労基は労働関係の警察!!
無難なアピールでは落ちる可能性が高い!
さて今回は労働基準監督官の2次の人物試験の際に使用する面接カードについて詳しく紹介していきたいと思います。
まぁいきなり面接カードといわれてもわけがわかりませんよね。
初心者の方や正解がわからない人に向けて
このページだけで面接カードの概要からポイント・書き方まで、すべて紹介しちゃおうと思います!
▼「市役所」の面接カード
▼「特別区」の面接カード
▼「国家一般職」の面接カード
▼「国家総合職」の面接カード
★「労基」の面接カード
▼「国税専門官」の面接カード
今回は「労働基準監督官編」です!
まず以下の2つの基礎ページを見ておくと、良い面接カードが作れるようになると思います!
では参りましょう!
目次
労働基準監督官の面接カードとは?
皆さんはこの面接カードを2次面接までに仕上げて、2次試験の日に面接官に提出します。
面接官はこの面接カードを2次面接の参考資料として、皆さんに色々質問を投げかけるということですね!
【労働基準監督官】面接カードの見本
志望動機は4行以内等の行数指定があります。
また、見本では1行-41文字となっています。
(自己PRは1行-26文字)
面接カードの項目
労働基準監督官の面接カードはこの7段落構成となっています。
- 【プロフィール】
- 【志望・受験動機】
- 【専攻分野・得意分野】
- 【最近関心や興味を持った事柄】
- 【印象深かったこれまでの体験】
- 【自己PR】
- 【趣味、特技など】
労働基準監督官の面接カードは、補助線が無いので行数を自分で決められるという点が特徴です!
面接カードの項目ごとに指定されている補足説明について紹介しておきますね!
【プロフィール】
名前や受験番号等、自分のプロフィールを書けばOKです!
あと、試験の区分は『労働基準監督官A』等と書く
職歴は『アルバイトは含まない』
この2点だけ覚えておいてください!(よく質問されるため)
【志望・受験動機】
補足説明なし
【4行以内】で書いてください。
【専攻分野・得意分野】
学業や職務経験を通じたもの(あれば、専攻演習、卒論・修士論文のテーマ等)
【3行以内】で書いてください。
【最近関心や興味を持った事柄】
社会生活、時事問題、社会情勢など
【2行以内】で書いてください。
【印象深かったこれまでの体験】
学校生活や職務、ボランティア活動、アルバイトなどの体験を通じて
【3行以内】で書いてください。
【自己PR】
長所や人柄について。
【3行以内】で書いてください。
※1行の目安は26文字です。
【趣味、特技など】
補足説明なし
【3行以内】で書いてください。
※箇条書きなどでも全然OKです。
補足説明は以上です。
【労働基準監督官】面接カードの補足説明について
補足説明が少なすぎだと思いませんか?(汗)
書き方も誰も教えてくれないし…どうやって書けば良いか全然わかりませんよね。
とくに細かく書こうとしすぎてしまってうまく書けずに悩んでしまう人も多いと思いように感じます。
でも、実はこの面接カードの出来が内定のカギを握るといっても過言でないくらい、面接カードの出来は重要です!
皆さんには勘違いしてほしくないので、面接カードの書き方やコツを紹介する前に『面接カードの重要性』について紹介したいと思います。
【国税専門官】面接カードを作る前に知っておきたい重要ポイント!
まず、皆さんに覚えておいていただきたいことが1つあります。
それは、人事院面接の面接官は各労働局の採用担当者のお偉いさん(労働基準監督官や労働局の職員)である可能性が高いということです。(地区ごとに人数は違う)
これがどういうことかというと…
【労働基準監督官】実は人事院面接もマッチングの面接?
実は人事院面接もマッチングの面接であるということです。
⇒面接官は『この子は労働基準監督官として活躍してくれそうかな』という視点で受験生のことを見ています。
【労働基準監督官】面接は「合」か「否」しかない
他の国家公務員の試験、例えば、「国家一般職」や「国税専門官」「財務専門官」などはA~Eの5段階評価で面接の出来が評価されますが、労基の場合は『合』か『否』しかありません。
【労働基準監督官】どれだけ筆記が良くても人物がダメだと一発アウト!
要は労基というのは「人物重視」ということです。
仮に筆記試験が満点だったとしても、人物試験で「否」だと一発不合格が確定してしまいます。
また、近年の労基の試験は筆記ボーダーや筆記の重要度がかなり落ち込んできています。
⇒人物試験一発勝負と思っておいた方がいいでしょう。それくらい面接が重要です。
【労働基準監督官】人事院面接では適性もチェックされる!
そして、労働基準監督官というのは「専門職」ですから、「職務適性」をチェックする国税専門官特有の頻出質問がいくつかあります。
先ほども言ったとおり、面接試験というのは「マッチングの場」ですから
「職務適性があるのか」「労働基準監督官として活躍していけそうか」って部分を重視して面接試験が行われています。
【労働基準監督官】参考資料として面接カードが使われる
今後、労働基準監督官として活躍してくれる人物かどうかを見抜きたい…そこで、参考資料とされるのが「面接カード」です!
面接カードに書いてある内容をもとに、色々な角度から質問して、受験生の皆さんの人柄や行動特性をチェックしたり、ストレス耐性や社会性をチェックしたりするわけです。
【労働基準監督官】コンピテンシー型の面接試験とは?
また、労働基準監督官(公務員)の試験では、コンピテンシー評価型の面接試験が行われます。
ぺらぺら話すだけではなく、受験者がある壁にぶつかったときどのように考え、どのように行動してきたのか、また、どのように改善することができたのかなどを聞かれる受験者の行動特性を見られる面接試験のことです。
例えば、「部活でキャプテンをしていた」というひとつの発言に対して、面接官が「なぜキャプテンになったの?自主的に?それとも回りの人から推薦されたのか?」「なにかつらいことはあった?」「その壁をどう乗り越えた?」などと、受験生の発言したエピソードについて深く突っ込んで、受験生の行動特性を探る面接手法のことをコンピテンシー評価型面接といいます。
要は面接カードに書いてある内容を深堀していき、どんな行動をしてきたのかというエピソードを聞かれるということです。
【コンピテンシー評価型面接】について把握するのは非常に重要なので、別ページで解説してます!
【労働基準監督官】結局は面接官が主観的に評価!
ただ、いくらコンピテンシー評価型とはいえ、
面接官が主観的に
「コイツと一緒に働きたい」って思う受験生を選ぶわけですから
当然すべてマニュアル通りというわけではありません。
最終的に「面接の評定項目」のマニュアル評価と
「コイツと一緒に働けるか」「今後活躍してくれそうか」「笑顔でハキハキ話してい印象良いな」などといった面接官の主観部分の評価で合否を決めるってイメージですね!
次いで声のトーンや話す速度。
その次に話の内容が大事というイメージですね!
【労働基準監督官】面接カードから良い印象を与えていこう!
要は人事院面接の評価が合格のカギを握るということで、
その人事院面接の参考資料にされるのが『面接カード』です。
⇒面接カードを入念に作って、人事院面接で自分をうまくアピールしていきたいですよね!
【労働基準監督官】先輩のアドバイスは大事にしよう!
当ブログではありがたいことに多くの労働基準監督官の合格者が協力してくれて成り立っています。
2020年も多くの合格者が協力してくれて、
『面接で聞かれたこと』や『面接のアドバイス』、『採用面接で聞かれたこと』等、
色々アドバイスしてくれていますので、是非このあたりはチェックしておいてください!
- 【★先輩の体験談まとめ】
面接で聞かれたことや面接日の雰囲気、面接のアドバイス等 - 【★労基の面接質問集】
面接カードからだけじゃなくて、適正チェックの質問もあります。 - 【先輩からのアドバイス】
実は説明会から受験生に目をつけています。 - 【採用面接の実態】
各労働局ごとに面接形式は違います。
【労働基準監督官】面接カード作る時に意識するポイント!
- 常に面接官の視点を大事にする!
- 具体的に書きすぎない!
- 文章構成を大事に!
- 文字は大きく!
- 項目ごとにしっかりとエピソードを用意する!
面接カードの出来がどれくらい重要か把握できましたか?(^^)
これから面接カードを作成する方に向けて、意識してほしいポイントをまとめましたので、それぞれ解説していきたいと思います!
労働基準監督官の面接カードポイント①:面接官の視点を大事に
常に面接官の視点を大事にしてください!
面接官は『今後労働基準監督官として活躍してくれそうかな』って思って皆さんのことを見ています。
当然、そういった視点で面接カードもチェックします。
なので皆さんは面接カードの項目を埋める際、
『どういうことを書いたら面接官へ与える印象が良くなるんだろう』という部分を大事にしてみてほしいなと思います。
労働基準監督官の面接カードポイント②:具体的に書きすぎない!
面接カードで良い印象を与えるという考え方は非常に大事なのですが、
面接カードよりも面接本番の受け答えの方が重要度が高いのは当たり前の話ですよね!
そこで、意識したいのは『良い印象を与えつつ、具体と抽象をうまく使い分けて、面接官の方が突っ込みやすい面接カードを作ろう』ということです。
※面接カードで良い印象を与えることの方が大事なので、何でも抽象的にすればいいというわけではありません。
労働基準監督官の面接カードポイント③:文章構成を大事に!
言いたいことが伝わりやすい文章構成というのは存在しますから、面接カードの文章もうまくまとめていきたいですよね!
- 【抽象的な結論】
私は大学で「労働法」の勉強に力をいれていました。 - 【具体的な説明】
~こういうゼミナールに所属し、毎日~こういうことに取り組んでいました。
先ほど、ポイント②で紹介した『抽象と具体を使い分ける』という基礎部分を意識するだけでも、まとまりがある文章が出来上がると思います。
文章構成については、あとで面接カードの項目ごとにまとめ方を紹介したいと思います!
労働基準監督官の面接カードポイント④:文字は大きく!
面接カードというのは、あくまでも面接の参考資料なので、言いたいことを事細かに書く必要はありません。
というよりは、ある一定の枠の中に自分の言いたいことをまとめる文章構成力や表現力も求められていると思ってください。
米粒みたいな字で5行6行って書いてあったら、面接官も読む気が失せますよね(笑)
労働基準監督官の面接カードの場合は1行35~40文字前後で書くことを意識してみて下さい。
労働基準監督官の面接カードポイント⑤:しっかりエピソードを用意!
公務員の面接はコンピテンシー評価型面接だといいました。
そこで、面接官は面接カードで皆さんに『舞台』を求めています。
⇒これは『部活動』『アルバイト』『ボランティア活動』『サークル活動』等、自分が面接で話す予定の『ネタ』のことです。
自分が話す予定のネタについては、面接カードを作成する際に入念に自己分析しておいてください!
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
このような質問が本番で飛んできやすいので、逆に上記のような質問の答えを先に用意(自己分析)して、その答えを面接カードにまとめていくといったやり方でも問題ありません。
【労働基準監督官の面接カード】書き方・コツを紹介!
もう一度、労働基準監督官の面接カードの項目を紹介しておきます!
- 【志望・受験動機】
- 【専攻分野・得意分野】
- 【最近関心や興味を持った事柄】
- 【印象深かったこれまでの体験】
- 【自己PR】
- 【趣味、特技など】
※プロフィールは省略
これからこの項目ごとに書き方やコツを紹介していきたいと思います!
では参ります!
労働基準監督官の面接カード①志望動機・受験動機【記入例あり】
労働基準監督官の志望動機を書くポイントは3つです。
- 労働基準監督官の仕事を知ったきっかけを入れる
- 実体験(説明会やインターン等)をもとに労働基準監督官の仕事のどこが魅力か述べる
- 強みや経験を活かして、今後どのように活躍・貢献したいか述べる
良い志望動機を作るために、まずはじめに自己分析していきます!
今から皆さんに質問していきますので、回答は用意しておいてください。
志望動機を作る前にまずは自己分析
- 仕事を知ったきっかけって何だろう?
⇒ドラマでも、ニュースでも何でもOK - ★労働基準監督官の仕事を知るために行動したことは何だろう?
⇒説明会に参加した、先輩職員に連絡して色々聞いた、労基署を訪問してみた等、何か行動したものがあると最高 - 労働基準監督官のどこが魅力だと思ったんだろう?
⇒仕事や役割の魅力は言えるように! - 労働基準監督官の仕事で活かせそうな自分の強み・経験は何だろう?
⇒性格でも知識でも何でもOK - 今後自分がどのように活躍・貢献できるか考えてみよう!
⇒今後の意気込みは用意しておきたい!
上記の5つの質問に答えてみて下さい!
この質問の回答を面接カードにまとめていくと、自然と良い文章に仕上がると思います!
志望動機は過去の行動で支える!
労働基準監督官という公務員の中でも専門的な職種を選ぶには理由があるハズですから
「なんでわざわざ専門職である労基を受験したの?」というのが面接官が突っ込んでくるポイントとなります。
併願先としてただ受けているだけの受験生も多いですから、
自分は第一志望でココで活躍したいんだって想いは伝えていきたいですよね!
そこで、自分のやる気や熱意を「★具体的な行動」で裏付けできると印象がいいと思います。
志望動機の記入例2パターン
- 【(きっかけ込みの)実体験+仕事の魅力】
説明会やインターンシップを通して、労働基準監督官の~こういうところに興味を持ちました。
- 【今後の意気込み】
私の強みである〇〇を活かして、適正な労働環境の維持管理に貢献していきたいと思い、志望しました。
- 【きっかけ】
父親が働く会社から不当解雇された経験があり、適正な労働環境の整備に携われる労働基準監督官の仕事に興味を持ちました。 - 【実体験+仕事の魅力】
その後、インターンシップに参加したところ、~こういうところが非常に魅力的で、活躍したい思いが強りました!
- 【今後の意気込み】
大学で学んだ〇〇の知識を活かして、~こういうことに貢献していきたいと思い、志望しました。
きっかけ⇒具体的な行動⇒感想(労基の魅力)⇒今後の意気込み
このような流れ(文章構成)でまとめると志望動機もスムーズに伝わるかなと思います。
良い志望動機を作るためには仕事の勉強が大事!
志望動機を上手く伝えるポイントは「仕事内容・役割の把握」「魅力」「貢献」この3つだと思います!
⇒とくに合格できる人は「労働基準監督官の役割」をきちんと理解することができています!
⇒このように役割や仕事が理解できているからこそ、自分が貢献できるとうまく伝えることができると思います!
仕事に詳しくないと落とされやすい
特に労基等の試験は、併願先として適当に受けている層と、第一志望だという層との差が激しいです。やっぱり仕事内容を理解してない受験生は低評価がついてしまいやすいです。
皆さんは第一志望感が伝わるように志望動機でいい印象を与えていきましょう!
『労働基準監督官の志望動機が書けない』という受験生は、一度息抜きに労働基準監督官のドラマをチェックしてみて下さい!目で見て学ぶことが何より大事!
オススメは【ダンダリン】というドラマです。
仕事の勉強(面接対策)にもなりますし、単純に面白いので、労働基準監督官になりたいなら絶対に見てほしいなと思います。(ちなみに自分は受験期に2回見ました)
▼労働基準監督官の仕事内容!あなたは適性があるか?
せんせいの志望動機…(おまけ)
では私が実際に書いた志望動機を記入例として紹介したいと思います。
「説明会に参加した際、専門的な分野で労働環境の改善に取り組める仕事内容にとても魅力を感じました。私は労働者全員が安心・安全・健康に働くことができるよう「労働者を守る」という強い意志を持って活躍していきたいと思っています。」
今振り返ってみるとこんな内容でいいのか?とも思いますが、実際に合格できているので面接カードに書く文章はこのレベルで大丈夫ってことです。
私自身、実際に面接試験を受けてみて、突っ込まれたときにちゃんと回答できるよう準備していくことが何より大事だと感じました。
▼面接官のココロにささる志望動機の作り方!
労働基準監督官の面接カード②専攻分野・得意分野【記入例あり】
この項目は「【専攻分野・得意分野】学業や職務経験を※通じたもの(あれば、専攻演習、卒論・修士論文のテーマ等)」ということで、指示されていることに素直に答えておけばOKです!
ここで、重要になってくるのが文章構成と表現力になってくると思います。
『※通じたものとは:知識や経験が豊富であるさま』のことです!
要は大学や仕事で、どんなことに一生懸命取り組んできて、どんなことに詳しいのかということですね!
専攻分野・得意分野の記入例3パターン
- 【抽象的な結論】
大学では、~こういうことを学んでいます。
- 【具体的な説明】
〇〇というゼミナールに所属し、特に『~』こういった内容について日々理解を深めています。 - 【学んだこと(通じたもの)】
この経験を通じて、~こういう風に世界が変わりました。
- 【抽象的な結論】
専攻分野は〇〇で、~こういう研究を行っています。
- 【具体的な説明】
研究室では日々~こいうことに取り組んでおり、~こういった知識を深めています。 - 【現在の状況】
現在は卒業論文を完成させるために、~こういうことに励んでいます。
- 【抽象的な結論】
大学では、~こういうことを学んでいます。
- 【具体的な説明】
〇〇というゼミナールに所属し、特に『~』こういった内容について日々理解を深めています。 - 【話の切り替え】
また、現在は卒業論文の作成を行うだけでなく、「労働法」の勉強や「労働関係の白書」の読み込みも行っています。
話の構成は変に意識しなくていいので、ゼミや研究、専攻分野等の内容について、どんなことを学んでいるのか簡単に説明してあげてください!
⇒労基として活躍したいから労働法の勉強をしたり、白書を読んだりしますって回答すると、印象が良い気がしますからね~!
まぁ変に意識せずに、~こういう分野について一生懸命勉強してました~って説明してあげるだけでOKです!
そもそもなぜこの項目の枠が大きいのか
労働基準監督官というのは『専門職』なので、採用されたら労働分野のスペシャリストとして活躍することになります。
そこで、一つの専門分野について深く研究・勉強する大学のゼミや研究等のことについて、面接カードの枠が大きく設けられているということですね!
つまり何か一つのことに熱中できる受験生の方が好まれるということですね!
労働基準監督官の面接カード③最近関心や興味を持った事柄【記入例あり】
補足説明に社会生活、時事問題、社会情勢などと書いてあります。
自分が詳しい+明るい話題のニュースについて書くのがベストかと思います。
最近関心や興味を持った事柄の記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
〇〇というニュースに関心があります。 - 【ニュース(現在)に対する自分の意見】
現在はこういう状態なので、~こういう点に注目しています。 - 【ニュース(今後)に対する自分の意見】
今後は~こういう風に取り組む必要があると思います。
- 【抽象的な結論】
〇〇に関心があります。
- 【ニュースに対する自分の意見】
現在はこういう状態なので、~こういう点に注目しています。
結論ファーストで述べること、そのニュースに対する自分の意見をきちんと述べること
この2点を守れば文章構成で悩むことは無いと思います。
ニュース選びのポイント
ニュースを選ぶポイントも紹介しますね!
- 必ずしも労働関係のニュースを選ぶ必要はない
- 面接官が知っているようなニュースを選ぶ
- 政治経済系のニュースは書いてはいけない
- 賛否両論があるニュースは書いてはいけない
①、②、③関しては言葉通りの意味です。
④だけ簡単に補足説明しますね。
例えば、広島カープが優勝したことをネタにしたとします。
⇒単純に面接官が熱狂的な阪神ファンだったら困りますよね…。それだけのことですので、こういったネタは選ばないようにしましょう!
労働関係のニュースを選ぶ必要はない!
労働関係のニュースについて書いて、労働基準監督官として活躍したい~というオーラを放つのもありですが、苦手なら無理に労働関係のニュースを選ぶ必要はありません!
大事なのは、きちんとした受け答えをして面接官に良い印象を与えることですから、自分の得意分野で攻めてほしいなと思います!
毎年2月に速攻の時事という時事問題対策本が発売されるので、その中から明るいニュースを探すのもひとつの手ですね。
受験生が皆「働き方改革が~」って言って来たら面接官も疲れちゃいますから、自分が興味を持ったニュースを素直に述べて下さい。
日頃からニュースをチェックして自分の意見を持つように!
自分が面接カードに書いたニュースについて、詳しく話せるよう準備しておくのはもちろんのこと、
面接官がニュースを指定してきて、それに対する自分の意見を問われる場合もありますので、やはり公務員になりたいなら日頃から社会事情に関心を持つことが大事かなと思います。
⇒特に労基は「労働関係」のニュースにはアンテナをはっておきたいですよね!
労働基準監督官の面接カード④印象深かったこれまでの体験【記入例あり】
「【印象深かったこれまでの体験】学校生活や職務、ボランティア活動、アルバイトなどの体験を通じて」ということで、「達成感を感じた出来事」や「他人から評価された経験」をネタにする人が多いと思います。
やっぱり労働基準監督官も組織で仕事をしますから、この辺りで『チームワーク力』や『社会性』などをアピールしておきたいところです!
印象深かったこれまでの体験の記入例2パターン
- 【舞台の提示】
3年間続けた飲食店のアルバイトにて、 - 【取り組んだこと等の状況説明】
私はリーダーとして、~こういう取組を頑張ってきました。 - 【印象に残った出来事】
私が引退するときに「(他人からのセリフ)」と言ってもらえたことが印象に残っています。」
- 【抽象的な結論】
印象深かった出来事は、野球部の引退試合です。 - 【具体的な説明】
全国大会出場に向けて~毎日練習に励んでいましたが、試合は負けてしまいました。結果は伴いませんでしたが、チーム一丸となりながら、一つの目標に向かって最後まで頑張り切ることの大切さを学べました。
①舞台提示→②力を入れた経験→③他人からの評価(セリフや結果等)
この項目は、文章全体を通して問いに答えようというスタンスでOKなのかなと思います。
もちろん、うまくまとめられるのであれば、「コレが印象に残ってます」と結論を最初に述べて、その後に具体的な状況の説明をしてあげればOKだと思います!
『~に力を入れてた。こんなに高い目標があって、その目標に向かって頑張ったんだけどうまくいかなくて、色々試行錯誤してみた。それでもうまくいかなかったけど、あきらめずに頑張った結果、~となった。(この経験から私は~ということを学んだ。)』
⇒面接カード全体を通して、印象深かった体験という問いに答えるイメージ
労働基準監督官の面接カード⑤自己PR【記入例あり】
長所や人柄について。
自己PRについては自分が持っている本当の強みを書くようにしましょう。
労働基準監督官の適性をアピール!
「自分の本当の強み×適性アピール」
また、自己PRですから、労働基準監督官の適性をアピールしていきたいところです!
自分の数ある強みや性格の特徴の中で、労働基準監督官に活かせそうなものを探して、自分がどのように活躍・貢献できるのか考えてみましょう!
自己PRのポイント
皆さんは、どんな性格の人が労働基準監督官に向いていると思いますか?
- コミュニケーションを取るのが得意
- 責任感が強い
- 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
- 人とかかわるのが好き
- 向上心がある
- 主体性がある
- コツコツ勉強できる…等
私はこんな人が無難に活躍できるのかなと思いました!
闇雲に自分の強みを言うんじゃなくて、適性をアピールしていきましょう!
自己PRの記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
私は相手の立場に立って物事を考えることができます。 - 【具体的な説明】
3年間続けている塾講師のアルバイトでは、常に受験生の視点を大事にしてアドバイスするよう心掛けていました。 - 【今後の意気込み】
今後は~こういう仕事の際に、この強みを活かしていきたいです。
- 【抽象的な結論(長所)】
私の長所は〇〇です。 - 【今後の意気込み】
労働基準監督官の~こういう業務で、~こういう風に活躍していきたいです。 - 【+人柄の良さ】
また、~こういう性格で、周りからは~こういう人といわれます。
個人的にオススメしているは、長所と人柄どちらも書くことです!
そもそも自己PRは枠が小さいですから、長所と人柄を述べておいて、本番で面接官に突っ込んでもらおう~っていうイメージで全然OKだと思います。
労働基準監督官の面接カード⑥趣味、特技など【記入例あり】
趣味・特技に関しては、コツも何もありません。
自分が普段やっている本当の趣味や本当の特技等を書けばOKです!
⇒まぁ面接官からするとネタがあった方が嬉しいので、趣味も特技も両方書いておくといいかもしれません。
⇒また、趣味も1つだけではなく、2つ3つ挙げるのもアリです。
趣味・特技のポイント
ストレス解消につながるような本当の趣味や、本当の特技等を話せばOKですが、
ちょっと変わった趣味等を述べると会話が弾みやすいので、面接全体の雰囲気が良くなりやすいと思います!
⇒スポーツのネタや昔の部活動の話などはやっぱり盛り上がりやすい!
まぁ変なことは考えずに、自分が普段やっている趣味や、過去に力を入れていた部活のこと等、自分が話しやすいネタを選んで気楽に回答していきましょう!
⇒結局、自分が楽しく喋れる趣味が一番だと思います!
趣味、特技などの記入例3パターン
- 趣味は~で、特技は~です。
- [趣味] ~。[特技] ~。
- 趣味は〇〇で、週末になると友人と一緒に~しています。
このようにきちんと伝わるように書けばどんな書き方でも大丈夫です!
【労働基準監督官の面接カード】エピソードの突っ込みポイント
重要なので最後に突っ込みポイントだけ紹介して終わろうと思います。
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
アルバイトや部活動、ボランティア等、
何かエピソードを述べる時は、この8項目+αについてあらかじめ自己分析しておきましょう!
ではこれで労働基準監督官の面接カードの説明は終わりです。
おつかれさまでした!
- 【★先輩の体験談まとめ】
面接で聞かれたことや勉強方法等、先輩から後輩へアドバイス! - 【先輩からのアドバイス】
実は説明会から受験生に目をつけています。 - 【採用面接の実態】
各労働局ごとに面接形式は違います。 - 【面接A・Bの特徴】
実際に高評価を取った先輩たちからアドバイス! - 【面接D・Eの特徴】
実際に低評価になってしまった先輩たちの体験談・アドバイス
内々定の不安や面接の不安、専門記述に対する不安等をきっと解消できると思いますので、是非、チェックしてみて下さい☺
【面接カードを書く前に最強の”自己分析”を!面接A評価を狙え!】
この記事を書いた人
また、面接カードを書く前に”自己分析”をきちんと行っておくと、面接カードもスムーズに作れると思います。