公務員試験全般のQ&A
よくある質問に答えます!
公務員試験は皆さんご存じの通り、超人気の試験ということで、
毎年、たくさんの質問や相談をいただきます。
⇒質問が多いということは、それだけわからないこと(不安)が多いということ。
そして、知らないというのは恐ろしいことで、知らないまま試験を受けてしまうと損してしまうこともあります!
皆さんは国家一般職の試験を他の人より有利に試験を進めていきたいですよね!
- 公務員試験って何?
- 公務員にはどんな種類があるの?
- 公務員試験はいつあるの?
- 公務員試験の内容を教えて
- 高卒だけど公務員試験を受けることができるのか?
- 公務員試験は年齢や性別、出身地で有利不利あるのか?
- 公務員試験の筆記試験の難易度はどれくらいか?
- 公務員試験の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?
- 公務員試験の対策はいつから始めればいいか?
- 公務員試験に合格するために必要な勉強時間は?
- 公務員試験は独学でも大丈夫か?
- 公務員の給料・休暇等の待遇について
予想や推測ではなく、『事実』をお答えします!
興味がある質問をクリックしてみて下さい。
そこで、私が実際に受験生の方からいただいた質問・疑問をまとめ、その回答をそれぞれ紹介していきたいと思います!
俗に言う【質問・回答コーナー】や【Q&Aコーナー】のことですね!
では、さっそく始めていきたいと思います!
目次
①公務員試験って何?
公務員になるための試験のことですね!
公務員になりたいと思ったら、受験先の自治体や省庁が実施している採用試験に合格しなければなりません。
試験の内容は受験先ごとに違うので要注意です!
筆記試験や面接試験を突破して、『内定』を獲得することができれば、皆さんは『公務員』になることができます!
②公務員にはどんな種類があるの?
まず、大きく『国家公務員』と『地方公務員』に分けられます。
国家公務員というのは、国の組織・機関に勤務する職員のことで、例えば、労働局の職員や法務局の職員などがあげられると思います。
地方公務員というのは、地方の組織・機関に勤務する職員のことで、例えば、県庁職員や市役所職員が挙げられると思います。
そして、職種でいうと主に『行政職』、『技術職』、『公安職』、『資格職』の4つにに分けられます。
※主に皆さんが受ける試験について解説しています。
国家公務員の種類について
公務員試験を受ける皆さんに人気な試験というと、国家一般職や国税専門官、労働基準監督官、裁判所事務官…等と、このあたりでしょうか。
国の機関というのも、実は東京の霞ヶ関だけではなくて、各都道府県に色々な出先機関があります。
例えば、法務省 〇〇地方法務局 〇〇支局等と、皆さんの身近にも国の機関がたくさんあると思います。
このような国の機関で正規で働く職員が国家公務員ということになります。
国税庁、財務局、労働局、検察庁…等と、国の機関はたくさんありますよね!
興味がある方がご自身で色々調べてみて下さい(^^)
地方公務員の種類について
地方公務員は皆さんイメージしやすいのではないかなと思います。
例えば、市役所で働く職員は『地方公務員』ということになります。
実は事務職だけではなく、土木、建築、化学等の技術職、警察官や消防官等の公安職、保育士、保健師、栄養士等の資格職と様々な職種があります。
各自治体が実施している採用試験に合格した方は皆地方公務員ということになります。
それぞれ地方の本庁や出先機関に勤務します(資格職は病院や学校等様々)
③公務員試験はいつあるの?
- 4月中旬:地上特別枠(人物重視)
- 4月下旬:国家総合職
- 5月上旬:特別区or都庁(同日)
- 5月中旬:裁判所事務官
- 6月上旬:労働基準監督官
- 6月中旬:国家一般職
- 6月下旬:地方上級・市役所A日程
- 7月上旬:大学職員
- 7月中旬:市役所B日程
- 9月中旬:市役所C日程…等
大卒の方のメジャーな試験のスケジュールはこんな感じです。
これ以外にも自治体が独自で実施している試験があります。
基本的には日程さえかぶらなければ、試験は何個受けてもOKです!
【公務員試験の併願】試験日が被ったら?
ただ、よくあるのが、『面接試験日が被ってしまう』『面接試験日と他の筆記試験日が被ってしまう』というパターンパターンです!
⇒このように被ってしまった場合は、当然どちらか1つを諦めなければいけないので、スケジュールは入念にチェックしておいた方がいいかなと思います。
(面接日等の細かい日程は採用側からの通知が来ないとわからりません)
④公務員試験の内容を教えて
受験先ごと、受験区分ごとに試験内容は全然違います。
オーソドックスな試験として、『教養試験』『専門試験』『小論文試験』『集団討論試験』『個別面接』、この5つが挙げられます。
教養試験というものにも色々種類があったりします。
試験内容は自治体ごとにも区分・職種ごとに違うので、受験先の試験内容については『受験案内』を読んで、きちんと把握しておくようにしましょう!
⑤高卒だけど公務員試験を受けることができるのか?
受験資格さえ満たしていれば、試験を受けることができます!
受験資格で意識するのは基本的に『年齢要件』だけです。
年齢要件は大卒程度の試験では、22歳~30歳前後、高卒程度の試験では17~21歳前後となっている場合が多いです。
年齢要件を満たしていれば、基本的に試験を受けることができるので、高校卒業して4年働いた22歳の方は、大卒程度の試験を受けることができます。
また、専門職や資格職の一部の試験では、大学卒業や資格所持が受験要件となっている場合もあるので気を付けて下さい。
⑥公務員試験は年齢や性別、出身地で有利不利あるのか?
基本的には関係ないです。
ただ、年齢が高くなるごとに面接の際に求められる能力が高くなったり、性別で多少差別があったり、出身地が違う受験先の面接の際には『この地を受けた理由』を述べなければいけないですから、一概に関係がないとは言い切れません。
⑦公務員試験の筆記試験の難易度はどれくらいか?
受験先・区分によって難易度は違います。
一概に難易度を伝えるのは難しいですが、教養試験は中~高校の基礎知識レベル、専門試験は大学の専門分野の基礎レベルといったようなイメージです。
問題自体の難易度はそこまで高くないですが、幅広い分野(たくさんの科目)の勉強をしなければいけないという部分で難易度の高さがあるかもしれません。
実際に本屋に行けば、過去問等が閲覧できますので、まずはそのあたりをチェックしてみて下さい!
⑧公務員試験の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?
これも受験先によって違いますが、
大卒程度の試験でいうと大体
国家公務員の試験が教養5割、専門6割
地方公務員の試験が教養6割、専門5.5割くらいで推移している場合が多いです。
※当然、受験先によって全然違います。
当ブログで、ボーダーの記事はたくさん紹介していますので、試験ごとに色々チェックしてみて下さい!
⑨公務員試験の対策はいつから始めればいいか?
公務員になろうと思ったらその日から始めましょう!
早くから対策するに越したことはありません。
大卒程度の試験でいうと、意識高い人たちが大学三年生の春(もしくはそれ以前)から、普通くらいの人が夏~秋(1年前)から、ちょっと遅い人が冬~春(12~3月)から始めるようなイメージですね。
周りのライバルたちが勉強しているわけですから、自分も負けじと勉強しなければいけませんね。
特に公務員試験は、教養や専門択一だけでもたくさん対策しなければいけない中で、小論文や面接等の対策もうまくこなしていかなければいけないと思います。
やることはたくさんありますので、早め早めの対策を心がけて下さい!
⑩公務員試験に合格するために必要な勉強時間は?
受験先のボーダー点や受験生のレベルによって全然違ってくると思いますが、
一般的には1000時間程度と言われていますよね。
最近は筆記試験を簡易化させて、人物試験の重要度を高くさせる『人物重視型』の試験区分も流行っています。
この手の試験は、筆記の難易度が低いので、必要な勉強時間はかなり少なくなってくると思います。
人によっては1週間もあれば間に合うよ~って方も出てくると思います。
受験先のボーダー点次第だと思います。
3割取れば受かる試験と、6割取らなきゃ受からない試験だったら対策に要する時間も全然違ってきますからね~!
⑪公務員試験は独学でも大丈夫か?
独学でいいかどうかは受験生の状況ごとに違うと思います。
併願先や自分の実力、大学で学んだこと、試験までの時間等、受験生ごとに状況は全然違いますから、独学が必要な人もいればそうでない人もいると思います。
また、独学が向いている性格の人もいればそうでない人もいると思います。
【公務員試験】独学かどうかは自分次第
予備校等に頼る【目的】は【公務員試験に合格して内定をもらうこと】で、これが自分1人でできそうなら独学でもOKだと思います。
反対に勉強や面接対策等、1人で対策するのが難しそうだと思うなら独学で合格率を高めるというのは全然アリだと思います。
【公務員試験】筆記が向いている性格か
勉強も自分でコツコツやるのが好きな人もいれば、誰かにポイントだけ教えてもらった方が楽だと思う人もいると思います。
過去の大学受験の経験や中学受験の経験等があるかないかというのも一つの目安になるのかなと思います。
【公務員試験】面接はどうしても第三者の協力が必要
面接はどうしても第三者の力が必要になってくると思います。
特に公務員試験は、面接試験が合格・内定のカギなのは間違いないですから、うまく対策していきたいですよね!
ハローワーク等を利用して独学で挑むのもありですが、面接だけは予備校等を利用するというのも一つの手だと思います。
【公務員試験】情報は命
例えば、こちらは実際に国家一般職の試験に合格された方からのアドバイスですが、
【説明会の時から目をつけていた】と言われて内定をいただいています。
説明会が採用面接の合否(内定)に影響するというのを知っていないと、もしかしたら「面倒くさいから説明会は参加しなくていいや~」ってなっちゃうかもしれませんよね!
また、独学では説明会がいつあるのかというような情報にも疎くなってしまいがちです。
当サイトでは、合格者の体験談やアドバイス、試験の内容解説等、色々なコンテンツを紹介していますので、この辺りをチェックして自分が独学でもやっていけそうか判断してみるのもアリかもしれません。
あとは私のTwitterでも色々情報発信していますので、良かったらフォローしていってください!
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⑫公務員の給料・休暇等の待遇について
全体的な待遇は良いと思います。
給料についてはどちらかといえば微妙だという意見が多く、休暇は充実していると思います。
福利厚生や給料については、以下の記事をチェックしてみてください!
この記事を書いた人
試験を有利に進めていただくために、この記事を通して皆さんの【公務員試験の疑問】を解決してあげられたらなと思ってます。