今日の社会では、「働き方改革」の推進が求められている。全ての働く意欲のある人々が働きやすい社会・職場環境の実現に向けて行政が取り組むべき施策について、具体的な課題を挙げてあなたの考えを論じなさい。…等
公務員の仕事に関係のあるお題が小論文のテーマとなるので、災害、少子化、高齢化、人口減少、交通インフラ、まちづくり、児童虐待…等と本当に幅広い分野の知識が問われます。
小論文の対策方法等はこの記事でも紹介しますが、小論文の書き方や頻出テーマを知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さい(^^)
地方上級の「適正検査・適性試験」とは?
適性検査・適性試験の内容は自治体ごとに異なります!
はじめに注意点を述べておきます。
【★適性検査】の場合は特別な対策は必要ありませんが、【★適性試験】の場合はちょっとだけ問題になれておいた方がいいかなと思います。
適性検査とは?
- 内田クレペリン検査
- YG性格検査
- ロールシャッハテスト…等
適性検査の場合は、基本的には受験生の性格や行動特性(長所・短所等)が読み取られるだけなので、変に対策する必要はありません。
対策する必要はまったくありません。
適性試験とは?
公務員の適性試験というのは「頭の回転のはやさ」「情報処理のはやさ」など、「事務処理能力の高さ」を読みとるテストのことですね。
計算問題や分類問題など、簡単な問題を少ない時間でいかにたくさん解くかという部分が重要になってきます。
地方上級の「面接試験」とは?
面接試験の形式について紹介していきますが、これは本当に自治体ごとに大きな違いがあります。
できれば実際に受けた先輩等に直接聞いてみて下さい(^^)
地方公務員の主な面接形式
まずは一般的な面接試験の概要について紹介します。
- 面接官:3~5人前後
- 面接時間:20~40分前後
- 面接カードに沿って質問+α
面接というのは、「志望動機」や「自己PR」を述べて、自分をアピールする場ですよね!
公務員の面接試験では、「面接カード」と呼ばれるエントリーシートを元に質問が投げかけられます。(※もちろん面接官が気になったことのみの話で終わることもあります)
地方公務員の面接試験は、個別面接の回数も試験時間も面接官の人数も自治体ごとにまちまちです。
地方公務員の面接カードとは?
「面接カード」というのは簡単に言うと、エントリーシート・自己紹介シートみたいなものです。
面接官は面接カードを見て、受験生の皆さんに色々質問していくことになります。
地方公務員の面接カードの書き方
面接カードの書き方1つで、面接官に与える印象が全然違うので、以下のページは要チェック!
地方公務員の面接の質問内容
勉強ばっかりやってても地上は落ちちゃうから気を付けようね!
Youtubeで面接のアピール方法や自己分析方法、面接カードの書き方などの動画をたくさんUPしてます!
絶対に合格率があがると思いますので、合格したい方はチェックしてみて下さい(^^)
【面接対策動画】せんせいのYoutube
地方上級の「集団面接」とは?
集団面接というのは、「複数の受験生が同時に受ける面接のこと」ですよね!
これは皆さんイメージしやすいと思います。
地方公務員の集団面接の主な試験形式
- 【面接官の数】
⇒3人~5人前後 - 【受験生の数】
⇒3人~5人前後 - 【時間】
⇒全体で30分~50分程度(1人10分程度) - 【質問】
⇒「志望動機」や「自己PR」等と、基本的な質問が多い - 【回答】
⇒30秒~1分程度で回答させる自治体・省庁が多い
⇒順番は「右から順に」「左から順に」「〇〇さんから(面接官指定)」「挙手性」…等があったりする
公務員の場合は「集団面接」が課されていることは少ないですが、試験がある場合は質問内容やポイント等は把握しておくようにしましょう!
▼【集団面接のコツ】ポイントを徹底解説!
地方上級の「集団討論」とは?
※討論の流れや内容等も自治体ごとに異なります。
集団討論試験というのは、『5~10人程度の受験生を同じ部屋に集め、一つのテーマについて討論をさせる試験のこと』ですね!
地方公務員の集団討論の主な試験形式
- 【試験人数】
⇒5~10人程度 - 【試験時間】
⇒30~90分(60分前後で行われることが多い) - 【試験官】
⇒3~5人程度 - 【テーマ】
⇒自治体ごとに話し合いのテーマは異なるが、テーマとなる項目は大体決まっている
最近この集団討論(グループディスカッション)を課す自治体が急増しています。
▼【集団討論のコツ】ポイントを徹底解説!
【独学】地方公務員へのSTEP3:目標を明確に!
「独学で地方公務員試験の合格を目指そう!!」
そう思っても目標や合格ビジョンが見えていないと合格率も大幅に下がってしまうと思います。
何点取ればいいかもわからずに、試験を受けてたらそりゃ失敗しちゃいますよね!
次のステップは「合格ビジョン(目標)」を見ることということで、『配点』や『筆記ボーダー』『最終合格ボーダー』等についての話をしていきたいと思います。
地方上級試験に独学で受かるために「試験の配点」の把握は超大事!
今後の勉強計画を立てるのに必要不可欠ですから
受験先の「試験の配点」をもう一度確認しておいてください。
地方公務員の試験配点(例)
神奈川県庁の試験配点を例として、配点の重要性を少し詳しく紹介していきますね!
- 教養試験:100点
- 専門試験:100点
- 小論文 :50点
- 集団討論:50点
- 面接試験:250点
※小論文は1次試験日に実施しますが、2次試験科目です。
地方公務員では個別面接が一番大事
個別面接が超重要なのは明らかだと思います。
(※どの自治体でも基本的に面接が一番重要です)
次に大事なのは論文や集団討論!
この配点だけ見ると、教養や専門試験は、小論文や集団討論よりも重要そうに見えると思いますが、神奈川県庁の場合は【★リセット方式】を採用しているので、小論文や集団討論の方が重要度が高くなります。
※当然、中には筆記の配点の方が大きく、重要度が高い自治体もあります。
地方上級に独学で受かるために「試験の重要度」を把握しよう!
- 個別面接(超重要)
- 集団討論・小論文試験等の2次試験科目
- 筆記試験でバランスよく点を取ること
基本的には、試験の重要度は上記のようになります。
「討論と論文」と「教養と専門択一」の重要度は前後するとしても、面接が一番重要なのは間違いありません。
どれだけ筆記試験で高得点を取っても面接がダメなら、不合格になってしまいます。
配点をみても明らかだね!
ただ、筆記試験で合格点を取らないと面接の切符はもらえないので、
次は筆記試験の目標点を決めていこう!
地方上級試験に独学で受かるために「目標の点」を決めよう!
- 教養:30点/50点
- 専門:24~28点/40点
- 論文:★普通~高評価
- 討論:★普通~高評価
- 面接:★高評価
いくら人物重視とはいえ、筆記である程度点を取っておかないと1次試験で落ちてしまいますが、基本的には教養も専門も6割取れていれば、基本的にどこの自治体を受けても受かるでしょう。
(当然中には受からない自治体もあります)
ちょっと目標の点数が高いように感じる方も多いと思いますが、公務員の筆記試験というのは、基本的には勉強したら勉強した分だけ点が上がるようにできています。
この点数は、勉強すれば基本的には到達できるレベルだと思いますので、まずは筆記試験対策頑張って勉強していきましょう!!
地方上級試験に独学で受かるために「筆記ボーダー点」を把握しよう!
地方公務員の試験の場合は、筆記ボーダー点は基本的には非公開なので、知る術はありませんが、中には試験データやボーダー点を公表してくれている自治体もあります。
その手の自治体の情報をもとに色々考察してみると、大体の筆記試験のボーダー点は推測することができます!
推測手順はちゃんと教えますので、興味がある人は受験先の自治体のボーダー点がどれくらいなのか推測しててみて下さい!
※独自型の試験やSPI等の簡易型の試験等は基本的には推測できません。
筆記ボーダー点の推測手順
- 「採用予定者数」と「申込者数」をもとに【★倍率(偏差値)】を予想
- 試験条件を把握する&本記事で基準を覚える
- 【★平均点】と【★標準偏差】を予想してみる
※標準偏差は教養40問は5、教養50問なら7、専門試験は40~50問で6~7くらいで計算
★部分を予想して、上記の表に数字を代入すれば大体のボーダー点を推測することができます!
受験先の自治体ごとに筆記ボーダー点は違いますが、↑この記事を見てもらえれば大体のボーダー感覚は把握できると思います!
ボーダー点がわかると合格から逆算しても物事を考えられるようになるので、間接的に合格率が上がると思います!
筆記ボーダー点の目安
教養50問必須解答型、専門40問必須解答型の県庁の試験で、倍率が3倍くらいなら
⇒教養6割前後、専門5.5~6前後が筆記ボーダー点だと思ってください。
【独学】地方公務員へのSTEP4:勉強スケジュールを組もう!
大体の地方公務員の試験の内容や試験の流れ、ボーダー点等は把握できたでしょうか?
ココからは皆さん実際にやることを紹介していきますね!
独学で地方公務員の試験に受かりたいなら、【★筆記試験で無難に6割くらいの点数を取って、論文や集団討論で普通~良い評価をもらって、面接でいい印象を与える】というのが最低目標になってきます!
重要度や出題数を意識して、力の入れどころを調整しよう!
自分の併願状況や得意科目等を考慮して、勉強する科目を決めていきましょう!
まんべんなく勉強するもよし、得意な科目を伸ばすもよし、過程は問いません。
大事なのは結果ですから、例えば教養も専門も6割(目標点)取れるならどんな取り方でもOKということです。
こちらのページを参考に捨て科目や重要科目を見極めてみて下さい!
地方上級の勉強スケジュール
では実際に県庁:行政職の合格者の勉強スケジュールを紹介していきます!
※県庁が第一、市役所B日程が第二、それ以外は特別区、国家一般職、労基と併願用
※あくまで一例です。
【全体のアドバイス】重要度の高い科目から思いっきり勉強!
重要度が最も高い「憲法」「民法Ⅰ・Ⅱ」「行政法」「ミクロ・マクロ経済学」「文章理解」「数的処理」「人文科学」に9月頃から手を付けていき、これらを1~2月までにある程度仕上げるイメージですね。
そして、翌年1~2月からその他の重要科目にシフトし、ガッツリ勉強していくスタイルです。
どうせやらなきゃいけない勉強なら、早めに手を付けておくのが得策ですよ!
▼合格体験記・アドバイスまとめ
▼★先輩が勉強方法をアドバイス(※国家の受験生ですが、勉強方法等は参考になります)
地方上級の教養試験対策!
地方上級(全国型)の教養対策については「文章理解」「数的・判断推理」「資料解釈」「時事問題」「社会科学」が最重要といえます。
数的処理系の科目は習得するのに時間がかかりますし、超重要です!
とくに力をいれて取り組んでいきましょう。
社会科学の重要度上昇中!
そして、最近は『社会科学』の重要度が急上昇中です!
というのも、出題数が多いだけでなく、『自然・人文科学を廃止』して、社会科学の問題数を増やす自治体も出てきてます。
人物重視ということで、受験生に勉強の負担をかけたくないという採用側のやさしさですね。
人文科学もできれば勉強しておきたい!
また、地方上級の試験では人文科学の分野(日本史や世界史、地理など)から7~9問前後出題されます。(当然自治体によって違いますが)
日本史や世界史、地理などは、とくに難易度も高い科目なので、地上が第一の人は捨てずに9月から手を付けておくのをオススメします。
(もしくは受験シーズンに一気に詰め込む)
自然科学はうまく向き合っていきたい!
自然科学系の理系科目に関してですが、苦手な人は「物理」や「化学」などは捨て科目にしてもOKですが、地学と生物は暗記系の科目なので、できれば手を付けておきたいところです。
物理や化学も暗記だけで補える単元はあるので、この辺りだけおさえておくというのも一つの手です!
教養対策のオススメ記事
自分の意見を持つだけじゃなくて、【★原因・背景】【★課題・問題点】【★取組・解決策(受験先の自治体の役割)】等についても意識しながら見るといろんな試験で知識が応用できます!
地方上級の専門試験対策
最重要科目の「憲法」「民法」「行政法」「ミクロ・マクロ経済学」等は習得するのに時間がかかりますので、できるだけ早めに手を付けていきましょう。
ちなみにこれらの知識は併用度が高く、地上の試験だけでなく、行政職の公務員試験すべてで活用できるので力を入れて損はありません!
また、専門をきちんと勉強しておくと他の公務員試験も合格率も全体的に上がってくると思います。
専門サブ科目も自分なりの戦略を練ろう!
それ以外の専門科目についてですが、地上は勉強しなければいけない科目数が多く、幅広く勉強する必要があります。
今回は国際関係と経営学を捨てていますが、地理や世界史を勉強する人は勉強してもOKです。
とにかく自分の得意不得意や併願状況等に合わせてうまく専門科目を選択していきましょう!
オススメ専門サブ科目!
中でも「財政学」「行政学」「政治学」は併用度が高めです。
今回は国家一般職や労基を滑り止めとして想定して、この科目に設定しています。
▼専門の重要科目はこちら
公務員試験は勉強したらした分だけ点が取れるから、余裕をもって取り組んでいこう!
【独学】地方公務員へのSTEP5:小論文の対策
- 【STEP①】
問題の傾向を把握する
⇒問われていることが何かザックリ把握 - 【STEP②】
社会事情・社会問題の勉強をする
⇒課題や問題点を把握 - 【STEP③】
自治体研究をして、受験先の職員の役割(県市町村)を勉強する
⇒課題や問題に対して、どのような取組等が有効か把握
⇒受験先の職員にはどんな考え方や知識が求められているのか把握 - 【STEP④】
論文の書き方を勉強したり、うまい人の論文を読んだりする
⇒論文の書き方や他の人の考え方を勉強する - 【STEP⑤】
実際に過去問や模試に挑戦してみたりして、実際に書いてみる。また、第三者にお願いして答案を評価してもらう
⇒正しい取組や印象の良い意見、説得力のある文章構成等のコツをつかむ - 【STEP⑥】
たくさんある頻出テーマそれぞれについて、自分なりの回答(骨組み)を用意しておく
⇒本番でどんなテーマがきても対応できるように準備しておく
地方公務員の論文対策としては、上記のような6つのSTEPで取り組むのが好ましいと思います。
それぞれ、ステップごとにポイントを紹介していきますね!
【地上の論文対策STEP①】問題の傾向を把握する
問題の傾向を紹介したいので、先ほど紹介した論文試験の問題をもう一度載せておきます!
- 急速に人口減少、高齢化が進展する中で、高齢者が生きがいを感じ安心・安全に暮らせる社会づくりが求められている。こうした社会を形成するために、行政としてどのような方策が考えられるか、あなたの意見を述べよ。
- 今日の社会では、「働き方改革」の推進が求められている。全ての働く意欲のある人々が働きやすい社会・職場環境の実現に向けて行政が取り組むべき施策について、具体的な課題を挙げてあなたの考えを論じなさい。…等
何が問われているのか、一目瞭然ですよね!
「行政職員としてどのように取り組むべきか」が問われる!
基本的には実際にある課題や問題に対して、「受験先(行政)の職員としてどのように取り組むべきか」という部分が問われます。
論文を通して、「活躍してくれる人物」かどうかを見極めている!
筆記試験ですが、人物が見られているようなものです。
今後、ココの職員として活躍してくれるかどうかを見極めるために、社会問題に関する知識や職員として活躍するために必要な考え方が備わっているかどうか論文でチェックしているわけですよね!
【地上の論文対策STEP②】社会事情・社会問題の勉強をする
県庁や市役所等(公務員)の仕事というのは、社会事情や社会問題と密接にかかわっています。
課題があるから取組がある⇒職員が存在する!
少子高齢化社会や防災、コロナや環境問題って、問題・課題があるから職員がその課題解決に取り組まなければいけないんですよね。
社会の問題を把握しないと論文は書けない!
そこで、皆さんは受験先の職員として活躍するために【★ニュースチェック】【★時事問題の勉強】等を一生懸命行う必要があるわけです。
何が問題なのかを正確に把握できてないと論文は書けませんから、まずは社会の問題を勉強しなければいけませんよね!
【地上の論文対策STEP③】自治体研究をして職員の役割を勉強する
課題が把握できたら次は【★取組の勉強】が必要です。
実際に県庁や市役所等がどんな取組を行っているのか、職員は課題に対して毎日どんな仕事を行っているのか…等と、職員の役割を勉強しないといい論文は書けないと思います。
【地上】自治体研究の仕方
- 説明会に参加する
- 実際に働く先輩に質問してみる
- 自治体のHPをチェックする
- 街歩きしてみる
- ニュースをチェックする
- 時事・社会事情の勉強を頑張る…等
そこで自治体研究というのは、【★自分が活躍するビジョン】を見るために行うんですよね!
⇒具体的には現状や課題、原因、施策、取組、職員の仕事…等を勉強するために、上記のような行動を起こす必要があると思います。
ココをきちんとできるかどうかが合否の分かれ目だと言っても過言ではないくらい大事なので、皆さん特に力を入れて取り組んでみて下さい!!
【地上の論文対策STEP④】他の人の論文を読む!
次は【★他の人の論文を読むこと】が大切だと思います。
やっぱり上手にかけている人の書き方や文章構成、意見はめちゃくちゃ参考になりますよね!
⇒これは【★書き方や文章構成のコツ】が学べるだけでなく、【★知識補充】にもなります!
【地上の論文対策STEP⑤】実際に書いて、添削してもらう!
やっぱりどれだけ知識が膨大で、たくさんインプットしてきたとしても、それが使いこなせなければ意味がありません。
ある程度基礎が理解できたら、過去問や模試等を利用して、実際に書いていきましょう!
論文は第三者の評価がめちゃくちゃ大事!
そして、人が採点する試験は第三者の評価がめちゃくちゃ重要になってくるので、書いたものを第三者に評価してもらってください!
アドバイスをもらって正しい書き方・知識を覚える!
自分では正しい書き方、正しい文章構成、正しい主張だと思っていても、全然ダメな答案だったということはよくあります。
できれば複数人・複数回、誰かに添削をお願いして正しい書き方・知識を身に付けていってください。
【地上の論文対策STEP⑥】頻出テーマの回答(骨組み)を用意しておく!
基本的には自治体の仕事に関係のあることがテーマになります。
- 少子化関係
- 高齢化関係
- 災害関係
- 環境問題関係
- 地域コミュニティ関係
- まちづくり関係
- 社会福祉関係…等
そこで、頻出テーマについては自治体の実際の仕事内容や取組、課題、施策等について自分なりの回答をまとめておく必要があると思います。
一つ一つのテーマについて、文章構成の骨組みを用意
テーごとに【★原因・背景】【★課題・問題点】【★取組・解決策】をまとめておく必要があると思います。
本番どのテーマが来ても対応できるように、予め骨組みだけ用意しておいて、本番ではそれを組み立てるだけと言った感じですね!
自分の意見が無くても、自治体が実際に行っている施策等をそのまま自分の意見として書いてもOKなので、きちんと勉強しておくことが大切だと思います。
【地上】論文対策のポイント!
- 日頃からニュース・新聞を見て自分の考えを持つようにする!
(また、自治体職員としての意見についても考えてみる) - 社会事情や課題の背景、原因について考えてみる
- 国全体の施策・取組等について勉強してみる
- 自治体研究をして実際に県庁や市役所等どんな政策を行っているのか勉強する
⇒受験先の職員の役割・仕事内容をきちんと把握する - うまい人の論文を読んでみる
⇒論文の書き方や知識を補充 - 過去問に挑戦してみる+添削
- 自治体の仕事の分野(頻出テーマ)について、抱える原因・背景、課題・問題、施策・取組・解決策…等をまとめておく…等
何となく地方公務員の小論文対策のコツが掴めたでしょうか?
やはり、論文は【★知識】が無いと自分の意見も何も書けないので、とにかく自治体の仕事内容や役割の勉強を頑張っていきましょう!!
ニュースや新聞をチェックする際に意識してみてくれ。ほっほ。
日頃からニュースをチェックしておくことは「論文対策」だけでなく、「時事問題対策」や「面接対策」にもなるので、公務員を目指す人は日頃からニュースを見る癖をつけておきたいですね。
小論文の書き方やコツを紹介している記事!
より具体的に書き方や文章構成のコツ、文章のテクニック等を紹介しています!
良かったら勉強の参考にしてみてください(^^)
→【初心者向け】論文が超簡単に見える…!?書き方・コツを紹介!
一気に小論文が楽勝♪になりますので、良かったらチェックしてみて下さい(^^)
(Youtubeに飛びます)
【独学】地方公務員へのSTEP6:次は「面接対策」だ!
地方上級は【★人物重視】なので、面接試験も1回だけでなく、2回3回と複数回行われることがあります。
面接で合否が決まるといっても過言ではないくらい面接が重要ですから、
今から「個別面接の対策方法」を紹介していきたいと思います!
地方上級の面接カードを極めろ!
※受験先ごとに項目は異なります。
地方上級の面接は「面接カード」というエントリーシートに沿って行われますから、この面接カードの作成はめちゃくちゃ大事ということになります。
面接カードが面接官へ与える印象を意識しよう!
面接カードの書き方1つで面接官へ与える【★印象】が全然違ってきますから、うまく書いて試験を【★有利に】進めていきたいですよね!
自己分析はめちゃくちゃ重要!
2次面接を突破するためには【★自己分析】が超絶に重要になってきます!
自分の過去の出来事や経験についてはきちんと振り返っておくようにしましょう!
この手の方は、以下の記事を参考にして面接カードや自己分析を頑張ってみて下さい!!!
面接カード作成のためのオススメ記事
効率よく面接カードを作りたいなら、まずは「自己分析」からやりましょう。
(面接カードを作りながらでもOK)
面接対策は冗談抜きで超重要なので、特に力を入れて取り組んでください(^^)
実戦練習を積み重ねよう!
面接カードの作成が完成したらどんどん実践してください。
実戦練習が何より大事です!
模擬面接や実戦練習を積み重ねて、【★話す練習】や【★伝える練習】を大事にしてみて下さい!
ハローワークやジョブカフェを有効利用しよう!
公務員講座にも入ってないし一人じゃできないよって人はハローワーク・ジョブカフェ等にいきましょう!こちらは無料で面接練習してくれます。
予約が必要な場合もあるので近くのハローワークのHPを見るか、電話をかけるかをしてくださいね!
人が人を評価するような試験は第三者の意見を大事にしよう!
「面接カードを一生懸命作ったから面接練習はしなくていいかな」なんて思っている人は要注意ですよ!
自分が良いと思っていても、第三者からすると悪い評価だったりすることは多いですし、自分が笑顔で答えられていると思っても意外に真顔で怖かったりするものです(笑)
本当に客観的な評価はめちゃくちゃ大事です!
面接は経験が大事!
面接というのは「慣れ」も大事だと思います。
場数を踏めば踏むほど自分が良いたことを話せるようになってきますし、どんな回答をすれば印象が良いのかもつかめてきます。
何度もうるさいですが、模擬面接等は特に大事にしてみて下さい(^^)
できれば専門の講師に見てもらおう!
民間の講師と公務員の講師がいると思いますが、やはりポイントが少し違うので、できれば公務員の面接の指導経験がある方に対策をお願いしてみて下さい。
私は「ココナラ」というアプリで模擬面接の対応もしているので、興味がある人は気軽に話しかけてください(^^)
特に表情・話し方等の見た目が与える印象を大事に!
※上記のポイントは国家公務員のものになりますが、ポイント等は特別区でも同じなので参考になると思います。
面白いことに面接試験というのは、話の内容よりも【★見た目】の印象や【★耳】から入ってくる情報の重要度が高いんですね!
⇒「表情」や「話し方」「話の速度」「伝え方」等の部分です。
面接対策について、何から始めればいいかわからない方は↓こちらのページを要チェック!!!
Youtubeで面接対策系の動画もどんどんUPしていきたいと思ってます!
絶対に合格率があがると思いますので、合格したい方はチェックしてみて下さい!
ありがたいことに受験生からは好評いただいてます(^^)
【独学】地方公務員へのSTEP7:面接の攻略法!
次は面接攻略のポイントを簡単に紹介出来たらと思います。
もううるさいと思いますが、面接は本当に大事なので!
面接はマッチングの場である!
地方公務員の面接というのは【★マッチングの面接】になりますから、【★自治体が求める人物像】の把握や【★活躍できる人物像】の把握というのは必要不可欠だと思います!
⇒県庁や市役所ごとに求める人物像は異なります。
【面接攻略ポイント①】活躍できる人間であることを間接的に伝える!
要は【★この子はウチの職員として活躍してくれそう】と思ってもらうことができれば、合格できる確率が高くなるわけですよね!
⇒そこで、自分のやる気や熱意等を間接的にアピールする必要があるわけですよね!
【面接攻略ポイント②】印象の良いネタで勝負!
例えば、【★インターンシップに参加して、県(市)のこういう仕事・役割にやりがいを感じた】【★県(市)の〇〇という仕事で活躍したくて大学では〇〇を勉強した】【★自治体が開催するボランティア活動に参加】…等と、このようなネタが面接カードに書いてあったらどうでしょう?
なんか自然と「この県(市)の職員として活躍したいんだな~」「この県(市)の職員として活躍してくれそうだな~」って思っちゃいますよね!
【面接攻略ポイント③】ネタ作りが大事!
そこで、皆さんは受験先の職員の仕事内容や仕事のやりがい、活躍できる人物像等を把握するために何か行動を起こしてほしいなと思います。
知り合いの県(市)の職員に連絡を取って色々教えてもらうのも行動、パンフレットやHPを見まくるのも行動、説明会やセミナー等に参加するのも行動!
⇒この手の行動を熱意や意欲として間接的に面接官に伝えるということですね!
【面接攻略ポイント④】内容よりも表情や話し方等を重視する!
また、先ほども少し紹介しましたが、内容よりも【視覚】【聴覚】部分の印象の方が重要なので、なるべく笑顔で元気にハキハキ喋ることや、結論ファーストでダラダラ話さないこと等を心がけてみて下さい!
やっぱり見た目の印象が良い受験生は高評価になりやすいです!
【面接攻略ポイント⑤】採用担当者の視点を大事にしてみて!
- イベントに参加して〇〇県(市)の~こういう仕事で活躍したいと思ったと笑顔でハキハキ喋るA君
- 無難な志望理由を無難に答えるB君
- どの自治体でもできる仕事を志望動機として話し、表情がかたいだけでなくコミュニケーション能力に不安が残るC君
自分が面接官だったら、「内定をあげたい」と思うのは誰ですか?
きっとほとんどの方がA君と答えてくれたと思います。
皆さんが面接官なら「どんな人と一緒に働きたい」と思いますか?
きっと笑顔でハキハキ話してくれて、この自治体の職員として頑張っていきたいという意欲のある人間だと思います。
常に面接官の視点や客観的視点を意識して面接対策を行うことが、面接攻略の秘訣だと思います!
面接対策に関して、せんせいからアドバイス
- 日頃から自治体職員としての目線を大事にして生活する!
- 説明会やインターンシップ等、自治体が開催するイベントに積極的に参加すること!
- 個人的に職場に訪問するのもアリ!
私から面接について簡単にアドバイスさせていただきますね!
▼【公務員の面接対策】苦手な僕でもできた攻略法を紹介!
①日頃から自治体職員としての目線を大事にして生活する!
論文や集団討論、個別面接では【★職員の視点】が問われることになります。
⇒実際にテーマや質問等を通して、課題や問題に対する、自治体職員としての取組や意見が求められますよね!
そこで、皆さんは日頃からニュースをチェックしたり、自治体研究をしたりと、日頃生活する時に【★職員の視点】を大事にするよう意識してみてほしいなと思います。
②イベントに積極的に参加すること!
何と言っても、面接試験というのはマッチングの場ですから
「この人と一緒に働きたい」と採用側に思わせなければいけません。
採用側もやる気や意欲、熱意がある受験生を求めているので、イベント等には積極的に参加するように!
③個人でアポを取って「役所訪問」するのもアリ!
職場訪問とは、「市役所や県庁等の希望の部署に仕事内容を教えてほしいと個人的に電話をかけ、訪問し、仕事内容や普段の雰囲気等を実際に働いている職員に教えてもらうこと」です。
⇒実際にアポが取れたら、指定された日に役所に訪問して、仕事内容を教えてもらったり、職場見学をさせてもらったり、先輩職員に色々質問に答えてもらったりすることができます。
志望動機やきっかけに絡めて面接でアピールできれば、やる気や志望度の高さは一瞬で伝わるので、良い印象間違いなしだと思います!絶好のネタとなるので、皆さんもどんどん行動に移してみて下さい!
それはきっと将来の自分の姿じゃからのぅ。ほっほ。
それほどやる気の高い人間は採用側からしてもスカウトしたいくらいだよ!
もちろん、断られてしまうこともあるけど、それはただどんまいってことだね!
【独学】地方公務員へのSTEP8:その他の試験対策について
SPIとかプレゼンテーション試験とか、わけわからない試験も多いですよね!
とくに教養試験とかでも自治体ごとに方式が全然違ったりします。
独学で対策しようと思うと、何から始めていいのか、何をやればいいのか全然わかりませんよね。
そんな人は「せんせい」に直接聞いてみましょう!
公務員試験に関することならどんなことでも聞いてください(^^)
筆記試験、面接試験、受験先など、どんな質問・相談もOKです!
受験先や試験区分、職種等はどこでも対応してます!
学校の先生みたいな感じで、気軽に相談していただけたらと思います。
↓こちらがライン@の連絡先となっています。
[voicel icon=”https://senseikoumuin.com/wp-content/uploads/2017/09/公務員イラスト先生1.png” name=”せんせい”]私は独学で公務員試験の合格を目指す人の味方です!
受験生には話やすいとよく言われます(笑)
わからないことがあれば何でも気軽に聞いてください(^^)[/voicel]
【独学】地方公務員のオススメ参考書
超重要な参考書については「公務員試験のオススメ参考書」のページで紹介しているので割愛させていただきます。
地方上級の試験に受かるなら買っておきたい重要な参考書をいくつか紹介していきます。
【コレ一冊】公務員のライトの教養対策本
公務員のライトの教養対策本です!
動画やアプリと連携して、効率よく勉強することができます!かなりオススメの一冊なので、迷ったらコレを一冊買ってみて下さい✨
【過去問500シリーズ】
【地方上級[教養試験]過去問500】
【地方上級[専門試験]過去問500】
【市役所上・中級・教養・専門試験過去問500】
やっぱり実際の問題を解くのが一番ためになります。
県庁や市役所は過去問が公開されてないので、貴重な参考書という事になります。
地上の試験に受かりたいなら絶対に必要だと個人的には思います。
【まるごとパスワードneo】
政治学や行政学、社会学、社会政策、国際関係、暗記系の5科目が収録されており、スー過去と併用すると効果抜群です。
地上の試験に合格したいなら買っておきたい1冊!
【コレ一冊】公務員のライトの論文・作文対策本
最近は人物重視の自治体も多いですし、国家一般職などでも論文の足切りが怖いですよね!
絶対にコレだけは買っとけっていう最強の1冊がコレ!
独学で勉強するなら超オススメなのがこの1冊!
頻出テーマに関する知識が読んでるだけで身につく!
書き方・テクニック(文章構成等)もめちゃくちゃ参考になります!
1つのテーマに対する論文の例も文字数をかなり多めに作ってくれてるので、非常に勉強になります!
論文対策だけでなく、面接対策にもなりますので是非購入を検討してみて下さい。
地方公務員の試験というのは特に人物重視ですから、面接対策は怠れませんね!
Youtubeで面接対策系の動画もどんどんUPしていきたいと思ってます!
絶対に合格率があがると思いますので、合格したい方はチェックしてみて下さい(^^)
初心者向けにポイントを解説してますので、気軽にご視聴ください!
あとは「畑中敦子の数的シリーズ」「スーパー過去問ゼミシリーズ」を基本的にオススメしてます。
▼「オススメの参考書」に加えて「勉強方法」も紹介してるので、このページは絶対にチェックしておきましょう!
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
ここでケチっちゃだめだよ!
俺は勉強嫌いなんだ!
言われなくても良い参考書を買って効率よくやるつもりだよ!
【独学】地方公務員に合格したいなら見ておくべきページ!
地方公務員の試験というのは公務員試験ですから、公務員試験全般で役に立つ知識を載せたページをまとめて紹介します!
とくに独学で目指す人は非常に参考になると思います!
- 【★100%聞かれる頻出質問集】回答ポイント・回答例も紹介!(大好評)
- 【★志望動機の作り方】面接試験のコツがわかります!
- 【★面接カードの書き方・コツ】市役所・県庁版です。
- 【面接A・Bの特徴】実際に高評価を取った先輩たちからアドバイス!
- 【面接D・Eの特徴】実際に低評価になってしまった先輩たちの体験談・アドバイス
※下の2記事は国家公務員のものになりますが、ポイント等は地方公務員でも同じなので参考になると思います。
「何から始めればいいかわからない方」は【★自己分析】をしてから
↓こちらの記事を要チェック!
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【都道府県採用情報】
地方公務員の体験記
本当にたくさんの合格者の方たちにご協力いただきました!!
地方上級の試験に独学で合格したいなら、体験記は絶対に見ておいた方がいいと思います!
【地方公務員】独学で合格した後に見たい記事まとめ
独学で地方上級の試験に合格した後に気になるのってやっぱり「給料」や「残業」、「出世」などではないでしょうか?
これらの情報も当然まとめていますので、県庁や市役所の職員として働く前に、あらかじめ把握しておきましょう!
これで独学で地方公務員を目指す人を応援するページは終わりです。
ながながとお疲れ様でした!
独学でその他の試験を受ける人はこちらも要チェック!
この記事を書いた人