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【2023年最新時事】特許法の出題ポイント解説【公務員のライト】

    こんにちは😊公務員のライトです!
       

    今回は、公務員試験の最新時事:特許法について、ポイントを解説していきます。

     

    【公務員試験の最新時事】特許法とは?

    特許とは

    発明を公開する代わりに、その発明の実施を独占できる制度です。

     

    特許権

    特許権は、特許庁へ特許出願をして、審査の結果、発明が特許として認められたうえ登録されてはじめて取得できます。

     

    特許権者

    特許権者は、特許の実施を独占できるため、他人が自らの特許を無断で実施した場合、使用の差止めや損害賠償等を請求することができます。

     

    特許法とは

    特許法は、発明の保護および利用を図ることにより発明を促し、産業を発展させることを目的とした法律です。 新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、デジタル化、リモート・非接触など経済活動のあり方が大きく変化したことを受け、2021年5月に特許法等が改正され、2022年4月に施行されました。

     

     

    【公務員試験の最新時事】特許法の目的

    特許法の目的は、「発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与すること」です。発明者を守り、社会の発展のため発明者に一定期間独占的に発明を実施する権利を与え、産業の発展に貢献することを目的としています。

     

     

    【公務員試験の最新時事】特許法改正のポイント(2022年4月施行)

    改正法は、①新型コロナウイルスの感染拡大に対応したデジタル化等の手続の整備、②デジタル化等の進展に伴う企業行動の変化に対応した権利保護の見直し、③訴訟手続や料金体系の見直し等の知的財産制度の基盤の強化の3つを柱としています。

     

    ①新型コロナウイルスの感染拡大に対応したデジタル化等の手続の整備

    本改正により、審判の口頭審理等について、審判長の判断で、当事者等が審判廷に出頭することなくウェブ会議システムを利用して手続を行うことが可能となりました。

     

    ②デジタル化等の進展に伴う企業行動の変化に対応した権利保護の見直し

    デジタル技術の進展に伴う特許権のライセンス形態の複雑化に対応し、特許権の訂正等においてライセンスを受けた者(通常実施権者)の承諾が不要となりました。

     

    ③訴訟手続や料金体系の見直し等の知的財産制度の基盤の強化

    本改正により、特許権侵害訴訟において、裁判所が広く第三者から意見を募集できる制度が導入され、弁理士が当該制度における相談に応じることが可能となりました。また、審査負担増大や手続のデジタル化に対応し、収支バランスの確保を図るため、特許料等の料金体系が見直されました。

    改正のおおまかポイントを押さえておきましょう!

     

     

    【特許法】出題ポイントまとめ

    • 特許法は、発明の保護および利用を図ることにより発明を促し、産業を発展させることを目的とした法律です。
    • 改正法は、①新型コロナウイルスの感染拡大に対応したデジタル化等の手続の整備、②デジタル化等の進展に伴う企業行動の変化に対応した権利保護の見直し、③訴訟手続や料金体系の見直し等の知的財産制度の基盤の強化の3つを柱としています。

     

     

    【特許法】過去の出題例

    2013年・国税・財務

    2011年に特許法が改正され、従業員が職務として行った発明が退職後に社外に持ち出され、国内外の他の企業などに流出することを防止するため、当該従業員の退職時に、発明にかかる特許の所属を企業とした上で、退職金のかたちで従業員に発明の相当の対価を企業が支払うことが規定された。その「相当の対価」は、特許庁の審判官の審査によるが、当事者間に不服があるときは、知的財産高等裁判所で審判を行うこととなっている。(×)

     

    2013年・国税・財務

    2010年のCOP10で採択された名古屋議定書において、発展途上国の権利として、マラリアやエイズなど生命に重篤な危機を与える疾病に関する医薬品の特許を保留させることができる規定が盛り込まれた。しかしながら、特許を保留して製造された医薬品が、日本に個人輸入などのかたちで持ち込まれる事例が多発したため、これら医薬品を医薬部外品に指定し、輸入と使用の禁止措置を採っている。(×)

     

     

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