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【公務員の適性検査・適性試験とは?】受験したからわかった!俺が教える完全攻略法!

    公務員の適性検査とは
    “検査”と”試験”で違うの?

     

    こんにちは!ましゅーです!
     

    今回は公務員試験で課されている”適性検査”について詳しく解説していきたいと思います。

    適性検査って名前だけではどんな問題が出題されるのかなんて想像もできませんよね!
    市役所や国家一般職等の受験案内にも詳細が書かれていないことがほとんどです。

     

    試験に課される以上は、どんな問題が出るか知っておきたいですよね!

    この記事ではこれらについて紹介していこうと思います。

    特に【実際に出題される問題】については、本気で解説しているので要注目!

     

    では、さっそくまいりましょう!

     

    都道府県庁や市役所、国家一般職(高卒)や税務職員の試験で課されていたりするんだ!
    実際に私も受けてみたけど、難なく突破できたよ!
    俺、心配性なんだよ~…
    どんな問題が出るのか詳しく教えてくれ!

     

    目次

    【公務員の適性検査】試験と検査の違い!

    試験と検査の違い

    まずは大きく2つ、【適性検査】と【適性試験】に分けられます。

    国家公務員や地方公務員で色々実施されていると思いますが、
    受験先ごとに内容は全然違うと思ってください。

     

    今からこの記事で【適性検査】と【適性試験】を受ける方に知っておいて欲しいポイントを紹介していきます!

     

    【公務員】適性”検査”とは?

    公務員の適性検査というのは、主に性格を見抜くための検査です。
    受験先ごとに内容が違いますが、点数勝負になるわけではないので
    適性検査は特別な対策は必要ありません

    どんな試験なのか、それぞれ内容を簡単に紹介していきますね!

     

    【公務員の適性検査】内田クレペリン検査

    クレペリン検査

    内田クレペリン検査」って名前くらいは聞いたことがあるでしょうか?
    簡単に言うと、隣同士の数字をひたすら足していくもので、下一桁のみ2つの数字の間に書いていきます。

    例えば、左上は「1+3=4」なので、足した数字(4)を間(下)に記入します。
    その下の「6と7」は足すと13なので、一の位である「3」を間に記入します。

     

    内田クレペリン検査はどんな試験でよくある?

    都道府県庁の試験等でよくあります。
    多くの自治体は「前半15分」「休憩5分」「後半15分」の計35分でクレペリン検査を実施していると思われます。

     

    「作業曲線」という作業の推移を細かく分析することで、「受検者の性格(長所・短所)」や「行動するときの特性」を判定します!
    計算量が多ければいいというわけではないので、好きなように計算すればOKです!

     

    【公務員の適性検査】YG性格検査

    【YG性格検査とは】

    1. 他人から頼られている
    2. 他人といるよりひとりの方が気が楽だ
    3. ちょっとしたミスがいつまでも忘れられない
    4. うそをいったことが無い
    5. なまけたいと思ったことは無い…等

    YG性格検査」というのは、上記のような質問に「Yes/No」で答えていくものですね。
    受験生の特徴となる性格を読み取るだけの検査です。

     

    国家公務員の場合は、15分で100問を回答します!
    性格を読まれるだけなので、基本的には素直に回答しておけばOKですが、不安な方は例題に挑戦してみて下さい!
    【公務員の性格検査】例題30問用意しました!

     

    【公務員の適性検査】ロールシャッハテスト

    ロールシャッハテスト」というのは、インクでできた模様のようなものが「何に見えるか」「どんな風に感じるか」を直感で答える検査です。

    正解なんてありませんので、自分が思うように回答してください!
    複数回答もOKです!

     

    【公務員】適性”試験”とは?

    【適性試験とは】

    • 国家公務員タイプ
      ⇒主に国家一般職(高卒)や税務職員(高卒)等の試験で課されている
    • 地方公務員タイプ
      ⇒主に市役所等で課されている

    公務員の適性試験というのは「頭の回転のはやさ」「情報処理のはやさ」など、「事務処理能力の高さ」を読みとるテストのことですね。

    計算問題や分類問題など、簡単な問題を少ない時間でいかにたくさん解くかという部分が重要になってきます。

     

    公務員となると「お金の計算」や「データの整理」などを行う事が多いから、迅速×正確に行える人間かどうかを試すってわけだね!
    なるほど!
    確かに公務員がお金の勘定でミスをするわけにもいかないもんな!
    そう!
    主に「国家公務員」と「地方公務員」で適性試験の内容が違うから、それぞれ紹介するね!

     

    【公務員の適性試験】都道府県庁・市役所等

    実際に私が受験した自治体の問題を基準にすると以下のようなテストでした。
    (どこの自治体もだいたい同じだと思います)

    【適性検査とは】

    • 試験時間10分
    • 問題数100問(※解けるところまで解く)

    【試験の内容】

    • 計算問題
    • 分類問題
    • 照合問題
    • 置換問題
    • 図形把握問題

    このような問題が出題されました。
    主には足し算や引き算、掛け算・割り算などを課している自治体が多いようですね!

    普通の人であれば解ける程度なので落ち着いて受けてください。

     

    試験の内容】については後程詳しく説明します!
    次は国家一般職(高卒)や税務職員の適性試験を見てみましょう!

     

    【公務員の適性試験】国家一般職(高卒)や税務職員(高卒)等

    【適性試験とは】

    • 試験時間15分
    • 問題数120問(※解けるところまで解く)

    【試験の内容】

    • 計算問題
    • 分類問題
    • 照合問題
    • 置換問題
    • 図形把握問題

    内容は地方公務員の適性試験と同じですね!

    違うのは問題数と時間です。
    市役所などの試験では10分100問が主ですが、国家の場合は15分120問となっています。

     

    では、皆さんが一番気になっているであろう【適性試験の問題内容】について、詳しく紹介していきますね!

     

    【公務員の適性試験』問題内容(例題)を紹介!

    私が実際に適性検査を受けてみて、こんな問題が出たよ~というのを以下の5パターンに分けて詳しく紹介してい行きますね!

    今回は実際に出題されている問題で、それぞれの分野を3問ずつ紹介していこうと思います!
    問題自体の難易度はかなり低いので皆さんもサクッと答えて下さいね!

     

    解くスピードの目安は1問あたり10秒~15秒くらいです。

     

    では【計算】問題から行きますね!

     

    公務員試験の適性検査①:「計算問題」

    公務員の適性検査で行われる計算問題には、3つのパターンがあります。

    【問題のパターン】

    • 普通の計算問題
    • 穴埋め問題
    • 数式選択問題

    名前だけ聞いても意味が分からないと思いますので、それぞれのパターンの例題を紹介していきますね!

     

    普通の計算問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、3つの式をそれぞれ計算して大きいものから小さいものを引いた答えを求める問題がでます。

    問題レベルは大したことないですが、大事なのは早く解くことなので、問題に慣れていきたいところ。2桁の計算が出てくると地味に戸惑っちゃったりもしますからね。

     

    では、実際に公務員の適性検査の「計算問題」を解いてみましょう!

     

    足し算と引き算より、掛け算と割り算を先に計算しますよね!
    凡ミスに注意!

     

    【計算】の練習問題

    事務処理能力の高い皆さんなら一瞬で解けちゃいますよね!

    ちなみに、答えは(1)が⑤、(2)が①、(3)が②です!

     

    穴埋め問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、□の中に数字を入れて等式を成り立たせる問題がでます
    ここまで丁寧に計算する必要はないので、サクッと答えを求めちゃってください!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「穴埋め問題」を解いてみましょう!

     

    【穴埋め】の練習問題

    穴埋め問題ってパッと見ると「なんじゃこりゃ」って思いますが、落ち着いてみると全く難しい問題ではありません。

    ポイントは頭の中で□=の式を作ること!
    □に掛け算割り算が引っ付いている場合は、掛け算割り算がついたまま□=の式を作って、残りの足し算引き算はサクッと計算しておくことですね。

    • 例えば(2)番なら、「□×3=39」と頭の中で式を組み立てれば、答えが13って一瞬で出てきますよね!
    • (1)でも同じように、「30÷□=5」としておけば、「30を割って5になるのは6だな」すぐ出てきます。

    ちなみに、答えは(1)が①、(2)が⑤、(3)が②です。

     

    数式選択問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、選択肢の式」と「問題の式」を等式で結ぶ問題がでます。
    ここまで丁寧に計算する必要はないので、サクッと答えを求めちゃってください!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「数式選択の問題」を解いてみましょう!

     

    【数式選択】の練習問題

    ポイントは「一の位に着目すること」です。

    選択肢の式をすべて解くのではなく、一の位だけ先に計算しておくことで手間が省けます。

    例えば(1)の問題で、問題文の式の答えは18ですよね。1の位は「8」です。

    選択肢の数式の一の位が「8」でなければ答えになる可能性はありません。
    なので、とりあえず一の位だけ計算してみると…
    (1) ①「9」、②「0」、③「8」、④「7」、⑤「7」

    これだけでも答えが③だってわかっちゃいますよね!
    適性検査はスピード勝負ですから、こういったテクニックも必要です。

     

    ちなみに、答えは(1)が③、(2)が④、(3)が③です。

     

    公務員試験の適性検査②:「分類問題」

    公務員の適性検査で行われる分類問題には、3つのパターンがあります。

    【問題のパターン】

    • 数字の分類問題
    • 範囲の中から分類問題
    • 情報から分離問題

    名前だけ聞いても意味が分からないと思いますので、それぞれのパターンの例題を紹介していきますね!

     

    数字の分類問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、与えられた数字」と「分類表の情報」がマッチしているものを選ぶ問題がでます。なんじゃこりゃって感じですよね(汗)

    でも、よくよく考えてみると、百の位と一の位の数字がマッチしているものを選ぶだけなので超簡単です。
    与えられた情報を正確に分類できるかどうかという判断力が見られるわけですね!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「数字の分類問題」を解いてみましょう!

     

    【数字の分類】の練習問題

    ポイントはまず最初に「千の位と十の位をシャットアウトすること」、次に「表はタテに読むこと」です。

    例えば(1)なら、千の位の「6」と十の位の「3」を無視して「5→5」となります。

    次に表をタテに見ていき、「5(百)→5(一)」となっている組み合わせを探すだけです。

    すぐに④が答えだとわかりますね!
    (2)の場合は「0→9」、(3)の場合は「3→2」。

     

    ということで答えは(1)が④、(2)が⑤、(3)が③です。

     

    範囲の中から分類問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、与えられたアルファベットと数字」と「分類表の情報」がマッチしているものを選ぶ問題がでます。

    先ほどやった「数字の分類」問題とは少し違い、縦と横の情報を必要とします。対して難易度は変わりませんけどね(汗)

     

    では、実際に公務員の適性検査の「範囲の中から分類問題」を解いてみましょう!

     

    【範囲の中から分類】の練習問題

    ポイントは「アルファベットの順番(表)をきちんと把握しておく」くらいなもんですかね。

    数字は見ればすぐに分類できますが、アルファベット表は普段使用することが少ないので「あれ?どの位置だっけな…」と戸惑う事があります。

    落ち着いて解けば確実に当てられると思いますので、凡ミスしないように注意。

     

    答えは(1)が①、(2)が①、(3)が④です。

     

    情報から分類問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「分類表の4つの情報」から与えられた2つの要素」がマッチしているものを選ぶ問題がでます。

    先ほどやった「範囲の中から分類」問題とは少し違い、4つの情報(要素)を処理しなければいけません。とはいっても結局例題として与えられる要素は2つですから、たいして難しくありません。
    情報が多いからと言って混乱せずに落ち着いて処理しましょう!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「情報から分類問題」を解いてみましょう!

     

    【情報から分類】の練習問題

    難しそうに見えて、実は超簡単なので、落ち着いて処理するようにしましょう!

    答えは、(1)が③、(2)が②です。

     

    公務員試験の適性検査③:「照合問題」

    公務員の適性検査で行われる照合問題には、3つのパターンがあります。

    【問題のパターン】

    • 「数字×アルファベット」の照合問題
    • 情報の照合問題
    • 文章の照合問題

    単純に与えられた情報と同じものを選択肢の中から探す問題です。
    間違い探しみたいなものですが、とりあえずそれぞれのパターンの例題を紹介していきますね!

     

    公務員となると書類のチェックなんかを行う機会も多いから、適性検査として注意深くものごとを見ることが出来る洞察力というものがチェックされるということだね!

     

    「数字×アルファベット」の照合問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「与えられた数字×アルファベット」と「選択肢の組み合わせ」がマッチしているものを選ぶ問題がでます。

    計算等や頭を使う必要はなく、ただ同じものを選ぶだけなのでめちゃくちゃ簡単ですね!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「数字×アルファベット」の照合問題を解いてみましょう!

     

    【数字×アルファベットの照合】の練習問題

    ポイントというポイントはとくにありませんが、「数字」の方がスッキリしていて見分けがつきやすいと思います!

    まずは数字だけを見て選択肢を絞り、落ち着いてアルファベットを処理していきましょう!

     

    答えは(1)が②、(2)が①、(3)が④です!

     

    情報の照合問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「4つの情報(要素)」の「間違い探し」問題がでます。
    読み方が同じ名字や、似たような形の数字、数字の入れ替わり等が良く出ますので、その点に要注意!

     

    では、実際に公務員の適性検査の「情報の照合問題」を解いてみましょう!

     

    【情報の照合】の練習問題

    本当にただの間違い探しですよね!

    公務員になった後、適当に資料を読んで間違いに気づかなくてうっかり…なんてことになってしまうと困りますから、今のうちに鍛えておきましょう(笑)
    パッと見ただけではほとんど違いに気づかないと思いますが、(1)と(2)は違うところがあります。

     

    答えは(1)が③、(2)が②、(3)が⑤です。

     

    文章の照合問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「2つの文章の間違い探し」問題がでます。

    では、さっそく公務員の適性検査の「文章の照合問題」を解いてみましょう!

     

    【文章の照合】の練習問題

    読み方が同じ文字や漢字、似たような文字が間違いとしてよく出ます。
    まぁ結局は間違い探しですから、注意深く文章を見るようにしましょう!

     

    答えは、(1)が②、(2)が②、(3)が③、(4)が③、(5)が④です。

     

    公務員試験の適性検査④:「置換問題」

    公務員の適性検査で行われる置換問題には、3つのパターンがあります。

    【問題のパターン】

    • 「漢字×カタカナ」の置換問題
    • 表を用いた置換問題
    • 「数字×漢字」の置換問題

    漢字をカタカナに置き換えたり、数字を漢字に置き換えたりしてあっている条件の数を答える問題です。

    文章ではうまく伝わらないと思いますので、さっそくそれぞれのパターンの例題を紹介していきますね!

     

    「漢字×カタカナ」の置換問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「置き換えた文字があっているか」調べる問題がでます。
    他の問題に比べると難易度は高めですが、集中して解けばなんてことありません。

     

    ではさっそく公務員の適性検査の「漢字×カタカナ」の置換問題を解いていきましょう!

     

    【「漢字×カタカナ」の置換】の練習問題

    変にコツ等を意識せずに、1個1個丁寧にチェックしていくのが置換問題のコツかなと思います。
    結局は間違い探しみたいなものですから、落ち着いて解けば絶対正解できますからね!

     

    答えは、(1)が①、(2)が⑤、(3)が②です。

     

    表を用いた置換問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「縦と横の表」を見て「与えられた文字列」を読み取る問題がでます。
    ごちゃごちゃしていてわかりづらいですが、ひとつひとつ丁寧に調べれば良いので、難易度は低めですね!

     

    ではさっそく公務員の適性検査の「表を用いた置換問題」を解いていきましょう!

     

    【表を用いた置換】の練習問題

    大文字と小文字が混じっているうえ、ひらがなとカタカナが入り混じっていてかなり厄介…と思いますが、実はポイントをおさえればかなり簡単なんですね!

    素早く解くポイントは「1文字ずつ変換して答えを探す」ことです!

    例えば、(1)の問題なら1文字目を変換して「Da→あ」となりますが、ココで選択肢をみると…一番最初の文字が「あ」になっているのは①のみ!

    答えは①だと簡単に求められちゃいますね!
    全部の文字列を変換する必要は全くありませんから、効率よく解いていきましょう!

     

    ちなみに答えは(1)が①、(2)が⑤です。

     

    「数字×漢字」の置換問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「手引きの情報」をもとに「数字→漢字の変換がどれだけうまくいっているか」を読み取る問題がでます。

    かなり難易度が高そうに見えますが、実はコツがあったりもします!

     

    実際に公務員の適性検査の「数字×漢字」の置換問題を解きながらコツを紹介していきますね!

     

    【「数字×漢字」の置換】の練習問題

    1つ1つ横に調べていったんじゃあ時間がかかってしょうがないですよね。

    この手の問題を早く解くコツは「縦に解く」+「数字ごとにチェックする」、この2つです。

    要は「1-甘」があっているかどうか、まずは(1)(2)(3)…と順番に調べておき、間違っていたら「×」でも「〇」でも、自分がわかりやすいようにマークしておきましょう。

    次は2のチェック…3のチェック…とやっていくとかなり効率よく解くことが出来ます!

    公務員の適性検査は1つの種類の問題が10問連続で出ることが多いので、この作戦はかなり有効です。この漢字の変換が(1)~(10)まであるってことですね!

    是非本番では実践してみて下さい。

     

    ちなみに、答えは(1)が③、(2)が②、(3)が④です。

     

    これぞ受験のコツって感じだね(笑)
    てかいつ適性検査の問題紹介終わるの?
    長すぎなんだけど…
    基礎的な分野はあと1つ!
    とりあえず問題紹介は次がラストだから頑張って!

     

    公務員試験の適性検査⑤:「空間把握問題」

    公務員の適性検査で行われる置換問題には、3つのパターンがあります。

    【問題のパターン】

    • 同じ図形を選ぶ問題
    • 図形の一部を変形させる問題
    • 図形を回転させる問題

    図形をそのまま、もしくは変形・回転させた形とマッチする図形を選ぶ問題です!

    実際にやってみるのが一番だと思いますので、さっそくそれぞれのパターンの例題を紹介していきますね!

     

    同じ図形を選ぶ問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「手引きの情報」をもとに「数字→漢字の変換がどれだけうまくいっているか」を読み取る問題がでます。

    他の問題に比べると若干難易度が高めかなと思います。

     

    実際に問題を解いて慣れていきましょう!

     

    【同じ図形を選ぶ問題】の練習問題

    今回は1問だけですが、ポイントとして「目立つ絵柄に着目する」のが大事だと思います。

    例えばこの問題なら、●に着目して「●の時計回り2個下が※」、「●の反時計回り左側が〇」…など、特徴付けるとすぐに答えが見つかると思います。

    選択肢は回転したものが出る場合が多いので、「時計(右)回りと反時計(左)回り」を意識して図形を位置づけすると、わかりやすいのではないかなと思います。

     

    右回りに〇→●となっていると見ても一発で⑤だとわかるね!
    どこに着目するのも自由です!

     

    図形の一部を変形させる問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「図形を変形させ」「一部を移動させたものはどれか」選ばせる問題がでます。苦手な方が多い問題ですね!

     

    もう1問練習問題をやってみましょうか!

     

    【図形の一部を変形させる問題】の練習問題

    ポイントは「基準(ピンク色)点を意識すること」なのかなと思います。
    基準点を意識すれば、パッと見ただけでも③がおかしいことはわかりますよね!

     

    また、回転させたときに、①、④、⑤のピンクの点の位置もおかしいことに気付きますから、答えは②だとすぐに判断できます。

     

    図形を回転させる問題

    ↑こんな感じで、公務員の適性検査では、「図形を回転させた時」「選択肢と一致するものはどれか」と選ばせる問題がでます。
    この例題は少し簡単すぎますよね!

     

    ということで、ちょっとだけ難しい問題を練習問題として紹介したいと思います!

     

    【図形を回転させる問題】の練習問題

    全部似たような図形で左に270度って…頭がこんがらがっちゃいますよね!
    でも実は考え方を変えるだけで簡単になっちゃうんです。

    ポイントは「右に90度=左に270度」「緑色の点を意識する」、この2つです。

    左に270度回転させるということは右に90度回転させるのと一緒です!

    90度回転させるっていうんなら簡単な話ですよね!

    緑の点部分に注目すると、右上かつ斜線の上部分い来なければいけませんから、答えは②だとすぐにわかっちゃいます。

     

    基礎的な問題はコレで終わり!
    ここまで説明してきた5パターンの問題があったと思うけど、本番ではこれらの「複合問題」が出たりするんだ。
    複合問題!?
    じゃあ「計算」と「分類」が混じった問題が出るってこと?
    そういうこと!
    まぁ基本的にはここまでの5つのパターンの問題だけ把握しておけばOKさ!
    じゃあ次は公務員試験における【適性検査のコツ】を紹介していくよ!

     

    【公務員の適性試験コツ・注意点は?

    公務員試験の適性試験では1分野・10問まとめて同じ分野の問題が出題されます。

    (1)は分類で、(2)は計算で…このようなパターンは基本的にはありません。
    (1)~(10)は分類、(11)~(20)は計算。こんな感じですね!

    一応このルールは覚えておくと良いでしょう!

     

    【公務員の適性検査】間違えたら減点!

    そして、適性検査はただ単に早くたくさん解けばいいってわけでもありません。

    注意しなければいけないのが1問正解すれば+1点、”1問失敗すると-2点”ということです!
    急いで解いてたくさんミスするよりも落ち着いて確実に正解を目指す方が賢いとおもいます!

    たくさん解こうと焦ってしまう人が多いので注意していきましょう。

     

    【公務員の適性検査】飛ばした問題も減点対象!

    また、飛ばしてしまった問題は減点対象になってしまうため、わからない問題を飛ばすという行為もNGです。
    問題難易度が低いですから、落ち着いて解けば基本的には解けるハズです。
    1問1問確実に解いていきましょう!

     

    【公務員の適性試験】こっちも間違えたら減点です!

    ちなみに国家一般職の試験では”1問失敗すると-1点”です。

     

    1問1問落ち着いて解くのが大事ってわけだね!
    そう!

    1. まずは「問題の内容とポイントの理解」
    2. 次に「解き方・解法の把握」
    3. 最後に「ひたすら実戦練習」

    高得点を狙っている人はこの3STEPで実力を高めていこう!

     

    【公務員の適性試験】足切り点も存在する

    教養試験や専門試験など、公務員の試験では足切りラインというものがあります。
    公務員にはバランス力が求められているため、尖っている人間は好まれないんですね~!

    ということで適性試験にも「足切り点」が存在します。

     

    国家の適性試験の足切りライン

    国家一般職等の適性試験では満点の3割がボーダーラインとなっています。
    120問なので36問が足切り点ですね!

    かなり低めに設定されています。

     

    地方の適性検査・試験の足切りライン

    地方は公表されていませんが、国家と同様に足切りラインが存在すると思います。
    まぁかなり低く設定されているので気にする必要はありませんけどね!

     

    【公務員の適性検査】やっておいて欲しいこと

    適性検査の試験内容に関しては”自治体ごとに異なる”から、説明会に参加した際に先輩職員に質問してみてください!

    • どんな問題が出題されたか覚えていますか?
    • どのように対策したらいいですか?

    この2つですね!

     

    なるほど!今度説明会があるからその時質問してみるよ!
    ①SPIの数学が出たり
    ②漢字
    ③同じ関係の言葉を選べ等
    出題形式は様々だからね!
    ※ただ、試験は毎年方式が変わるから実際に働いている先輩の情報をうのみにしすぎるのは要注意じゃ。ほっほ。

     

    公務員試験の適性検査の重要度って?

    適性検査の重要度
    • 国家公務員の適性試験はぼちぼち重要!
      ⇒主に国家一般職(高卒)、税務職員(高卒)等
    • 地方公務員の適性試験は重要度は低め!
      ⇒主に市役所等
    • 地方公務員の適性検査は重要度は超低い!
      ⇒主に都道府県庁等

    国家一般職・税務職員等の試験ではぼちぼち重要ですが、
    地方公務員の適性検査・適性試験は重要度が低いと思います!

     

    【重要度】国家公務員の適性試験について

    国家公務員の適性試験は【試験】なので、点数化され、合否に直接影響してきます。
    配点が低いので、重要度がめちゃくちゃ高いわけではないですが、一応他の受験生と差が付いてしまう以上はきちんと対策しないといけないと思います。

     

    【補足】国家一般職(高卒)の重要度について

    ちなみに国家一般職の場合、適性試験の約7問正解が教養試験の1問分になります。
    適性試験自体、15分間で120問の問題をできるところまで解くといった感じのテストなので、他の受験生と差が付きにくい仕様になっています。

    ※年度ごとに難易度(平均点)が全然違うので参考程度にしてみて下さい。

    • 得意な人で80点程
      (上位1/6)
    • 普通の人で60点程
      (平均点くらい、上位1/2)
    • 苦手な人で40点程
      (下位1/6)

    上記ようにほとんどの受験生が平均点付近の点を取るため、差が付きにくいです。
    20点はなしたところで、教養試験3問分にしかなりませんので、国家一般職(高卒)等の場合、適性試験よりも教養試験の点数の方がよっぽど大事ということですね!

     

    【重要度】地方公務員の適性試験について

    地方公務員の適性試験は点数化しない場合が多いと思います。
    実際に私が受けた自治体は点数化はしませんでした。
    合否に対して影響しない以上は重要度は低めかなと思います。

     

    【重要度】地方務員の適性検査について

    「クレペリン検査」や「YG性格検査」「ロールシャッハテスト」等の適性検査に関しては、ただ受ける、それだけです。
    重要度はかなり低いと思います。

    ※変に高評価?を狙いに行こう~等といった思考はNGです。
    ※性格を読み取るだけなので、素直に答えておけばOKです!

     

    【適性検査のオススメ参考書】公務員試験はコレ一冊!

     

    シンプルな適性試験の場合、この1冊があれば完璧です!
    本サイトに書いてある基礎的な事だけ覚えておけば、困ることはないでしょう。

     

    長々とお疲れさまでした。
    これで公務員の適性検査・適性試験の記事は終わりです!
    教養試験を受ける予定の人はこれらのページを見ておくと良いぞ(^^)

     

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