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【地方上級試験の知恵袋Q&A】気になる疑問を私が解決します!受験生からよくある質問に対して『事実』をもとに回答!

    地方上級のQ&A
    よくある質問に答えます!

    地元で働きたいと思って公務員試験を受ける人も多いと思います。
    とくに県庁や市役所といった地方公務員の試験はかなり人気で、受験生から毎日のように質問をいただきます。
    ⇒質問が多いということは、それだけわからないこと(不安)が多いということ。

    そして、らないというのは恐ろしいことで、知らないまま試験を受けてしまうとしてしまうこともあります!
    皆さんは地方上級の試験を他の人より利に試験を進めていきたいですよね!

     

    そこで、私が実際に受験生の方からいただいた質問・疑問をまとめ、その回答をそれぞれ紹介していきたいと思います!
    俗に言う【質問・回答コーナー】【Q&Aコーナー】のことですね!

     

    では、さっそく始めていきたいと思います!

     

    実際に私も情報不足が原因で、他の人よりも不利な状態で試験に挑んだことがあります…。
    私と同じような思いをしないためにも、この記事を通して皆さんの【地方上級試験の疑問】を解決してあげられたらなと思ってます。

     

    目次

    ①地方公務員になるにはどうすればいい?

    回答(結論)

    各自治体が実施する採用試験に合格する必要があります!
    あくまで個別に実施している試験なので、内容や日程は自治体ごとに違います

    都道府県庁等の試験でオーソドックスなものは以下のような試験です。

     

    地方公務員になるための試験(例)

    【オーソドックスな試験(一例)】

    • 教養試験
    • 専門試験
    • 小論文試験
    • 集団討論試験
    • 個別面接試験

    ※当然、自治体ごとに違う

    試験内容は自治体ごとにも区分・職種ごとにも違うので、受験先の試験内容については『受験案内』を読んで、きちんと把握しておくようにしましょう!

    【地方上級】試験内容や試験の流れを詳しく知りたい方はこちら

    自治体ごとに、小論文があったりなかったり、集団面接があったりと、全然内容が違うので、まずは受験先の試験科目をチェックしておきましょう!

     

    最近は簡易型(人物重視型)の試験も流行っている

    最近は、勉強以外の面で頑張った人が受験しやすいように『人物重視区分』を設ける自治体が多いです!
    これは、SPIやSCOA等と筆記試験が簡易化されており、エントリシートやプレゼンテーション試験、個別面接試験等の人を見る試験の内容が濃くなっている場合が多いです!
    皆さんも自分の特徴にあった試験を受けてみて下さい(^^)

     

    ②地方上級の試験では学歴は関係あるか?

    回答(結論)

    学歴が直接的に合否に影響を及ぼすことはありませんが、間接的に影響を及ぼすことはあると思います。
    ただ、最近は学歴を見ないで採用試験を行う自治体も増えています。

    基本的には学歴が良いから有利というほどの差はないと思います。

     

    【地方上級試験】学歴も多少なりとも影響はある

    履歴書に学歴を記載する場合、面接試験の際に学歴が面接官へ与える影響というのは少なからずあると思います。
    例えば、『東京大学』と書いてあった受験生がいたら、それだけで印象はめちゃくちゃ良くなりますからね。

    このように面接試験で面接官へ与える印象が違う以上は100%関係ないとは言い切れないと思います。

     

    【地方上級試験】学歴を見せる機会が無ければ影響は無い

    ただ、最近は履歴書に学歴を記載させない自治体もあります。この手の自治体を受ける場合は、合否に100%影響しないと言っていいでしょう。

     

    学歴は基本的に気にしなくてOKだと思います!
    そんなものよりも【職務適性】の方が大事なので、しっかりと面接対策をすれば合格できると思います!
    【学歴が関係ない理由】大事なのは職務適性!

     

    ③地方上級の試験で県・市外出身者は不利か?

    回答(結論)

    こちらも学歴と同じで、出身地が直接的に合否に関係あることはありませんが、間接的に影響を及ぼすことはあると思います。

    面接官の視点について考えてみれば、有利不利について理解できると思います。

     

    【地方上級】出身地が合否に及ぼす影響は

    とある市役所の面接試験を受けたとします。
    そこで志望動機を話すときに【①市職員である理由】と【②この地域を選んだ理由】が必要になってくると思います。

    仮に地元であるなら、地元であるというだけで、②の理由はクリアできると思いますが、逆に地元以外の自治体を受けるのであれば、②の理由についても面接官を納得させるような回答を用意しておかなければいけないということになります。

    まぁ基本的には【影響は無い】と思ってもらっていいですが、このように多少は影響があるよということですね!

     

    ④地方上級、地方中級、地方初級はどう違うか?

    回答(結論)

    基本的には、試験のレベルが上級=大卒程度、中級=短大卒程度、初級=高卒程度ということです。
    試験内容の違いと、問題の難易度の違い、受験生の年齢層の違いが主ですね!

    大学に通っている方で、一般的に22歳の年になる方は地方上級(大卒程度)の試験を受けることになると思います。
    先ほども述べた通り、試験内容は自治体ごとに違うので、受験先の受験案内は要チェックです!

     

    ちなみに、社会人で転職して公務員を目指す方も、基本的には地方上級試験を受けることになると思います。(もしくは社会人経験者の方専用の試験である【社会人経験者枠】や【氷河期世代採用試験】等を受けることになると思います。)

    基本的には【受験資格】を満たしていれば、その試験は誰でも受けることができます。

     

    ⑤高卒だけど大卒の試験を受けることができるのか?

    回答(結論)

    受験資格を満たしていれば、『大学卒業』の資格は必要ない場合が多いです。
    基本的に受験資格の中で意識しなければいけないのは、年齢要件だけです。年齢要件を満たしていないとその試験は受けることができないので、注意が必要です。

    ただ、福祉区分や保健師区分等、一部の専門職の試験では、特定の試験大学卒業や資格取得が受験資格の要件となっている場合があるので、受験先のHPや受験案内はよく読んでおいてください。

    例えば、高卒で4年働いている22歳の方は大卒程度の試験を受けることができます!(一部の専門職を除く)

     

    ⑥地方上級の試験は何個受験(併願)することができるのか?

    回答(結論)

    自治体は各自で採用試験を行っているので、何個でも併願することができます
    ただ、試験日が被ってしまっている試験を併願することはできません。

    例えば、大卒程度の試験(行政職)を受ける方は以下のようなプランを組むことができます。

     

    公務員試験の併願スケジュール(行政職・例)

    【併願スケジュール(例)】

    • 4月中旬:地上特別枠(人物重視)
    • 4月下旬:国家総合職
    • 5月上旬:特別区or都庁(同日)
    • 5月中旬:裁判所事務官
    • 6月上旬:国家専門職(国税専門官や労働基準監督官等)
    • 6月中旬:国家一般職
    • 6月下旬:地方上級・市役所A日程
    • 7月上旬:大学職員
    • 7月中旬:市役所B日程
    • 9月中旬:市役所C日程…等

    ※国家公務員試験も含む

    事務系でメインの試験を挙げるとこんなところかなと思います。
    基本的には日程さえかぶらなければ、試験は何個受けてもOKです!

     

    【公務員試験の併願】試験日が被ったら?

    ただ、よくあるのが、『面接試験日が被ってしまう』『面接試験日と他の筆記試験日が被ってしまう』というパターンパターンです!
    ⇒このように被ってしまった場合は、当然どちらか1つを諦めなければいけないので、スケジュールは入念にチェックしておいた方がいいかなと思います。
    (面接日等の細かい日程は採用側からの通知が来ないとわからりません)

     

    ⑦地方上級の筆記試験の難易度はどれくらいか?

    回答(結論)

    一概に難易度を伝えるのは難しいですが、教養試験は中~高校の基礎知識レベル、専門試験は大学の専門分野の基礎レベルといったようなイメージです。
    問題自体の難易度はそこまで高くないですが、幅広い分野(たくさんの科目)の勉強をしなければいけないという部分で難易度の高さがあるかもしれません。

    実際に本屋に行けば、過去問等が閲覧できますので、まずはそのあたりをチェックしてみて下さい!

    教養試験はセンター試験よりもちょっと難易度が低いくらいのものになります。
    一般教養がない人を落としたいから試験を課しているというイメージです。

     

    ⑧地方上級の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?

    回答(結論)

    ボーダー点というのは試験倍率のことなので、毎年違ってきます。
    また、受験区分や職種ごとにもボーダー点は全然違うので、注意が必要です。

     

    【地上】オーソドックスな試験のボーダー(目安)

    【ボーダーの目安】

    教養50問必須解答、専門40問必須解答の場合

    • 教養:6割
    • 専門:5.5割

    このくらいがボーダー前後になっていることが多いです。

    ボーダーラインというのは、受験先によって全然違うのですが、全国の都道府県庁の試験の平均くらいが上記の点数くらいになると思います。

     

    【地上】技術や専門職のボーダーについて

    技術や専門職はボーダーラインが低くなっていることが多いです。
    教養5割、専門4割あれば合格できてしまう、そんな自治体が多いです。

    中には3割取れていれば合格という自治体もあります。

     

    同じ試験内容でも受験先ごとに全然ボーダーは違います。
    推測方法を動画で紹介していますので、興味がある方はチェックしてみて下さい!
    地方公務員のボーダー推測方法(動画)

     

    ⑨地方上級の筆記試験の過去問はどこにある?

    回答(結論)

    地方公務員の試験は、過去問を非公開としていますが、本屋に行けば本番レベルの問題(過去問)が見れるので、そちらをチェックしてみて下さい!
    また、大きい自治体の場合、数問のみ過去問を公表しているので、自治体のHPで数問のみ閲覧することができます。

    ちなみに、東京都特別区や東京都庁などは、試験問題をすべて公表しています!
    それぞれHPで閲覧できますので、この手の試験を受ける方はチェックしてみて下さい。

     

    ⑩地方上級の筆記試験はスーツで行くべき?

    回答(結論)

    特別な指定が無い場合は、私服でOKです!
    あまりありませんが、筆記試験日に面接試験も行う場合はスーツでいく必要があると思います。

    基本的には私服でいけばOKです!

     

    ⑪地方上級の面接試験ではどんなことが聞かれるか?

    回答(結論)

    どんな質問を投げかけるのかは、当然受験先の面接官のみぞ知る世界となりますが、地方公務員としての適性や人柄、行動特性、過去の経歴など、『今後職員として活躍してくれるか』どうかを見抜きたいということで、質問内容には傾向があります。

    自治体によって聞かれる質問はまちまちですが、公務員としての職務適性を見抜くための質問には傾向があります。

     

    また、面接カードからの質問についても、突っ込みポイントに傾向がありますので、質問内容については以下のページをチェックしてみて下さい!

     

    ⑫地方上級の試験は独学でも大丈夫か?

    回答(結論)

    独学でいいかどうかは受験生の状況ごとに違うと思います。
    試験内容やボーダー点、今の自分の実力、試験までの時間等、受験生ごとに状況は全然違いますから、独学が必要な人もいればそうでない人もいると思います。

    また、独学が向いている性格の人もいればそうでない人もいると思います。

     

    【地上】独学かどうかは自分次第

    予備校等に頼る【目的】は【公務員試験に合格して内定をもらうこと】で、これが自分1人でできそうなら独学でもOKだと思います。
    反対に勉強や面接対策等、1人で対策するのが難しそうだと思うなら独学で合格率を高めるというのは全然アリだと思います。

     

    【地上】筆記が向いている性格か

    勉強も自分でコツコツやるのが好きな人もいれば、誰かにポイントだけ教えてもらった方が楽だと思う人もいると思います。
    過去の大学受験の経験や中学受験の経験等があるかないかというのも一つの目安になるのかなと思います。

     

    【地上】面接や小論文等はどうしても第三者の協力が必要

    面接や小論文については、どうしても第三者の力が必要になってくると思います。

    小論文については、基礎的な知識と個人の対策でも間に合うかもしれませんが、面接についてはなかなか難しい面もあると思います。

    ハローワーク等を利用して独学で挑むのもありですが、面接だけは予備校等を利用するというのも一つの手だと思います。

     

    当ブログでは、合格者の体験談やアドバイス、試験の内容解説等、色々なコンテンツを紹介していますので、この辺りをチェックしてから自分でできそうかどうか判断してみるのもアリかもしれません。

     

    ⑬地方上級の試験の配点は?

    回答(結論)

    配点は自治体ごとに違います!
    公表している自治体もあればそうでない自治体もありますが、基本的には地方上級の試験は面接試験の配点が一番大きくなっています。

    今回はとある自治体の配点例として、静岡県庁の配点を紹介しておこうと思います。

     

    【地上】配点は人物試験が一番大きい(例)

    これは静岡県庁の配点ですが、地方の試験は大体こんな感じで人物試験の配点がめちゃくちゃ大きいです!

    もしくは【リセット方式】といって、筆記はボーダー点を超えているかどうか判断するだけで、最終合否は二次試験のみで決まってしまうというものが流行っています。

     

    【地上】リセット方式も流行っている

    【リセット方式とは】

    1次試験終了時に持ち点がリセットされることです。

    1次試験が「教養+専門択一」で、2次試験が「論文+集団討論+面接」となっている場合が多いですが、1次試験はボーダー点を超えているか超えていないかだけを判断するものとなります。

    1次試験の点数がリセットされて、2次試験のみで合否が決まるということですね

    要は「人物試験でほとんど合否が決まる」ということですね!
    地方の試験ではそれくらい面接が重要です。

    リセット方式が何かわからない方は、以下の記事をチェックしてみてください!
    リセット方式とは?

     

    ⑭地方と国家公務員どちらを選ぶか?

    回答(結論)

    自分次第だと思います。
    価値観や仕事に求めるものも人それぞれ違いますから、仕事を通して自分の人生の「幸福度」が高いと思う就職先を選んでみて下さい!

    地方公務員にも国家公務員にもメリットとデメリットが、また地方や国家の中でも機関・組織ごとに条件が違うと思います。

    転勤がある、深夜の勤務がある、給料が少し多い、残業が多い、友達がたくさんいる…等、色々条件がありますよね!
    メリットやデメリットを比較して、自分が一番幸せに過ごせそうな就職先を選んでみて下さい(^^)

     

    ⑮地方公務員に採用漏れはあるか?

    回答(結論)

    自治体ごとにルールは違いますが、基本的には地方公務員の場合は採用漏れはでないように調整されています。
    ただ、補欠合格の制度や最終合格者の扱い方等、受験先ごとに全然ルールが違うので、以下のページをチェックしてみてください!

    【公務員の内々定】気になる疑問をすべて解決!

    中には最終合格=内定という自治体もありますし、100%出せると言い切れないけど実質100%内定というような自治体もあります。
    反対に最終合格だけど補欠合格のような扱いをされる自治体もありますので、受験先のルールについては注意が必要です。

     

    ⑯地方公務員の給料・休暇等の待遇について

    回答(結論)

    当然、勤務条件も自治体ごとに違いますが、全体的な待遇は良いと思います。
    給料についてはどちらかといえば微妙だという意見が多く、休暇は充実していると思います。

    福利厚生や給料については、以下の記事をチェックしてみてください!

    【福利厚生】公務員は充実しすぎ?
    【地方公務員の給料】私の給与明細を公開!

     

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