2020年はコロナの影響で社会的・経済的に色々なものが狂っちゃってますよね。
当然、公務員試験にも色々な影響を及ぼしてしまうと思います。
今回はそんな中でも『倍率とボーダー』という点に焦点を当てて
どのように変化してしまいそうか、
偏差値や難易度の考察が大好きな私が徹底考察していきたいと思います!
Youtubeでも記事の内容を紹介しているので、
動画の方がラクな方は気軽に再生してみて下さい(^^)
→倍率・ボーダーへの影響がすごい…?
目次
【結論】コロナは公務員試験の倍率・ボーダーに絶対に影響がある!
当然の話ですが、影響がゼロということはあり得ないですよね!
2020年の公務員試験に関しては
日程も違えば問題が作り直されるかもしれない。
受験生の対策時間も受験人数にも多少なりとも変化はありますから
倍率やボーダーに変化があるのは当たり前の話です。
問題点は『その影響がどれだけ大きいものか』というところではないでしょうか。
受験生の皆さんもきっとこの点が気になっていると思います。
まずはこの点を整理してみましょう!
コロナは公務員試験の倍率・ボーダーにどれくらい影響があるの?
これはあくまでも私の考察ですが、
時期的なもので言うと、2020年度はそこまで大きな変化はないと思います!
(2020年度は試験を実施すると仮定)
また、公務員試験というと少し抽象的すぎるので
試験種ごとに分けて考察すると
国家公務員や都道府県庁の試験は比較的影響が少ないと思いますが
一部の市区町村ではある程度影響してきてしまうのかなと思います。
それぞれ理由を紹介します。
【時期】2020年は倍率・ボーダーへの影響は少ない?
あくまで『時期』という点だけに着目して、コロナが公務員試験に及ぼす影響について考えてみると
「コロナだから急に今年公務員試験受けよう~」などと
受験生マインドが変わることって少ないじゃないですか?
(※当然増えてはいますが、大幅に変わることはない)
仮にあったとしても、公務員試験が簡単に突破できる試験じゃないことは皆さんが一番よく分かっていると思います。
対策してない人が急に公務員試験を受けたところで、
不合格者が1人増えるだけですよね!
ただ、全体の動きとしては、やはり『公務員人気』になるのかなと思います。
安定志向の人間が増えますからね!
ということで2021年度以降の試験では『試験の応募者数が増える(重要)』可能性が高いです。
(全体の動きとしては受験数が増加傾向)
なので、来年以降から少しずつ影響が出てくるのかなと思います。
公務員を本気で目指そうという人が増えるということは、十分に対策できている受験生が増えるということで、単純に競争倍率が高くなりますからね!
当然2020年度も多少増えるとは思いますが
倍率・ボーダーに与える影響は極めて少ないと思います。
ただ、ここでもう1つ問題点として挙げられるのが『筆記試験の難易度』についてだと思います。
筆記試験の難易度が極めて低い試験はどうでしょう。
SPI等の試験はもしかしたら1週間対策しただけで受かってしまうかもしれないですよね。
このように受験生が受けやすい・筆記対策しやすい試験については今年もある程度影響してきてしまうのかなと思います。
ということで次はこの点について考察していきます。
【試験別】国家≦都道府県庁<市区町村の順で影響アリ
だいたいこのような順番で影響があると思います!
特に国家系の試験では影響が少ないですが、理由は簡単です。
- 『対策に要する時間』が国家系の方が多くかかるから
- 『面接の配点』が国家系の方が低いから
国家一般職や国税専門官など、国家公務員の試験は
筆記試験の重要度が高いので
基本的には今日明日で対策したような人間が受かる試験ではありません。
少し対策したくらいで急に成績は伸びないでしょう?
だから仮に受験者が増えたところで、増えた人たちは基本的に筆記で落ちる人たちです。
そういう人が増えたところできちんと対策を頑張っている皆さんへの影響はまったくありません。
見かけ上は倍率が上がっているように見えるかもしれませんが
難易度自体は全く変わっていないという状態になるんですね!
(後で詳しく説明します)
都道府県庁や特別区も同じですよね!
『教養+専門+小論文』などという古典的なスタイルを取っている試験に関しては影響が少ないといえます。
特に専門試験があるかないかというのは大きいと思います!
ただ、一部の県庁等の試験では筆記試験のボーダーが低く、リセット方式を採用しているところもありますよね!
このような場合は、若干影響が出てきてしまうのかなと思います。
↓理由は市役所等と同じ
【試験別】市町村の試験は影響が大きい?
市役所等の試験に関しては、今年もそこそこ影響があるんじゃないかと私は思ってます。
現に、『民間志望→公務員志望』という方は増えていまして、私もよく受験生の勉強計画の戦略を一緒に練ったりしています。
このような方の思考パターンとして多いのが↓これです。
『国家やA日程は間に合いそうにないけど、市役所なら何とかなりそう』
特に筆記試験が教養だけだったり、SPIだけだったり、さらには受験先の自治体が『リセット方式』を採用していたりするとそこそこ影響があると思います。
どういうことかちょっと説明したいと思います。
【試験別】SPI等の試験は順位変動が起きやすい
採用予定人数というのは決まってますよね!
これは変化ないと思います。
そこで国家等の試験では、勉強は一生懸命やらないと1次は突破できませんが
上記のような筆記を重視していない自治体等の場合
『順位変動が起きてしまいやすい』と思います。
簡単に言うと、例えば上位10人が筆記で合格できる。
そこで例年通りの受験者数なら10位以内に入れる実力のA君がいる。
受験人数が増えることによって、
勉強が少し得意な受験生が新たに参入して
上位10位を独占する。
A君は10位以下になってしまう。
こんなイメージですね!
でもまぁこのパターンはきちんと対策している方は合格できるので、特に気にしなくていいと思います。
【試験別】人物重視の自治体では筆記のボーダーが下がる可能性がある
問題なのは、別の側面として1次試験のボーダーが緩まるという可能性があることです。
受験者数が増えるということは
筆記か面接のどちらかで絞らなければいけません。
そんな中で人物を重視する自治体側は『多様な人材が欲しい』と、こう思っています。
そこで受験者数が増えているにも関わらず、筆記のボーダーを例年と据え置き、もしくは緩める可能性があります。
そうすると筆記試験合格者が増えて、
面接試験を受けることができる人間が増えます。
すると当然、水物試験である面接の競争率が高くなってしまいますよね!
→コロナの影響で不利に…
こういうパターンですね!
あと、イベントや職場訪問を通して面接でやる気や熱意、積極性…等をアピールしようと思っていた人も
2020年に関してはできないですよね!
他の人との差別化が具体的な行動で示せなくなるという点でも
本気で公務員になりたいと思っていた人が少し不利になってしまうのかなと思います。
逆に考えるとこれから公務員試験を目指そうと思っている人は、この手の市役所なんかはオススメですけどね!
とまぁ、ざっくり倍率とボーダーへの影響について触れてみましたが
まだ全然納得できないですよね(笑)
これから皆さんがとるべき行動を紹介する前に
一旦、データを使って
『国家と地方の倍率・ボーダーがどうなるのか』
『なぜ私はこんなにも堂々とコロナの影響について自信を持って伝えているのか』
詳しく紹介したいと思います(笑)
【コロナの影響】倍率・ボーダーは高くなるけど難易度は変わらない?
なぜ私がこんなに倍率・ボーダーへの影響について強く断言できるのかというと
公務員試験が『実力試験だから』です!
大前提ですが、
全体の受験人数は増加傾向である、
2020年度は試験を実施すると仮定します。
基本的には倍率が高くなるから不利になると思いますよね?
実際にボーダーは高くなります!
でも、難易度は変わってないんです!
どういうことか詳しく説明します。
ボーダー・倍率は高くなるけど難易度は変わらない?
皆さんはあまり意識してないかもしれませんが
公務員試験の点数というのは『偏差値』と『標準偏差』を使用して
自分の点が標準点として新たに算出されるんですね!
(一部自治体では違う)
- 偏差値65:15人に1人
- 偏差値60:6.3人に1人
- 偏差値55:3.2人に1人
- 偏差値50:2.0人に1人
とりあえずこの4つを基準にして、記事を読んでいただけるとスムーズかなと思います。
細かい話はあとでするとして、実際に図で意味を紹介していきますね!
基本的には受験生の得点分布は↓このようになります。
ネコ君の位置(偏差値50)に自分がいると思ってください!
全体の試験人数は1000人と仮定すると、ネコ君は上位500人ということになります!
公務員試験が短期間で対策可能な試験じゃないことは皆さんご存じですよね!
今年コロナの影響で急に受けようって思った受験生は基本的に平均点を下げる下の層です!
するとどんな変化があるのか。こういう変化があります!
平均点が下がるということは、
『見かけ上は試験は難しくなった』と判断されます。
例えば、平均点が20/40点、ネコ君は20点を取る実力があります。
平均点を下げる層が参入してきて
平均点が18/40点になったとします。
実際は試験の問題が難しくなったわけではないですから
ネコ君は実力で20点取れます。
→ネコ君は偏差値が押し上げられて高くなるわけですね!
また、採用側が求める合格者数に変化はありません。
仮に採用側は上位500人を合格にしたいと考えていたとすると
上位500人のラインが偏差値50→約55に変わってしまっていますよね!
どういうことかというと
標準点というのは偏差値に応じて算出されるので、
はたから見ると『今年はボーダーが高かったね』となってしまうということです。
また、見かけ上は筆記倍率が2倍→3倍になっているから、当然ボーダーも上がっているけど、合格難易度自体は変わってない!
(500位/1000人中→500位/1500人中)
このように試験の難易度は変わってないのに
見かけ上は倍率やボーダー(偏差値)が変化するという現象が起きます。
でも、これは机上の空論にすぎません。
実際は短時間で上位に食い込む『異端児』も存在します。
コロナの影響で異端児が試験上位に食い込んでくる!
公務員試験を少しテニスの世界ランキングに置き換えて考えてみましょう。
ネコ君ははじめてテニスにさわって1年間練習したとします。
一生懸命練習して、偏差値50の実力になりました。
このテニスの世界に昔テニスをやったことがある人や運動神経のいい人が参入してきます。
すこし練習して、数か月で偏差値60に…!!
という人も絶対にいます!(稀です)
1人いただけでネコ君の順位は500位から501位になってしまいますよね!
全体の受験生が増えるということはこのようなこともあり得るということです。
だから私は最初の結論として国家系は影響を受けにくい、市役所等は影響を受けやすいとしたのです。
国家系や都道府県庁・特別区などの試験は出現率が低い!
→対策が難しいから
でも、市役所等の簡易型(SPI等)の試験では順位変動が起きてしまいやすい!
→異端児の出現率は古典的な試験を実施する場合に比べて高い
異端児の出現率は国家よりも地方の方が多くなってしまいますからね!
ただ、古典的な試験で一生懸命対策している方はまったく影響がないと思ってもらって大丈夫です。
あと、一応試験日程が合わない等の理由で、勉強できた人が受験しなくなる可能性もありますよね!
(一応可能性として触れるだけ触れておきます。)
また、コロナの影響で試験が延期になって、ボーダーや倍率がどう変化するのかという点にも触れておきます。
細かい話になりますが、結構重要です!
【延期の影響】ボーダーや倍率はどう変化する?
ココまでの話で、下の層が増えるから平均点が下がると言いました。
でも、コロナの影響で試験が延期になる場合はまた新たな動きが加わると思います。
平均点が一旦下がるという点は先ほどと動きが同じなのですが
その後に皆が一生懸命対策する、その対策時間が例年より長くなる、
すると基本的には例年に比べたら平均点は高くなってきます!
倍率が高くなりそうだから一生懸命勉強しないとって心理も働いて、昔から勉強を頑張っていた上位層もさらに勉強を頑張りますからね!
でも、新参者や初心者もまた参入してきます。
そうすると次の動きが予測されます。
- 結局平均点は変わらないor少し上がる
- 『標準偏差』が増加する!
→得点の価値が下がる!
※標準偏差というのはデータのばらつきのこと。
平均点に関しては試験の難易度も影響するので、
実際のところ何とも言えませんが、基本的には↑このように推移するんじゃないかなと思います。
平均点はさほど重要ではないです。
問題なのは標準偏差の方で、このばらつきが大きくなるということは、得点の価値が下がることを意味するんですね!
【コロナの影響】延期で全体の得点UP&ばらつきUP
対策時間が増えると皆の得点力は上がります。
また、高得点を取る人も増えますが、新たに参入する対策不足の人も増えます。
先ほどネコ君は下の層加入で偏差値55に押し上げられましたよね。
これに加えて延期の影響が加わるとこのような↓動きが想定できます。
皆が頑張って勉強すれば全体の得点力は上がります。
当然ネコ君の得点も上がります(例:20→23点)
でも偏差値は変わってない…!!
こういう現象が起きるんですね!
公務員試験の自分の標準点というのは自分の素点と標準偏差と平均点から算出します。
例えば、コレが国家一般職の教養試験だった場合、
ネコ君の得点は127点で
延期後は得点は上がっているにもかかわらず標準点は127となります。
このように得点の価値が下がってしまうので、
例年では20点取っていれば合格という試験があったとすると
もしかしたら今年は20点取っただけでは合格できない可能性があるということです!
どういうことなのか具体例を挙げて理屈を説明したいと思います!
【コロナの影響】2020年度は得点の価値が下がるってどういうこと?
問題なのは標準偏差が変わること。
例えば10人の受験生がいたとします。
2020年度と2021年度の教養模試(40点満点)をを実施したところ、結果は以下の通りでした。
【2020年度】
40点:A君だけ1人
20点:8人
0 点:1人
平均点μ=20点
標準偏差σ=8.94
【2021年度】
40点:A君含め5人
0 点:5人
平均点μ=20点
標準偏差σ=20
2つの試験は『平均点は同じ』ですよね!
ここでA君の立場になってみてください。
A君すごいですよね、2年分どちらも満点!
では、もうちょっと模試後の様子を見てみてみましょう。
2020年度の時は1人だけ40点満点で、きっと他の受験生から『すごい』と称賛されたハズです。
でも2021年度の時は、『すごいとはなりにくい』ですよね?
確かに40点満点はすごいですけど、他に4人もいますよね。
同じ40点満点なのに、なぜすごいとなりにくいのかというと、
『偏差値が違うから』なんですね!
今回の例では、
2020年度のA君の偏差値は約72
2021年度のA君の偏差値は60と、こんなに違うんですね!
具体的に言うと約72人に1人か、約6人に1人かくらいすごさが違います!
今回は大げさに紹介しましたが、これと同じ現象が起きてしまう可能性があると私は思います。
【コロナの影響】実際に偏差値と標準偏差を見てみよう!
参考として、国家一般職の例年の平均点と標準偏差を見てみましょう。
(教養40問必須解答、専門40問選択解答です)
教養も専門も40問解答で平均点も同じくらいなのに、標準偏差に大きな違いがあると思いませんか?
標準偏差が小さいということは、19~20点付近の点を取る受験生がめちゃくちゃ多い(受験生のばらつきが少ない)ということです。
これはなぜかというと、教養試験って時間との勝負でもありますし、科目もたくさん種類があって、高得点がとりにくいからです。
また、対策していない受験生でも手を付けたら解けてしまう問題も多い(問題の難易度が低い)ので、他の受験生と『差をつけづらく』なっています。
一方で専門試験はどうでしょう。
7.0って高い数値ですよね!
なぜこんなにばらつきがでてしまうのかというと、
専門試験は『問題が難しいけど、得点しやすいから』です。
問題の難易度は教養よりも高いですよね!
対策が難しいので、初心者は問題が解けません。
でもきちんと対策した人はスラスラ解ける。
(配点も高いので力を入れて勉強する人も多い)
ということで専門試験は『ばらつき』がうまれるわけです。
だから教養試験で30点取るのと、専門試験で30問取るのとでは
価値が全然違うということになります。
専門試験で30点も確かにすごいけど、教養試験で30点の方がすごいと
こうなるわけですね!
ばらつきが少ない試験で高得点を取ることで『すごい』と称賛されるわけです。
【コロナの影響】ボーダー点が高くなるってマジ?
少し余談となってしまうかもしれませんが、例年平均点と標準偏差はだいたいある一定領域を行き来しています。
大きな変化がないということですね!
ということでこの2つの要素と筆記試験倍率がわかると
筆記試験でだいたい何点を取れば合格できるのかという、いわゆる『ボーダー点』が算出できます。
例えば先ほどの国家一般職の例では筆記倍率が3.2倍なら偏差値55点の点が必要です。
55の点というのは平均点+0.5σの点を取っている人のこと。
ネコ君の得点ですね!
このように算出できるので私は本サイト内で
地方も国家もだいたい何点取れば合格できるよ~とか
論文試験では〇%が足切り1発アウトになってるよ~とか
ある程度自信を持って公表しているというわけです。
地方公務員の試験でもある程度の予測は可能です。
教養50問必須解答、専門40問必須解答という古典的な試験ではだいたいこの図のような動きがあります。
例えば、超筆記重視で、筆記倍率が約6倍の↑の条件の試験があったとすると
その試験では偏差値60程度の点が必要になってきます。
この点が教養35/50、専門27/40ということですね!
この場合は非常にボーダーが高いと言えます。
ちなみに、教養だけの自治体の場合は20/40くらいがボーダー点となっていることが多いですね。
対策時間が増えて、新たな下の層も増え、
標準偏差と平均点があがるということで
『今年はもしかしたらボーダー点が高くなってしまうかもしれないよ』
というのが私の予想です。
【コロナの影響】公務員試験の倍率・ボーダーへの影響まとめ
ココまでの話をまとめてから、『これからやるべき対策方法』を紹介していこの記事は終わりです!
【コロナの影響】公務員試験に合格するためにこれからやるべきこと
いつ試験があるのかもわからないと勉強も捗らないですね。
でも、ここで投げ出してしまっては今までの努力が水の泡です。
今が踏ん張りどころだと思います!
ここまでの話をきちんと聞いてくれた皆さんはきっと公務員試験が実力試験であることは理解できたと思います!
そしてポイントなのは『自分との闘い』であること。
周りを気にしすぎず、自分磨きを頑張れる人が合格できると思います!
テニスの世界ランキングの話と同じで、
練習をサボったら下の層に抜かされてしまいますからね!
自分のランキングを死守する&高みを目指すのが大事です!
そして、基本的には予備校の講師等は『上位1/3に入るような対策をしろ』と言います。
私もこれは同感です。
ただ、今年に関してはこの1/3の定義(得点率・ボーダー等)が少し変わってきてしまいますよね!
ということで試験ごとに対策のポイントが少し違ってくるので、それぞれ紹介したいと思います。
【国家系】これからどんな対策をするべき?
国家の場合は筆記が重要視されているので
特に『専門試験』の対策が重要になってくると思います。
正直、教養はそんなに急に変化が生まれないと思います。
他の受験生も高得点を狙って専門試験に力を入れますので、
自分も負けじと専門で高得点を狙う姿勢が大事かなと思います。
また、試験がどういう風に変化するかわからないので、
面接・官庁訪問(採用面接)対策は重要になってくると思います。
国家一般職・国税・労基…等の試験の
- 面接カードの書き方・コツ
- 面接の頻出質問
- 官庁訪問(採用面接)のポイント
- 体験談…
などをまとめていますので、こちらのページは要チェックです!
【都道府県庁・政令市等】これからどんな対策をするべき?
筆記対策は今までと変わらず、継続して行う姿勢が大事だと思います!
辛いとは思いますが、最後のひと踏ん張りだと思って頑張っていきましょう!
ココで毎日コツコツ頑張れた人が合格できると思います!
あと、地方の試験は受験先ごとに試験内容とその配点が違うので、
受験先が重要視している試験には力を入れるべきです。
例えば、特別区なら『小論文』、さいたま市なら『教養試験』などと、こんな具合ですね。
教養等で、ある程度完璧に勉強しちゃいましたって人は、知識系の分野で捨て科目にしていたものとかに手を付けるのもアリかなと思います。
(特別区とかは遅れてしまっているので)
また、やはり都道府県庁や政令市等は面接の配点が高いので、自己分析や自治体研究が重要になってくると思います!
もし筆記のボーダーが低くなったとしたら、他の受験生と差を付けなければいけないのは個別面接ということになってきますからね!
以下の面接記事まとめページは要チェックです!
【市役所等の簡易型の試験】これからどんな対策をするべき?
本記事で述べた通り、受験生の数が増えているのに筆記試験のボーダーが下がる可能性があります。
面接の競争倍率が高くなる恐れがありますから、
この手の面接で最終合否のほとんどが決まる人物重視型の試験に関しては、
自治体研究や自己分析などの面接対策が超重要になってきますよね!
勉強もほどほどに、以下の面接記事まとめページは要チェックです!
【今年公務員を目指す】もう遅い?
そんなことありません!
受験先や併願戦略、科目戦略次第で合格は全然可能だと思います!
公務員試験を受けるのはタダ!
なりたいものになれるのは、なろうとしたものだけ!
試験日程が違えば試験はいくつでも受験可能ですから、
はなから諦めるのではなく、
受験するという行動だけでも
0%→〇%に可能性を上げることができると思います!
先ほども述べた通り、ゼロから始めた人が急に特別区(古典的な試験)の職員になりたいと言っても
合格できる可能性は極めて低いと思います。
ただ、市役所等の試験は日程も後ろの方ですし
試験難易度も低いものが多いのでこの辺りがねらい目!
また、市役所等は受験先によって試験科目や配点が違うので
個人に合ったコスパの良い対策方法が求められます。
筆記試験は重要度の高い(出題数の多い)科目を重点的に、
自治体研究や自己分析等の面接対策を重要視すれば
全然間に合うと思いますよ~!
正直、専門アリだとなかなかキツイ!
今年は本当にイレギュラーなことばかりで精神的に大変だとは思いますが、私もTwitterやYoutubeでなるべく皆さんの不安を解消したり、リフレッシュできるよう頑張りますのでめげずに対策がんばっていきましょう!
私本当に倍率とかボーダー、偏差値・難易度等が大好きなので
この手の記事も良かったら見てみて下さい!
→得点の価値が下がる可能性がある