「公務員が毎日カップラーメンってマジ!?」
元公務員の私の給与や総務省の発表資料を参考に
”地方公務員の給料・年収・ボーナス”について書いていきたいと思います。
解説していくのはこの4項目です!
そしてみなさんに“私の公務員時代の給料を公開“しちゃおうと思います!
- 全体の平均
- 都道府県庁
- 政令指定都市
- 市役所
- 町村
地方公務員の給料、この5つについて紹介していきたいと思います。
特に総務省の発表資料を本気でチェックしてきましたので、信ぴょう性抜群です!
ではさっそく見ていきましょう!


【地方公務員の初任給】だいたい同じくらい!

総務省の発表資料に全体の平均が出てなかったので全体は職員の構成比を考慮して私が算出しました。
【地方公務員の初任給】まとめ
【全体】
18万2021円 + 手当
【都道府県】
18万4574円 + 手当
【政令市】
18万643円 + 手当
【市】
18万1597円 + 手当
【町村】
17万9295円 + 手当
この表のように公務員の給料って(棒給 + 手当)で構成されているんですね。
【地方公務員の初任給】手当について
ちなみに手当は次のようなものがあります。
- 地域手当…特別区は俸給の20%等
- 扶養手当…配偶者10000円等
- 住居手当…最高27000円等
- 通勤手当
- 時間外勤務手当(残業)
- 期末手当+勤勉手当(ボーナス)…など
国家公務員と比較すると、手当は地方公務員の方が優遇されている傾向にあります!
詳しくは受験先のHPをチェックしてみてください。


基本的に受験案内に記載されている初任給は
(棒給 + 地域手当)この合計額が記載されているんだ!
横須賀市は地域手当が俸給の10%でるから
19万400円(俸給)+1万9040円(地域手当)
合計:20万9440円
【地方公務員の初任給】手取り額は?
そして気になる手取り額ですが、簡単にいえば(額面)×0.8くらいがもらえます。
[大卒]
基本給+手当で額面が21.8万円とすると
初任給の手取り額は、だいたい17~18万円前後
※俸給が18万円、手当が地域手当10%(18,000円)、住居手当10,000円、通勤手当10,000円、残業等他の手当無しと仮定してます。
せんせいの初任給が知りたい方はこちら!
地方公務員で高収入のカギは「地域手当」だ!

毎月の給与にも影響してきますし、ボーナスにも影響してくるのがこの地域手当です!
地域手当はもらえますか?
皆さんの自治体は何%ですか?
当然これ以外の自治体は地域手当がでません。
例えば、俸給が同じ20万円だとして、東京都特別区と地域手当がでない自治体を比べてみます。
単純に20万×0.2=4万円
⇒地域手当だけで4万円も差が出てくるんですね。
地域手当はボーナスにも影響
また、ボーナスはまぁ厳密にいうと違うのですが、1年で
(俸給+地域手当)×4.5
これだけの額がもらえます。
俸給が20万円だとしても地域手当(20%)があると
ボーナスだけで18万円もかわってきますよね。


【地方公務員のボーナス】夏と冬の合計金額はコレだ!

夏と冬のボーナスの合計額となっています。
【地方公務員のボーナス】まとめ
【全体】
160万3926円
【都道府県】
165万7033円
【政令市】
170万908円
【市】
156万9701円
【町村】
144万1217円
やはり地域手当が一番多い政令指定都市が一番となりました!
国家公務員が約166万円ということを考えると、ボーナス額はすこし低めかと思います。
ちょっとおまけで新卒23歳(大卒)のボーナス額を紹介しちゃおうかなと思います。
地方公務員の1年目のボーナス
- 夏:約13.5万円
- 冬:約45万円
- 合計:約58.5万円
- 手取り:約47万円
新卒の場合、夏のボーナスはMAXの0.3倍くらいもらえるので、
地域手当10%のところに努めた場合、約13.5万円。
冬は約45万円、合計で58.5万円もらえることになります!
せんせいの1年目のボーナス額が知りたい方はこちら!


親に何か買ってあげることにするよ!
【地方公務員の給料平均月額】地域手当の差は大きいぞ!

総務省の発表資料をまとめるとこのような結果となりました!
【地方公務員の給料平均月額】まとめ
【全体】42.2歳
40万1242円
【都道府県】43.1歳
41万3909円
【政令市】41.8歳
42万7624円
【市】41.9歳
39万3832円
【町村】41.3歳
35万1628円
公務員というもの年功序列で給料が上がっていくので、俸給自体は大差ないですよね!
やはり残業と地域手当の差が大きいようですね!
地域によって生活水準も異なりますので多少差がありますが、トータル的に考えてみると大差ないと思います。


【地方公務員の年収】やはりトップは政令市か?

やっぱり政令指定都市が一番多いのかって感じですよね。
まぁ地域手当が多い分、ボーナス額が多くなるので1年間のトータルで見るとこれくらい差がでるみたいですね!
【地方公務員の年収】まとめ
【全体】42.2歳
641万8830円
【都道府県】43.1歳
662万3941円
【政令市】41.8歳
683万2396円
【市】41.9歳
629万5685円
【町村】41.3歳
566万753円
個人的には政令市と市で約54万円も違うのかと思いましたね。
やっぱり地域手当の差は大きいようです。
また、国家公務員の年収が約720万ということで、比較的少ないと思われる方もいるかもしれませんが、国家公務員は残業時間をかなり多めに計算しているので、地方公務員でも残業次第でもっと年収は高くなると思われます。

【元公務員の年収】せんせいの給料は?(笑)
元市役所職員の私の給与明細を大公開!
ちなみに私は大学院卒なので俸給と呼ばれる給料レベルみたいなのが大卒の人よりも2年分多いです。
簡単に言うと基本給が1万円くらい高い状態からスタートってことですね。
【元公務員の年収】まとめ

こちらが私の1年目の給料になります(笑)
【元公務員の年収】初任給・ボーナス・年収について
ざっくりまとめるとこのようになります。
[初任給]
支給:約22万円
手取り:約17.7万円
[ボーナス]
支給:約60万円
手取り:約49万円
[年収]
支給:約350万円
手取り:270万円
計算してみたら思っている以上に引かれてて笑いました(笑)
何で引かれてるかって、飲み会とか親睦会とかが多いからですよね。
課の旅行積立なんて月5000円取られてますからね~。
それ以外に飲み会代と駐車場代で月1万円くらいとられています。
飲み会代と旅行代の返却額を含めてないので、実際の年収の手取り額はもう数万円高いです。
これから仕事をするみなさんの参考になれば幸いです。
【地方公務員の給料事情】初任給・ボーナス・平均給与月額・年収まとめ
これまでの重要な部分をまとめて紹介しようと思います!

手取り額は基本的に額面×0.8倍くらいもらえると思っておけば問題ありません。
これから公務員になるみなさんの役に立てるよう一生懸命作りましたので、信ぴょう性は高いと思います。
参考にしてみてください。
ではこれで地方公務員の給料事情の記事はおわりです!
ありがとうございました。
この記事を書いた人