「これから労基の試験を受ける人の不安を解消します」
労働基準監督官の試験に関する体験談を紹介していきます!
「筆記(1次)試験」「人物(2次)試験」「採用面接」
この3パートに分けて書いていきたいと思います。
クリックすれば読みたい部分の体験記が見れます!
- 「筆記(1次)試験」に関する記事では、実際の試験日の雰囲気や僕が受験した感想などを紹介しております。
- 「人物(2次)試験」に関する記事では、面接試験と健康診断の雰囲気や僕の体験談・感想を書いてきますね!
- 「採用面接」に関する記事では、優秀な受験生の労働局の採用面接の雰囲気・体験談・感想を書いてていきます!
これから労基を目指す人は要チェックですよ!
筆記試験戦略や実際に面接・採用面接で聞かれたことなどをまとめてます!
ではいきましょう!
目次
【労働基準監督官の体験記】1次(筆記)試験日の雰囲気と私の感想
【労働基準監督官の体験記】筆記試験開始前の出来事
私の体験談ということで、1人の先輩からのアドバイスだと思って読んでいただければと思います。
会場遠かった…
労基の1次試験の会場も車で2時間強かかる位置にある大学でした。
労基を目指していた友人がいたので車で一緒に会場に向かいました。
受付の1時間くらい前に会場に着いたのですが、すでに人が結構いたので驚きましたね。
国税も会場が同じだった
労基と国税専門官の試験会場は同じみたいで、それぞれ受付の行われる入口みたいなところに並んでいました。
私たち(友人)もその列に並んで、数分経った頃にはかなり長い列ができていました。
待ち時間は時事対策をやってた
とりあえずはただ待っててもしょうがないので、「速攻の時事」という時事問題対策の参考書をパラパラ読んでおきました。
本番前なのでとくに労働関係の部分を意識して読んでおきました。
個人的には試験の直前に知識を詰め込むのは好きじゃないので、友人と労働関係の時事問題のクイズを出し合いながら適当に時間をつぶしていました(笑)
筆記試験会場の雰囲気は?
朝の全体的な雰囲気はというと、
労基は練習のつもりで受けてる人が多いのか、落ち着いている人が多いように感じました。
そして受付の時間が来て、ぞろぞろと試験の行われる教室まで人が流れ込んでいきました。
試験の流れは要チェック!
ここまでは注意する点はありませんが
労基の試験の日程は午前中が教養試験、午後の最初が専門試験多肢式、午後の最後が専門試験記述式となっています。
では次に実際受けてみた感想を書いていきたいと思います。
【労働基準監督官の体験記】教養試験の感想と反省点
労基の教養試験は2時間20分(140分)で40問を解くといったシステムとなっています。
総合職の時に教養試験の狙い撃ちは成功したので、労基も同じ作戦をすることにしました。
時間戦略は大事!
その作戦とは時間を決め打ちして問題を解くことです。
前から順番に解いていくのではなく、自分の好きなように時間を配分して問題を解いていったんですね!
時間戦略は大事!
その時間戦略(プラン)がこちらです。
- 開始~50分:現代文の6問
- 50~60分:時事の3問
- 2.3分で勉強してない科目を適当にマーク
- 63~80分:資料解釈3問
- 60~140分:数的・判断推理
真面目に教養試験に取り組んでいる人からしたら馬鹿げた作戦かもしれませんが、私は本気でした。
教養は5割で、専門で点を取る予定でした!
専門試験で点を取る算段だったので、教養試験は5割を目標に最低限の勉強しかしてきませんでした。
5割くらいは取れるという自信があったのでこのやり方を選択しました。
文章理解は時間使えば解ける印象があった!
6問に50分も使っているこの「現代文」って、実はそんなに難易度は高くないです!
なので焦らずに時間を使えば確実に正解の選択肢にたどり着けると思います。
(※今考えるとさすがに時間使いすぎだとは思います…(汗))
文章をすべて読んで私は50分くらいかけて6点を取りに行きました!!
さすがに慎重になりすぎたと思います。
得意な人なら30分くらいで全問正解できるんじゃないかなと。
時間使って1問ミスった…汗
結果的に1問ミスして現代文は6問中5点でした…!!
まぁ及第点かなと。
勉強してない科目は知識ゼロだったので適当にマーク
そして簡単に時事問題に手を付けた後、勉強していない問題をすべて適当にマークしていきました。
主に人文科学(日本史や地理等)は見てもチンプンカンプンという状態だったので、好きな数字を選びました。
資料解釈は点の稼ぎどころ!
そしてもう一つ確実に点が取れるのが「資料解釈」という科目です。
これも選択肢をチェックしていくだけなので確実に点が取れるんですね!
資料解釈に関しては選択肢⑤から④、③、②、①と順番にチェックしていくことが早く解くコツです。
計算は好きなので15分くらいかけて確実に3問をとりにいきました。
ですが1問、私が日本語力で負けている問題があったのであきらめ、きっちり2問は取ることができました…!!(焦りもあって、時間使っちゃいそうだなと判断してスルー)
得意の数的・判断推理に全振り
そして残りは得意の数的・判断推理に時間をすべてつかいました。
時間配分を少しだけミスったので数的・判断推理に関しては7割くらいしかできませんでした。
(労基の数的は地上等に比べてレベルが少し高い)
労基の時事は難しい…
時事問題も勉強こそしたものの、日ごろからニュースをチェックしていない私は3問中1問しか取れませんでした。
最低でも2点は取りたかったので、ここは反省ポイントですね。
結果的に目標の5割は取れたからOK!
適当にマークしていたところもぼちぼちといったところで、結果的に目標の5割は取ることができました。
大学の入試などで真面目に勉強してきた人にとっては参考にならないかもしれませんが、ゼロからスタートした私のような人には参考になるんじゃないかな~と思います…!!
ちなみに鉛筆を使う必要はなく、すべてシャープペンでOKでした!
教養試験は時間配分が非常に重要です!
得意な科目から攻めてもいいし、時間がかかりそうな科目から解くのもOK!
自分なりの戦略を立てて試験に臨みましょう!
【★得点を最大化】時間戦略1つで得点が大きく変わる!!!
【労働基準監督官の体験記】専門試験[多肢式]の感想と反省点
※私は理工系区分で受けています。
そして昼ご飯を食べた後、専門試験多肢選択式の試験が始まりました。
このテストが一番配点が高く、ここで高得点を取れれば有利になると思っていたので、気合を入れて臨みました。
【労基B】の専門試験は
試験時間が2時間20分(140分)で労働問題8問を必須解答、数学・物理・化学の計38問の中から32題を選んで解答するといったシステムになっています。
専門試験に関しては特に決めた解き方があるわけでもないので、普通に前から解いていきました!
労基は当時は志望度は低い方でしたが過去問は5年分やった
過去問に関しては5年分くらいを模試形式で解いていたので、雰囲気はつかめていましたし、常に7割前後(28~30点くらい)はとることができていましたからね。
急に傾向が変わった…
本番もまぁそのくらいは取れるだろうと思っていたのですが、なぜかこの年は問題の雰囲気が全然違ったんですね!
私が受けたのがH29なんですが、一気に傾向が変わっていました。
労働問題の8問は普通に解いていけたんですが、やけに理系科目が難しい…。
本番中も「あれ?難しい問題多くないか?」と思っていました。
自分が解けないなら周りも解けないと思った
そんなことを思っても問題が解けるわけではないので「このレベルの問題なら平均点も少しさがるだろうな~」「どうせほかの人も解けないから大丈夫だろう」と思って、意外と落ち着いて受けることができましたね…!!
まぁ筆記は受かるだろうと思う点が取れた
結果的には6割弱と思ったほど点は取れませんでしたが、合格した後に平均点を見てみるとあきらかでした。
例年20点弱が平均点ですが、私が受けたH29の平均点は約17.6点と、ココ9年で最低の点数でした(笑)(後日談)
さすがに難しくなりすぎでしょと思いましたね~!
筆記試験は自分との闘い
公務員試験って結局他の人との争いではなくて、自分との戦いだと言われていたのですが、問題が難しかったらどうしても不安になりますよね。
でも、公務員試験の得点は自分の偏差値で決まるので、得点が低くても自分に自信をもって、焦らないことが大事であるということを改めて実感しました。
難易度については、易しくなることを祈っています。
労基は他の国家公務員試験に比べて時間が短い
あと、注意点としては、国家総合・一般職に比べて試験時間が短いということですね。
専門試験多肢式は総合職で3時間30分、一般職でも3時間ありますが、労基は2時間20分となっています。
ここだけ注意ですね!
では最後に記述式の体験を軽く書いて締めたいと思います。
【労働基準監督官の体験記】専門試験[記述式]の感想と反省点
※私は理工系区分で受けています。
【労基B】の専門試験記述式は
専門試験記述式は2時間(120分)で工業事情1問を絶対に解いて、残りの5科目の中から1科目を選んで解答するという、合計2問を解答するシステムとなっています。
工業事情とは?
工業事情と呼ばれるものは、簡単に言えば労働関係のニュースの問題です。
小問数は3問だったと思います。
工業事情対策について
対策としても、工業事情に関しては過去問は一切解いておらず、ぶっつけ本番でしたが全然大丈夫でした。
私は「速攻の時事」という時事対策本と「yahooニュースをたまにチェックする」ということと、「過去問の労働法の部分だけは勉強しておく」という3つの方法を行っていましたが、これだけで全然問題なく問題に答えることができました。
個人的に一番重要だと思ったのは「労働関係のニュースはチェックしておく」ことです。
これだけやっておけば大丈夫だと思います。
記述の選択科目について
次に選択科目ですが、私は「物理」を選択しました。
専門多肢式との併用ができるのでこれが最も効率がいい、そう思ったのでこれを選びました。
ゼロから勉強していて、労基Bで受験する方にはオススメです。
実は専門記述は基礎的な問題が多い!
問題も基礎的なことが理解できていれば、多肢式の問題よりも簡単だと思います。
私も初めて物理を勉強してから1年たっていませんが、物理は8割はとれた自信があります。
労働事情のほうが低く見積もって5割だったとしても併せて6割5分は取れてたと思います。
丸一日試験なので体力は大事!
ただ、ここまで教養試験2時間20分、専門試験多肢式2時間20分とかなり疲れていたので、この専門試験記述式の2時間はかなりきつかったです(笑)
思ったよりもたくさん書いてしまいましたが、筆記試験の体験談と感想は以上です。
次は『2次(人物)試験』の体験談を紹介します!
参考程度に工業事情のH29年の過去問を紹介しておきます。
(1) 近年、あらゆるモノがインターネットでつながるという「IoT」が注目を集めている。この「IoT」の概要と、これが製造業に対してどのような影響を与えると考えられるか、合わせて5行程度で述べよ。
(2) 近年、バーチャルリアリティ(VR)技術を研修や人材育成に活用する企業がみられる。VR技術の概要と、VR技術を活用した労働災害防止策としてどのようなものが考えられるか、合わせて5行程度で述べよ。
(3) 平成27年に製造業で発生した労働災害による死亡事故のうち、事故の型別では「はさまれ・巻き込まれ」によるものが多く発生した。そこで、事故の型が「はさまれ・巻き込まれ」となる製造業における労働災害として考えられる事例を一つ挙げて
- 事例の概要
- 事例における安全管理上の問題(2つ以上)
- その安全管理上の問題への対策
を合わせて5行程度で述べよ。
過去問の請求方法を詳しく説明したページはこちらです。
⇨国家公務員試験の過去問入手方法
(3)に関してもニュースでよく取り上げられてた労働問題だったので、時事(ニュース)をきちんと勉強しておくことが一番の対策になります!
【労働基準監督官の体験記】面接で聞かれたことや健康診断の感想
(恐らく合否の合(C以上)がもらえる受験生も2~3人に1人。)
他の受験者よりも緊張しないためにこの記事を読んで雰囲気を知っておきましょう!
【労働基準監督官の体験記】2次(面接)試験概要
労基の2次試験は「性格検査」「身体検査」「面接試験」の3つで構成されています。
性格検査と健康診断は受験者が正常であるかということだけをチェックするものなので落ち着いて受けてください。
性格検査
- 試験時間 15分
- 質問数 100問(全問必須回答)
- 内容は性格を判断するもの
不安な方は私が練習問題なども用意していますので性格検査についてまとめたページ(↓)を見てみてください!
⇨ 公務員試験の性格検査とは
身体検査
そして身体検査の項目はこの4つです。
- 血圧検査
- 尿検査
- X線検査
- 医師の診断
こちらは落ち着いて受ければOKですね。
面接試験
そして肝心の面接試験はこちらです。
- ひとり当たり約15分
- 面接官は3人(+1人)
- 面接カードに沿って質問される
面接試験日は7月の中旬で3日間あり、そのうちのどこか1日に自分の番があります。
ちなみに私は初日でした。
試験日と会場についての詳細はハガキで送られてくるので、それをチェックすればOKです。
質問してくる面接官は3名
そして面接官が4人ということなんですが、なぜか部屋の入口付近に面接官が1人配置されていました。面接をしている間は後ろから見ているといった感じです。
この配置に関しては後ほど図で紹介したいと思います。
では次に試験の流れについて説明しますね!
「労基の2次試験は終わった人から帰ることができない」から、これにも注意が必要です!
(※受験地によってルールは違うと思います、帰れるところもあると思います)
試験が終わったらほんとに暇なので、次の試験の勉強をしたり、本でも買って読んだりと暇つぶしは用意しておくといいでしょう!
【労働基準監督官の体験記】2次試験の流れについて
あくまで自分の体験談ですが、まず初めに全員で性格検査を行いました!
そして次からが特徴的なんですが、受験者がすでに10人ずつくらいのグループに分けられているんですね。(※ルールは受験地ごとに違う)
待合室の雰囲気
このグループは試験会場のいたるところにポスターみたいな感じで張り出されますので、簡単にチェックすることができます。
イメージしやすいように待機室の概略図をのせておきますね!
ここでチェックしなければいけないのは、身体検査と面接試験の班(グループ)番号です。
図の青い部分に張り出されていました。
面接から組と身体検査から組がある
例えばA君は①班、B君は②班、C君は③班、D君は④班だったとします。
【面接】
- ①班の人は10~11時
- ②班の人は11~12時
- ③班の人は13~14時
- ④班の人は14~15時
【身体検査】
- ①班の人は13~14時
- ②班の人は14~15時
- ③班の人は10~11時
- ④班の人は11~12時
※この日程はイメージを伝えるために作成したものです。
こんな感じで振り分けられていました!
午前中に面接がいいよね…
A君とB君の場合は、午前中に面接で午後に身体検査となりますね。
そしてC君とD君の場合は、午前中に身体検査で午後に面接ということになります。
個人的には午前中に面接試験があったほうが、早く緊張がとれて、気持ち的にも楽でいいんじゃないかな~と思います…!!
まぁ日程に関しては運としか言いようがないので、祈るしかありませんが…
なんとなく試験の流れはつかめたでしょうか?
では次に実際受けてみた感想を書いていきたいと思います。
【労働基準監督官の体験記】「性格検査」と「身体検査」の雰囲気と感想
性格検査については、ただ思うように解答しただけなので感想という感想はありません。
ほんとに気楽に受けるだけで大丈夫です。
身体検査に関しては実際の雰囲気と感想を詳しく書いていきますね!
ちなみに私は午前中に身体検査、午後に面接試験という個人的には避けたいグループでした…
身体検査の感想
私のグループも8~10人くらいだったような気がします。
10時半くらいから1時間ほど身体検査を行いました!
どうやら別の庁舎に身体検査を受けれる場所があるということで、そちらに移動しました。
係の人がフレンドリーで和んだ
すごく印象的だったのは、係のおばさんがめちゃくちゃフレンドリーな方だったということです。
陽気に話しかけてくれるもんだから少しリラックスできたような感じがします(笑)
労基は社会人に人気の試験だった!
そしてもうひとつ印象的だったのは、ほかの受験生の年齢が平均的に高かったことです。
身体検査を受けるときに名前と受験区分、年齢を書く紙があって、私は身体検査の順番がグループの中でも最後のほうだったので、他の人の年齢が目に入ってしまったんですね。
そしたら26~28歳の方が何人かいました。
労基って転職者にも人気なんですね!この時初めてしりました。
血圧が上がりすぎる人がいた
そして私たちのグループは午後に重要な面接が控えているということで、心臓バクバクな受験者の方が何人かいたんですね。
その中の1人に緊張しすぎて血圧が下がらない人がいました。
面接前に血圧チェックはきついよね(笑)
面接試験の前に血圧検査とか若干鬼ですよね…(笑)
私はなんて言ったか覚えてないですけど、やさしく話しかけた覚えがあります!
血圧計の前で10回くらいやり直していて、係のお姉さんも笑いながらフレンドリーに声をかけていました(笑)
いろいろ印象的な話をしましたが、参考になる話は一切ありませんね。ただの感想を書いてしまっただけですいません。
次は面接試験の雰囲気と感想について書いていきたいと思います。
【労働基準監督官の体験記】「面接試験」の雰囲気と感想
先ほども簡単に言いましたが私は午後からの面接で、たしか14時くらいに面接をしました。
面接室の構図
まず実際の面接の部屋の図を載せておきますね!
特徴的だったのが、面接官が4人いたことです。
入口のドアのすぐ左手に面接官がいました!
面接は人生で2回目だったので緊張した
本番の面接は総合職に続いて2回目だったので、あまり慣れていなくてすごく緊張しましたね(汗)
でも、総合職の時の失敗を糧にかなり入念に準備していたので、面接自体はうまくこなすことができました。
面接練習しまくった成果が出た
やはり面接は経験がものをいうということを実感しました!
面接が苦手な私はほかの人の10倍くらいは面接の練習をしたと思います。
質問内容は面接カード+労基の適性質問
そして内容に関してですが、まずカバンは待機室に置いておき、面接の部屋にはもっていきませんでした。
質問内容に関しては、面接カードに沿った質問と、労基特有の質問をいくつかされました。
印象に残っている質問
ひとつだけうまく答えられなかったのが「労災保険とはどんなものか?」という質問です。
こういうことを聞かれるのは予想していなかったので、あたふたしながら知っている知識でごまかして回答してしまいました。
なんて回答したのか詳しくは覚えていませんが、少し的外れな回答をしてしまったと思います。
まぁうまく答えられる人も限られてくるので、仕方ないもんは仕方ないと思います。
これ以外の労基の質問内容については徹底的にまとめて解説しているページがあるのでそちらをチェックしてみてください!
→【労基の面接質問集】労基は特徴的なものが多い!
4人目の面接官について
会場によっては3人だけの場合もあるみたいですが、私が受けた面接室には面接官が4名いたため
入口付近にいる面接官に対しても、入室時、失礼しますといった後に軽く会釈をしておきました。
後ろから姿勢とか内容とか形式面のチェックをしているのだと思います。
細かいことはわかりませんが、何かをチェックしていることは間違いないですよね!
まぁでも意識しすぎないようにはしたほうがいいと思います。
私の場合は全員終了まで帰宅できなかった
そして私の面接試験も終わり、他の受験生全員が面接終了するまで待機室で待ちました。
だいたい16~17時くらいに全員の面接が終わり、解散になったと思います。
自分の場合は、それまでは帰ってはいけませんでした。
ではこれくらいで2次試験に関する体験談は終わりたいと思います。
参考になりましたでしょうか?
面接は本当に練習すればうまくなります!
私も実は面接は苦手だったが、場数を踏むことでうまくしゃべれるようになっていました。
【労働基準監督官の体験記】合格者からのアドバイス
労基の1次試験の体験記のときの余談と同じなんですが、希望を捨ててほしくないという思いから、もう一度書いていきたいと思います。
まず、労働基準監督官の試験は超人物重視です!
1次試験に合格すれば誰にでも最終合格のチャンスはある!
勉強ができて、面接で合格をもらえれば当然最終合格です。席次も上の方でしょう。
そこで、筆記でギリギリだった人って、面接で合格をもらっても受からないんじゃないか?と少し不安になると思いますが、じつはそんなことは全然ないんですね。
面接が合格なら基本的に最終合格できる!
勉強で点が取れなかった人にも挽回できるチャンスがあります!
その理由は「面接の合否判定が厳しいから」です。
1次試験に合格すれば誰にでも最終合格のチャンスはある!
労基は適性が見られており、面接では人物+適性がみられます。
面接も2~3人に1人しか受からないと言われています。
そのため、筆記でギリギリだった人にも逆転のチャンスがあるわけですね!
ボーダーぎりぎりだと思っても諦めてはいけない!
私の友人の話なのですが、その友人は筆記試験のがすべてボーダーぎりぎりでなんとか1次試験を突破することができました。
下から数えたほうが早い番号にいるわけですが、その友人は面接試験が超得意だったんですね。
結果、その友人は私と同じくらいの順位で合格していました!
当然記述の点数も加味されてますが、このように逆転も可能なんですね。
「勉強で点が取れなくても労基の試験に合格することはできる」ということが伝えたくて書いた余談でした。
次は優秀な受験生の『採用面接(超重要)』の体験談を紹介します!
採用面接は、『リセット方式』みたいなものです。
その理由を『労基の合格ビジョン』の動画で紹介しているから、興味がある人はチェックしてみてください!
合格ビジョンが見えると、不安もなくなりますし、合格率自体があがると思います。
自分が何点取れば有利か、記述は何割ぐらい取れば良いのかなど、受験生が気になっている情報をまとめて紹介しています!
超オススメ動画です!
【労働基準監督官の採用面接】合格したいなら私のアドバイスを聞いてください!
※私は採用面接受けてない(昔はその制度がなかった)ので、優秀な受験生に話を伺いました。
※【★労基の採用面接の実態まとめ】労働局ごとに違うので受験生にアンケートを取りました!
上記のサイトを見れば採用面接の雰囲気や面接で聞かれたこと等が分かります(オススメ)
私は〇〇労働局、△△労働局、▢▢労働局の3つを受けました。
労働局の採用面接の雰囲気はだいたい同じだったので、1つにまとめて紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
どの局でも面接官は3人で、1次試験時の面接とほぼ同じような内容でした。
ただ、大きく次の2つのことが2次試験とは違う点だと感じました。
①「面接カード」は使わない
②「本当にウチに来てくれるのか?」ということをかなり気にしている様子
【労働基準監督官の採用面接】ポイント①「志望カード」に沿って質問される
二次試験の時に提出した「志望カード」を面接官は見ていました。
名前や受験区分、連絡先、資格・特技、志望先の労働局、併願状況…等を書いた紙ですね!
採用面接も二次面接とほとんど同じ
面接官の手元には二次試験の面接カードはありませんでした。
なので、「労働基準監督官の志望動機」「ストレスの対処法」など、ほとんどの質問が二次試験と同じようなものでした。
単純に気になることも突っ込んでくる
ただ、私は理系でA官を受けたため、「研究内容」と「A官を受けた理由」は必ず聞かれました。
『理系→A区分』となると面接官も理由は気になりますよね!
この手の面接官が突っ込みやすいポイント(特徴)も受験生ごとに違うと思います!
【労働基準監督官の採用面接】ポイント②囲い込みたい様子!
この②の部分(囲い込み系質問)にかなりの時間が使われました。
面接時間は20~30分ほどでしたが、その半分くらいは②についての質問であったように思います。
囲い込み系質問が多かった
具体的された質問をまとめて紹介します。
- なぜ第一志望がウチなのか ?
- 地元の県庁も受かったらどっちに行くのか ?
- 労働局の志望順位をこのようにした理由は?
- (志望順位下位の局で)もしウチが先に内々定を出したら第一志望を辞退する可能性はあるか?
- (他の局での面接を予定していることに対して)その局には自分から申込んだのか?
- 併願先の結果はいつ出るのか?
しつこいくらいに併願状況・志望順位の質問をしてきましたね。
雰囲気はまぁ穏やか
雰囲気は穏やかというほどではないですが、ときに笑いもあり、真剣に聞いてくださっているという印象でした。
〇〇労働局では面接中に「一緒に働きたい」と言っていただけました。
【労働基準監督官の採用面接】結果と私からのアドバイス
結果は全て電話で伝えられました。
どの局からも、非常に高く評価していると言っていただき、すべての局で内々定をいただくことができました。
その場で判断を迫られる場合も…
その際、〇〇労働局は返事を3日ほど待っていただけましたが、△△労働局と▢▢労働局は、 その場で決めるよう言われました。
最終的には1つしか選べないので、辞退の旨をお伝えするのは非常に心苦しかったですね…
重要すぎるアドバイス…!!!!
これから受験する方にアドバイスしたい重要なことが1つあります。
『説明会への参加』が合否のカギを握ってます!
説明会の時から目をつけられていた?
実際に私が△△労働局の方に辞退の連絡をしたとき、
「説明会のときから印象的でした」と言っていただいたので、 説明会は超重要だと感じましたね!
採用側も志望度が高い受験生を囲い込みたい…!!!
また、私が受けた3つの労働局については、
以前職場見学会や説明会に参加したことがあったからか、
労働局の方から面接へのお誘いがありました!
説明会は超大事なので、労基の志望者は絶対に説明会に参加しておきましょう!
私の体験談は以上です。
【※労基の先輩たちからアドバイス】
労働局ごとに採用面接の内容も選考基準も何もかもが違うので、全国各地の受験生にお願いして体験談を募集しました!
- 【★労基の採用面接の実態】
労働局ごとに面接形式は違います!全国の受験生から面接の雰囲気についてアドバイス! - 【★労基の合格体験記まとめ】
面接で聞かれたことや勉強方法等、先輩から後輩へアドバイス! - 【面接A・Bの特徴】
実際に高評価を取った先輩たちからアドバイス! - 【面接D・Eの特徴】
実際に低評価になってしまった先輩たちの体験談・アドバイス - 【労基の面接カード】
書き方・コツを徹底解説!
特に『採用面接の体験談』は超重要です!
知っているか知らないかで合否が大きく変わってくると思いますので、ココは要チェック!
この記事を書いた人
【※労基の先輩たちからアドバイス】
労働局ごとに採用面接の内容も選考基準も何もかもが違うので、全国各地の受験生にお願いして体験談を募集しました!
労働局ごとに面接形式は違います!全国の受験生から面接の雰囲気についてアドバイス!
面接で聞かれたことや専門記述の勉強方法等、先輩から後輩へアドバイス!
実際に高評価を取った先輩たちからアドバイス!
実際に低評価になってしまった先輩たちの体験談・アドバイス
書き方・コツを徹底解説!
特に『採用面接の体験談』は超重要です!
知っているか知らないかで合否が大きく変わってくると思いますので、ココは要チェック!