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【国税専門官の知恵袋Q&A】気になる疑問を私が解決します!受験生からよくある質問に対して『事実』をもとに回答!

    国税専門官のQ&A
    よくある質問に答えます!

    国税専門官、学生にも社会人にも人気の試験ですね!
    個人的に国税の受験生は特に応援してますので、頼ってくれる受験生も多く、その分質問も多くいただきます。
    ⇒質問が多いということは、それだけわからないこと(不安)が多いということ。

    そして、らないというのは恐ろしいことで、知らないまま試験を受けてしまうとしてしまうこともあります!
    皆さんは国税専門官の試験を他の人より利に試験を進めていきたいですよね!

     

    【質問リスト】

    1. 国税専門官になるにはどうすればいい?
    2. 国税専門官の試験では学歴は関係あるか?
    3. 国税専門官のオススメ併願先は?
    4. 高卒だけど国税専門官の試験を受けることができるのか?
    5. 国税専門官の試験の配点は?
    6. 国税専門官の筆記試験の難易度はどれくらいか?
    7. 国税専門官の専門試験記述式の対策方法は?
    8. 国税専門官の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?
    9. 国税専門官の筆記試験の過去問はどこにある?
    10. 国税専門官の筆記試験はスーツで行くべき?
    11. 国税専門官の面接試験ではどんなことが聞かれるか?
    12. 税務署訪問って何?
    13. 国税専門官の面接では面接官は筆記の得点を把握しているか?
    14. 人事院面接の評価が内定に影響するって本当?
    15. 囲い込みの電話って何?
    16. 国税専門官の志望動機がうまく書けない…
    17. 人事院面接後~最終合格発表日までにやらなければいけないことは?
    18. 囲い込みの電話が来たのに最終合格できないことはあるか?
    19. 国税専門官の採用面接って何?
    20. 国税専門官の採用面接の合格難易度は?
    21. 国税専門官の試験は年齢や性別、出身地で有利不利あるのか?
    22. 国税専門官の採用志望カードの書き方(志望局)
    23. 国税専門官の採用面接の結果はいつ出るの?
    24. 国税専門官の即日内定がもらえる人の割合は?
    25. 最終合格順位(席次)は内定に関係あるのか?
    26. 国税専門官の内定通知はいつくるのか?
    27. 国税専門官の内定はいつまでに辞退しないとダメ?
    28. 国税専門官の内々定を獲得⇒取り消しはあるのか?
    29. 国税専門官に採用漏れはあるか?
    30. 国税専門官の内々定が無い場合どうすればいい?
    31. 最終合格者の名簿には3年間載るってことは、合格したら来年は試験を受けなくていいの?
    32. 国税専門官の試験は独学でも大丈夫か?
    33. 地方と国税専門官どちらを選ぶか?
    34. 国税専門官の給料・休暇等の待遇について

    予想や推測ではなく、『事実』をお答えします!
    興味がある質問をクリックしてみて下さい。

    そこで、私が実際に受験生の方からいただいた質問・疑問をまとめ、その回答をそれぞれ紹介していきたいと思います!
    俗に言う【質問・回答コーナー】【Q&Aコーナー】のことですね!

     

    では、さっそく始めていきたいと思います!

     

    試験を有利に進めていただくために、この記事を通して皆さんの【国税専門官の疑問】を解決していきます。
    国税専門官の質問・疑問はかなり多めですが、て答えていきます!!

     

     

    目次

    ①国税専門官になるにはどうすればいい?

    回答(結論)
    1. まず人事院が実施する国税専門官の試験で★最終合格を目指す
    2. 最終合格発表日から始まる各国税局の採用面接で★内々定獲得を目指す
    3. ★最終合格して、★内々定を獲得できた人が国税専門官として採用となります。

    それぞれ内容と流れを簡単に紹介します。

     

    (1)国税専門官になるための試験

    【①国税専門官の試験】

    • 教養試験(択一)
    • 専門試験択一式
    • 専門試験記述式
    • 人事院面接

    筆記(上からの3つ)試験を5月下旬に行い、6月下旬~7月上旬に人事院面接試験があります。
    (一応、2次試験に性格検査と適性検査もありますが、これは対策は必要ありません)

    まずは国税専門官の試験に合格して、★採用面接を受ける権利を獲得しなければいけません。
    (最終合格だけでは就職先は決まりません)

     

    (2)採用面接で内々定獲得を目指す

    【②採用面接】

    国税局の面接試験
    ⇒各国税局とのマッチング面接

    最終合格発表日から各国税局の採用面接が始まります。
    例年通りなら8月中旬からスタートですね!

     

    (3)最終合格+内々定⇒就職先決定!

    国税専門官の試験に合格した人が、各国税局の内々定を獲得することで、ようやく自分の就職先がきまります!

    試験は国税専門官としての資格試験、採用面接は希望国税局とのマッチング面接というイメージですね!

     

    国税専門官の試験内容や内定までの流れについては『受験案内』を読んで、きちんと把握しておくようにしましょう!

    【国税専門官】試験内容や試験の流れを詳しく知りたい方はこちら

     

     

    ②国税専門官の試験では学歴は関係あるか?

    回答(結論)

    学歴が直接的に合否に影響を及ぼすことはありませんが、間接的に影響を及ぼすことはあると思います。
    先ほど紹介した「国税専門官の試験」では学歴は一切影響しませんが、「採用面接」の際には多少影響があると思います。

    基本的には学歴が良いから有利というほどの差はないと思います。

     

    【国税専門官】学歴は試験には関係ない

    国税専門官の試験は学歴を伏せるよう指示があります。
    ⇒最終合格をするまでは、学歴を見られる機会が一切ありませんので、学歴と合否はまったく影響がありません。

    人事院面接も学歴はかくして行われます。

     

    【国税専門官】採用面接では多少学歴も影響はある

    履歴書に学歴を記載する場合、面接試験の際に学歴が面接官へ与える影響というのは少なからずあると思います。
    例えば、『東京大学』と書いてあった受験生がいたら、それだけで印象はめちゃくちゃ良くなりますからね。まぁこれは本当に気にするレベルではないです。

     

    学歴と内定は100%関係ないとは言い切れないと思いますが、基本的に気にしなくてOKだと思います!言い方は悪いですが、Fラン大学の方も高卒の方もたくさん受かってます。
    【学歴が関係ない理由】大事なのは職務適性!

     

     

    ③国税専門官のオススメ併願先は?

    回答(結論)

    国税専門官の試験は少し特徴的なので、国税用の対策だけでは対応しきれない受験先(公務員)が多いですが、少し勉強の幅を広げるだけで受けれる試験種がたくさんあるので、自分が興味がある自治体や省庁を受けてみて下さい!
    受験生の多くは、地方上級試験国家一般職試験を併願されてます。

    事務職の方が1年で受けることができる試験の例を紹介しておきますので、自分が興味があるものを併願してみて下さい。

     

    公務員試験の併願スケジュール(行政職・例)

    【併願スケジュール(例)】

    • 4月中旬:地上特別枠(人物重視)
    • 4月下旬:国家総合職
    • 5月上旬:特別区or都庁(同日)
    • 5月中旬:裁判所事務官
    • 6月上旬:国税専門官
    • 6月中旬:国家一般職
    • 6月下旬:地方上級・市役所A日程
    • 7月上旬:大学職員
    • 7月中旬:市役所B日程
    • 9月中旬:市役所C日程…等

    これ以外にも自治体が独自で実施している試験があります。
    基本的には日程さえかぶらなければ、試験は何個受けてもOKです!

     

    【公務員試験の併願】試験日が被ったら?

    ただ、よくあるのが、『面接試験日が被ってしまう』『面接試験日と他の筆記試験日が被ってしまう』というパターンパターンです!
    ⇒このように被ってしまった場合は、当然どちらか1つを諦めなければいけないので、スケジュールは入念にチェックしておいた方がいいかなと思います。
    (面接日等の細かい日程は採用側からの通知が来ないとわからりません)

     

     

    ④高卒だけど大卒の試験を受けることができるのか?

    回答(結論)

    受験資格を満たしていれば、『大学卒業』の資格は必要ないので、高卒の方も受けることができます。
    高卒の方も同様で、高卒の資格は無くても受けることができます。

    実際に高卒の方も国税専門官の試験に受かって内定をもらっていたりします。
    本人の努力次第なので、学歴は気にしなくていいと思います!

    ちなみに、受験資格の中で意識しなければいけないのは、年齢要件だけです。
    2020年現在、国家一般職(大卒程度の試験)の場合は21~29歳が試験の対象となっています。

     

    例えば、高卒で4年働いている22歳の方は国税専門官の試験を受けることができます!
    また、高卒の方用に「税務職員」という採用試験も実施されています。

     

     

    ⑤国税専門官の試験の配点は?

    回答(結論)
    • 教養試験:2/9
    • 専門択一:3/9
    • 専門記述:2/9
    • 面接試験:2/9
    • 採用面接:合否のみ

    国税専門官の配点は上記の通りです!

    国税専門官の試験は筆記重視だと思われがちですが、結局のところ最終目的は【内定獲得】ですから、【★人物試験対策が一番重要】ということになります。

    さらに国税専門官の試験では、人事院面接の評価が採用面接にも影響してくるので、実は2/9の面接試験が一番重要です!

     

    皆さんも対策される際は重要度を見極めて対策のバランスを意識してみて下さい。

    人物重視ですが、筆記試験である程度得点(ボーダー点)を取らないと面接は受けられませんので、まずは筆記試験の対策が重要です!
    ボーダー点は後程紹介。

     

     

    ⑥国税専門官の筆記試験の難易度はどれくらいか?

    回答(結論)

    一概に難易度を伝えるのは難しいですが、教養試験は中~高校の基礎知識レベル、専門試験は大学の専門分野の基礎レベルといったようなイメージです。
    問題自体の難易度はそこまで高くないですが、幅広い分野(たくさんの科目)の勉強をしなければいけないという部分で難易度の高さがあるかもしれません。

    実際に本屋に行けば、過去問等が閲覧できますので、まずはそのあたりをチェックしてみて下さい!

    • 教養試験はセンター試験よりもちょっと難易度が低いくらいのものになります。
    • 専門択一は一番難易度は高いです。ココの対策が一番重要かなと思います。
    • 専門記述は記述式なので難しそうに聞こえますが、実は問題自体は難易度が低いです。(重要度もかなり低い)

     

     

    ⑦国税専門官の専門試験記述式の対策方法は?

    回答(結論)
    1. まずは択一の対策を頑張る
    2. メルカリ等で予備校の資料を手に入れる
    3. 過去問を実際に解いてみる
    4. 先輩の体験談・アドバイスを参考にする
    5. 模試を受け、第三者に評価(添削)してもらう

    専門記述の対策方法をまとめると上記の5つがポイントとして挙げられるかなと思います。
    受験生の皆さんを見ていると、ほとんどの方が「憲法」「経済学」「会計学」のどれかを選んでいますね。

    私がこうしろというアドバイスよりも、実際に合格された方たちのアドバイスを聞くのが一番だと思います。
    体験談・アドバイスは以下のページの【国税専門官】の項で閲覧できますので、良かったらチェックしてみて下さい!

    公務員試験の合格体験記まとめ

     

     

    ⑧国税専門官の筆記試験のボーダー点はどれくらいか?

    回答(結論)

    ボーダー点というのは試験倍率のことなので、毎年違ってきます
    基本的には「受験者数」と「採用予定者数」によって決るので、この辺りの情報は要チェック!

    一応、一つの目安として過去のボーダー点を一覧で紹介しておきます。

     

    【国税専門官】筆記試験のボーダー(目安)

    とりあえずは過去の実際のボーダー点を目安にしてみて下さい。
    教養も専門択一も40点満点です!

    ボーダーや倍率については、以下の記事で詳しく解説していますので、安定した合格を狙いたい方はチェックしてみて下さい!
    【国税専門官】合格ビジョンを見せます!!

     

     

    ⑨国税専門官の筆記試験の過去問はどこにある?

    回答(結論)

    入手方法は3つ

    • 本屋に行けば、簡単に手に入ります。(本試験過去問題集等がオススメ)
    • 人事院に開示請求をする
    • メルカリ等で手に入れる

    国税専門官等、国家公務員の試験は過去問命です!
    過去問と同じレベルの問題が解けるようになれば本番も困ることは少ないと思います!
    国税専門官になりたいなら絶対に過去問は最低数年分こなしてください(^^)

    国家公務員試験の過去問入手方法

     

     

    ⑩国税専門官の筆記試験はスーツで行くべき?

    回答(結論)

    私服でOKです!

    国税専門官の試験はスーツでいく人はかなり少ないと思います。

     

     

    ⑪国税専門官の面接試験ではどんなことが聞かれるか?

    回答(結論)

    主に『国税専門官の職務適性』が見られる質問と『人柄や行動特性』が見られる質問に分かれると思います。結局は、適性や人柄、行動特性などを含めて『今後国税専門官として活躍してくれるか』どうかを見抜くための質問が投げかけられます。
    基本的には、2次試験日に提出する『面接カード』をもとに、面接官が気になるところを突っ込んでいきます。

    具体的な質問については、当然面接官のみぞ知る世界となりますが、国税専門官の面接は過去問が充実しているので、傾向がつかみやすいです。

    先ほども伝えた通り、実は人事院面接もマッチング面接なので「コイツと一緒に働きたい」と思わせられるかどうかがポイントになってきます。

     

    また、面接カードからの質問についても、突っ込みポイントに傾向がありますので、質問内容については以下のページをチェックしてみて下さい!

     

     

    ⑫税務署訪問って何?

    回答(結論)

    近くの税務署に個人的にアポを取って訪問し、先輩職員に仕事の雰囲気や内容を教えてもらったり、質問に答えてもらったりするものですね!
    自分の志望度の強さをアピールできる(裏付けになる)ので、おすすめです。
    また、志望動機が書けなくて悩んでいる人にもおすすめです。

    地域によっては公式が税務署訪問等のイベントを行っている場合もあると思います。

     

     

    ⑬国税専門官の面接では面接官は筆記の得点を把握しているか?

    回答(結論)

    面接官(採用担当者)は受験生の得点を把握していません
    ただ、最終合格発表日以降は、受験生の席次は採用担当者が把握していることになります。

    筆記は筆記、面接は面接で見てくれますので、筆記の点数が低いからと言って落ち込む必要はありません。

     

     

    ⑭人事院面接の評価が内定に影響するって本当?

    回答(結論)

    本当です!人事院面接の評価が採用面接(内定)に影響します。
    先ほども述べた通り、人事院面接というのは「マッチングの面接」です。
    実は面接官の中には国税局の職員(お偉いさん等)が混じっていて、
    この人事院面接の評価(面接官へ与える印象)は、後の採用面接の際、面接官の間で共有されます。

    そこで、面接A評価の人は即日内定出していい、面接C評価の人は即日内定は原則不可等と、人事院面接の段階で受験生を振り分けています。
    この振り分け方は国税局ごとに違いますが、例えば東京では男のA評価は即日内定OKだけど、男のBは即日内定不可等と細かくルールが決まっています。

    すべて明らかになっているわけではありませんが、わかっていることをすべてまとめたページは↓こちらです。
    国税専門官の採用面接実態!皆で闇を暴こう!

     

     

    ⑮囲い込みの電話って何?

    回答(結論)

    採用側も優秀な受験生に働いてほしいと思っています。
    そこで、人事院面接の評価が優秀な受験生に対して「ウチの国税局に採用面接しに来てくれ。来てくれたらいい報告ができると思う。」などと電話をかけることですね!

    この電話は人事院面接終了~最終合格発表日の間にかかってきます。

    ※ただ、囲い込みの電話を行う国税局と、そうでない国税局があるので、以下のページで志望国税局が囲い込み電話を行っているのかどうかは把握しておいてください。
    国税専門官の囲い込み電話実態!皆で闇を暴こう!

    ちなみに、囲い込み電話がかかってきたからと言って内々定が確定するわけではありません。
    囲い込み電話にも強弱が存在します。

    簡単に言うと以下のようなイメージです。

    1. 【囲い込みたい】
      来てくれたら内定あげるよ
    2. 【志望度高かったら上げる】
      良い評価だったから来てくれたら内定あげるかも
    3. 【この中から優秀な人を選ぼう】
      ウチ来てくれたら嬉しいな

     

     

    ⑯国税専門官の志望動機がうまく書けない…

    回答(結論)
    1. 国税専門官になろうとおもったきっかけ
    2. 国税専門官として活躍するために自分が起こした過去の行動
    3. 今後自分がどのように活躍したいか

    上記の3点をうまく絡めて話すといい志望動機が作れると思います。

    志望動機の作り方については、以下の2記事で解説しているので、よかったらチェックしてみて下さい!

     

     

    ⑰人事院面接後~最終合格発表日までにやらなければいけないことは?

    回答(結論)
    • 志望度の強さをアピールするための経験を積んでおく
    • 採用面接の練習

    最終合格発表日までは自分の面接の評価はわからないので、とりあえず採用面接に向けての準備を行う必要があると思います!

    採用面接は、「来てくれたら内定をあげる」と確定している意向確認だけの人もいますが、「来てくれた人の中から選ぶ」、選考層も存在します。
    そのため、同じ国税局を志望していても、採用面接の内容は受験生ごとに異なります。

    自分を選んでもらえるように、【税務署訪問】であったり【簿記の勉強】であったりと、この辺りを一生懸命やっておきたいところですかね。
    これを採用面接で話すと印象は良いですからね~!

     

     

    ⑱囲い込みの電話が来たのに最終合格できないことはあるか?

    回答(結論)

    あります。
    最終合格ボーダー点を超えなければ最終合格できません。
    例えば、筆記がギリギリで記述も微妙、だけど面接はB評価だったという受験生がいたとします。
    囲い込みの電話が来たとしても、ギリギリ最終合格ボーダー点を超えてなかった、、、というパターンはあります。

    ただ、基本的には囲い込みの電話がある時点で最終合格の期待度はかなり高いです。
    過去のボーダー点を見ても、それは明らかです。
    例えば、面接A評価をもらっている、かつ筆記試験を突破している時点で、最終合格はほぼ確定クラスです。

    また、専門記述試験で足切り点(3割未満)の点数を取ってしまうと一発不合格が確定しますので、この手の受験生も不合格の可能性があります。

    要は筆記試験がボーダーぎりぎりで、専門記述が微妙な人は危ない可能性があるよ、ということです。
    詳しい解説はボーダーの記事で行っていますので、興味がある方はチェックしてみて下さい!
    国税専門官のボーダー

     

     

    ⑲国税専門官の採用面接って何?

    回答(結論)

    各国税局と受験生とのマッチングの場ですね!
    職員と面談をするだけだったり、ガッツリ面接試験を行ったりと、国税局・受験生ごとに内容は様々です。

    採用面接の内容については以下の記事をご覧ください。
    国税専門官の採用面接実態!皆で闇を暴こう!

    ここで採用担当者からいい評価をもらうことができると「内々定」がもらえます。
    内々定をもらうことができれば、そこに就職できるということで、自分の採用活動が終了することになります。(もちろん、他の自治体等の試験は続けてもOK)

     

     

    ⑳国税専門官の採用面接の合格難易度は?

    回答(結論)

    受験生の状況ごとに全然難易度は違ってきます。
    人事院面接でかなりいい評価(A評価等)をもらっている受験生からすると、採用面接の難易度は極めて低いものになると思いますが、逆に面接C評価だったりすると少し厳しいものもあると思います。

    もちろん、この難易度は国税局ごと年度ごとにも違います。
    例えば、2020年度は採用予定者数が1350名なのに対して、志望度の高い受験生があふれています。このように需要と供給のミスマッチが起きている年は合格難易度(倍率)が高いものになってきてしまいます。

    内定獲得に向けて、人事院面接の評価がかなり大きく影響してきてしまいますので、皆さんは勉強ばかりやってないで面接対策も思いっきりやっていきましょう!!

     

     

    ㉑国税専門官の試験は年齢や性別、出身地で有利不利あるのか?

    回答(結論)

    年齢や出身地は基本的には関係ありませんが、男女格差はある…というより男女格差はかなり大きいと思います。

    例えば、東京国税局では、同じ面接B評価の受験生について、女のBは即日内定OKだけど、男のBは即日内定不可等の決まりがあります。
    もちろん、この基準は年度ごとにも採用面接の日にちごとにも違うと思いますが、女性の採用率を気にしている政府の圧力は皆さんの採用活動にも影響を与えてきてしまっているということですね…

    理不尽だと思いますが、基準が違うのはしょうがないと思って男性の受験生は面接でA評価目指して頑張ってみて下さい!

     

     

    ㉒国税専門官の採用志望カードの書き方(志望局)

    回答(結論)

    自分の本当の志望局を書けばOKです!
    一応、〇〇国税局専願と書いておくと、志望度の強さは伝わっていいと思います。
    また、採用志望カードに書いた内容については、あとで変更することもできます。

    本当に変なことは考えずに、自分の志望度を素直に書けばOKだと思います。
    ただ、全国どこでもOKとしておけば、もし第一に決まらなかったときにお誘い電話がかかってきやすいと思います。

    自分が仕事に求める理想(勤務地や仕事内容等の条件)と、採用側が提供できる条件(仕事や勤務地等)のマッチングとなりますから、素直に書けばOKです!

     

     

    ㉓国税専門官の採用面接の結果はいつ出るの?

    回答(結論)

    基本的には期限がないと思ってください。
    1ヵ月2ヵ月待ってから連絡くることもザラにあります。
    採用側も皆さんの希望がかなうように調整を頑張ってくれています。

    恐らく、第二志望以下の国税局から連絡が来た時点で第一志望の合格の目は薄いかなと思います。
    (第二志望以下の国税局は、第一志望の国税局から許可をもらってその受験生に声をかけているので)

    即日内定がもらえなくても1日2日後、1週間後2週間後に内定の連絡が来たりしますので、もらえなかったからと言って落ち込みすぎないように気を付けて下さい。

     

    国税専門官の採用面接の結果の出し方について

    おそらく採用面接から2週間~1ヵ月程度で、一旦採用予定者の枠が埋まる状態になると思います。
    例えば、東京国税局が今年は200名募集していたとすると、220名等と少し多めに合格を出しておいて採用枠が満たされている状態になるわけですね。

    例年通りであれば、ココから大量の辞退者が出てきますので、その波が落ち着いた段階で、第二志望以下の受験生に声をかけたり、採用面接を受けて合否を保留にしていた受験生に声をかけたりするのだと思います。

    金沢国税局等の小さい国税局では、辞退者が出た段階ですぐに次の受験生に声をかけて枠を埋めると思います。

     

     

    ㉔国税専門官の即日内定がもらえる人の割合は?

    回答(結論)

    全体で5割程度ではないかと思っています。
    ※割合等は公表されていませんので、受験生の体験談とTwitterでのアンケ―トをもとに推測した値です。

    大阪国税局等では、即日内定をもらえた人とそうでない人が一目でわかりますが、受験生たちからの報告によると大体5割程度といっています。

    Twitterでも最終合格者1000名程度を対象にアンケート調査を実施しましたが、最初の1週間で内定をもらえた人が5割弱いました。

    また、2020年度のTwitterの志望度調査では、およそ7割程度が受験するとのことでした。
    3903名×0.7=約2730名
    2730名×0.5=約1365名

    採用予定者数は1350名なので、計算的にはピッタリですよね!

     

     

    ㉕国税専門官の最終合格順位は内定に影響するか?

    回答(結論)

    基本的には「影響しない」と思ってもらった方がいいと思います。
    そもそも、囲い込みの電話をかける基準も「人事院面接の評価」ですよね。
    受験生の順位なんてどうだっていいということです。

    ただ、印象の面で影響することもあります。

     

    一応、採用面接にも影響はする

    一応、採用候補者の名簿は「席次順」に受験生の名前が載るようになっているので、多少は影響あると思います。採用担当者の目に留まりやすくなりますからね~!

    また、実際に採用面接で「今日は内定出せないけど、席次が良いから後で連絡すると思う」などと言ってもらえることもありますので、完全に関係が無いとはいいきれないと思います。

    まぁ一応、影響はするけど、それよりも人事院面接の印象の方が大事だよってことですね。

     

    ただ、経歴や資格、人事院面接の評価を見て「ウチの国税局で活躍してくれそう」と思ってもらわないといけません。
    もしかしたら、その基準に「学歴」や「簿記の資格」などがあるかもしれませんね。

     

     

    ㉖国税専門官の内定通知はいつくるのか?

    回答(結論)

    国税局ごとに違います!
    9月中に送ってくれる場合が多いのではないでしょうか。
    内定通知が来るのが遅くても、内々定をもらった時点で安心してOKです。

    内々定をもらった受験生は国税局から色々案内があると思います。
    もし不安なら、採用面接の際に採用担当者にその手の質問をしてみて下さい!

    内定者懇談会等を開催する国税局も多いと思います。
    初めて同期と顔を合わせる場所となるかもしれませんね!

     

     

    ㉗国税専門官の内定はいつまでに辞退しないとダメ?

    回答(結論)

    明確な規定はありませんが、なるべく早くが理想ですよね!

    県庁と国税専門官で迷ってて…って12月1月まで、どちらの内定もキープしたままにしてしまう受験生がいます。
    片方の組織には迷惑をかけてしまうのは確定していますので、なるべく早く連絡してあげて欲しいなと思います。

    内々定に関する疑問はココでまとめて紹介しています!

     

     

    ㉘国税専門官の内々定を獲得⇒取り消しはあるのか?

    回答(結論)

    国税専門官の採用面接で内々定をもらうことができた受験生が、取り消されたという例は自分は知りません。
    この手のきちんとした試験の場合は、受験生が何か犯罪でもやらかさない限り、内定が取り消されることは無いと思います。

    もう内々定をもらうことができた時点で安心してOKだと思います!

     

     

    ㉙国税専門官に採用漏れはあるか?

    回答(結論)

    あります。
    国税専門官等の試験は「最終合格≠内定」です。
    先ほど伝えたように、採用面接で内定をもらわないと就職先が無いことになります。

    実際に漏れてしまう方もいます。需要と供給の関係で、恐らく2020年度はかなり採用漏れが多いと思います。

    国税専門官の採用漏れについて

     

     

    ㉚国税専門官の内々定が無い場合どうすればいい?

    回答(結論)

    基本的には国税局からの電話を待つということになると思います。
    その間は自分磨きが大切だと思います。

    内定獲得に向けて、面接練習をすることと、簿記の勉強や税務署訪問等の行動を起こすことが大事かなと思います。

    国税専門官の囲い込み電話実態!皆で闇を暴こう!

    第一志望がダメでも第二志望以下の国税局から「面接を受けに来ないか」等の連絡があります。
    今この記事を書いているのが2020年12月末ですが、今日も受験生からお誘いが来たと報告を受けてます。
    12月1月等も当たり前のようにチャンスはあるので、粘り強さは超大事だと思います!

     

     

    ㉛最終合格者の名簿には3年間載るってことは、合格したら来年は試験を受けなくていいの?

    回答(結論)

    最終合格すると『採用候補者名簿』に3年間記載されます。
    要は国税専門官の試験に合格したという資格は3年間有効ということなので、来年は別に筆記試験等は受けなくてもOKです。

    一応、このシステムは大学生が大学院に進学するために設けられたシステムです。
    ⇒大学4年次に国税専門官の試験に合格して、大学院2年次に採用面接を受けるということですね!

     

    名簿を利用すると来年の採用面接で不利になるの?

    条件が違うので、有利不利は発生すると思います。

    ⇒名簿利用の受験生は、『何月からでも働ける』という状態の方が多いと思いますので、基本的には有利に働くことの方が多いんじゃないかなと思います。

    まぁ昨年はどうして内々定が無い状態だったのか?という疑問を抱かれて面接等が進行する以上は少し不利に感じる面もあるかもしれませんが、別にこれは理由があればOKなので、全く問題ないのかなと思います。

     

     

    ㉜国税専門官の試験は独学でも大丈夫か?

    回答(結論)

    独学でいいかどうかは受験生の状況ごとに違うと思います。
    併願先や自分の実力、大学で学んだこと、試験までの時間等、受験生ごとに状況は全然違いますから、独学が必要な人もいればそうでない人もいると思います。

    また、独学が向いている性格の人もいればそうでない人もいると思います。

    そして、国税専門官等の試験は情報を知らないというのは本当に恐ろしいことになってしまいます。

     

    【国税専門官】独学かどうかは自分次第

    予備校等に頼る【目的】は【公務員試験に合格して内定をもらうこと】で、これが自分1人でできそうなら独学でもOKだと思います。
    反対に勉強や面接対策等、1人で対策するのが難しそうだと思うなら独学で合格率を高めるというのは全然アリだと思います。

     

    【国税専門官】筆記が向いている性格か

    勉強も自分でコツコツやるのが好きな人もいれば、誰かにポイントだけ教えてもらった方が楽だと思う人もいると思います。
    過去の大学受験の経験や中学受験の経験等があるかないかというのも一つの目安になるのかなと思います。

     

    【国税専門官】面接はどうしても第三者の協力が必要

    面接はどうしても第三者の力が必要になってくると思います。

    特に国家一般職の試験では、面接試験が合格・内定のカギなのは間違いないですから、うまく対策していきたいですよね!
    ハローワーク等を利用して独学で挑むのもありですが、面接だけは予備校等を利用するというのも一つの手だと思います。

     

    【国税専門官】情報は命

    例えば、人事院面接の評価の重要性を知らずに勉強ばかりやってしまった受験生がいたとすると、内定獲得率が低くなってしまいますよね。
    つまるところ、をしてしまうわけです。

    独学では説明会がいつあるのか、周りの受験生は今何をしているのかというような情報にも疎くなってしまいがちです。

    当ブログでは、合格者の体験談やアドバイス、試験の内容解説等、色々なコンテンツを紹介していますので、この辺りをチェックして自分が独学でもやっていけそうか判断してみるのもアリかもしれません。
    あとは私のTwitterでも色々情報発信していますので、良かったらフォローしていってください!
    他の受験生は皆フォローしてくれていますよ~(笑)
     

     

     

    ㉝地方と国税専門官どちらを選ぶか?

    回答(結論)

    自分次第だと思います。
    価値観や仕事に求めるものも人それぞれ違いますから、仕事を通して自分の人生の「幸福度」が高いと思う就職先を選んでみて下さい!

    例えば、市役所と国税専門官で迷っている人がいたとします。
    市役所と国税専門官では、勤務条件も仕事内容も全然違いますから、メリットとデメリットができてきますよね!

    転勤がある、仕事内容が面白そう、給料が少し多い、残業が多い、友達がたくさんいる…等、色々あると思いますので、
    メリットやデメリットを比較して、自分が一番幸せに過ごせそうな就職先を選んでみて下さい(^^)

     

     

    ㉞国税専門官の給料・休暇等の待遇について

    回答(結論)

    全体的な待遇は良いと思います。
    給料は他の公務員に比べて多めで、休暇は充実していると思います。

    福利厚生や給料については、以下の記事をチェックしてみてください!

    【福利厚生】公務員は充実しすぎ?
    【国税専門官の給料】

     

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