公務員のライト
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教養科目は10個以上捨ててOK?公務員試験の対策は実はこんなに簡単!

    公務員試験で大事なのは【戦略】
    →どれだけ捨てても結果を残せばOK!

     

    こんにちは!ましゅーです!
     

    公務員の教養試験は、科目数が膨大で、やる気が失せてしまう受験生も多いです。

    でも大丈夫です!!

    捨て科目を作るのは当たり前ですし、むしろ捨て科目をしっかり作れる人の方が合格しやすいです✨

     

    私も7000名を超える受験生を見てきましたが、すべてまんべんなく対策している受験生の方が圧倒的少数派です!
    苦手な科目の勉強は、やる気が出ないと思いますので、効率やコスパを重視して、最善の選択をしていきましょう!
    選び方や考え方はこの記事で紹介していきます!

     

    今回は一般行政職の方と技術職の方、この2つを解説していきたいと思います!

    ※基本的な試験タイプについての出題科目を紹介します。
    ※『独自方式』の自治体もあるので、受験先の受験案内は要チェック!

     

    私は筆記試験で満点を取ったことがありますが、リセット方式なので、特に有利になることはありませんでした!
    捨て科目をうまく作って効率よく突破していきましょう!

     

     

    目次

    【教養試験の出題科目】公務員合格のために内訳を細かくチェック!『行政職』

    ※自治体ごとに試験方式・出題数は異なります!
    ※重要度は「◎、〇、△、✕」の4段階、勉強難易度は「難、普通、易」の3段階です。
    ※基本的にはA日程の出題科目を参考にしておけば間違いありません。

    地方上級(市役所など)の教養試験は一般的に上のような内訳で試験問題が出題されます。

     

    【教養試験の出題科目】大事なのは合格点(目標)を目安にすること!

    ぱっと見てどうでしょうか?

    私なら出題科目を見ただけでもう逃げ出したくなりますね…(笑)
    ですが全部真面目に勉強しろということでもないんです!

    市役所等は基本的に面接重視ですから、合格点が取れていれば7割だって8割だって大差ないわけです。

     

    【教養試験の出題科目】自治体ごとに形式が違うので要注意!

    これから捨て科目について説明していきますが
    その前に注意点がひとつ!

    自治体ごとに試験方式や試験科目の振り分け、問題数が違う場合があるのできちんと確認すること!

    自治体ごとに教養試験の出題形式が特殊な場合もありますから、受験案内は要チェックです!

     

    大事なのは結果!
    どの科目を勉強して6割取っていこうかな~って自分オリジナルの捨て科目戦略を練っていきましょう!
    【捨て科目戦略】の詳しい解説はこちら!

     

     

    【教養試験の捨て科目】ズバリ捨て科目はコレ!『行政職』

    個人的な独断と偏見で決めていますが、効率よく合格したいなら黒で塗りつぶした科目をすべて捨てるということもできちゃいます。

    もちろん、バランスよく対策するのがベストです!勉強嫌いな方はこのような戦略もアリということですね!

     

    【教養試験の捨て科目】特に重要なのはこの科目!

    行政職志望の方がココだけは絶対に勉強しておきたいという重要すぎる科目はこの7個!

    重要度が高い科目
    • 現代文
    • 英文
    • 判断推理
    • 数的推理
    • 法律
    • 経済
    • 社会(時事問題)

    表の一番下にも書きましたが”この7科目だけで合計25点~33点分”もあります!

     

    主要科目+αの勉強が効果的!

    これに加えて好きな科目や得意な科目がいくつか勉強しておけばOK!

    生物が好きな人は生物をやればいいし、歴史が好きな人は日本史や世界史を勉強するといいでしょう。
    →出題数が少ない科目は頻出テーマだけ対策しておくなど、工夫して勉強すると効率◎

    →オススメ参考書+勉強方法を紹介!

     

    実際「教養試験って何点取れば合格できるの?」という疑問がありますよね!
    効率よく勉強するためには目標の設定、合格ラインの把握は必要不可欠です。

    ということでさっそく紹介していきます!

     

    捨て科目を作って効率よく教養試験を突破しよう!『行政職

    結論としては市役所等の合格ラインは6割(20点)だと思ってもらえれば間違いないです!(50点満点なら実力で30点。)

    とりあえず最低限の目安としては”実力だけで20点取ること”ですね!
    (50点満点なら実力で25点。)
    実力で20点、運で4点、これで合計24点とればOKです。

     

    地方公務員のボーダー点について

    地方公務員の合格点というのは自治体ごとに違いますが、
    基本的には受験先の『試験方式』と『筆記倍率』で、ある程度ボーダー点が推測可能です。
    ※試験方式:選択解答式、問題の難易度、出題数の変動…等

    Youtubeで『地方公務員の合格点(動画)』についての考え方を紹介しているので、自分が何点取れば合格か知りたい方はチェックしてみて下さい!
    (※わからない場合は、とりあえず6.5割くらいを目安にしてみてください)

     

    目標の点が取れるように戦略を練ろう!

    まずはどの科目で何点取るという目標を設定するのが大事なのですが、そこら辺の詳しい解説は↓ページで行ってますので、効率よく勉強したい方はチェック!

    【捨て科目戦略】の詳しい解説はこちら!

     

    教養試験でマウントを取るのは無理です!

    最近は市役所等、人物重視の傾向が強いですから、
    ”教養試験の勉強に力を入れすぎるのは非効率的”です!

    サクッと合格ラインまで勉強して面接の対策をたくさんしていきましょう!
    それが結局合格に一番近づくと思います。

     

    ちなみに、苦手な科目や効率が悪いなと思った科目は思い切って捨てることも大事だと思います。

    そんな時間があったら重要度の高い数的推理・判断推理や専門試験等の勉強をしておきましょう!

     

    捨て科目】の考え方はとても重要なので、別ページで解説してます!
    【捨て科目の作り方】勉強しすぎは時間の無駄だ!

     

    このページ↑を参考にすることで、自信をもって捨て科目が作れるようになります!

     

    捨て科目を作りすぎて不安…【戦略】

    ただ、捨て科目をたくさん作りすぎてしまうと、「ホントに合格できるのか?」「不安だな」って思いますよね!

    結果が伴えばどんな点の取り方でも構わないわけですよ!
    →自分オリジナルの捨て科目戦略を練ることが大事!

     

    頻出単元だけ手を付けるのはアリ!

    1科目すべて捨て科目にするのが怖いという方は、
    頻出単元だけやっておくというのも戦略の1つだと思います!
    →苦手な科目も頻出テーマだけはおさえておくという方が多いです!

     

    特に一般知識系の科目はコスパが悪い…

    特に日本史世界史、生物、化学…等
    一般知識系の教養科目って

    範囲が広い』×『出題数が少ない

    とコスパがあんまりよろしくないですよね!

    →コスパが悪い単元はすべて捨てて、出題頻度の高い単元だけやっておく
    →物理や化学等は計算系の単元は捨てて、暗記系のところだけ勉強しておく…等

    このように工夫して勉強してくことで、効率よく公務員試験の対策が行えると思います!

     

    基本的には1問3分で解かなければいけない!

    そもそもこの教養試験、解く問題は40問もあるのに試験時間が120分しかないんですね。
    (※自治体ごとに問題数も試験時間も異なります)
    単純に1問あたり3分だけしか使えないという事になります。

    ゼロからスタートしている人間が全問解こうなんてそもそも無理に等しいんですね…。

     

    時間との勝負だからこそ捨て科目戦略が有効!

    そう、
    ”教養試験は時間との勝負”です!

    解けそうな問題に時間を費やし、解けない問題だと判断したら適当にマークしておけばOKだと思います!
    すべて5択なんだから5回に1回は適当にマークしても当たりますしね。

     

     

    捨て科目戦略」というのは【その人ごとにやり方が違うと思います!
    自分に合った勉強プランで毎日対策していくのが一番効率がイイですから、効率よく対策したという方はLINEで気軽に話しかけてくださ~い(^^)/
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    【教養試験の出題科目内訳】「技術職」の方は重要度と難易度が異なる!

    ※自治体ごとに試験方式・出題数はことなります!
    ※重要度は「◎、〇、△、✕」の4段階、勉強難易度は「難、普通、易」の3段階です。

    地方上級(市役所など)の教養試験は一般的に上のような内訳で試験問題が出題されます。

    特に技術職の場合、自治体ごとに試験方式試験科目の振り分け問題数違う場合が多いので、受験先の受験案内はきちんと確認しておきましょう!

     

    【技術職の教養試験】科目ごとの重要度等が違う!

    出題科目だけみると、やる気がみるみる下がっていきますよね。
    こんな表見てたらモチベーションが低下する一方だと思います…。

     

    でも技術職の場合は、勉強するところはきちんと勉強して、捨てるところをきちんと捨ててって、メリハリをつけていけば全然苦でなくなります!

    次の項目でそれを紹介します。

     

    教養科目は、行政職の専門科目と内容が重複している箇所があるので、理系の方は少し点が取りにくくなっています。
    ただし、例えば、数的処理などは文系の人が苦手で、理系の人が取りやすいと感じる方が多い科目でもあります!取れるところでしっかり点を稼いでいきましょう!

     

     

    【教養試験の捨て科目】「技術職」は科目が絞りやすい!

    私の独断と偏見で決めてはいますが、ゼロからスタートするならコレだけやっておけばOKです!

     

    【教養試験の捨て科目】技術職で重要度が高い科目はコレ

    技術職志望の方が必要最低限ココだけは絶対に勉強しておきたいというのはこの6科目!

    重要度が高い科目
    • 現代文
    • 判断推理
    • 数的推理
    • 資料解釈
    • 社会(時事問題)
    • 物理

    表の一番下にも書きましたが”この6科目だけで合計21点~28点分”もあります!
    →技術職の専門試験は「物理」が基礎となっていることが多いので、物理はオススメです。
    (※化学区分の場合は、化学や生物等)

     

    重要科目+αの勉強を頑張ろう!

    おまけに好きな科目や得意な科目が一つ以上あったら文句なしです!

    理系の方は『英語』が苦手な方が多いと思いますが、『英語』ができるとやっぱり安定した点が狙えると思います。

     

    やっぱり技術職は理系科目がオススメ!

    あと、理系の方は数学と生物、化学などここら辺の自然科学がおススメです!
    受験区分次第ですが、専門試験の内容と被ることもありますからね!

     

    できれば社会科学(時事とも被る)もおさえておきたい!

    また、最近は『社会科学』の重要度が『人文科学』『自然科学』に比べて急上昇中なので、
    社会科学も余裕がある方は勉強してみて下さい。

     

    では効率よく勉強するために、何点とれば合格できるのかという部分に触れていきます!

    →オススメ参考書+勉強方法を紹介!

     

    この話は勉強嫌いな方に向けての勉強プランです!
    当然、余裕がある方は『バランスよく』対策していくのがベストとなります!

     

    技術職は教養試験で何点取ればいいのか?

    はじめに言っておくと地方上級の教養試験と呼ばれるもの、そもそも重要度がかなり低いんですね。

    教養科目を効率良く勉強するコツ、それは思い切って嫌いな科目や苦手な科目を捨てること、それに重要度の高い数的推理・判断推理等をきちんと勉強するということが大事です。

     

    技術職の教養試験のボーダー点

    技術の方は40点満点で実力だけで12点(50点満点なら実力で15点。)
    取れるようになれば合格ラインだと思ってもらっても問題ありません。

    実力で12点+運5点=17点!

     

    え…?それだけでいいの…?

     

    技術職の教養試験は重要度が低い

    そう思うのは当然ですが、
    ”技術職の方は基本的に専門試験の配点が高い”です!

    教養試験の勉強はほどほどに、専門試験の勉強に力を入れるというのが効率よく勉強するコツたと思っております。

    ほとんどの自治体が教養:専門=1:1.5~2という配点、もしくは教養無しの専門のみという方式で試験を行ってます。

     

    教養試験は時間との勝負

    さきほども行政職の部分で言いましたが、そもそもこの教養試験、解く問題は40問もあるのに試験時間が120分しかないんですね。(自治体ごとに問題数も試験時間も異なりますが)

    単純に1問あたり3分だけしか使えないという事になります。ゼロからスタートしている人間が全問解こうなんてそもそも無理に等しいんですね。

     

    そう、”教養試験は時間との勝負”なんですね。

    解けそうな問題に時間を費やし、解けない問題だと判断したら適当にマークしておけばOKです!

    すべて5択なんだから5回に1回は適当にマークしても当たりますしね。

     

     

    ちなみに俺は当時、英文、古文、政治、法律、経済、日本史、世界史、地理、文学・芸術、生物、地学は捨てたよ。
    全部適当にマークしたんだ。
    それでも筆記試験は国家総合職から小さな市役所まで全部通過できたよ!

    えー!?教養科目ってそんなにたくさん捨てても大丈夫なんだな…

    うん。その分、数的推理や判断推理、現代文や時事問題等、重要度の高い科目はきちんと勉強したり、専門試験の勉強は一生懸命やったからね!
    周りの受験生や実際に教えてた子も皆こんなやり方でも受かってるぞ~!

    捨て科目】の考え方はとても重要なので、別ページで解説してます!
    【捨て科目の作り方】勉強しすぎは時間の無駄だ!

     

     

    【特別区の教養試験】出題科目をまとめました!

    ※毎年出題科目が若干異なります。コレは令和元年度の試験を参考にしています。

    これが東京都特別区Ⅰ類の教養科目です!

     

    特別区の教養試験の特徴

    48問中40問を選んで解答するタイプなので、一般知識の問題を8問は捨てることができます!

    基本的にさきほど紹介した市役所の教養科目とほとんど重要度が高い科目は同じです!

     

    特別に違うのは特別区を単願で受ける人は「自然科学」を捨てずに勉強した方がいいという点ですかね。
    ⇒自然科学が8問分もあるので、捨てる8問分としてもよいのですが、できればおさえておいて余裕を作りたいところです。

     

    あと、特別区の教養試験は”全体的な問題の難易度が低め”です!

    基礎的な問題が多く出題されるので、広く浅く勉強している人が高得点を取れるようになっています。

     

    また、特別区の試験というのは出題のされ方に特徴があります!
    →頻出テーマや出題傾向がつかみやすい!

     

    特別区は小論文の配点が高いから、1次試験はそこで逆転可能です!
    とはいっても教養で足切りにされちゃあしょうがないから最低でも実力で20点以上を目安にしていきましょう!

    特に【時事・社会事情】は小論文対策にもつながるので力を入れていくようにした方がいいですね!

     

     

    【県庁の教養試験】出題科目をまとめました!

    都道府県庁等の地方上級試験はこの表のように「全国型」「関東型」「中部・北陸型」「東京都庁」の4パターンに分けられます!

    「独自型」という自治体独自のパターンもあるので、自分が受験する自治体の受験案内はきちんとチェックしておくようにしましょう!

     

    【県庁の教養試験の特徴】全国型、関東型、中部・北陸型、独自型

    それぞれの試験の特徴を簡単にまとめて紹介しますね!

    県庁の教養試験
    • [全国型]
      50問必須解答
      時間:120~150分
    • [関東型]
      50問中40問選択解答
      (一般知能分野21問は必須解答)
      時間:120~150分
    • [中部・北陸型]
      50問必須解答
      時間:150分
    • [都庁]
      40問必須解答
      時間:130分

    出題科目に関しては表を見て、それぞれの自分が受ける試験の特徴をおさえておいてください!

    都道府県庁の試験を受ける場合は、目標が6割前後となることが多いです。
    一般知識の問題にも手を付けてバランスよく対策していきたいですね!

     

     

    【都庁の教養試験】出題科目をまとめました!

    ※毎年出題科目が若干異なります。コレは令和元年度の試験を参考にしています。

    先ほど都道府県庁の出題科目でまとめて紹介しましたが
    都庁だけ個別に解説します!

     

    都庁の教養試験の特徴

    実は都庁の試験はかなり特徴的で、過去の問題を使いまわしたような問題が出たりもします!

    また、科目ごとで分けても出題のされ方に特徴があるので
    都庁志望の方は過去問分析が重要になってくると思います!

    →頻出テーマや出題傾向がつかみやすい!

     

     

    【市役所の教養試験】人物重視により大幅な変更!

    人物重視の教養試験
    1. Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉
    2. Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉
    3. Light〈基礎力タイプ〉
    4. SPI、SCOA等の簡易型の教養試験…等

    実は最近、市役所の教養試験が新しくなりました。
    それぞれ、特徴(試験内容)を紹介していきたいと思います!

    ※都道府県庁や市役所A日程などの試験では、従来の方式を採用していることが多いので、新しい教養試験は関係ありません!

     

    • これからの地方自治を支える多様な人材を確保したい
    • 民間企業志望者も受験しやすい試験にして応募者を増やしたい
    • それぞれの団体が重視する能力や様々な受験者層に合った試験にしたい…等

    人物重視の自治体が、教養試験を簡易化させるために、新しい試験にチャレンジしているといったところですね!

     

    【公務員の新教養試験①】Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉

    Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉は、”従来の教養試験と共通性の高い試験”でまとめると以下のようになります。

     

    Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉

    [Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉]

    出題数 :40題
    形 式 :五肢択一式
    解答時間:120分
    (知識分野20題・知能分野20題)
    知識分野(時事、社会・人文、自然に関する一般知識を問う問題を出題)
    知能分野(文章理解、判断・数的推理、資料解釈に関する能力を問う問題を出題)

     

    Standard -Ⅰ・Ⅱ〈標準タイプ〉の特徴

    これまでと比べて時事を重視し、社会的に幅広い分野の題材(ICT、環境問題、社会保障など)を出題!

    また、「古文」、「哲学、文学、芸術等」、「国語(漢字の読み、ことわざ等)」の出題はありません。

    簡単にまとめるとこんな感じの試験で、従来の試験とほとんど変わらないと思います。

     

    【公務員の新教養試験②】Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉

    Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉は、”知識より論理的思考力等の知能を重視する試験”でまとめると以下のようになります。

     

    Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉

    [Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉]

    出題数 :40題
    形 式 :五肢択一式
    解答時間:120分
    (知能分野27題・知識分野13題)
    知能分野(文章理解、判断・数的推理、資料解釈に関する能力を問う問題を出題)
    知識分野(時事、社会・人文に関する一般知識を問う問題を出題)

     

    Logical -Ⅰ・Ⅱ〈知能重視タイプ〉の特徴

    知能分野ではStandardよりも文章理解、判断・数的推理、資料解釈の出題をそれぞれ増やす一方、知識分野では「自然に関する一般知識」の出題がないのが特徴!

    これまでと比べて時事を重視し、社会的に幅広い分野の題材(ICT、環境問題、社会保障など)を出題!

    また、「古文」、「哲学、文学、芸術等」、「国語(漢字の読み、ことわざ等)」の出題はありません。

    簡単にまとめるとこんな感じの試験で、”自然科学からの出題が一切ない”のが特徴的ですね!
    文系の方はうれしいですけど、理系の方からするとう~ん、と感じる試験方式。

     

    【公務員の新教養試験③】Light〈基礎力タイプ〉

    Light〈基礎力タイプ〉は、”公務員試験に向けた準備をしていない民間企業志望者でも受験しやすい試験”でまとめると以下のようになります。

     

    Light〈基礎力タイプ〉

    [Light〈基礎力タイプ〉]

    出題数 :60題
    形 式 :四肢択一式
    解答時間:75分

    解答時間が75分、形式は四肢択一式とコンパクトな試験!
    出題分野は、「社会への関心と理解」(24題)、「言語的な能力」(18題)、「論理的な思考力」(18題)の3分野(計60題)。

     

    Light〈基礎力タイプ〉の特徴

    社会についての関心や基礎的・常識的な知識、職務遂行に必要な基礎的な言語能力・論理的思考力を測定する試験!
    「社会への関心と理解」の分野で出題される問題には、地方公務員として必要な地方自治に関する基礎的な知識を問う問題も含まれる!
    Standard -ⅡやLogical -Ⅱよりも難易度はかなり低い!
    基礎的な能力を検証するための試験ということで、専門試験や適性検査などと組み合わせて出題されることがある!

    簡単にまとめるとこんな感じの試験で、これはかなり特徴的な試験ですね!
    社会人経験者枠での試験として採用している自治体が増えてきてるイメージです。Light・Logical、社会人基礎試験の試験がある方用にオススメの参考書を追加したので、この試験が課されてる自治体を受ける場合は要チェックです!
    一度本屋に行って内容を確認してみる事をオススメします!
    オススメ参考書

     

    【公務員の新教養試験④】SPIやSCOA…等の簡易型の試験

    [簡易型の試験]

    SPIやSCOA等と教養試験を簡易化させる自治体が増えてきています。

    内容は受験先ごとに違うので、受験先の自治体の受験案内は要チェックです!
    ⇒特に試験内容と試験時間は要チェック!(時間で試験内容を推測できることもある)

     

    SPIやSCOA等の対策方法

    対策方法としては、SPIならSPI専用の参考書を1冊SCOAならSCOA専用の参考書を1冊買って、何回もやってけば問題ありません。

    ただ、ペーパーやテストセンター等と種類によって、出る問題や傾向が違いますので、できれば種類もきちんと確認しておきたいところです。

    専門試験があるなら、専門試験の対策を重視して、数的みたいな感じでSPI対策は毎日触れていきましょう!
    オススメ参考書

     

     

    数的推理、判断推理、資料解釈は何故こんなに出題数が多いの?

    判断推理、数的推理(できれば資料解釈も)、これらは絶対に勉強しなければならない科目だといえます。

    どの試験でもこれらの数的系科目で全体の4割前後を占めている場合が多いです。

     

    教養試験の4割前後を占めるのが数的系科目

    なぜこの科目がこんなに出題数が多いかというと、
    もちろん事務処理能力・論理的思考力が試されてもいるのですが、
    私は”公務員試験は頑張った人が報われる試験だから”だと思ってます。

    毎日一生懸命、数的の勉強に取り組んでいる受験生がスラスラ解けて、初めて数的の問題を見る人はあたふたしてしまう。そんなイメージになります!

     

    数的系科目の目標点

    頑張って勉強して6~7割取れるようにするのを目標にしたいですね!

    苦手な方も最低5割を目標に頑張っていきましょう!

     

    ただこの数的関係の科目は”習得するのに時間がかかります”

    何から勉強していいかわからなかったら、とりあえず数的からはじめてみましょう!

    勉強方法がわからない方はまずこちらのページ↓をチェック!

    判断推理と数的推理、それに資料解釈は習得に時間がかかるので、それらを主に勉強すればOKです!
    1日10ページなどと決めて毎日勉強したほうがいいですね!

     

    公務員の教養試験の配点を見極めよう!

    教養試験自体の重要度がどれくらいなのかわかりやすく図で解説してみます。

    ※とある市役所の配点例です。

    このように地方上級の試験は基本的に教養、専門、論作文それに面接試験等と分かれていますが

    イメージで書くと、

    面接>>> 専門 ≒ 論作文 > 教養

    とまぁこんな感じの重要度になってしまうんですね。

     

    リセット方式の自治体も多い!

    それに市役所の場合は、人物重視型の試験がかなり増えていまして、

    40点満点で40点取る受験生と合格点ギリギリの受験生、
    どちらも合格は合格という考え方で、
    そこから同じ立場での面接試験への切符がもらえる「リセット方式」というのが流行っていますので、意気込み過ぎないように注意が必要です。

     

    もちろん、勉強も大事ですが、勉強のしすぎで重要度の高い面接対策や論文対策をおろそかにしてしまう方は注意が必要です!
    ★リセット方式の場合は、筆記よりも2次試験科目(面接や小論文等)が重要です

    あくまでも目的は試験に合格することです。
    重要度を見極めながら効率よく対策を進めていきましょう!

     

     

    地方公務員の教養試験での足切りって何点?

    地方公務員の教養足切りライン

    自治体ごとに様々ですが
    一般的に満点の3~4割が足切りラインに設定されていることが多いです!

    自治体ごとに足切りラインは異なるのですが、多くの自治体が足切り点を40点⇒12点未満としています。(50点満点なら15点)

    また、自治体によっては平均点の4割以下等と決められている場合もあります。

    受験先の受験案内の中に足切りラインについての記載がある場合もありますので、まずは受験案内を要チェック!
    ※足切りラインは毎年違ったりもします。

     

    【地方公務員の教養試験】そもそも足切りって何?

    色々ある試験の中で、「どれか一つでも基準点(3~4割程度)を超えられなかったらその時点で不合格になってしまう」ということですね!

     

    足切りの具体例

    具体例を挙げて説明してみます。

    [足切り例]

    A君:教養20点、専門20点
    B君:教養8点(×)、専門40点満点

    ⇒当然B君の方が合計点は48点と高いですが、B君は不合格が確定します!

     

    公務員にはバランス力が求められている

    まず教養試験を課しているということは、受験生に最低限の教養が身についているか知りたいということになります。

    仮にどれだけ専門試験に自信があって、論作文もうまく書ける。さらに面接試験も得意だ、という人が受験しても教養試験が基準点未満だと、その人は不合格が確定してしまいます。

    公務員にはバランス力が求められているんですね!
    とはいっても公務員の足切り点は、5択の試験にもかかわらず満点の3~4割とかなり低めに設定されているから、足切り点の心配は無用です。
    そもそもそんな低い点数を取っているようじゃ試験は突破できないので!

    きちんと勉強して臨めば基本的に足切りラインは超えられます!!!

     

     

    【教養試験】独学でオススメの参考書はコレだ!

    先ほど紹介した公務員試験の重要科目をおさえることができる参考書を紹介していきますね!

    私もいろいろな参考書を見てきましたが、その中でもおススメのものです!
    →オススメ参考書+勉強方法を紹介!

    ではまいりましょう!

     

    【コレ一冊】公務員のライトの教養対策本

    公務員のライトの教養対策本です!
    動画やアプリと連携して、効率よく勉強することができます!かなりオススメの一冊なので、迷ったらコレを一冊買ってみて下さい✨

    一冊買っておいて絶対に損はありません!

     

    オススメ参考書1:数的推理・判断推理[超重要]

    どの教養試験においても一番重要とされる数的推理と判断推理。
    この2教科はこの2冊でなんとかなります。

    「畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス」 重要度 ★★★★★

     

    「畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス」 重要度 ★★★★★

     

    →数的処理の勉強方法はこちら

     

    オススメ参考書2:時事問題(社会)[超重要]

    時事問題は重要度★★★★★です

    だけど時事問題は2月からやればOK!

    それまではニュースをみておきましょう!

    公務員試験の時事において、教養・専門択一の時事関係のテーマで出題されやすいところは、すべて【最強の時事】という、こちらの参考書の中で紹介しています!

    まずは、この手の参考書を「寝る前に1日1章は読もう」などと決めて勉強し、知識をインプットしてみてください!

    🔴時事書籍はこちら
    🔵無料アプリはこちら

    頻出テーマや対策方法は以下の記事でまとめています💡

    →時事の勉強方法&頻出テーマはこちら!

     

    オススメ参考書3:現代文・英文・(おまけで資料解釈)[重要]

    そして、抑えたい科目でも上位に入る「現代文」と「英文」、「資料解釈」はこの1冊!

    「新スーパー過去問ゼミ6 文章理解・資料解釈」  重要度★★★★☆

     

    オススメ参考書4:日本史・世界史・地理・思想・文学芸術[普通]

    「日本史・世界史・地理・思想・文学芸術」はこの1冊!

    「新スーパー過去問ゼミ6 人文科学」  重要度★★☆☆☆

     

    オススメ参考書5: 数学・物理・生物・化学・地学[普通]

    「数学・物理・生物・化学・地学」はこの1冊!

    「新スーパー過去問ゼミ6 自然科学」  重要度★★☆☆☆

     

    オススメ参考書6:実際の教養試験の過去問はコレ![重要]

    実際に過去に出題された問題を勉強することができる。重要度★★★★★

     

     

     

    オススメ参考書6:政治・経済・法律[重要]

    「新スーパー過去問ゼミ6 社会科学」重要度★★★★☆

    基本的にこれらの科目は出題は専門科目や時事問題からの出題となります!

    専門科目と内容が被っているのでコスパがいい科目という事ですね!

    専門試験の勉強を一生懸命やって、2月から時事の勉強するのと同時に社会科学の勉強を始めると効率が良いんじゃないかなと思います!

    専門の参考書まとめ

     

    【新教養試験】Light・Logical・社会人基礎試験のオススメ参考書

    LightとLogicalどちらもカバーできる参考書がコレ↑ですね!

    新教養試験を実施する自治体を受ける人は要チェックです!

    4択で75分60問の試験はこちら!

    Light専用の参考書ですね!

     

    これらの試験を受ける人は一度本屋に行って確認してみましょう!

    今までの教養試験と難易度等が結構違うので注意が必要です。

     

    【簡易型の試験】SPI、SCOA等のオススメ参考書

    受験先の試験タイプとマッチしていそうな参考書なら何でもOK!
    自分が勉強しやすそうだなと思うものを本屋で見つけてみて下さい!

    SPIならSPI専用の対策本、SCOAならSCOAの専用対策本を買って勉強しよう!

     

    SPIの参考書(例)

     

    SCOAの参考書(例)

     

    受験先ごとに内容が違うので、自分に合うものを選んでください!
    ちなみに、参考書の年度は気にしなくてOKです!

     

     

    【市役所の教養科目】まとめ:重要度が高い科目をまずは勉強しよう!

    公務員の教養試験は満点を取る試験ではない!
    合格点を取れるよう戦略を練って、捨て科目と力を入れる科目を選別する必要がある!
    →自分の得意不得意科目に合わせて、オリジナルの勉強プランを立てておくことが大事!

     

    さっきも言いましたが、
    捨て科目】の考え方(試験戦略)はとても重要なので、別ページで解説してます!
    【捨て科目の作り方】勉強しすぎは時間の無駄だ!

     

    地方公務員の教養科目で重要度の高いのはコレ!

    【重要度の高い科目】

    • 現代文
    • 英文
    • 判断推理
    • 数的推理
    • 資料解釈
    • 時事問題
    • 社会科学(政治経済法律等)

    とりあえず毎日勉強したほうが良いのは、数的推理、判断推理、資料解釈ですね。
    (できれば英語対策も。)

    主に一般知識系の問題は、自分の得意科目を勉強したり、頻出単元だけ勉強するようにしたりと、工夫して対策していきたいですよね!

     

    数的等の重要科目は勉強量を決めて毎日取り組む!

    数的系の重要科目は、1日10ページと、量を決めて毎日解くのが好ましいと思います。

    また、例えば、月~金は数的推理・判断推理などを、土日は普段やらない科目等を重点的に勉強する等と計画的に勉強できると尚良いと思います。

     

    時事問題の対策は、とりあえずニュースを見る癖をつけること!

    そして何と言っても時事は出題数が多い!
    →時事問題の勉強方法は公務員試験の参考書を見るのが一番です。
    →速攻の時事等、公務員試験の時事対策本(2月発売)は要チェック!

    ニュースをチェックするのはめんどくさいと思いますので、賢く対策したい方は私のTwitterをフォローしてみて下さい!
     

    公務員試験シーズンになったら試験に出る時事ニュースを発信していきます。

     

    英語が苦手なら英語も毎日取り組む!

    それと、余裕がある人は英語もやっておくと効率がいいと思います。

    単語を勉強して、毎日1問でも文章理解の問題に挑戦してみるだけで、本番の結果が全然違うと思います。
    公務員の教養試験では簡単な問題のみ解ければ問題ありませんから、そこは落とさないようにしていきたいですね!

    国家一般職、国税専門官などの試験を併願する予定の方は国家公務員の教養試験の捨て科目・出題科目も要チェック!
    →国家一般職の教養科目

     

     

    独学で公務員試験を受ける人はこちらを要チェック!

     

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