面接D,E評価の特徴
先輩たちの体験談・アドバイスまとめ!
- 人事院面接では評価が1つ違うと大きく状況が異なるので、DやEの方の特徴をお伝えしたい
(面接足切りに怯える人は要チェック) - D,Eだった方の反省点をこのページに記載して、それを共有したい。
- これから受ける人がDやEを取らないように、この記事で特徴を把握しておいてほしい
(※)本記事は国家公務員向けの記事ですが、地方公務員志望の方が見てもきっと参考になると思います。
こんにちは!ましゅーです!
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今回は国家公務員の人事院面接の低評価の特徴についてです。
目次
【人事院面接の足切り】まずは基礎知識から
国家公務員の人事院面接はA~Eの5段階評価で、足切りというのは、他の試験の成績に関わらず、一発アウトとなってしまう評価のことです!
足切りラインや割合は試験ごとに違いますが、主要試験についてまとめると以下の通りです。
- 国家一般職はE評価のみ足切り(※約2~5%)
- 国税専門官はD,E評価が足切り(約20%)
- 財務専門官はD,E評価が足切り(約15%)
- 労働基準監督官は合否のみ
(2020年はD,Eが足切りでしたが、割合等は不明)
割合(%)はただの私の考察(推測)です。気休め程度に参考にしていただければと思います。
※国家一般職の面接評価の割合については、別ページで分析しています。
良かったらそちらもチェックしてみて下さい。
【人事院面接の足切り】D,E評価の特徴を受験生が紹介!
人事院面接を受けた受験生の中で、
実際にDやE評価を取ってしまった方に土下座してお願いして、面接の特徴や反省点を教えてもらいました。
他にない貴重なページだと思います!
是非、有効活用していただければと思います。
主に自分の面接風景の特徴や反省点を教えてもらいました。
ではズラッと紹介していきます!
【体験談】D,E評価だった方の特徴・アドバイスまとめ
【国家一般職面接E(足切り)】
試験中、僕の伝え方が悪かったのか、面接官が事実とは違う方向で解釈をしてしまい、そのまま話が進むと辻褄が合わなくなるのを恐れて、「いえ、そうではなく〜」と反論するような受け答えをしたのが2回ほどあったのですが、これが印象ダウンの原因だったかもしれません。
【結果】
労基D(国家一般職はC)
【面接のアドバイス・感想】
面接に関しては、働く意欲という面では労基の方がまだ強く表現できたと思います。
ですが、1つ労基での質問で、私が気になるニュースで女性の管理職の割合について述べ、それについてどう思うかと問われた際に、面接時間的にもギリギリだったので、短く喋ろうと思い、
「現状の日本では、管理職の割合をあげるべきとは一概には言えない」と答えてしまい、その返しもなく「はい、わかりました。」だけで終わってしまいました。
それ以外のコンピテンシー質問は困りませんでしたが、仕事に関する質問に対した対応で失敗したかなぁと思っています。
正直面接だけでいえば、手応えは国家一般職の方がありました!
労基の時、少し自分から喋り過ぎた面がありました。
それに比べ、国家一般職の面接の時には落ち着いてしっかり会話ができたと思っています。
最初の面接官に聞かれた公務員の志望動機と、民間と公務員の違いの掘り下げには動揺してしまいましたが、面接の流れとしては国家一般職の方がスムーズに終わりました!
【全体の反省点】
自分から話しすぎたり、賛否両論ある意見があったりしたので、
面接官からすると印象が悪かったかもしれません。
- 【結果】
国家一般 D - 【面接の特徴】
自分の面接の特徴としては回答のズレが多いというのと、焦ると面接官の目が見れずに話してしまう癖があります。 - 【反省点】
この面接での一番の反省点は対策不足です。
最初に志望動機について聞かれたのですが予想してない範囲まで深掘りしてきたのでそこで焦ってしまい、自分でも何を言ってるのか分からないほどぐちゃぐちゃになってしまいました。
また、出だしのこのミスを取り返そうと、聞かれた質問に対して関係ない所まで長々と喋って自分を無理やりアピールしてしまったのもD評価の原因だと思います。少しミスをしても焦らず、面接官の質問をよく聞いて、的確に簡潔に会話をする感じで話すのが良いと思いました。 - 【アドバイス】
面接の対策方法は何回も模擬面接をすることだと思います。模擬面接をすることで、面接にもなれることが出来ますし、何より自己分析にもつながると思います。あらかじめ模擬面接官に深掘りして聞いてくださいと伝えることで色々な視点からエピソードに対し、深掘りしてくれますので自己分析が進むと思います。
国税は面接Aでしたが国家一般職はDでした。
面接内容や面接カードの出来はそこまで変わらなかったと思っているのですが、国家一般職は道に迷って試験開始5分前(ギリギリ)に全身ずぶ濡れで滑り込んだ(当日雨でした)のでやっぱりそういう所も見てるのではないのかと思い、今後は時間に余裕を持って行動する事を心掛けようと思いました。。教室に100人いたとして、97番目に入りました(自分より後は全員遅刻でした)
労基面接D
面接カードに沿った質問をされるところは労基と同じ。志望官庁については突っ込まれました。自分の場合、関東地整と関東総合通信局と書いたため、
・なぜその官庁なのか
・どんな仕事をしてみたいのか
・これまでの経験からどのようなことに活かせると思うか…などを聞かれました。
他には、
・”国家”公務員を目指すようになったきっかけ
・学生生活で苦労したこと
・その解決方法といった感じでした。
前者については、「なぜ地方ではないのか」「国家公務員をどんな風に捉えているのだろうか」といったものを探ろうとしているように感じました(この辺がやや曖昧だったため、自分はD評価を貰ったのかもしれません)。
また、回答がズレていた部分もありました。
あとは官庁ばかりにのみ志望動機を固めすぎていて、「国家公務員そのものをどうして目指すのか」の動機付けが甘かったことも起因しているのかと思います。
労基D
面接は、結構手応えがあったので、落ちたのが不思議です。一つあるとしたら、一回だけ言葉が詰まった所が減点なのかなって感じです。(適正チェックに引っかかったのかも?)
面接カードを深く掘り下げてくる印象でした。
地方不合格者からのアドバイス
※いいアドバイスだったので私(せんせい)が勝手に追加しました。
聞き取りにくかった質問に対して、聞き返すのは失礼なのではないか、雰囲気を壊すのではないかと思い、自信満々に答えると、『ん?』という顔をされ変な空気になった。
結果は不合格。
☆どういう意味なのか理解できない、ちゃんと聞き取れなかったことは絶対に確認を取るか、聞き直しましょう。こいつ言われた内容を理解しないまま仕事に移ろうとするかもしれないとイメージが最悪になります。
国家一般職や裁判所の面接では、同じ質問に対して確認や聞き直しをしましたが問題ありませんでした。(結果どちらも最終合格)
①受験先と結果(国般D・E、労基D…等)
②自分の面接の特徴(話す長さ、面接時間、面接官の態度、回答のズレ等)
③面接の反省点(改善点、低評価の原因等)
④面接の対策方法(時期や練習の仕方等)
⑤ブログへの掲載はOKか
特徴や反省点、原因などを教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします🙇♂️
【D,E評価の特徴】私なりの考察・まとめ
- コミュニケーション能力に不安がある
- 会話ができない、ズレた回答をしてしまう
- 暗記した文章を話してしまう
- 説明能力が低すぎる(ダラダラ)
- ストレス耐性に不安がある
- 過激な発言をしてしまう(賛否両論ある意見)
- 求めている人物像(活躍できる職員像)からかけ離れている
- 態度、容姿に問題がある
ザっと特徴をまとめるとこんなところかなと思います。
特に多いのが、会話ができてない人だと思います。
⇒聞かれたこと以外のことをダラダラダラダラ話したり、聞かれたことと違う趣旨のことを答えてしまったり(回答のズレ)ってこれが原因でD,Eになってしまう方が多いと思います。
これができているだけで足切りの可能性をきわめて低くできると思います。
重要なので以下の記事等も要チェック!!!
DやE評価を取ったという方に無理言ってお願いして、アドバイスいただきました。
これから受ける方の参考になればなと思います。