今回は国家総合職の平成27年度~令和元年度の合格倍率を院卒者と大卒者に分けて徹底解説していきたいと思います。
1次試験、2次試験の倍率、官庁訪問の倍率を区分ごとに紹介していきますが、これだけでなく、1次試験のボーダー点(素点)も目安として紹介したいと思います!
まずは簡単に区分について紹介していきますね!

自分で調べるのめんどくさいから倍率と筆記ボーダー点を教えてくれ!

本気でまとめてみたからさっそく紹介していくね!
目次
【国家総合職の倍率】まずは試験区分について解説!
倍率を紹介する前に簡単に試験区分について触れておきますね!
国家総合職の試験区分は次のような種類があります。

この図を見てもらえばわかるように、院卒者と大卒者の試験区分の違いは赤字で示している部分だけです。院卒の行政区分が大卒では政治・国際区分、法律区分、経済区分の3つに細かく分けられています。
まぁそれだけなのですが、この区分ごとに倍率やボーダー点が違うので、その点を伝えておきたくて紹介しました。
では、さっそく院卒者、大卒者、それぞれ5年間分の倍率を紹介していきますね!
【国家総合職の倍率】院卒者の難易度・ボーダーを徹底解説!
院卒者の倍率は平成27年度~令和元年度までをまとめて紹介します!
【国家総合職】令和元年度の院卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
令和元年度 国家総合職 【院卒者】 | |||||||
年度 | 申込者数 | 受験者(A) | 1次合格者(B) | 1次倍率(A/B) | 最終合格者(C) | 2次倍率(B/C) | 最終倍率(A/C) |
行政 | 436 (140) | 290 (93) | 168 (54) | 1.73 | |||
人間科学 | 116 (67) | 86 (53) | 50 (35) | 1.72 | |||
工学 | 537 (77) | 290 (44) | 183 (31) | 1.58 | |||
数理科学 物理 地球科学 |
226 (34) | 74 (5) | 35 (2) | 2.11 | |||
化学 生物 薬学 |
413 (132) | 143 (42) | 76 (23) | 1.96 | |||
農業科学 水産 |
212 (77) | 142 (41) | 85 (25) | 1.67 | |||
農業農村工学 | 16 (2) | 16 (4) | 11 (1) | 1.45 | |||
森林 自然環境 |
111 (34) | 62 (20) | 45 (13) | 1.38 | |||
法務 |
※情報が出たらまた更新します!
令和元年度【院卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養は30点満点で足切り9点、専門択一は40点満点で足切り12点)
- 【行政】
→『教養:9点、専門:12点』 - 【人間科学】
→『教養:10点、専門:13点』 - 【工学】
→『教養:9点、専門:12点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:10点、専門:13点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:14点、専門:18点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:11点、専門:13点』 - 【農業農村工学】
→『教養:10点、専門:14点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:12点、専門:13点』
【国家総合職】平成30年度の院卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
平成30年度 国家総合職 【院卒者】 | |||||||
年度 | 申込者数 | 受験者(A) | 1次合格者(B) | 1次倍率(A/B) | 最終合格者(C) | 2次倍率(B/C) | 最終倍率(A/C) |
行政 | 550 (165) | 426 | 328 (90) | 1.30 | 174 (51) | 1.89 | 2.45 |
人間科学 | 116 (67) | 91 | 79 (40) | 1.15 | 43 (22) | 1.83 | 2.12 |
工学 | 537 (77) | 396 | 302 (34) | 1.31 | 191 (24) | 1.58 | 2.07 |
数理科学 物理 地球科学 |
226 (34) | 168 | 79 (8) | 2.13 | 39 (3) | 2.03 | 4.30 |
化学 生物 薬学 |
413 (132) | 314 | 109 (23) | 2.88 | 57 (17) | 1.91 | 5.51 |
農業科学 水産 |
212 (77) | 178 | 147 (54) | 1.21 | 78 (28) | 1.88 | 2.28 |
農業農村工学 | 16 (2) | 14 | 14 (2) | 1.00 | 12 (2) | 1.17 | 1.17 |
森林 自然環境 |
111 (34) | 89 | 79 (22) | 1.13 | 45 (11) | 1.76 | 1.98 |
法務 | 22 (3) | 12 | 12 (2) | 1.00 | 11 (2) | 1.09 | 1.09 |
平成30年度【院卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養は30点満点で足切り9点、専門択一は40点満点で足切り12点)
- 【行政】
→『教養:11点、専門:12点』 - 【人間科学】
→『教養:10点、専門:12点』 - 【工学】
→『教養:10点、専門:12点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:14点、専門:17点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:14点、専門:23点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:10点、専門:18点』 - 【農業農村工学】
→『教養:10点、専門:13点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:9点、専門:12点』
【国家総合職】平成29年度の院卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
行政 | 70 | 606 (175) | 453 | 363 (98) | 1.25 | 196 (54) | 2.31 |
人間科学 | 15 | 138 (76) | 116 | 79 (36) | 1.47 | 42 (26) | 2.76 |
工学 | 85 | 658 (79) | 473 | 378 (40) | 1.25 | 184 (24) | 2.57 |
化学・生物・薬学 | 20 | 457 (149) | 329 | 97 (19) | 3.39 | 51 (11) | 6.45 |
農業科学・水産 | 30 | 196 (64) | 163 | 122 (33) | 1.34 | 63 (21) | 2.59 |
農業農村工学 | 5 | 29 (9) | 25 | 24 (6) | 1.04 | 13 (4) | 1.92 |
森林・自然環境 | 20 | 139 (48) | 126 | 76 (25) | 1.66 | 40 (10) | 3.15 |
数理科学・物理・地球科学 | 20 | 247 (30) | 195 | 74 (5) | 2.64 | 35 (3) | 5.57 |
平成29年度【院卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養は30点満点で足切り9点、専門択一は40点満点で足切り12点)
- 【行政】
→『教養:15点、専門:16点』 - 【人間科学】
→『教養:12点、専門:17点』 - 【工学】
→『教養:12点、専門:15点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:17点、専門:20点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:18点、専門:23点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:14点、専門:19点』 - 【農業農村工学】
→『教養:10点、専門:13点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:13点、専門:21点』
【国家総合職】平成28年度の院卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
行政 | 70 | 1015 (309) | 738 | 403 (110) | 1.83 | 204 (58) | 3.62 |
人間科学 | 15 | 131 (67) | 99 | 75 (44) | 1.32 | 39 (21) | 2.54 |
工学 | 85 | 706 (98) | 444 | 354 (44) | 1.25 | 186 (29) | 2.39 |
化学・生物・薬学 | 25 | 460 (139) | 308 | 116 (30) | 2.66 | 62 (17) | 4.97 |
農業科学・水産 | 25 | 223 (78) | 173 | 112 (43) | 1.54 | 59 (26) | 2.93 |
農業農村工学 | 5 | 32 (8) | 26 | 24 (3) | 1.08 | 11 (1) | 2.36 |
森林・自然環境 | 20 | 116 (49) | 102 | 70 (24) | 1.46 | 37 (9) | 2.76 |
数理科学・物理・地球科学 | 20 | 273 (29) | 189 | 87 (5) | 2.17 | 41 (5) | 4.61 |
平成28年度【院卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養は30点満点で足切り9点、専門択一は40点満点で足切り12点)
- 【行政】
→『教養:15点、専門:21点』 - 【人間科学】
→『教養:13点、専門:17点』 - 【工学】
→『教養:12点、専門:15点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:15点、専門:17点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:15点、専門:18点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:15点、専門:22点』 - 【農業農村工学】
→『教養:10点、専門:13点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:14点、専門:18点』
【国家総合職】平成27年度の院卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
行政 | 70 | 993 (326) | 710 | 365 (111) | 1.95 | 253 (86) | 2.81 |
人間科学 | 15 | 146 (77) | 102 | 71 (42) | 1.44 | 37 (22) | 2.76 |
工学 | 70 | 736 (77) | 474 | 337 (26) | 1.41 | 183 (14) | 2.59 |
化学・生物・薬学 | 20 | 516 (170) | 316 | 102 (17) | 3.10 | 55 (14) | 5.75 |
農業科学・水産 | 15 | 249 (77) | 195 | 83 (26) | 2.35 | 36 (14) | 5.42 |
農業農村工学 | 5 | 47 (9) | 28 | 21 (5) | 1.33 | 13 (2) | 2.15 |
森林・自然環境 | 15 | 153 (49) | 116 | 56 (24) | 2.07 | 35 (15) | 3.31 |
数理科学・物理・地球科学 | 15 | 266 (25) | 170 | 87 (3) | 1.95 | 43 (1) | 3.95 |
平成27年度【院卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養は30点満点で足切り9点、専門択一は40点満点で足切り12点)
- 【行政】
→『教養:14点、専門:27点』 - 【人間科学】
→『教養:12点、専門:18点』 - 【工学】
→『教養:12点、専門:19点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:13点、専門:23点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:17点、専門:25点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:16点、専門:23点』 - 【農業農村工学】
→『教養:14点、専門:17点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:14点、専門:23点』
【国家総合職院卒の難易度】考察とポイント
国家総合職の試験は明らかに院卒者が優遇されています。
倍率を見れば一目瞭然ですよね。筆記試験や最終ボーダー点が大卒に比べて明らかに低いです。
また、足切り点=筆記試験のボーダー点となっている区分が目立ちますよね。
年度で見ると難易度は少しずつ低下傾向にあると思います。
どうしても国家総合職として働きたいなら、大卒でなく院卒で受けるべきですよね!
【国家総合職の倍率】大卒者の難易度・ボーダーを徹底解説!
大卒者の倍率は平成27年度~令和元年度までをまとめて紹介します!
【国家総合職】令和元年度の大卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
令和元年度 国家総合職 【大卒者】 | |||||||
年度 | 申込者数 | 受験者(A) | 1次合格者(B) | 1次倍率(A/B) | 最終合格者(C) | 2次倍率(B/C) | 最終倍率(A/C) |
政治・国際 | 1166 (454) | 160 (57) | 86 (33) | 1.86 | |||
法律 | 8956 (3979) | 965 (379) | 449 (175) | 2.15 | |||
経済 | 1778 (491) | 345 (67) | 168 (30) | 2.05 | |||
人間科学 | 435 (258) | 73 (43) | 39 (30) | 1.87 | |||
工学 | 1521 (243) | 386 (57) | 199 (40) | 1.94 | |||
数理科学 物理 地球科学 |
209 (32) | 44 (3) | 21 (2) | 2.10 | |||
化学 生物 薬学 |
473 (200) | 57 (15) | 30 (9) | 1.90 | |||
農業科学 水産 |
430 (195) | 170 (67) | 88 (33) | 1.93 | |||
農業農村工学 | 204 (77) | 72 (27) | 38 (18) | 1.89 | |||
森林 自然環境 |
263 (96) | 50 (21) | 27 (13) | 1.85 | |||
教養 |
※情報が出たらまた更新します!
令和元年度【大卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養・専門択一ともに40点満点で足切り12点)
- 【政治・国際】
→『教養:18点、専門:22点』 - 【法律】
→『教養:20点、専門:24点』 - 【経済】
→『教養:19点、専門:20点』 - 【人間科学】
→『教養:19点、専門:20点』 - 【工学】
→『教養:20点、専門:16点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:19点、専門:23点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:17点、専門:24点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:18点、専門:21点』 - 【農業農村工学】
→『教養:18点、専門:17点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:20点、専門:24点』
【国家総合職】平成30年度の大卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
平成30年度 国家総合職 【大卒者】 | |||||||
年度 | 申込者数 | 受験者(A) | 1次合格者(B) | 1次倍率(A/B) | 最終合格者(C) | 2次倍率(B/C) | 最終倍率(A/C) |
政治・国際 | 1365 (529) | 1048 | 122 (31) | 8.59 | 63 (19) | 1.94 | 16.63 |
法律 | 10065 (4113) |
8529 | 1002 (342) | 8.51 | 471 (156) | 2.13 | 18.11 |
経済 | 2045 (551) | 1654 | 426 (82) | 3.88 | 194 (40) | 2.20 | 8.53 |
人間科学 | 409 (245) | 333 | 70 (37) | 4.76 | 38 (17) | 1.84 | 8.76 |
工学 | 1782 (250) | 1413 | 365 (45) | 3.87 | 192 (27) | 1.90 | 7.36 |
数理科学 物理 地球科学 |
256 (60) | 196 | 43 (4) | 4.56 | 21 (3) | 2.05 | 9.33 |
化学 生物 薬学 |
538 (205) | 417 | 58 (14) | 7.19 | 32 (11) | 1.81 | 13.03 |
農業科学 水産 |
482 (206) | 428 | 165 (58) | 2.59 | 88 (38) | 1.88 | 4.86 |
農業農村工学 | 217 (71) | 194 | 57 (21) | 3.40 | 34 (11) | 1.68 | 5.71 |
森林 自然環境 |
269 (94) | 237 | 46 (13) | 5.15 | 25 (8) | 1.84 | 9.48 |
教養 | 2928 (1036) | 265 (50) | 145 (38) | 1.83 |
平成30度【大卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養・専門択一ともに40点満点で足切り12点)
- 【政治・国際】
→『教養:18点、専門:23点』 - 【法律】
→『教養:20点、専門:21点』 - 【経済】
→『教養:20点、専門:18点』 - 【人間科学】
→『教養:21点、専門:20点』 - 【工学】
→『教養:16点、専門:19点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:18点、専門:18点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:21点、専門:24点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:18点、専門:24点』 - 【農業農村工学】
→『教養:19点、専門:19点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:19点、専門:24点』
【国家総合職】平成29年度の大卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
政治・国際 | 20 | 1391 (533) | 995 | 117 (37) | 8.50 | 56 (16) | 17.77 |
法律 | 180 | 10216 (4237) | 8576 | 1032 (336) | 8.31 | 504 (145) | 17.02 |
経済 | 75 | 2069 (527) | 1641 | 437 (90) | 3.76 | 210 (50) | 7.81 |
人間科学 | 10 | 454 (270) | 350 | 76 (45) | 4.61 | 38 (22) | 9.21 |
工学 | 80 | 1912 (276) | 1454 | 486 (67) | 2.99 | 243 (36) | 5.98 |
化学・生物・薬学 | 15 | 648 (262) | 512 | 71 (15) | 7.21 | 37 (7) | 13.84 |
農業科学・水産 | 25 | 526 (221) | 452 | 131 (52) | 3.45 | 69 (31) | 6.55 |
農業農村工学 | 15 | 275 (94) | 246 | 75 (25) | 3.28 | 41 (15) | 6.00 |
森林・自然環境 | 20 | 344 (116) | 289 | 50 (12) | 5.78 | 26 (6) | 11.12 |
数理科学・物理・地球科学 | 20 | 286 (55) | 223 | 68 (9) | 3.28 | 30 (3) | 7.43 |
平成29度【大卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養・専門択一ともに40点満点で足切り12点)
- 【政治・国際】
→『教養:19点、専門:26点』 - 【法律】
→『教養:22点、専門:26点』 - 【経済】
→『教養:21点、専門:19点』 - 【人間科学】
→『教養:18点、専門:23点』 - 【工学】
→『教養:18点、専門:21点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:18点、専門:20点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:24点、専門:23点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:23点、専門:22点』 - 【農業農村工学】
→『教養:18点、専門:21点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:22点、専門:23点』
【国家総合職】平成28年度の大卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
政治・国際 | 20 | 1578 (610) | 1016 | 105 (30) | 9.68 | 52 (15) | 19.54 |
法律 | 200 | 10457 (4152) | 8143 | 1070 (303) | 7.61 | 569 (143) | 14.31 |
経済 | 85 | 2318 (540) | 1607 | 487 (95) | 3.30 | 230 (50) | 6.99 |
人間科学 | 20 | 522 (325) | 370 | 83 (46) | 4.46 | 43 (27) | 8.60 |
工学 | 80 | 2105 (308) | 1506 | 490 (60) | 3.07 | 246 (34) | 6.12 |
化学・生物・薬学 | 15 | 597 (208) | 413 | 87 (30) | 4.75 | 46 (22) | 8.98 |
農業科学・水産 | 25 | 484 (189) | 401 | 134 (54) | 2.99 | 69 (31) | 5.81 |
農業農村工学 | 15 | 224 (61) | 177 | 92 (23) | 1.92 | 53 (13) | 3.34 |
森林・自然環境 | 10 | 336 (113) | 262 | 47 (11) | 5.57 | 25 (9) | 10.48 |
数理科学・物理・地球科学 | 15 | 306 (52) | 204 | 88 (8) | 2.32 | 39 (3) | 5.23 |
平成28度【大卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!
(教養・専門択一ともに40点満点で足切り12点)
- 【政治・国際】
→『教養:22点、専門:26点』 - 【法律】
→『教養:16点、専門:29点』 - 【経済】
→『教養:22点、専門:18点』 - 【人間科学】
→『教養:24点、専門:21点』 - 【工学】
→『教養:17点、専門:20点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:16点、専門:17点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:16点、専門:22点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:26点、専門:20点』 - 【農業農村工学】
→『教養:18点、専門:17点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:22点、専門:22点』
【国家総合職】平成27年度の大卒者の倍率・ボーダー
かっこの中は女性の数を示しています。
試験区分 | 採用予定数 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者数 | 1次試験倍率 | 2次合格者数 | 倍率 |
政治・国際 | 10 | 1638 (612) | 1055 | 106 (30) | 9.95 | 18 (2) | 58.61 |
法律 | 195 | 10265 (3977) | 7983 | 1030 (313) | 7.75 | 377 (90) | 21.18 |
経済 | 90 | 2380 (560) | 1638 | 520 (93) | 3.15 | 187 (32) | 8.76 |
人間科学 | 20 | 473 (269) | 310 | 75 (33) | 4.13 | 39 (18) | 7.95 |
工学 | 100 | 2022 (272) | 1420 | 560 (71) | 2.54 | 265 (37) | 5.36 |
化学・生物・薬学 | 20 | 587 (236) | 395 | 95 (30) | 4.16 | 49 (15) | 8.06 |
農業科学・水産 | 15 | 485 (193) | 402 | 99 (26) | 4.06 | 46 (15) | 8.74 |
農業農村工学 | 15 | 243 (86) | 202 | 75 (23) | 2.69 | 35 (11) | 5.77 |
森林・自然環境 | 15 | 287 (94) | 218 | 50 (19) | 4.36 | 18 (6) | 12.11 |
数理科学・物理・地球科学 | 15 | 296 (47) | 193 | 82 (12) | 2.35 | 37 (4) | 5.22 |
平成27度【大卒者】の1次試験(教養+専門択一)のボーダー点を区分ごとに紹介します!(教養・専門択一ともに40点満点で足切り12点)
- 【政治・国際】
→『教養:22点、専門:29点』 - 【法律】
→『教養:26点、専門:27点』 - 【経済】
→『教養:20点、専門:23点』 - 【人間科学】
→『教養:17点、専門:26点』 - 【工学】
→『教養:18点、専門:20点』 - 【数理科学・物理・地球科学】
→『教養:17点、専門:22点』 - 【化学・生物・薬学】
→『教養:20点、専門:25点』 - 【農業科学・水産】
→『教養:20点、専門:25点』 - 【農業農村工学】
→『教養:25点、専門:20点』 - 【森林・自然環境】
→『教養:19点、専門:24点』
【国家総合職大卒の難易度】考察とポイント
公務員試験の中でも最難関というだけあって、問題が難しいだけでなくボーダー点も高めです!
ただ、受験者数が減少傾向にあるので、徐々に筆記試験のボーダー点が下がってきていますよね!
国家総合職という試験は筆記試験の結果が合否に大きく影響するので、筆記試験に力を入れていきたいところ。
- 教養:2/15
- 専門択一:3/15
- 専門記述:5/15
- 詮索論文・討論:2/15
- 人物:3/15
また、英語力が重要視されており、TOEIC等の成績が加点対象となっています。
例えば、TOEICの成績が600~730点の方は標準点で15点分加算され、TOEICが730点以上の方は標準点25点分加算されます。
標準点の5点分というのは、だいたい教養試験の1問分です。
730点以上あれば教養5問分の点数が加算されるので、非常に大きいですよね!
総合職で合格を目指すなら、TOEICにも力を入れていきたいところ。

【国家総合職の官庁訪問 倍率】合格率は〇〇%!?
総合職の官庁訪問は大卒や院卒といった区分関係なく同じ立場で行われます!
でも気になる官庁訪問の合格倍率って検索しても詳しく出てきませんよね。
結局のところ
”官庁訪問の倍率は不明”です!
とりあえずわかっていることだけ詳しく解説していきます!
国家総合職の官庁訪問での内々定獲得率は!?
国家総合職の最終合格者数の資格を持っている人が官庁訪問を行える権利があります!
せっかく最終合格もらえたのに官庁訪問で内定もらえるか不安だ….特に面接が苦手な方はそう思いますよね!
採用漏れについてわかっていることまとめ
とりあえずわかっていることを紹介します!(表↓)まずは院卒者から!
年度(院卒) | 官庁訪問受験者数 (名簿記載者数) |
内々定獲得者数の最大値 | 残留者数 | 最大合格率 | ※辞退者数 | 採用者数 | 就職率 |
H28 | 671 | 621 | 50 | 92.5% | 320 | 242 | 36.1% |
H27 | 683 | 621 | 62 | 90.9% | 334 | 229 | 33.5% |
H26 | 590 | 518 | 72 | 87.8% | 263 | 212 | 35.9% |
H25 | |||||||
H24 | |||||||
H23 | |||||||
H22 | |||||||
H21 |
次は大卒
年度(大卒) | 官庁訪問受験者数 (名簿記載者数) |
内々定獲得者数の最大値 | 残留者数 | 最大合格率 | ※辞退者数 | 採用者数 | 就職率 |
H28 | 1507 | 1391 | 116 | 92.3% | 742 | 416 | 27.6% |
H27 | 1204 | 1091 | 113 | 90.6% | 484 | 414 | 34.4% |
H26 | 1490 | 1339 | 151 | 89.9% | 708 | 443 | 29.7% |
H25 | |||||||
H24 | |||||||
H23 | |||||||
H22 | |||||||
H21 |
これは実際に公開されている公務員白書の情報です。
解釈の仕方次第では最大約92%となりますが、実際は違います。
※の辞退者数というのがポイントで、この枠は”内々定を辞退した人+不合格で残留しなかった人”が含まれます。
採用漏れについて考察
ということで例えばH28の院卒を例として紹介します。
- 受験可能者数の最大:671人
- 実際に官庁訪問をした人:不明
- 内々定をもらった人:242人+α(最大621人)
- 内々定を辞退した人:α人(最大320人)
- 不合格+残留しない人:(320ーα)人
- 不合格+残留者数:50人
要は内々定をもらった人の数はわからないということです。
合格率の最低はH28の院卒の場合”36.1%”ということになります。
内定獲得率は…?
名簿記載者が全員受験するわけではない+内々定辞退者も存在するという点を加味すると、全体的にだいたい5人に2人くらいはもらえるんじゃないかなぁという予想をしております。
まぁ参考までにお願いいたします。
官庁訪問の時期は色々な試験も重なっていて大変だとは思いますが、最後のひと踏ん張り頑張っていきましょう!
【国家総合職】官庁訪問合格→最終的な就職率は約33%!
今回は平成28年度の試験を参考に官庁訪問後の就職率をチェックしてみましょう!名簿記載者数というのは国家総合職最終合格の資格を持っている人の数で、簡単に言うと官庁訪問を受けることができる人のことです。
公務員白書に記載されている情報によるとだいたい最終合格者の33%くらいが内々定をもらってから、国家総合職として働いていこうと思うわけですね!
国家総合職の採用漏れについて
国家総合職はおそらくかなりたくさん漏れてしまう方がいると思います。
名簿記載者数(最終合格者)が2000人だとすると、
1000~1200人くらいは内定をもらうことができないまま就職活動が終わってしまうのではないかなと思います。
あくまでこれも参考までにお願いします。

おつかれさまでした!
【筆記対策】
【政策論文】※更新中
【政策討論】
【面接対策】
【官庁訪問対策】
こんにちわ、
下記の数字は本当ですか?
どの程度信頼できる数字かと思いまして。
官庁訪問での内々定獲得率は驚愕の92.5%!?
大卒の詳しい情報が欲しくてコメントしました。
無応答者=最終合格したけど官庁訪問行かない人
だと解釈してます。
確かに不明確な点があり、合格率はもしかしたら違うかもしれませんね。
仮に辞退者が全員無応答者数だとしても
532人死亡の416内定なので、かなり合格率は高いことになりますね!
まぁ参考程度ということでお願いします(^^)
こんにちは!
一応公務員白書に記載されている情報なので間違いはないと思うのですが
よかったら確認してみて下さい。
公務員白書の第3部 第1章 第3節に記載されていますので。
返信ありがとうございます。
辞退+無応答者、なので742名を全て「辞退」にはできないのでは、
ある一定数の辞退者はいると思いますが、明確な物が無くて。
内々定獲得者数はどうやって算出されているのですか?
白書を見ても記載されていないのですが。
こんにちは!
公務員白書の第3部 第1章 第3節に記載されていますが
正直、倍率自体は確かではありません。
内々定獲得者数自体は正しいですが。
辞退者数の中に
残留の連絡してない=不合格者数
も混じっていると思いますので。
貴殿の当HP上に記載されている「官庁訪問不合格者数」は公務員試験の第3部第1章第3節に記載がされている「採用候補者数」の間違いじゃないでしょうか。
流石に全体の9割もが官庁訪問でない内定がもらえる選考プロセスにはなってないと思います。
本年度官庁訪問をしましたが第1、2クールで大半分以上切られる(みんなの目の前でクール中に切られる人は荷物をもって前へ来てください」と言われるので周りの人は誰が切られたかが分かる。)ので、さすがに9割が採用される試験ではないと思います。
https://www.jinji.go.jp/hakusho/h29/1-3-01-3-1.html
おっしゃる通りです。
不合格者数=採用候補者数で
要は残留者数ですよね。
辞退者数・無応答者数の中に不合格者数もまじっています。
意向届を出さなきゃ残留できないですからね。
ざっと見積もっても合格率は3に1人くらいなんじゃないかなぁとは思っております。
さすがに謳い文句として強力すぎました。
失礼いたしました。
ご連絡ありがとうございます。
「ざっと見積もっても合格率は3に1人くらいなんじゃないかなぁとは思っております。」とのことですが、それならば当HP上に表記があります
「最終合格さえもらってしまえば基本的にどこかしらの官庁で内定をもらうことができます!」
や
「【国家総合職の官庁訪問 倍率】合格率92.5%ってマジ!?」
というのはどう言った趣旨の発言なのでしょうか。
官庁訪問を終えた身としても、どの時点で92.5%も官庁へ内定が出るのかが気になりますのでご回答をお聞きできればと思います。
ご指摘ありがとうございます。
正直その時はそう解釈しておりました。
ずっとなおそうと思っていたのですが、時間が無くてなおせていませんでした。
早急に修正したいと思っております。
ひえー!今は倍率低いんですね。
2004年に受験した時は合格者で50倍、採用者で100倍程でした。
足切りも50%くらいだったのに。今に生まれてれば楽だったな。
条件が全然違いますよね(^^;)
特に2020年度はコロナの影響もあって
あり得ないくらいボーダー等下がっちゃいました…