「地方公務員土木職の仕事内容」
実際に働いてたからこそ、要点をまとめて3分で話せます!
土木の仕事内容って、インターネットで調べてもあんまり詳しく出てこないですよね…
私も説明会に参加するまでは正直、どんな仕事内容なのかよくわかっていませんでした。
でも、面接では志望動機も挑戦したい仕事もきちんと言えなければならないので、面接で合格がもらいたいのであれば、仕事内容は絶対に把握しておかなければいけません!
ということで、この記事で配属される部署から実際の雰囲気まで、公務員の色々な実情も盛り込んで【土木の仕事内容】についてまとめて紹介していきたいと思います!
【地方公務員(土木職)】市役所や県庁での仕事内容を解説!
地方公務員の仕事とは治安・教育・交通など「地域にかかわることすべて」です。
そして、その地域で暮らす人全員が安心して快適に生活することができるように仕事をすることが地方公務員の役割といえます。
【地方公務員(土木職)】住民と一番近い位置で仕事を行う!
仕事を通して安全な道路環境を作ったり、水害が起きないように河川改修を行ったりと、それぞれの部署ごとに市(県)の職員として仕事を行います。
【地方公務員(土木職)】細かい仕事内容
細かい仕事内容は、事業の計画、予算確保、測量、設計、積算、発注、監督、検査、維持管理等様々です。
結局、土木職の仕事と言ってもやらなければいけないことは部署ごとに全然違います。
⇒工事は現場監督ですよね!地元の業者さんがルールを守って、きちんと工事を終わらせるように指導します。
また、ハザードマップ(防災)に関係する仕事も行っていました。
【地方公務員(土木職)】県庁と市役所の違いは?
県庁と市役所は、単純に役割が違うだけですね!
基本的に事業の規模が違います。
事業規模の違い
例えば、道路と河川でわかりやすく伝えると、道路なら県庁職員は県道を整備、市職員は市道以下の道を整備して、河川なら県庁職員は1~2級河川等の大きめの川、市職員は準用河川以下の小さ目の川を主に担当するすることになります。
もちろん、市が県や国と協力して大きめの道路や河川を担当することもあります。
役割の違い
例えば、県庁職員というのは、国や市役所の間の仕事をすることになります。
どういうことかというと、国がやれと言った仕事を市に振り分けたり、市役所がやった仕事を取りまとめて国に報告したりします。
簡単に言えば調整役ですよね。
【地方公務員(土木職)】人事異動のスパンは?
3~5年前後くらいで人事異動があります。
基本的には事務の方より気持ち遅いくらいなのかなと思います。
担当の入れ替えもある
そして、部署の異動だけでなく、担当の入れ替えもあります。
⇒〇〇課△△担当と、部署の中でも担当が分かれているのですが、この担当部分が変わったりします。
同じ部署に戻ってくることもよくある
また、土木公務員が異動する部署はだいたい決まっていたりするので、同じ部署に2度配属されることもあります。
土木職の仕事をわかりやすく説明するために「自分が土木職の公務員になれたらどんな仕事でどんな人生を歩むのか」という流れ(一例)を紹介していきたいと思います。
実際に働いてみないとわからないことも多いからね!
もし詳しく知りたいなら、自治体が開催しているインターンシップや説明会に参加したほうがいいよ。
【市役所の土木職】仕事内容を部署ごとに徹底解説!
- 【1~4年】道路整備課
- 【5~9年】河川課
- 【10~13年】道路建設課
- 【14~18年】市街地整備課
- 【19~22年】都市整備課
- 【23~26年】道路整備課
- 【27~29年】河川課…等
※あくまで一例です。
市役所の土木職の場合の一例です。
もちろん30年目以降も様々な部署に配属されます。
課長は30~33年前後でなれる場合が多いかなと思います。
なるほど、てかなんでこんなに人事異動があるんだ?
今後、自治体の重要な施策を任されるためには、河川課や道路建設課、道路整備課など、色々な部署の考え方や仕事について、きちんと把握している必要があるよね!
⇒だから人事異動のスパンを短くして、色々な部署で経験を積ませておくってわけだ。
いくつもの部署で多種多様な仕事を経験することで、対応の幅が広がり、市の職員として成長することができるから、5年前後くらいで人事異動があるってことだね。
【土木公務員の仕事】河川系の部署の仕事内容とは?
河川課などでは、市内の河川の改修工事の設計・積算・工事監理などの仕事があります。
もちろん河川のや水路、治水施設の適切な維持管理も行います。
市民の方が安心して暮らせるように職員や地域の事業と協力してまちを水害から守っているんですね。
ちなみに、変な仕事でいうと、動物の死骸等の処理を任されることもあります…。
河川が氾濫しないように、水門や貯水池の管理等を行わなければいけませんからね!
ちなみに、大雨警報発令時や台風が来た時は、土日祝日、深夜関係なく出勤となる場合があります。
実際に働く職員に話を伺ったところ、丸々3日間出勤したこともあるとおっしゃっていました。
【土木公務員の仕事】道路系の部署の仕事内容とは?
道路建設課などでは、道路や橋梁の設計・積算・工事監理などの仕事があります。
他にも、生活道路の拡幅工事や幹線道路などの整備も行います。
例えば、新しいインターチェンジができてその周りの道路が整備されていない場合などでは、その周りの道路に携わる仕事をしたりします。
【土木公務員の仕事】都市計画関係の部署の仕事内容とは?
都市計画課などでは、都市計画の企画や決定、景観の指導や開発許可、宅地造成許可、都市再開発の調査や促進、区画整理事業の調整や事業計画に関することなどを行っています。
土地の利用方法を決定したり、市街地開発事業の計画を立てたりします。
市の全体計画となりますので、様々な部署との調整だけでなく、県との協議等も行ったりします。
【土木公務員の仕事】市街地整備関係の部署の仕事内容とは?
市街地整備課などでは、住みやすい市街地環境を整備するために再開発や区画整理を行います。
都市計画課で実際に立てた計画を実際に実行するような部署となっています。
責任が重くなってくるので課長などのクラスが集まって決めていくんですね。
【土木公務員の仕事】上下水道関係の部署の仕事内容とは?
水道管の管理・敷設工事監督・設計のほか、浄水場や配水場等の機械設備・電気設備の管理保守や更新計画などの仕事を行います。
基本的には現場で仕事を行うことが多いでしょう。土木職だけでなく電機や機械などの人も多いです。
他にもお客様からいただく水道料金の管理を行ったりもします。
【土木公務員の仕事】公園関係の部署の仕事内容とは?
みどりの課などの公園関係の部署では、公園の管理や企画、緑化の推進や啓発活動などを行います。
公園管理では、公園利用者からトイレの不具合や遊具の故障などの要望を受け、現地に出向いて修繕したり、工事の発注や物資の配達を手配したりします。
工事関係では公園整備工事の設計から施工監督までの一連の仕事を任されます。
その中でも土木職は、主に道路、河川、下水道、公園、水道、砂防、港湾、漁港等の整備や維持管理等をするのが仕事です。