「特別区は超人物重視」
面接の出来が合否に大きく影響します!
こんにちは!ましゅーです!
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今回は特別区の面接カードの質問ポイントと過去にあった質問の中で多いものを紹介していきたいと思います。
これを知っているだけで他の受験者より有利になりますし、実際の面接のときにも想定外の質問にあたふたせずにすみますよね!
公務員試験に共通してよくある質問集もまとめて紹介してるので、こちらも併せてお読みください。
▼100%聞かれる面接質問集!
他の試験の頻出質問集はこちらです。
▼100%聞かれる面接質問集!
▼「市役所」の面接質問集!
★「特別区」の面接質問集!
▼「国家一般職」の面接質問集!
▼「国家総合職」の面接質問集!
▼「国税専門官」の面接質問集!
▼「労働基準監督官」の面接質問集!
今回は「特別区編」です!
さっそく、頻出質問について解説していこうと思います!
目次
【特別区の質問集】コンピテンシー型の面接試験とは?
まず、特別区(公務員)の試験では、コンピテンシー評価型の面接試験が行われます。
コンピテンシー型面接とは
ぺらぺら話すだけではなく、受験者がある壁にぶつかったときどのように考え、どのように行動してきたのか、また、どのように改善することができたのかなどを聞かれる受験者の行動特性を見られる面接試験のことです。
例えば、「部活でキャプテンをしていた」というひとつの発言に対して、面接官が「なぜキャプテンになったの?自主的に?それとも回りの人から推薦されたのか?」「なにかつらいことはあった?」「その壁をどう乗り越えた?」などと、受験生の発言したエピソードについて深く突っ込んで、受験生の行動特性を探る面接方式のことをコンピテンシー型面接といいます。
要は面接カードに書いてある内容を深堀していき、どんな行動をしてきたのかというエピソードを聞かれるということです。
【コンピテンシー評価型面接】について把握するのは非常に重要なので、別ページで解説してます!
【特別区の質問集】結局は面接官が主観的に評価!
ただ、いくらコンピテンシー評価型とはいえ、
面接官が主観的に
「コイツと一緒に働きたい」って思う受験生を選ぶわけですから
当然すべてマニュアル通りというわけではありません。
最終的に「面接の評定項目」のマニュアル評価と
「コイツと一緒に働けるか」「今後活躍してくれそうか」「笑顔でハキハキ話してい印象良いな」などといった面接官の主観部分の評価で合否を決めるってイメージですね!

特別区の面接試験ではどんな質問がされるのか?
面接試験というのは「マッチングの場」なので、「求める人物像」というものが存在します。
⇒特別区の職員にふさわしくて、今後活躍してくれそうな人を合格にしますよね!
基本的には「求める人物像」かどうか、「コイツは今後活躍してくれそうか」という観点から面接官は受験生の皆さんに質問を投げかけます。
これらを見極めるために質問をする…ということで
受験生について知りたいポイントっていうのがある程度決まっているわけですよね!
【特別区】面接カードに沿って聞かれる
コイツはウチで活躍してくれそうかな、組織の中でもうまくやっていけるかな、ウチの仕事・役割をきちんと理解しているのかな…なんて思いながら面接官は受験生の皆さんのことを見てます。
⇒その中で参考資料とされるのが「面接カード」というわけですね!
面接カードに書いてある内容をもとに、色々な角度から質問して、受験生の皆さんの行動特性をチェックしたり、ストレス耐性や社会性をチェックしたいわけです。

それを見極めるために、面接カードから質問したり、必要な質問を投げかけたりするわけですね!
【特別区】人事院面接の質問のされ方
質問のされ方についてですが、面接官というのは受験生の皆さんの面接カードをあらかじめチェックしているので、基本的には面接カードに書いてある内容をそのまま話させるような質問はしてきません!
じゃあ何を聞かれるのかというと、基本的には”書いてある内容について深く突っ込まれる”ことが多いです。
過去のエピソードや出来事について深堀していって、「チームでもうまくやっていけるかな」「柔軟な対応力を持ち合わせているかな」「特別区の職員にふさわしいかな」って面接官が主観的に判断していくといった形ですね!
【特別区】面接官が気になること・知りたいことを質問
面接カードに書いてあること以外からも当然質問がきます。
「長所と短所」「周りの人にどのような人と言われるか」「ストレス解消法は?」など、面接カードに書いたこと以外で、面接官が受験生について気になったことを突っ込んだりもしますので、頻出質問とその回答ポイントの把握も必要不可欠です!

【特別区】先輩の体験談を参考にしよう!
このページでも突っ込みポイント等の解説を行っていきますが、実際に先輩が体験した面接の話を参考にするのが一番ですよね!
【★2020年度の合格体験記!】
たくさんの受験生に書いてもらいました!
質問のされ方や質問の内容等参考になると思いますので、是非ブックマークしてみてください(^^)
【特別区】求める人物像の重要性
こちらは人事院面接の話ではないのですが、
特に特別区の面接試験というのは、23区それぞれ「求める人物像」が異なります!
採用面接というマッチングの場でうまくマッチするためには「求める人物像」の把握が超重要になってくるので、特別区の受験生は以下のページも読んでおくようにしましょう!
→【求める人物像】ココが理解できないと面接で落ちる!(超重要)
では、特別区の面接カードに沿った頻出質問から紹介していきますね!
【特別区の質問集】面接カードの記入事項とは?

毎年若干問い方が違いますので、今回は簡単に項目だけチェックしておきましょう。
基本的には公務員の面接試験というのはこの「面接カード」に沿って行われます!
特別区でも基本的にはこの面接カードに書いた内容について色々突っ込んでくる形になります。
特別区の面接カードの書き方について知りたい方はこちらのページ(↓)を見てください!
▼特別区の面接カードの書き方・コツを紹介!
だらだらと説明をしてしまいましたが、本題はここからです!
【特別区の質問ポイント】ココが聞かれる!(重要)
一概に頻出質問というものを作ることはできませんが、試験ごとに質問され方に特徴があります。
今回はそれを踏まえて、
- 【あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的に入力してください。(250文字以内)】※面接の冒頭に3分程度でプレゼンテーションしていただきます。
→「自己PR」「志望動機」「挑戦したい仕事」 - 【あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたかを入力して下さい。(250文字以内)】
→「学生時代(今までで)頑張ったこと」 - 【目標達成に向けてチーム行った経験において、チームへの貢献につながったあなた独自のアイディアを、ご自身の役割とともに入力して下さい。(250文字以内)】
→「チーム活動」「あなたの立ち位置」「チームにどう貢献したのか」
特別区の面接カードの記入事項(↑)に沿った頻出質問を紹介したいと思います。
ではさっそくいきますね!
【特別区の面接】[挑戦したい仕事]の質問ポイント
【あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的に書いてください。】※面接の冒頭で3分間でプレゼンしてもらいます。
→「自己PR」「志望動機」「挑戦したい仕事」
この3つについてまずは3分プレゼンを行いますので、これについて突っ込まれるという事ですね!
ではさっそくこれらの3つの質問ポイントを紹介していきます!
【志望動機】
- どうして特別区?
- なぜ地元じゃなくて特別区?
- なぜ民間じゃなくて公務員?
- 特別区の職員(公務員)を目指したきっかけは?
- いつから公務員になろうと思ったの?
- 特別区の魅力って何?
【自己PR】
- あなたの強みの具体例
- 具体的に強みは仕事でどのように活かせる?(貢献系)
- 強みは今後どう活かせるか?(貢献系)
- これ以外に強みってある?
- あなたの強みを発揮した最近のエピソードを教えて
【挑戦したい仕事】
- 特別区の政策で知ってるものはあるか?
- 興味がある分野について、特別区の課題はなに?
- その課題に今後特別区職員はどう取り組むべきだと思う?
- 具体的にどんな部署でどんな仕事がしたい?
- なんでその仕事をしたいと思ったの?
- 〇〇以外に興味がある仕事(分野)はある?
- 希望以外の部署に配属されたらどうする?
- 逆にやりたくない仕事とその理由
実際は聞かれたとしても数個でしょう。


もうチェック済みだ(ドヤ)
【特別区の面接】[目標にチャレンジ]の質問ポイント
【あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたかを教えて下さい。】
→「学生時代(今までで)頑張ったこと」
この項目の質問ポイントはこちらです。
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等は具体的に何か?
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう工夫して対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか(貢献)
「エピソード」はあなたが面接カードに書いた話す内容のことです。
例えば、「アルバイト」「部活動」「サークル」「ボランティア活動」なんかで、この8つはよく質問されます。

アルバイトをやってるとクレーム系や失敗談なんかもよく聞かれますね!
【特別区の面接】[チーム活動]の質問ポイント
【チームで1つの物事に取り組んだ経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自の考えやアイディアでチームに貢献したことを具体的に書いてください。】
→「チーム活動」「あなたの立ち位置」「チームにどう貢献したのか」
公務員は組織として働きますし、チームで動くことが多いですからこの項目も大事ですよ!
ということで質問ポイントはこちらです。
- どうしてその役をやろうと思ったのか?(リーダー等)
- 大変だったことは?
- チームに貢献するために、あなたの考えで行動したことは何か?(工夫点)
- どのように貢献できたのか?(結果)
- その立ち位置で意識していたことは何か?
- 意見が対立したときどうしたか?
- 周りの人からどのように思われてると思うか?その評価の理由は?
- 苦手な人がいたらどう接していくか?
正直この項目は面接カードで説明しきれちゃってることが多いので、質問されることは少ないかもしれません。
ですが、どんな質問が来ても答えられるように準備はしておきたいですよね!

そこを勘違いしてしまっている受験生が非常に多いのでその点だけ注意が必要です!
【頻出質問】特別区の面接で過去に多く聞かれているものを集めてみました!
想定外過ぎてあたふたしないように、過去にあった質問を一覧で紹介します。
- 特別区でしてみたいこと
- 特別区に訪れたことはあるか?+感想
- ストレス耐性
- 今までで一番困難だったこと
- クレーム対応
- 住民から解決できない苦情を言われたらどう対応するか
- 併願状況
- 長所
- 短所+克服するために意識してること
- 苦手な人とどう付き合うか
- リーダーの経験
- スポーツの経験
- 関心のあるニュース
- 面接官指定がニュースを指定し、それについてどう思うか?
特別区は面接カードの項目が3つしかありませんが、1つが5行となっており、1つのエピソードに対してかなり深く掘り下げられていく印象があります。
ようは面接カードの深堀質問が多いってことですね!
面接カードに書いたエピソードは何がきかれても答えられるように準備しておきましょう!

- なぜアルバイトを転々としてたの?
- なぜこの学問に興味を持ったの?
- なぜその趣味をやろうと思ったの?
- なぜアルバイトでは教育係をやらなかったの?…etc
今の自分の意見を求められるだけじゃなくて、行動特性を見られる質問も多いから要注意じゃ。ほっほ。
ではこれで特別区の頻出質問のページは終わりです。
ありがとうございました。

今年聞いた難しい質問はこんなのがあったよ!
- ズルしたことありますか?
- 羽目を外した経験は?

【最強の”自己分析”で面接A評価を狙え!】
この記事を書いた人

次いで声のトーンや話す速度。
その次に話の内容が大事というイメージですね!