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【国家総合職の知恵袋Q&A】気になる疑問を私が解決します!受験生からよくある質問に対して『事実』をもとに回答!

    国家総合職のQ&A
    よくある質問に答えます!

    国家総合職、公務員試験の中でトップレベルの難易度の試験です。
    急に国家総合職になりたいと思っても、試験の仕組みや内容等、わからないことだらけだと思います。

    らないというのは恐ろしいことで、知らないまま試験を受けてしまうとしてしまうこともあります!
    皆さんは国家総合職の試験を他の人より利に試験を進めていきたいですよね!

     

    そこで、私が実際に受験生の方からいただいた質問・疑問をまとめ、その回答をそれぞれ紹介していきたいと思います!
    俗に言う【質問・回答コーナー】【Q&Aコーナー】のことですね!

     

    では、さっそく始めていきたいと思います!

     

    試験を有利に進めていただくために、この記事を通して皆さんの【国家総合職の疑】を解決していきます!

     

     

    目次

    ①国家総合職になるにはどうすればいい?

    回答(結論)
    1. 人事院が実施する国家総合職の試験に★最終合格する
    2. 官庁訪問で★内々定獲得を目指して面接を受ける
    3. ★最終合格+★内々定の条件を満たした人が採用

    それぞれ内容と流れを簡単に紹介します。

     

    (1)国家総合職になるための試験

    【①国家総合職の試験】

    • 【1次】
      教養試験(択一)+専門試験択一式
    • 【2次】
      専門試験記述式、政策論文(政策討論)、人事院面接

    まずは教養と専門択一で1次試験に合格して、2次面接と官庁訪問を行う権利を獲得しなければいけません。

     

    (2)官庁訪問で内々定獲得を目指す

    【②官庁訪問】

    就職先を決める面接(人物)試験
    ⇒各官庁が実施する選考試験(面接等)を受ける

     

    (3)最終合格+内々定⇒就職先決定!

    国家総合職の試験に合格した人が、各官庁の内々定を獲得することで、ようやく自分の就職先がきまります!

    試験は国家総合職としての資格試験、官庁訪問は希望省庁とのマッチング面接というイメージですね!

    国家総合職の試験内容や内定までの流れについては『受験案内』を読んで、きちんと把握しておくようにしましょう!

    【国家総合職】試験内容や試験の流れを詳しく知りたい方はこちら

     

     

    ②国家総合職の試験では学歴は関係あるか?

    回答(結論)

    学歴が直接的に合否に影響を及ぼすことはありませんが、間接的に影響を及ぼすことはあると思います。
    先ほど紹介した「国家総合職の試験」では学歴は一切影響しませんが、「官庁訪問(採用面接)」の際には多少影響があると思います。

    国家総合職の場合は、そこそこ影響はあるのかなとは思います。

     

    【国家総合職】学歴は試験には関係ない

    国家総合職の試験は学歴を伏せるよう指示があります。
    ⇒最終合格をするまでは、学歴を見られる機会が一切ありませんので、学歴と合否はまったく影響がありません。

    人事院面接も学歴はかくして行われます。

     

    【国家総合職】官庁訪問では多少学歴も影響はある

    履歴書に学歴を記載する場合、面接試験の際に学歴が面接官へ与える影響というのは少なからずあると思います。
    例えば、『東京大学』と書いてあった受験生がいたら、それだけで印象はめちゃくちゃ良くなりますからね。

     

     

    ③国家総合職のオススメ併願先は?

    回答(結論)

    国家総合職の試験対策をしていれば、公務員の大体の試験に対応できるので、自分が興味がある自治体や省庁を受けて下さい!

    事務職の方が1年で受けることができる試験の例を紹介しておきますので、自分が興味があるものを併願してみて下さい。

     

    公務員試験の併願スケジュール(行政職・例)

    【併願スケジュール(例)】

    • 4月中旬:地上特別枠(人物重視)
    • 4月下旬:国家総合職
    • 5月上旬:特別区or都庁(同日)
    • 5月中旬:裁判所事務官
    • 6月上旬:労働基準監督官
    • 6月中旬:国家一般職
    • 6月下旬:地方上級・市役所A日程
    • 7月上旬:大学職員
    • 7月中旬:市役所B日程
    • 9月中旬:市役所C日程…等

    これ以外にも自治体が独自で実施している試験があります。
    基本的には日程さえかぶらなければ、試験は何個受けてもOKです!

     

    【公務員試験の併願】試験日が被ったら?

    ただ、よくあるのが、『面接試験日が被ってしまう』『面接試験日と他の筆記試験日が被ってしまう』というパターンパターンです!
    ⇒このように被ってしまった場合は、当然どちらか1つを諦めなければいけないので、スケジュールは入念にチェックしておいた方がいいかなと思います。
    (面接日等の細かい日程は採用側からの通知が来ないとわかりません)

     

     

    ④国家総合職の試験の配点は?

    回答(結論)

    〇大卒程度

    • 教養試験:2/15
    • 専門択一:3/15
    • 専門記述:5/15
    • 政策論文:2/15
    • 面接試験:3/15
    • 官庁訪問:合否のみ

     

    〇院卒者試験

    • 教養試験:2/15
    • 専門択一:3/15
    • 専門記述:5/15
    • 政策討論:2/15
    • 面接試験:3/15
    • 官庁訪問:合否のみ

    国家総合職の配点は上記の通りです!

     

     

    ⑤国家総合職の筆記試験の難易度はどれくらいか?

    回答(結論)

    難易度はかなり高いです。
    実際に私も受けましたが、教養試験は国家一般職や地方上級より高めで、難関の中学受験くらいのイメージ。専門試験に関しても、大学での専門分野の理解が問われるので、かなり難しかったです。
    (私は中学受験は経験なし、専門試験はゼロから対策)

    難易度の感じ方は人それぞれだと思います。
    中学受験経験者で、大学で専門分野をきちんと学んでいる人からすると合格難易度はそこまで高くはないかもしれません。

    どちらかと言えば、官庁訪問の突破難易度が高いせいで、難しく感じるのかなと。

     

    実際に本屋に行けば、過去問等が閲覧できますので、まずはそのあたりをチェックしてみて下さい!
    (理系の方は人事院に開示請求しないと基本的に見れない)

     

     

    ⑥国家総合職の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?

    回答(結論)

    ボーダー点というのは試験倍率のことなので、毎年違ってきます
    また、受験区分ごとにボーダー点が全然違うので、気を付けて下さい。
    基本的には「受験者数」と「採用予定者数」によって決るので、この辺りの情報は要チェック!

    ボーダーや倍率については、以下の記事で【受験区分ごと】に詳しく解説していますので、安定した合格を狙いたい方はチェックしてみて下さい!
    【国家総合職】倍率・ボーダー点まとめ

     

     

    ⑦国家総合職の筆記試験の過去問はどこにある?

    回答(結論)
    • 行政と技術で入手難易度が違います。
    • 行政は本屋に行けば、簡単に手に入ります。(本試験過去問題集等がオススメ)
    • 技術は基本的には人事院に開示請求をしなければ手に入りません。

    行政と技術で過去問の充実度が違います。
    行政は過去問の解析が進んでいますが、技術の方は需要が無さすぎて、過去問が出回っていません。

    理系の方は開示請求を行うか、もしくは予備校の対策資料等をメルカリ等で入手するかして、対策していきたいところです。

    国家公務員試験の過去問入手方法

     

     

    ⑧国家総合職の筆記試験はスーツで行くべき?

    回答(結論)

    私服でOKです!

     

     

    ⑨国家総合職の面接試験ではどんなことが聞かれるか?

    回答(結論)

    基本的には、2次試験日に提出する『面接カード』をもとに、面接官が気になるところを突っ込んでいきます。
    マッチング面接ではないので、質問自体は緩めです。

    受験生ごとに質問自体は異なりますが、面接官が突っ込みやすいポイントは決まっています。
    以下の記事で質問内容や質問のされ方等を把握することができるので、不安な方はチェックしておいてください(^^)

     

    また、面接カードからの質問についても、突っ込みポイントに傾向がありますので、質問内容については以下のページをチェックしてみて下さい!

     

     

    ⑩国家総合職の官庁訪問って何?

    回答(結論)

    各省庁と受験生とのマッチングの場ですね!
    業務説明があったり、職員と面談をしたり、面接試験を行ったりと、内容は様々です。
    担当者からすると「コイツと一緒に働きたい」と思う受験生を探す場所となります。
    受験生の皆さんは、興味のある官庁を訪問し、やる気や熱意等をアピールする場所となります。

    ここで採用担当者からいい評価をもらうことができると「内々定」がもらえます。
    内々定をもらうことができれば、そこに就職できるということで、自分の採用活動が終了することになります。(もちろん、他の自治体等の試験は続けてもOK)

     

    国家総合職の官庁訪問はスケジュールが決まっている

    ※こちらのスケジュールは2024年度のものです。(出典:人事院HP)

    詳しい官庁訪問のルールについては、人事院のHPをご覧ください。

     

     

    ⑪国家総合職の官庁訪問の合格難易度は?

    回答(結論)

    合格難易度は官庁ごとに全然違うので、一概に難易度を提示できませんが、ハイレベルな受験生の中で内定獲得しないといけないので、難易度は極めて高いと思います。

    過去の合格者の学歴等を見ても、東大京大一ツ橋…ってライバルたちは優秀な方が多いです。
    そんな受験生の中で勝ち進んでいかなければいけないわけですから、合格難易度が高いのは間違いないですよね。

     

    努力次第でも合格難易度は違う

    受験生が説明会やセミナー等を通して、面接官からの印象が良い受験生がいたとしたら合格難易度も全然変わってきます!

    そこで、皆さんは一生懸命面接対策をしたり、省庁研究をしたり、説明会等のイベントに参加したりして、官庁訪問の突破確率を高めていかなければいけないということですね!

     

     

    ⑫官庁訪問で合格するために説明会への参加が重要って聞いたけどホント?

    回答(結論)

    今述べたばかりですが、説明会やイベント等への参加は内定に大きく影響してきます。
    勉強ばかりやっていないで、面接対策として説明会やセミナー等のイベントには参加するようにしましょう!

    説明会等のイベントに参加することは、直接的にも間接的にも自分の内定獲得率に大きく影響してきます。

     

    説明会で受験生に目をつけておくこともある

    そもそも、説明会で優秀な受験生に目をつけておくというのはよくある話です。
    すでに他の受験生にはメンターがついているかも。。

    説明会の案内には『説明会への参加が合否に影響しない』という記載があると思いますが、これはだと思っておいてください。

    重要な事前面談会とは?

     

    説明会に参加することで間接的に面接突破率が上がる

    仕事の勉強ができるということは、間接的に面接の合格率を高めることになります。
    志望動機を伝えるきっかけともなりますし、自分が実際に体験したことを自分の意見の裏付けとして提示することで、自分のやる気や意見に説得力が生まれてきます。

    (1)~こういう業務に魅力を感じたので、志望した。
    (2)説明会に参加して(実体験)、~こういう業務に魅力を感じたので、志望した。
    この2つの志望動機なら後者の方が説得力があるはずです。

    それに、仕事内容の把握ができると自分が活躍するビジョンも見えますしね!

     

     

    ⑬国家総合職の官庁訪問は何日かかるの?

    回答(結論)

    官庁訪問の内容(選考の仕方)は官庁ごとに全然違います。
    総合職の場合、1回で終わりということはまずないでしょう。何回も何回も面接や面談を重ねて残った方がようやく合格となります。

    この手の情報が知りたい場合は、過去の受験生の体験記を読むのが一番だと思います!

    当ブログでも、たくさんの受験生に協力していただき、体験記を閲覧できるようにしていますので、気軽にチェックしていってください(^^)
    体験記まとめ】※更新中

     

     

    ⑭国家総合職に採用漏れはあるか?

    回答(結論)

    あります。
    国家総合職等の試験は「最終合格≠内定」です。
    先ほど伝えたように、官庁訪問で合格をもらわないと就職先が無いことになります。

    国家総合職の場合は、採用漏れの数はかなり多いと思います。
    官庁訪問で内定がもらえるように面接対策に力を入れてみて下さい!

     

     

    ⑮国家総合職の人気官庁・不人気官庁はどこ?

    回答(結論)

    定義が曖昧なので、一概に人気度や不人気度を示すことはできません。
    官庁の人気度は地域によっても年度によっても受験生によっても異なると思います。
    最近はYouTubeで各省庁がそれぞれ説明会の動画をUPしているので、その再生数=人気があるということで、一つの指標にしてみてはいかがでしょうか。

    人気度については本当に賛否両論しかないので、結局は自分がどう思うかという部分が大事になってきます!

     

     

    ⑯最終合格者の名簿には3年間載るってことは、合格したら来年は試験を受けなくていいの?

    回答(結論)

    最終合格すると『採用候補者名簿』に3年間記載されます。
    要は国家総合職の試験に合格したという資格は3年間有効ということなので、来年は別に筆記試験等は受けなくてもOKです。

    一応、このシステムは大学生が大学院に進学するために設けられたシステムです。
    ⇒大学4年次に国家一般職の試験に合格して、大学院1~2年次に官庁訪問を受けるということですね!

     

    名簿を利用すると来年の官庁訪問で不利になるの?

    不利ではないです。
    2020年度の場合は、既卒者は6月verと7月verで2回官庁訪問を行うことができた等と、基本的にはメリットが大きいと思います。

    大学4年次に最終合格して、大学4年、大学院1年、大学院2年と3年すべて官庁訪問を行う方もいます。

     

     

    ⑰国家総合職の試験は独学でも大丈夫か?

    回答(結論)

    独学でいいかどうかは受験生の状況ごとに違うと思います。
    併願先や自分の実力、大学で学んだこと、試験までの時間等、受験生ごとに状況は全然違いますから、独学が必要な人もいればそうでない人もいると思います。

    また、独学が向いている性格の人もいればそうでない人もいると思います。

    そして、国家総合職等の試験は情報を知らないというのは本当に恐ろしいことになってしまいます。

     

    【国家総合職】独学かどうかは自分次第

    予備校等に頼る【目的】は【公務員試験に合格して内定をもらうこと】で、これが自分1人でできそうなら独学でもOKだと思います。
    反対に勉強や面接対策等、1人で対策するのが難しそうだと思うなら独学で合格率を高めるというのは全然アリだと思います。

     

    【国家総合職】筆記が向いている性格か

    勉強も自分でコツコツやるのが好きな人もいれば、誰かにポイントだけ教えてもらった方が楽だと思う人もいると思います。
    過去の大学受験の経験や中学受験の経験等があるかないかというのも一つの目安になるのかなと思います。

     

    【国家総合職】面接はどうしても第三者の協力が必要

    面接はどうしても第三者の力が必要になってくると思います。

    特に国家総合職の試験では、面接試験が合格・内定のカギなのは間違いないですから、うまく対策していきたいですよね!
    ハローワーク等を利用して独学で挑むのもありですが、面接だけは予備校等を利用するというのも一つの手だと思います。

     

    当ブログでは、合格者の体験談やアドバイス、試験の内容解説等、色々なコンテンツを紹介していますので、この辺りをチェックして自分が独学でもやっていけそうか判断してみるのもアリかもしれません。
    あとは私のTwitterでも色々情報発信していますので、良かったらフォローしていってください!
     

     

     

    ⑱国家総合職の給料・休暇等の待遇について

    回答(結論)

    全体的な待遇は良いと思います。
    給料についてはどちらかといえば微妙だという意見が多く、休暇は充実していると思います。
    国家総合職で採用されれば、昇進スピードが他の公務員と違い、かなり早いです!

    福利厚生や給料については、以下の記事をチェックしてみてください!

    【福利厚生】公務員は充実しすぎ?
    【国家総合職の給料】