公務員のライト
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【公務員の残業】闇を暴露…17時に帰れるってホント?『市役所の忙しい部署ランキング』も紹介!

    「公務員=定時退社じゃないの!?楽って聞いたんだけど!」
    ⇒こう思ってるそこのあなたは要注意です!

    「逆に公務員ってめちゃくちゃ残業多いって聞いたんだけど…?」
    ⇒たしかにそういう情報もあると思います。

    実際インターネットには様々な情報が飛び交っていて何を信用していいのかわかりませんよね!

     

    今回は公務員の残業時間に触れていくということで
    元公務員の私が残業の実態を暴露したいと思います!

     

    ではさっそくまいりましょう!

     

    この記事では事実のみを伝えていきます。
    私の予想や憶測で市役所の忙しい部署ランキング等つけているわけではありません。
    ※自治体や省庁ごと、また部署・担当ごとに残業時間は異なるので、その点注意してご覧ください。

     

     

    目次

    【公務員の残業】公表されている残業時間はウソ!

    タイトルからインパクトあったかもしれませんが、実際に公表されている残業時間というのは間違いなく”嘘”です。

    公務員白書、総務省の発表資料では国家と地方、以下のようになってます。

     

    国家公務員の残業時間まとめ(白書の公開データ)

    【国家公務員の残業時間まとめ】

    [本府省]
    年:366時間
    月:約30時間
    日:約1.6時間

    [本府省以外]
    年:207時間
    月:約17時間
    日:約0.9時間

     

    地方公務員の残業時間まとめ(総務省統計データ)

    [地方公務員の残業時間まとめ]

    [本庁]
    年:220時間
    月:約18時間
    日:約1時間

    [出先機関]
    年:119時間
    月:約10時間
    日:約0.5時間

    ※1日あたりの残業時間は年間出勤日数を226日と仮定して算出。

     

    【公務員の残業】地方より国家の方が多い

    地方より国家公務員の方が忙しくて、やはり出先機関より本省庁の方が残業が多いことがわかりますね。

    でもこれだけみるとたいして残業なんて無いじゃないかと思いますよね。
    1日当たり1時間前後ですよ、公務員全員。
    おかしいと思いませんか?

     

    不夜城とも言われている霞が関が毎日夜7時には帰宅できているんですよ!
    そんなわけがありません。

     

    では残業実態について、もう少し細かく考察していきます!

     

    あとで暴露しますが、
    私が市の職員だった時はすごくホワイトでした!

     

     

    【国家公務員の残業実態】驚愕…!!ブラック企業よりも黒い!

    最近とくに国家公務員の長時間労働が問題視されていますが、じつは”国家公務員は労働基準法の適用外”なんです。

    働き方改革が推奨されていることもあり、一応2019年4月から働き方改革による”長時間労働の是正にむけた人事院規則の見直し”が実施されているのですが、実はこれがまた問題ありの取り組みでして…(笑)

     

    【国家公務員の残業実態】働き方改革!

    とりあえず残業のルールというのは、以下の通りです。

    [残業ルール]

    残業は
    ①単月100時間以内
    ②年最大720時間
    ③※複数月平均80時間を限度
    ④月45時間を超えるのは年6カ月まで

    大規模な災害等、真にやむをえない場合には上限を超えることができる

    ※2カ月平均、3カ月平均、4カ月平均、5カ月平均、6カ月平均がすべて1か月あたり80時間以内。

    もうお分かりいただけたかと思いますが、青文字の部分の理由により、こんなものあってないようなものなのです。
    ⇒国会対応や重要法案の立案を理由に、上限は簡単に超えることができます。

     

    また、国家公務員の場合、企業とは違い条件を破っても「罰則」がありません。

     

    はじめに言っておきますが、やばいのは基本的に本府省勤務の方です。

     

    【国家公務員の残業実態】やばすぎる。

    これもまたはじめに言っておきますが、当然部署や時期ごとに忙しさは異なるので、参考までにお願いします。

    主に霞ヶ関の話です。

    こころの準備はよろしいですか!
    ・・・
    はい、ではまいりましょう!

     

    過去に霞ヶ関の職員を対象として行われたアンケート

    まずは過去に霞ヶ関の職員を対象として行われたアンケートをご覧ください。
    ※アンケートは2017年に行われたもので、参加者は2541人。

    [アンケート結果]

    1. 月平均残業時間は34.1 時間、残業代の「不払いがある」との回答は 41.2%
    2. 霞が関の残業時間「過労死ライン」に 2210 人(6.5%)、「過労死を現在感じている」918 人(2.7%)。過労死の危険感じたことがあるが、3 割。
    3. 「疲労や精神的ストレスを感じている」が過半数超え、「からだの具合が悪くて休みたかったが、休めなかった」が約 5 割
    4. 残業の最大要因は「業務量が多いため」、次いで「国会対応」

    さっそくやばそうなにおいがプンプンしてますよね。

     

    ではこの”闇”をもうちょっとだけ覗いてみましょう!

     

    残業代が払われないのか!?

    残業代の不払いがあると答えた人が41.2%もいるというのは驚きですね。
    このような事実があるのはまず間違いないといっていいでしょう。

    もうこの段階で冒頭で説明した残業時間が嘘であることがわかりますよね!

     

    さらに深く掘り下げていくと、なんと「休日出勤したにも関わらず手当も代休もなかった」と回答した人が28.8%もいます!
    巷で噂の”サービス残業”ってやつですよね!
    これはやる気もモチベーションも低下しますし、精神的にストレスもたまってしまうと思います。

     

    サービス残業も実際はあります!
    私も自分の目で見てきたので…
    ちなみに私はサービス残業なんてしたことないですけどね!

     

    ストレスで体に異変が!?

    「疲労や精神的ストレスを感じている」と回答した人は 52.1%も!
    この原因としては「仕事量が多すぎる(24.7%)」「職場の人間関係(28.9%)」「業務上のつきあい(17.6%)」と人間関係でストレスを感じている人が多い結果となりました。

     

    仕事がそんなに大事なのか!

    また、「不調である」「薬等を服用している」「通院治療中である」と、健康に不安を抱えていると回答した人たちが全体で33.9%も…!!

    そのうえ、「からだの具合が悪くて休みたかったが、休めなかった」と回答した人が 47.1%もいます。これはひどいですね。
    体調が悪くても出勤しなければいけない環境であるということです。

     

    このような悪環境のせいでストレスをためこみ、体に異変が起きてしまう方がかなり多いみたいですね…。さすがにひどすぎるなぁと感じますね。

     

    [国家公務員の残業] 働き方改革のリアルが笑えない(笑)

    さきほど冒頭でも話した”働き方改革の闇”について少しふれておこうと思います。

    [働き方改革の闇]

    1. 働き方改革推進→残業時間が多い順番に職員の個人名でワーストランキングを発表→平日の残業時間を減らす→静かに集中して仕事ができる休日に出勤→全員同じ行動をとり、平日と休日が同じ職場風景→休日の残業代は出ない
    2. タイムカードも何もない→表向きは21時まで申請→残業時間の把握(管理)ができてない→どう計算されているのかわけがわからない
    3. 働き方改革推進→エクセルシート&パソコンのログイン・ログオフ時間で登庁時間と退庁時間を徹底管理→管理資料・残業計画等の作成で残業する

    実際に働いている職員のリアルな声をまとめてみました!

    ”残業代の計算方法・時間の管理”についての意見が多く、これに関しては職員自体も把握できてないようで、謎というか闇が際立つ印象を受けます。

    それにこの③とかさすがに笑いものですよね。なんのための働き方改革なんだって(笑)本末転倒すぎて何も言えないです。

     

    パワハラやセクハラは多い!

    これらに加えて、やっぱり「パワハラ・セクハラが多い」「偉そうにしている上司が多い」という意見が多かったですね。

    平成30年に実施されたの「パワハラ・セクハラ実態調査」だと、霞が関職場でのパワハラ被害は34.6%、セクハラ被害は15.4%という結果になってます。
    部下を病休に追い込むパワハラ上司が思っている以上に多いみたいです。

    これじゃあ当然メンタル病休者も増えますよね。

     

    9時5時…?

    あと私の目にとまったのはこれです。
    定時に帰るという意味でみなさんよく言われている「9時5時」ってありますよね。
    なんか違和感ありませんか?

    9時17時」ですよね普通
    面白いといっては失礼ですけど、霞が関では9時5時もあり得るみたいですよ。

    当然部署と時期、タイミングにもよると思いますけど。

     

    次はメンタル病休者について触れていくよ!

     

    [国家公務員の残業] え…精神的に病む人が〇%…!?

    「公務員白書 第1編 第3部 第5章 第2節 1健康の保持増進」に記載してある内容をかみ砕いて紹介します!

    [やばすぎる現実]

    [メンタルヘルス病休者]
    平成28年:3495人(1.26%)

    [自殺者数]
    平成28年:37人

    なんと本府省で働く職員の中で精神的理由(主に精神的統合失調症、躁うつ病、神経症性障害、精神障害等)で1か月以上休職している人は全体の1.26%もいるとのこと。

     

    実は民間企業の3倍も…

    一般企業(全体の産業、事業所規模)が0.4%ということを考えると
    国家公務員は民間企業の約3倍メンタル病休者が多いことになります。

     

    自殺者もこんなに…

    また、自殺者も35人もいるというのは驚きですね。
    非常にかなしい現実です。

     

    みなさん、いざとなったら誰かに相談してください!

     

    あとで紹介しますが
    じつはメンタル病休者は地方公務員の方が多いんです。

     

    [国家公務員の残業] 有給取得率は優秀。

    人事院の発表資料では平成29年度の有給休暇取得率は本府省が13.1日、本府省以外が14.6日、全体でみると14.4日みたいです!

    有休がとりやすくなっている点は素晴らしいですね。さすが公務員!

     

    公務員に1年間に20日有給休暇がもらえます!
    ですが、毎年1月に更新されるため、4月採用(新採)は15日になります。

     

     

    【地方公務員の残業実態】比較的ホワイト…?

    地方公務員に関しては基本的に労働基準法が適用されます。

    先ほど国家公務員で紹介したものと同じですが、労働基準法第三六条(36協定)より残業ルールは以下の通りです。

     

    【地方公務員の残業】働き方改革

    [残業ルール]

    残業は
    ①単月100時間以内
    ②年最大720時間
    ③※複数月平均80時間を限度
    ④月45時間を超えるのは年6カ月まで

    大規模な災害等、真にやむをえない場合には上限を超えることができる

    ※2カ月平均、3カ月平均、4カ月平均、5カ月平均、6カ月平均がすべて1か月あたり80時間以内。

    では地方公務員の残業実態はどうなのでしょうか!

     

    【地方公務員の残業】本当に年間220時間?

    一応残業時間自体は国家公務員より少ないですが、
    本当に年間220時間なのか。

    その真相に迫りたい、ということで私の経験を元に残業実態を暴露しちゃおうと思います!

    ※まぁ結局のところホワイトかどうかは部署・時期ごとに異なりますので、参考程度に見ていただければと思います。

    [元公務員が暴露] 市役所の忙しい部署ランキングはこちら

     

    【地方公務員の残業】結局は部署・担当ごとに全然違う

    月100時間を超える部署・時期もあれば、1時間も残業しない部署・時期もありますね。

    それに同じ職場の職員の能力レベルにもよります。
    仕事できる人間が多かったら残業もすることないですし、逆に使えない人ばかりいたら残業だらけになってしまいますよね!

    だから面白い話なのですが”使えない人間ほど年収が高い”ということになります(笑)

     

    まぁ将来的には出世できなかったりするので変わってきますけど、ここら辺の面白い話もあるので後で紹介しますね!

    まずは残業の実態のひとつとしてある”カラ残業”について紹介していきたいと思います!

    では参ります。

     

    [地方公務員の残業] カラ残業って何?

    まずは”カラ残業”について簡単に紹介します!

    [カラ残業とは]

    就業規則にのっとった残業(時間外労働)をしてもいないのに、虚偽の就業時間を申請し、不正に時間外手当を受取る行為のことです。

    「20時までしか残業してないのに23時で申請する」
    「日曜日、家でゴロゴロしてたのに9時~17時で残業してたことにする」

    このように残業してないのに残業したよと嘘をつくことです。

    非常によろしくない行為ですよね!
    こんなことする人いるんでしょうか?…じつは実際にいます。

     

    自己申告制の自治体でよくある

    まず残業の申請方法なんですが、これは自治体ごとにも異なります!
    この申請方法が”自己申告制”の場合はこのカラ残業をしている方が多いです。

    このほかにもエクセルシートで管理、各職員のパソコンのログイン時間とログオフ時間で管理、タイムカード的なもので管理するパターンなど、様々なやり方があります。

     

    ちなみに私が勤めていた自治体もパソコン入力の自己申告制でした!

     

    よくあるパターンはコレ!

    例えば、多いのが17:15に業務が終わって、そこから1時間休憩したりしゃべってたりして、結局業務が21時までかかり、17:15~21:00まで残業を入れるパターンです。

     

    ちょい盛りもよくある!

    もう一個多いのが、20:30に残業終了→21:00まで申請、というちょい盛りですね。
    最近は正式に残業をやらせるために事前申告+事後申告にしている自治体が多いみたいです。

    まぁ結局自己申告なので真実はわからないですけどね。

     

    [地方公務員の残業] わざわざ休日出勤する理由とは…!?

    わざわざ休日に残業する理由なんて1つしかありません。

    平日より休日に残業したほうが残業代が高いからです!

     

    いまから倍率の違いをサクッと紹介します!

     

    残業は深夜、休日の方が高い!

    [残業計算]

    [平日]
    5:00~8:30:時給×1.25倍
    17:15~22:00:時給×1.25倍
    22:00~5:00:時給×1.5倍

    [休日]
    5:00~22:00:時給×1.35倍
    22:00~5:00:時給×1.6倍

    時給=(基本給+地域手当)×12÷2015で計算できます。

    ちなみに残業代は私の場合、時給約1200円(1年目)でした!!

    なので私は平日の夜は約1500円、深夜は約1800円、休日の昼間~夜は約1620円、深夜は約1920円という時給で働いていたことになります!

     

    あえて休日に残業を…

    私はイベント以外の残業がほぼなかったので、休日にわざわざ出勤したことは1度もありませんが、私の友人や先輩などは平日の夜にやるのではなく、休日にあえて残業をしている方が多かったですね。

     

    金曜日飲んで、土日に残業

    例えば、金曜日の夜って夜遅くまでたのしめる、通称華の金曜日ですよね!
    みんな飲みに行きたい…そこで、金曜日は飲みに行って土曜日に残業する、といったパターンはかなり多かったように思えます。

     

    休日はカラ残業がしやすいというのもあります。
    仮に出勤しても課の中に自分一人だけということも多いので…
    皆さんは真似しないようにしましょう!

     

    [地方公務員の残業] 管理職はサービス残業!?

    じつは管理職になるとサービス残業になります!

    この管理職という部分がどこの範囲を示すのかというのは、これまた自治体ごとに異なります。
    中には課長補佐や主幹クラスから残業がもらえないところもあるみたいです。
    私の勤めていた自治体の場合は、課長以上でした。

     

    課長になると夜残ろうが休日出ようが残業代はもらえないということになります。
    その代わり管理職手当がもらえるという仕組みになってます。

     

    ちなみに課長クラスの管理職手当の平均は6.5万円くらいです。

     

    [地方公務員の残業] メンタル病休者の割合は…!!

    なんと地方公務員では、精神的理由(主に精神的統合失調症、躁うつ病、神経症性障害、精神障害等)により、1か月以上休職している人は全体の1.41%もいるとのこと。
    一般企業(全体の産業、事業所規模)が0.4%、国家公務員にが1.26%ということを考えると、かなり高い水準ですよね!

    小さな世界の話ですが、私の所属した部署の関係課の中でも実際に100人に4人くらいはいました。
    地方公務員、とくに市役所等は人間関係が限定的ということもあって精神的にストレスをためこみやすいのかもしれませんね。

     

    メンタル病休者率は15年前の1.4倍になってるんだ。
    そりゃ問題視されるよね。

     

    [地方公務員の残業] 有給取得率は11日

    平成29年の地方公務員の有給休暇取得率は都道府県が11.6日、政令市が13.3日、市区町村が10.2日、全体の平均で11.0日でした。

    国家公務員(平均14.4日)に比べると少なめですよね!

    でもまぁこれも実際、部署や担当ごとに取りやすさって違って、私の場合はめちゃくちゃ取りやすかったです。

     

    [地方公務員の残業] 唖然…56歳の主査とは

    みなさんイメージしにくいと思いますが「主査」というのは、どの自治体でもだいたい平均して35、36歳くらいになれば自動的に就ける役職です。

    一般的に「主査」まではエスカレーター式で勝手にあがっていきます。

     

    普通は管理職になる

    この後は「係長」「主幹」クラスになっていくのですが、これは人事評価が影響してくるんですね。
    要は上司の評価が悪ければいつまでたっても主査以上に進めないということです!

    もうみなさんお分かりだと思いますが、”56歳の主査”というのは相当やばいわけですよ。

     

    給料が…?

    でもこの方、仕事ができないのは良いのですが、なんと給料が部長クラスなんです!
    おかしな話ですよね!

    みなさんの頭の中もクエスチョンマークでいっぱいだと思いますが、先ほど管理職はサービス残業という話をしました。

     

    主査は残業ができる!

    この「主査」というのは当然管理職ではありません。
    ということはみなさんもうわかったと思いますが、残業可能なんです。

    そのうえ残業代の計算というのは、月給から1時間当たりの給与を計算して、実際の残業時間をそこにかけて、さらに1.25倍(平日夜)したものが金額としてでます。

     

    基本給は年齢を重ねるごとに増える

    公務員は年を重ねるごとに俸級とよばれる基本給与があがり、当然これが高いほど1時間当たりの残業代も高くなります。
    これが56歳ということで、相当高くなっているわけですよね。

     

    さらに勤務時間中はぼーっと

    しかもこの方、通常の業務時間中に仕事をしないんです。

    昼間はぼーっとしてて、夜になったら手を付ける。
    わざわざ残業に回して稼いでいるわけですね。

    そりゃ当然年収も高くなるよって話です。周りの目は相当痛いですけどね…!

     

    組織で働くといろんな人がいるってことです。

     

     

    【元公務員の実体験】せんせいの残業時間を暴露

    初めに大事なことを言っておきます。
    残業が多いか少ないかは部署や人(上司の能力等)によって異なります!

    要は運ゲーということです。

     

    私の残業に関する体験談

    では元市役所職員の私の実際の体験や裏話を書いていこうと思います!
    まぁこれが一番信ぴょう性ありますけどね(笑)

    でも参考にしすぎないようにお願いします!
    たまたま私の職場はかなりホワイトだっただけです。

     

    【体験談】私の残業データ

    こちらが私の1年間の残業時間と残業代のまとめです。
    ざっくりいきますよー!

    [残業データ暴露]

    [残業時間] 年:約100時間
    月:約8.3時間
    日:約26分

    [残業代] 年:約16.7万円
    月:約1万4千円

    私の場合、日頃の業務で残業することはほとんどありませんでした。
    なぜなかったって決して私が優秀だからじゃありませんよ(笑)

     

    周りの人が優秀&優しかったから

    上司がとくに優秀+人間関係がよかったからです。

    おかげで私はサクッと終わらせて定時で帰ることしか頭になくて、まぁ逆に業務をもう少し分けてほしいくらいでしたね。
    贅沢な悩みですけど、手持ち無沙汰というのも意外につらいものです。

     

    半期末・年度末だけ忙しかった

    9月(半期末)と3月(年度末)だけ少し忙しくて残業(月30時間程度)してましたが、それ以外は”冗談抜きで定時に帰ることしかなかった”ですね。

    でもその割には残業時間多いじゃないか?と思いますよね!

     

    イベントが多かった

    そうです、イベント(説明会等)や交渉業務、台風時の緊急出勤などで、私の場合は”休日出勤が多かった”からですね。
    なんだかんだでそれが平均して1カ月に1回(3時間程度)、夜か休日(主に休日)に残業してたような感じですね!

    なので残業時間のわりに賃金は少し多めだと思います。
    さきほども説明しましたが、休日出勤の方が平日よりも残業代が高いですからね!

     

    残業代を出さずに休ませようとしてくる

    そしてひとつ大事なことなのですが、じつは休日の残業は4時間一気に働くと平日の半日休み、7時間45分一気に働くと平日1日分の休みになります。

    まぁ休日働いた分は代休がもらえるということです。
    お金に興味がない私にとってはかなりありがたいシステムでしたね。これが1年間で3、4回ありました。

    休日の日には出勤(時間外勤務)してるけど、平日に休んでいるからチャラってことですね。
    当然その分はさっぴいて年間で約100時間ということです。

     

    じゃあ次はちょっと私の残業時間の裏話をしたいと思います。

     

    17:15になったら鉄板台詞!
    「何かお手伝いすることありますか?」
    「ではお先に失礼します。」

     

    ましゅー先生の残業時間の裏話

    私は年間で約100時間残業をしていたわけなんですが、100時間すべて何か真面目に作業していたかと言われるとそうもありません。

    多分パソコンと向き合って100時間やっていた人よりも楽だったんじゃないかなぁと思います。

     

    私の場合はイベントが多かった

    というのもさきほども言いましたが、私の残業はだいたい説明会などのイベント、要はどこか会場に移動して業務を行うことが多かったんですね。

    イベントというのは基本的に時間が決まっているもので、例えば説明会となると基本夜の19時に始まり、20~21時に終わります。

     

    移動時間や準備時間がある

    「移動」もありますし「晩御飯」って食べますよね?
    日常業務は17時15分に終わるので、そこから資料の整理や車の確保など適当に説明会の準備を行います。

    その後、説明会会場の近場で晩御飯を食べ、15分前には会場入りし、適当に説明会の準備を行います。説明会が終わり、片づけを行います。

    21時に業務が終了しました。
    では車で帰宅します。
    家に21:30につきました。

     

    残業申請

    次の日、残業の申請を行います。
    「昨日の残業は何時から何時まで入力すればよろしいでしょうか?」

    私が上司にそう聞くと「17:15~21:30までだ」とこう答えるんですね。
    拘束時間が残業時間だというのが管理職の上司の考えみたいです。

     

    ここら辺の考え方も人それぞれってことですね。

    それにご飯の時間って言ったって15分程度ですし、
    まぁその間も説明会の打ち合わせ的なこともしていたっちゃしていたので、まぁOKかなと。

     

    以上、ほぼ定時帰宅してた私の体験談でした。
    では最後にお待ちかねの「市役所の忙しい部署ランキング」を発表します!

     

     

    【公務員の残業】市役所の忙しい部署ランキングを発表!!!

    実際に私が働いていた自治体の残業データをランキング形式で紹介しようと思います。

    今回は消防とか保育園とか医療関係はナシで、一般的な市役所職員(事務+技術)のみのランキングを紹介します!

     

    [市役所の残業] 忙しい部署ランキングまとめ

    ではこちらがその一覧表になります!

    ※私の勤めていた市役所の残業実績に基づいて算出したランキングになりますので、当然みなさんの市役所とも違うと思います。参考程度にみていただければ幸いです。

    実際の残業時間データから、平均点と標準偏差を出して、偏差値でまとめています。
    地獄、激務、忙しい、普通、楽、超楽、天国この7パターンに分けています。

     

    [市役所の残業] 忙しい部署ランキング考察

    上位3つは、子育て支援、生活保護、防災関係の部署がランクイン。

    やはり市が力を入れている分野が上位にくる印象です。
    とくに私も防災課は身近で見てきましたが、説明会やら台風接近やらで土日も深夜も関係なく出勤してるイメージでしたね。

    説明会を開くためには平日夜か休日の昼間、台風が接近すれば出勤だし、大雨警報がなるだけでも市役所にいかなければなりません。

     

    【注意】自治体・部署・担当ごとに全然違う!

    あと、補足で説明しておきますが、課の中でも忙しい担当、そうでない担当があります。

    現に私も、楽な担当にいたわけですが、ほかの担当で忙しいところもありました。
    課の中でも忙しさは全然違いましたね。

     

    現場に行く機会が多い担当は残業時間が多め

    とくに感じていたのは、昼間庁舎外に出る、要は”現場にでる機会が多い担当は残業時間が多い”ということです。

    昼間は外に出ているので、事務仕事に手を付けられない。
    17時頃現場から帰ってきて、そこから事務仕事、、、みたいな方がどうしても残業が多くなってしまいます。

     

    自治体の残業データ1例

    ちなみに私の市役所の残業データはこんな感じでした。

    [残業時間データ]

    年:218時間
    月:約18時間
    日:約1時間

    私の市役所で平均と同じくらいということは、冒頭で紹介した地方公務員の残業データはずれてると思いますね。

    私の市役所でもサービス残業があったり、申請しない方がいましたから。
    とくに研修の資料作成とかで残業している方は残業として扱われないという現状もありました。
    なので実際はもう少し多いと思います。

     

    最後にもうひとつ時期の話をして終わりたいと思います。

     

    [市役所の残業] 時期ごとに残業時間が異なる

    実際時期ごとに違う部署もあれば一年中同じような部署もあります。

    とくに差が多いのは”税金関係の部署”です。
    これはあくまで一例ですが、資産税課の1年の残業時間について細かく考察したいと思います。

     

    忙しい時期もあればやることのない時期もある

    [四半期ごとの残業時間]

    1人の1か月の残業時間

    [4-6月]:1.5時間
    [7-9月]:1.2時間
    [10-12月]:10時間
    [1-3月]:34時間

    とくに2月は1人当たりの残業時間は50時間を超えています。

    時期によってこんなにも違う課があるんですね!
    逆に4-9月って何してるの?って同期のみんなから言われてました(笑)

    全員が定時帰宅ですもんね!
    税金関係の部署はこういうところが多いので、こういうパターンが好きな方にはオススメです。

     

     

     

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