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【裁判所事務官一般職】民法の出題数や過去問を紹介します!

     

    こんにちは😊公務員のライトです!
     

    今回は、裁判所事務官一般職:民法について、紹介していきます。

     

     

    【裁判所事務官一般職】民法の出題数

    ※コスパ・併用度は「◎、〇、△、✕」の4段階、勉強難易度は「難、やや難、普通、やや易、易」の5段階です。

    民法の出題数は計13問です!

    公務員試験全体の民法Ⅰでは「抵当権」、「総則その他」、「時効」、「法律行為」、「不動産物件変動」が頻出です。また、民法Ⅱでは「相続法」、「不法行為」、「債務不履行」、「売買」、「親族法」、「賃貸借」が頻出です。【裁判所事務官民法Ⅰ・民法Ⅱ】の傾向について、それぞれ試験ごとに特徴があるので、今から一緒に出題傾向を確認していきましょう!

     

    そもそも民法とは?

    「民法」とは、筆記試験における専門択一試験の1分野です。民法は、私法の「一般法」と位置付けられ、市民(法人を含む)相互間の権利義務関係の規律を学ぶ学問です。
    国家一般職や東京特別区では、『総則・物権・担保物権』→民法Ⅰ、『債権総論・債権各論・家族法』→民法Ⅱと分けています。
    民法は、以下から構成されています。

     

     

    【裁判所事務官一般職】民法の過去問を見てみよう!

    →答えは『4』です。

    実際にこういった問題がでます。基本的な問題からマイナーな問題、またこれまで裁判所事務官一般職では出題されなかったテーマも出題される可能性があるため、国家一般職などより上級の試験の過去問で対策することが重要です。さらに上記の問題のように事例だけの問題も出題されるため、図にして覚える方法もおすすめです!

     

     

    【裁判所事務官一般職】民法Ⅰの出題傾向

    【民法Ⅰ】裁判所事務官の頻出テーマ

    最も頻出の分野は、「時効」です。その他にも「総則その他」や「法律行為」、「不動産物件変動」などがよく出題されています。頻出の分野はある程度絞られているのが特徴です。難易度はやや高くマイナーな個所を問われることが多いので、1つのテーマについて細かいところまで対策が必要です。

     

     

    【裁判所事務官】民法の出題傾向

    【民法Ⅱ】裁判所事務官の頻出テーマ

    最も頻出の分野は、「不法行為」です。その他にも「売買」や「弁済」、「債務不履行」、「賃貸借」などがよく出題されています。不法行為はほぼ毎年出題されているのが特徴です。難易度はやや高いですが、出題される分野はある程度絞られるので頻出問題に重点的に取り組むようにしましょう。

     

     

    【裁判所事務官】民法Ⅰの頻出テーマ・出題ポイント

    【時効】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、取得時効消滅時効について頻出となっています。

    出題のされ方としては、取得(消滅)時効の要件や時効起算点についての説明として妥当なものを選択させる問題が多いです。また、時効の問題は様々な状況や期間、人の関係が絡んでくるため複雑で混乱しやすい分野となっています。そのため、時効の分野を覚えるときにはイラストを活用するなど可視化しながら、時効取得(消滅)の先後関係権利取得の要件を捉えていきましょう!

     

    【物権変動】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、不動産物件の取得要件や対抗関係がよく出題されています。

    出題のされ方としては、物権変動における契約時の人と人との対抗関係について問われることが多いです。そのため、不動産の登記の先後関係や、様々な状況の中で不動産の取得が可能か否かについて、文章をよく読んで整理しながら解くようにしましょう。不動産物件変動は頻出ではありますが複雑な部分も多いので、過去の問題を解くなどしながら慣れていくことが重要です。

     

    【総則その他】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、代理についてがよく出題されています。

    出題のされ方としては、代理人の権利や義務に関する記述の正誤の組み合わせとして妥当なものを選択させる問題が多いです。また、民法の条文に関して内容をきちんと把握しているかを問う問題も出題されています。そのため、代理人の権利取得の要件をおさえるとともに重要な条文に関しては内容もあわせておさえましょう!

     

     

    【裁判所事務官】民法Ⅱの頻出テーマ・出題ポイント

    【不法行為】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、損害賠償請求についてよく出題されています。

    出題のされ方としては、「~の場合に損害賠償責任者はだれが負うのか」ということについて問われることが多いです。その他にも損害賠償請求の請求可能期間や条件消滅時効についても出題されています。民法の条文を含めた問題や、様々な事例を挙げながら正誤を判断する問題が多いので、知識が混同しないように気をつけましょう。不法行為は非常に頻出の分野になるので、判例とあわせて細かい部分までおさえていきましょう!

     

    【売買】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、売買契約についてよく出題されています。

    出題のされ方としては、売買契約の成立(解除)要件や手付について問われることが多いです。売買契約成立(解除)の要件と手付に関する問題の難易度は高くないため、単純な要件や性質をおさえてるようにしましょう。また、売買契約における売主と買主の権利や義務についても出題されています。そのため、売主と買主の権利や義務の発生要件や発生時期についても判例とあわせておさえていきましょう!

     

    【弁済】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、弁済費用についてよく出題されています。

    出題のされ方としては、弁済費用の負担責任の所在に関する記述の正誤の組み合わせとして正しいものを選択させる問題が多いです。また、事例ごとに責任が誰にあたるのかを判断させるものが多く出題されています。そのため、学習をするときには多くの問題に触れながら、様々な判例をおさえることが必要です。さらに、第三者の債務の弁済についても出題されているので、債務の弁済の基本的な成立要件も非常に重要えす。

     

    【債務不履行】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、債務不履行による損害賠償契約解除についてよく出題されています。

    出題のされ方としては、債務不履行を理由とする損害賠償請求の成立契約解除の条件に関する説明として正しいものを選択させる問題が多いです。特に売買における債務不履行が頻出で、複雑な問題はあまり出ていません。そのため、契約解除や損害賠償の成立要件を確実におさえることで、しっかりと得点に繋げていきましょう。

     

    【賃貸借】頻出テーマ・出題ポイント

    この単元では、賃貸借契約の成立解除の要件についてよく出題されています。

    出題のされ方としては、賃貸借契約の成立や解除について事例を挙げながら説明している文章として正しいものを選択させるものが多いです。また、消費賃貸契約などの単純な語句の意味を問うものも出題されています。そのため、賃貸借契約について対抗要件や負担の範囲などのあらゆる内容を幅広くおさえていくことが必要です。

     

     

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