こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【公務員試験の最新時事:デジタル分野の重要用語】について、ポイントを解説していきます。
目次
【公務員試験の最新時事】重要用語の暗記の勧め
現在日本政府は、社会全体のデジタル化を進めています。実際の公務員試験では問題文に難しい用語が普通に使われています。用語の意味がわからないと、問題の意味がわからなく、結果不正解に近づいてしまいます。なので、今のうちに重要な用語を確認しておきましょう。

【公務員試験の最新時事】重要用語のまとめ
ここでは、本試験で問われそうな特に重要な用語の意味を紹介します。最低限、以下の用語を暗記しましょう。
メタバース
英語の「超越(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、現実世界とは違う次元の世界を意味します。具体的には、インターネット上に構築されるバーチャル空間で、アバターと呼ばれる自身のデジタル分身を利用することで、他者と交流しながらさまざまな活動を行います。
シンギュラリティ
人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点を指す言葉です。米国の数学者ヴァーナー・ヴィンジ氏により広められ、人工知能研究の権威であるレイ・カーツワイル氏も提唱する概念です。
RPA(RoboticProcessAutomation)
「ロボティック・プロセス・オートメーション(RoboticProcessAutomation)」の略で、日本語では「ロボットによる業務自動化」を意味します。人手不足で遅くまで残業する、事務作業に時間を取られて仕事が進まないといった課題点に対して、人の手で行っている定型業務を、ソフトウェア・ロボットを使って自動処理してもらう仕組みのことです。
具体例
例えば、宮城県仙台市は、9課15業務の事務にRPAを導入した結果、2,977 時間掛かっていた作業時間が 1,168 時間にまでに短縮するなど61%の業務削減が図られています。
eスポーツ
「エレクトロニック・スポーツ(ElectronicSports)」の略で、ビデオゲームを使った対戦を競技として捉える際の名称です。世界大会の開催など、スポーツの新たな概念として注目されています。
具体例
例えば、2023年9月に中国で開催される第19回アジア競技大会では、eスポーツが初めて正式種目として実施されることが決定しています。
量子コンピュータ
「量子重ね合わせ」や「量子もつれ」といった、量子力学の現象を利用して並列計算を実現するコンピュータのことです。従来型のコンピュータでは答えの導出に膨大な時間を要する問題でも、量子コンピュータでは短い時間で解けるようになる可能性があり、さまざまな分野での活用が期待されています。
ブロックチェーン
「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげる形で記録する仕組み」のことです。データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低い等の特徴があります。
性質
ブロックチェーン化された取引記録は、特定の管理主体が存在する通常の「集中管理型システム」とは違い、複数のシステムがそれぞれ情報を保有し、常に同期が取られる「分散型台帳」という仕組みで管理されているので、一部のシステムが停止・故障しても、システム全体の運行・稼働に与える影響を抑制することが可能となっています。公的な記録を残したい場合には最適な性質です。
具体例
例えば、会社や不動産の登記や、納税、年金の支払いなどの記録にブロックチェーンを使えば、書き換えや紛失のリスクをなくすことができます。
スマート農業
ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業のことです。時代に合った新たな農業のあり方といえます。省力化による圃場の拡大・収量アップや肉体への負担の軽減、農業ノウハウのデータ化&活用などがメリットとされています。
GIGAスクール構想
義務教育段階における「モバイルICT 1人1台端末」と、小中高校における「高速通信教育」の整備を柱として、文部科学省が2019年より推進している取組のことです。当初は2023年度までの整備が計画されていたが、コロナ禍による教育現場でのオンライン利活用が求められ、前倒しで進められました。
プログラミング教育
課題の解決に向けて論理的に考える力(プログラミング的思考)や、状況に応じてコンピュータを適切に使える情報活用能力などを養うことを目的とし、2020年に小学校、2021年に中学校、2022年に高校で必修化されました。特に高校では、大学入試の一次試験である、共通テストでの新しい科目「情報」に対応するために、力をいれている学校もあります。
【デジタル分野の重要用語】過去の出題例
2021年・警視庁Ⅰ類
次の記述に当てはまる語句として、最も妥当なものはどれか。
- ディープラーニング(×)
- シンギュラリティ(〇)
- ターニングポイント(×)
- インテグリティ(×)
- ユビキタス(×)
2021年・国家総合職大卒
我が国の研究グループが開発したスーパーコンピュータ「富岳」が、令和2年に計算速度で我が国としては初めて世界一となった。計算速度に関しては、これまで、米国とドイツが首位を争ってきたが、量子コンピュータ技術の開発が進み、我が国が世界に先駆けて次世代機としてその技術を投入したことが計算速度世界一につながった。この「富岳」は、新型コロナウイルスの飛沫感染のシミュレーションや富士山の火山噴火予知にも利用されている。(×)
2021年・国税・財務
仮想通貨とは、インターネット上で取引される通貨に似た機能をもつものであり、金融庁によって2020年に暗号資産から仮想通貨に改称された。仮想通貨のシステムを支える技術の一つにブロックチェーンがあり、取引の記録を大規模コンピュータで一元的に集中管理する仕組みから成っており、これにはセキュリティ上の安全性が担保されるという利点がある。(×)
2019年・国税・財務
情報銀行とは、戸籍や住民票に記載された個人情報の管理を信託された民間企業をいい、戸籍や住民票を必要とする各種手続の簡便化が目指されている。2018年に総務省と経済産業省が策定した「情報信託機能の認定に係る指針ver1.0」においては、情報の真正性を一元的に管理するブロックチェーン技術を用いて戸籍情報の変遷を記録するなど、データのトレーサビリティを情報銀行が確保することが望ましいとされた。(×)
2020年・国税・財務
農作業の自動化などのスマート農業技術の開発が進められており、戦略的イノベーション創造プログラム「次世代パワーエレクトロニクス」において、耕耘整地・田植・稲刈りを一台で行える無人の自動走行トラクターが開発された。2019年に道路交通法が改正され、農地から駐車場までの短い距離に限り、無人の自動走行システムによる公道走行や駐車が認められるようになった。(×)
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