公務員のライト
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【求める人物像(重要)】知らなきゃ一発アウト?ミスマッチを防ぐために公務員の面接の基礎は絶対に把握しておこう!

    自分の受験する自治体・省庁が
    求める人物像ってご存じですか?

     

    こんにちは!ましゅーです!
    今回のテーマは求める人物像の重要性です!

     

    コンピテンシー評価型面接だの、面接カードの書き方だの、ごちゃごちゃ言ってますが
    公務員の面接の一番基礎の部分が理解できてないと、採用側も採用してくれようとは思えませんから、今回の記事も要チェック!

     

    ではさっそく本編にまいりましょう!

     

     

    【求める人物像】面接というのは『マッチングの場』だ!

    面接試験というのはマッチングの場ですよね!

    採用側は「こんな人間が欲しい」って思ってて、
    受験生側は「私はそこで働きたい」って思っているわけです。

     

    ココがマッチしていないと不合格が確定してしまいますよね!

     

    皆さんは自分の受験先が求める人物像をきちんと把握することができているでしょうか。
    →受験案内や自治体のHP、パンフレットなどに、「私たちはこんな人材を求めています」って書いてあることが多いので、きちんと把握しておかなければいけませんよ~!

     

    「面接≒婚活」だと思うとイメージしやすい!

    ちょっと話が変わりますが、
    マッチングというと皆さんどんなことをイメージしますか?
    私は「婚活」をイメージしてしまいます。

    最近は「マッチングアプリ」なんていうものも流行っていますよね!

     

    何が言いたいのかというと、
    面接はお見合いパーティーみたいなものだということです。
    婚活≒面接だと思って色々考えてみると、面接のコツがイメージしやすいと思います。

     

    特別区の試験がいい例かなと思います。
    特別区は試験に合格した後に、23区の中で希望の区に面接しにいくことができます。
    自分が男だとすると、23人の女の人、それぞれが求めている男の人のタイプって違いますよね!

     

    そりゃ23人の中で自分の好みの女性がいたとしたら、「その女性が好きな男性のタイプ」や「どんな男の人を求めているのか」というのを調査して、「私はそういう男なんだ」ってうまくアピールしたいですよね!

    面接ってそういうもんなんです。

     

     

    【求める人物像】と受験生の気持ちのミスマッチとは?

    私はそこで働きたい…!

    受験生の皆さんは志望先の自治体にアタック(告白)するわけですが、受験生の皆さんが「公務員」というものに抱いているイメージと「実際の公務員の雰囲気」との間にズレが生じてしまっている方が多いんじゃないかなぁと思います。

     

    公務員には「安定している」「給料が良い」「定時に帰宅できる」「仕事がラクそう」などと、なぜか物凄く良いイメージがありますよね!
    基本的にはこのようなイメージは偏見であると言えます。
    (もちろん、こういう部署もあったりしますが、当然そうでない部署もたくさんあります。)

     

    このように、「受験生が公務員の仕事というものに対して感じているイメージ」と「実際に公務員が日頃行っている仕事」との間には大きなギャップが生じてしまっているわけです!

    当然、このギャップが大きい受験生を採用側も採用にしたいと思えませんよね!

     

    面接官はミスマッチが起こることを嫌がっている

    採用側もミスマッチが起きるのをかなり嫌がっています!
    →採用した方が実際に公務員として働いてみて、「自分にはあわないな」ってすぐに辞めてしまっては困りますからね!
    (結婚してすぐに「離婚(転職)したい」って言われたらいやでしょ?)

     

    ということで採用側は、「このミスマッチを防ぐためにはどうすればいいのかな?」って本気で頭を悩ませています。

    【ミスマッチを防ぐために】

    • ミスマッチを防ぎたい
    • →本来の仕事内容を分かったもらいたい
    • →→イベントを積極的に開催!

    受験生側に本来の仕事内容や役割についてきちんと理解してもらいたい…

    そこで採用側は「インターンシップ」や「説明会」、「若手職員との座談会」を積極的に開催して、行政職員のやりがいであったり、実際にどんな仕事ができるのかといった、正確な情報発信につとめているというわけです。

     

    ということは…
    採用側は「イベントに参加してくれた」という受験生に対して「きちんとウチの仕事・役割がわかったうえでウチを志望してくれているんだな」って思ってくれるわけですよね!

    →「ウチはこういう組織だ」って採用側は本来の姿をさらけ出してくれています!
    →採用側の本来の姿を知っているうえで、皆さんはアプローチしなければいけないわけです。

     

    熱意や意欲だけではなく、安定感も伝わることにつながります。
    だから志望するきっかけとなった出来事が「説明会に参加したから」って素直に答えるのは別にOK!
    あくまできっかけになるだけですが!

     

     

    【求める人物像】と自分はマッチしていないと!

    ココまでミスマッチについて話してきましたが、
    逆に考えると「自治体が求める人物像」と「私はマッチしている」と伝えることができれば高評価なわけですよ!
    受験先ごとに「求める人物像(ニーズ)」は異なりますからね!

     

    先ほども言いましたが、自治体側からするとミスマッチは絶対に防ぎたいですから、
    求める人物像」については、面接官それぞれ共通の認識ができています。

     

    そこでたくさん来る受験生の中の1人が「求める人物像」とマッチした人間だったら採用側も「欲しい」って思いますよね!

     

    説明会・インターンシップに参加してくれたり、座談会へ出席したりしてくれていて、行政職員の仕事・役割をきちんと理解している。
    さらに、ウチが求めている人物像とマッチしている。
    コミュニケーション力、社会性、人間性、熱意、ストレス耐性…等、どれも問題ない

    →こんな受験生がいたら間違いなく合格ですよね!

     

    そして、コレを判断するのは面接官という人間なんです!

    この「人間」という部分が大事なので、
    面接官に「合格」って思ってもらうためにはどうすればいいのかという点について解説していきたいと思います。

     

     

    【求める人物像】「一緒に働きたい」と思わせる!

    コイツと一緒に働きたい』『この人は活躍してくれそう』って思ってもらえれば合格です!

    面接の一番の基礎部分(目的)ですよね!
    結局はコレに尽きると思います。

     

    じゃあコイツと一緒に働きたい、活躍してくれそうって相手に思わせるためにはどうすればいいのかという部分に着目して皆さんは面接対策に励まなければいけません!
    →コレが面接対策に取り組む目的というわけですよね!

     

    もちろん、面接カードを一生懸命作ったり、コンピテンシー評価型面接や面接評定シートの把握・対策を頑張ったり、模擬面接をたくさん行ったり…などといった努力はめちゃくちゃ大事ですが、これらの行為は目的のための手段でしかありません。
    →結局は『コイツと一緒に働きたい』『この人は活躍してくれそう』って思ってもらえればいいわけですからね!

     

    現場の職員が「コイツと一緒に働きたい」と思ったら合格!

    あくまで私個人の考えなのですが、
    公務員の面接というのは
    マニュアル部分のところ」と
    面接官の主観部分のところ」、

    この2つの側面から受験生を評価していると思っています。

     

    マニュアル部分のところ」というのは、
    コンピテンシー評価型面接であったり、
    面接の評定項目での評価であったりするわけです。

     

    そして「面接官の主観部分のところ」というのは
    簡単に言うと「面接官のココロ」部分のところですよね!

    面接官が受験生を直接目で見て
    「こいつは活躍してくれそうだな」
    「こいつが部下なら安心して仕事を任せられそう」
    「こいつと一緒に働きたい」
    って判断してそれが合否に直結するということです!

     

    マニュアル部分だけで判断するなら、面接官はAIでもOKですし、スカイプなどで家で面接してもいいわけです。
    でも、そんなマニュアル部分だけで判断するのは危険だから面接官が目で見て直接判断するわけですよ!

     

    自治体側も多様な人材を求めていますから、
    面接官のココロは重要な判断材料の1つというわけですね!

     

    私はマニュアル部分のところよりも「面接官の主観部分のところ」の方が合否に大きく影響すると思っています。

     

    特に最近は現場主義!特別区や市役所は主観度が強い?

    面接官というのは基本的には「人事課の職員」ですが、部長・課長、市長・副市長、現場の職員、若手職員、民間講師、人事委員会の職員など、受験先ごとにバラバラです!

    特に最近は現場主義を重要視している自治体が多く、現場の職員が「コイツはウチが求めている人物像とマッチしている」「コイツはウチで活躍してくれそうだ」って主観的に判断して、それが合否に大きく影響するパターンが増えています。

     

    コレには試験ごとに傾向があります!

    個人的な意見ですが、
    国家公務員の面接試験はマニュアル度が強く、
    市役所や特別区など、
    市区町村の面接試験では面接官の主観度が強いんじゃないかなと思っております。

    都道府県庁はこの間くらいですが、どちらかといえばマニュアルよりかなと思います。

     

    コンピテンシー評価型面接と面接評定シートで面接の公平性を保ちつつ、面接官のココロを大きな加点対象としているといったイメージですね!

     

    国家公務員の場合、合格後に官庁訪問がありますが、こちらは「面接官の主観部分が超大きい」と思います!
    つまり、基本的に採用面接というのはマッチングの場なので、「コイツと一緒に働きたい」と思う面接官のココロ部分が重要な判断材料ってことになります!

     

    「一緒に働きたい」と思わせるためのアピール方法

    面接試験というのは「コイツと一緒に働きたい」と思わせるための営業活動だと私は思っています。
    →まずは自分を客観視するところからスタート!

     

    私は公務員になりたいってアピールするんじゃなくて
    私が公務員になることで、このように貢献できる、このようなメリットがあるってアピールしなきゃダメですよね!

     

    私は「相手の立場に立って物事を考えることができる人」が合格しやすいと思っています。
    →客観的に見て「あ、この人良いな」って思ってもらえるようにアピールをするべきだと思います!
    (相手の気持ちを尊重して、柔軟に対応していける人ってステキですよね!)

     

    逆に「俺はコレがやりたいんじゃ」って自分の気持ちを優先してしまう人は落ちてしまいやすいです。
    →私は観光がやりたいって言っても、採用側は「観光がやりたい」という人を求めているわけではないですよね!
    →相手側の気持ちを尊重できないとやっぱり失敗してしまいやすいです。

     

    婚活でも同じです。
    相手側は「年収はいくらで~」「性格は~で」「~歳までの人」を求めていますって条件を提示してくれています。
    この条件をきちんと理解・把握したうえで、告白しなきゃダメですよね!

    →自然と会話をする中で、相手に「この人と結婚したら楽しい」「すごくメリットがある」「この人と結婚したらうまくいくだろうな」って間接的に伝えていくことが大事です!
    (私と結婚したら楽しいですよって直接伝えるのはさすがにナンセンスすぎます)

     

    面接官のココロにささる志望動機の作り方は別ページで解説してます!
    オススメなので失敗したくない方は要チェック!
    →【志望動機】アピール方法のコツ

    また、面接が苦手な人はましゅー先生のYoutubeを見ると合格率があがります!
    動画は要チェック!

     

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