たまに市役所などの試験で【一般教養筆記】が課されている場合があります。
詳細を見ても「漢字の読み書き」「計算など」「時事問題や市政情報」としか書かれていません。
本屋に行って対策の本を探してみても市役所の筆記の一般教養の対策本はひとつもありませんでした。
とりあえず僕は「漢字の読み書き」と「計算」を簡単に勉強して試験に臨みましたが完全に失敗でした。
僕みたいに公務員の知り合いや先輩がいないと
”何を対策すればいいのかという情報がなくて不利になってしまう”んですね!
しかも僕が受験した市役所は一次試験後に持ち点がリセットされてしまうリセット方式だったため非常に苦い思いをしました。
一般教養(筆記)と面接試験で合否が決まるといったやり方でして、、、
1次試験終了時に持ち点がリセットされることです。
基本的に1次試験が筆記試験で2次試験が面接試験となっていますが、筆記試験はボーダー点を超えているか超えていないかだけを判断するものとなります。
- 1次試験(筆記)でボーダーぎりぎりのA君と
- 1次試験(筆記)で満点のB君
合格さえしていれば立場が同じということです。
1次試験の点数がリセットされて、2次試験の試験科目のみで合否が決まるということです。
僕は勉強は合否にまったく影響しないのになんで一般教養(筆記)だけが合否に影響があるんだ?と思っていました。
実際に試験を受けた後に意味を理解しました。
これからその意味と実際に出題される問題、その意図を紹介していきたいと思います。
私も漢字と計算、時事問題しか勉強していなくて苦い思いをしたよ。
最初に言っておくが一番大事なのは”市政情報”だ!!
市役所の一般教養(筆記)の問題とは
一般教養の筆記試験が課されている市役所は多くはありませんが、どんな問題が出題されているのかということを最初に説明します。
僕が受験した自治体を参考に問題数の振り分け表を作ってみました。
※あくまで一例です。
合計70点分でこのように問題が配分されていました。
この問題を筆記試験なので穴埋めしていくという形でした。
対策しなかったら死んでたわ・・・危なかったぜ!
市役所の一般教養(筆記)の難易度
僕が受けてみての感想ですが
- [漢字の読み問題] 難しい
普段生活する中では見たこともないような漢字が半分くらいありました。 - [漢字の書き問題] 難しい
読み問題よりも書き問題の方が難しかったです。
本気で対策しようと思ったらそれなりの覚悟がいるレベル。 - [四字熟語のような問題] 難しい
- 5問中2問しかわかりませんでした。問題自体の難易度も高いと思います。
- [計算問題] 普通
- 僕が計算が得意だからというわけではなく、計算問題なので漢字や四字熟語と違い知識問題ではないので点が取れると思います。
問題の難易度も高くはありません。 - [時事問題] ちょい難
僕は計算とこの時事問題で点を取ればいいやと甘く見ていました。
5問しか出題されないうえ、かなりマイナーなニュースが3問、メジャーなニュースが2問というように点が取りにくかったです。 - [市政情報] 平均的に普通
問題の難易度にむらがありました。
政策に関することから観光、時事、地域の名称などさまざまな分野から出題されました。
注意しなければいけないのは県外から受験する場合は難易度がゲキ難、その地域に住んでいる人なら普通ということです。
要は地元民に有利なテストとなっているわけです。
しかも県外の受験者でも点を取れるはずの漢字や四字熟語が非常に難しい問題に設定されているんだ。
わざわざ2次試験科目に加えているってことはそういうことなんだ。
私も県外からの受験だったからかなり不利だったわけだ。
なるほどね。
県外から受験する場合は市政情報についてはきちんと勉強しておかなければいけないんだな。
市役所の一般教養(筆記)の対策ポイントとは
僕の感想でもありますが、漢字や四字熟語は勉強しなくてもいいと思います。
もしやるのであればある程度時間をつかってきちんとやるべきです。
ポイントなのはやはり市政情報ですね。
一番問題数も多いですしね。
市政情報のほとんどが
「地方の時事問題・ニュース・観光地」
です!
これらの対策は”面接対策にもなる”という点において効率がいいと思います。
時事問題・ニュース・観光地も面接対策となるので、これらの情報はきちんとおさえておきたいところです。
ではどのように勉強していけばいいのか、それをこれから説明していきたいと思います。
市役所の一般教養(筆記)の例題と勉強方法
今回は市役所の一般教養(筆記)の中で一番重要な”市政情報の勉強方法”について説明していきます。
そんな重要な市政情報の問題、どんな問題が出題されていると思いますか?
例題を3問程、載せていきたいと思います。
- 例題① アニメ○○○の舞台となったのは△△県の何区でしょう。
- 例題② △△県の□□区が生産量日本一の食べ物は?
- 例題③ 観光地◎◎のマスコットキャラクターの名前は?
このような問題が非常に多く出題されます。
その地域に長く住んでいる人なら簡単に答えられても、県外から受験する人にとってはわけわからずチンプンカンプンですよね。
勉強方法については3つ挙げられます。
- 受験する市役所のHPをすみからすみまでチェックする
- 受験する市のニュースをチェックしておく
- 実際に足を運んで観光してみる
実際に出題されている問題もすべてHPにのっていることだと思います。
面接対策と併用できるので、すみからすみまでチェックしておくことをオススメします。
そして受験する市のニュースをチェックしておけば知らないうちに観光地や名称なども頭にはいってきますよね!
これもやっておいた方がいいと思います。
県外から受験する方は息抜きに観光してみてはいかがでしょうか。
リフレッシュにもなりますし2次試験対策として最高ですよね。
以上で市役所の一般教養(筆記)の勉強方法の説明を終わります。
意外と知らない地元のニュースなんかもあるし政策なんてもちろん知らないだろう?
ネコ君は強制だ!
絶対にチェックしておくように!
うるさいな!
言われなくてもやるわ!!!