こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【公務員試験の最新時事:キャッシュレス】について、ポイントを解説していきます。
目次
- 1 【公務員試験の最新時事】はじめに
- 2 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済とは
- 3 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済の種類と特徴
- 4 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済のタイプ分け
- 5 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済のメリット
- 6 【公務員試験の最新時事】日本のキャッシュレス決済比率の推移
- 7 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス法
- 8 【公務員試験の最新時事】キャッシュレス法のポイント
- 9 【キャッシュレス】出題ポイントまとめ
- 10 【キャッシュレス】過去の出題例
- 11 【キャッシュレス】最新時事の予想問題はこちら
- 12 【キャッシュレス】Youtubeで時事対策
- 13 【キャッシュレス】参考書はコレで決まり!
【公務員試験の最新時事】はじめに
最近巷でよく聞き、馴染みがあるようになったキャッシュレス決済。では、キャッシュレス決済とはそもそも何なのでしょうか。まずはその定義を知りましょう。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済とは
キャッシュレス決済とは、現金以外で支払う決済手段のことです。キャッシュレス決済には、クレジットカードやデビットカード、交通系や流通系の電子マネー、バーコードやQRコードを介したコード決済など、さまざまな種類があります。現金決済は年を追うごとに減少傾向となっており、キャッシュレス決済は私たちの生活にとって身近な存在になりつつあります。そこで、キャッシュレス決済にはどんな種類があるのか、特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済の種類と特徴
先に説明した通り、一言にキャッシュレス決済といってもさまざな種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、「クレジットカード」、「デビットカード」、「電子マネー」、「QRコード/バーコード決済」にわけて紹介します。
クレジットカード
クレジットカードは、キャッシュレス決済として最も広く普及している決済手段です。特徴として、個人の信用をもとに後払いできることです。利用額は後日、カード会社に登録した銀行口座から引き落としされます。店頭やネットショッピングでの支払いのほか、電気やガスなどの公共料金、地域によっては国民健康保険料や国民年金保険料などの納付にもクレジットカードを利用することができます。
クレジットカードのメリット
メリットは、利用額に応じてカード会社が提供するポイントが貯まる点、Visa、Mastercardなど国際ブランドのカードなら世界各国の加盟店で利用可能等です。
クレジットカードのデメリット
デメリットは、新しくカードを作るためには与信審査が必要となり、原則として18歳以上でないとカードを発行・利用できない点、種類によっては年会費が必要なカードもある等です。
デビットカード
デビットカードは、クレジットカードと同様にキャッシュレス決済ができるカードです。クレジットカードとの決定的な違いは、カードの利用と同時に代金が銀行口座から引き落としされることです。デビットカード内でも種類があり、主に、VisaやMastercardなどの国際ブランド付きの「ブランドデビット」と、銀行などのキャッシュカードにデビット機能が付いた「J-Debit」の2つがあります。
デビットカードのメリット
メリットは、お金の使いすぎを防ぐことができる点、新しくカードを作る際に与信審査が不要で、原則、中学生を除く15歳以上であればカードを発行・利用できる等です。
デビットカードのデメリット
デメリットは、引き落とし口座の残高を超える買物ができない点、リボ払いや分割払い、ボーナス払いなどに対応していない等です。
電子マネー
電子マネーは、電車やバスなど交通機関の乗車券機能がある「交通系」と、主にコンビニやスーパー、通信販売でのお買物時に使える「流通系」などに分けられます。交通系の電子マネーには、SuicaやPASMOなど、流通系の電子マネーには、WAONやnanacoなどがあります。いずれもスマートフォンやICカードをかざすだけで支払いが完了することができます。
電子マネーのメリット
メリットは、暗証番号を入力する手間がなく、支払いがスピーディーな点、プリペイド型であれば年齢制限がないものが多く、誰でも利用できる等です。
電子マネーのデメリット
デメリットは、プリペイド型の場合は、チャージする手間がかかるうえ、上限金額がある点、一度チャージした金額は、現金に戻せない場合が多い等です。
QRコード/バーコード決済
QRコードやバーコードを使用した決済方法で、「スマートフォン決済」のひとつです。あらかじめ決済アプリをスマートフォンにインストールしておき、QRコードやバーコードを読み取ることで、設定している銀行口座やクレジットカードから支払うことができます。代表的なもので、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、メルペイなどがあります。
QRコード/バーコード決済のメリット
メリットは、スマートフォン1台で決済できる点、利用額に応じて高いポイント還元が受けられるものもある等です。
QRコード/バーコード決済のデメリット
デメリットは、バッテリー切れなど、スマートフォンのトラブル時に利用できない点、主に海外では、偽物のQRコードで不正利用を促す「ステッカー型詐欺」に注意が必要等です。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済のタイプ分け
キャッシュレス決済は、支払いが発生するタイミングによって「前払い」「即時払い」「後払い」の3タイプに分けられます。前払いのことをプリペイド方式といい、あらかじめ金額をチャージする電子マネーが代表格です。即時払いは、デビットカードのように支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされるものです。後払いは、クレジットカードのように後日請求される支払い方法です。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス種類別でのメリットは紹介しましたが、全体でのメリットは何なのでしょうか。三井住友カード株式会社の「キャッシュレス決済を使用するときに重視することはどれですか」というアンケートより、全体のメリットは大きくわけて「ポイントの有用性」、「支払いスピード」、「支払いの利便性」に大別できます。以下でそれぞれみていきます。
ポイントの有用性
「ポイントの有用性」に関するの回答割合は、「クレジットカード」62.5%、「流通系ICカード」62.1%、「QRコード決済」57.9%となっており、いずれも高い数値となっています。キャッシュレス決済を利用することで得られるポイントは、新たなお買物やサービス利用などに使えるためお得感があり、積極的に利用してポイントを貯めていこうという傾向が見られます。
支払いスピード
「支払いがスピード」という点も、回答割合が、「交通系ICカード」48.9%、「流通系ICカード」47.8%、「QRコード決済」42.6%となっていることからも、キャッシュレス決済の大きな魅力と捉えられているようです。買物の際も短時間で支払いを済ませることが可能となり、待ち時間のストレスが軽減されます。それだけではなく、現金を使わないことによって、小銭の計算やお釣りの受け渡しに時間がかかるといったことも解消されるメリットもあります。
支払いの利便性
「支払いが楽だから」との回答割合も、「交通系ICカード」42.7%、「流通系ICカード」45.3%、「QRコード決済利用者」が40.4%と高い数値となっています。端末にかざすだけで決済できる、暗証番号を入力するだけで決済できるなど、現金よりも利便性が大幅に向上していることが要因として挙げられます。
【公務員試験の最新時事】日本のキャッシュレス決済比率の推移
経済産業省は、キャッシュレス決済比率を「2025年までに4割程度」、「将来的には世界最高水準の80%まで上昇させる」ことを目指しています。そこで、キャッシュレス決済推進に向け、「キャッシュレス・消費者還元事業」や「マイナポイント事業(ポイント還元)」などを実施しています。注目されているキャッシュレス決済ですが、決済比率はどのようになっているのでしょうか。各決済方法の推移とともにみていきましょう。
キャッシュレス支払額及び決済比率の推移
2021年のキャッシュレス決済比率は、30%を超えて堅調に上昇し、32.5%となっています。その内訳は、クレジットカードが27.7%、デビットカードが0.92%、電子マネーが2.0%、コード決済が1.8%でした。
キャッシュレス決済の国際比較
国際的に目をむけると、キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレス・ロードマップ2022」から2020年時点での世界のキャッシュレス決済比率は、韓国が93.6%、中国が83.0%、英国が63.9%、米国が55.8%等であるのに対し、日本は30%程度と低い水準となっています。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス法
キャッシュレス決済の普及をされに加速させるために、法案が可決されました。この法案が「情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律」です。別名「キャッシュレス法」とも呼ばれています。
キャッシュレス法の成立
キャッシュレス法(情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律)とは、国の歳入等の納付方法について、情報通信技術などを利用して現金以外の方法でも納められるようにするための法律です。2022年4月に成立し、同年11月に施行されました。
キャッシュレス法の効果
キャッシュレス法の成立により、クレジットカードや電子マネー、コンビニ決済等による納付方法の範囲が拡大されました。これによって、外出の手間や感染のリスクが軽減され、行政窓口の時間制限も意識せず、自分が好きな時間に国が指定した歳入等の手数料や保険料等を支払うことができるようになります。
【公務員試験の最新時事】キャッシュレス法のポイント
(出典:最強の時事)
キャッシュレス法によって、上の図の通りさまざなな支払いがキャッシュレス対応可能となります。キャッシュレス法の成立に伴い、まず、2023年1月に車検のキャッシュレス化が始まります。その後、パスポート発券手数料や登記関連手数料、交通反則金なども順次、キャッシュレスに対応する予定となっています。
【キャッシュレス】出題ポイントまとめ
- キャッシュレス決済とは、現金以外で支払う決済手段のことです。
- キャッシュレス決済には、「クレジットカード」、「デビットカード」、「電子マネー」、「QRコード/バーコード決済」などがあります。
- キャッシュレス法とは、国の歳入等の納付方法について、情報通信技術などを利用して現金以外の方法でも納められるようにするための法律です。2022年4月に成立し、同年11月に施行されました。キャッシュレス法の成立により、クレジットカードや電子マネー、コンビニ決済等による納付方法の範囲が拡大されました。
- キャッシュレス法の成立に伴い、2023年1月に車検のキャッシュレス化が始まります。
【キャッシュレス】過去の出題例
2020年・特別区Ⅰ類
ポイント還元制度は、中小店舗でキャッシュレス決済により買物をした場合にポイント還元が受けられるものであり、その実施期間は限定されていない。(×)
2021年・国家総合職大卒
キャッシュレス決済とは、現金以外で代金を即時決済する方法の総称であり、近年普及した電子マネーやスマートフォン決済などを指すが、即時決済でないクレジットカードなどは含まれない。国民への浸透のため、2019年から2020年にかけて、政府はキャッシュレス決済による支払いに対して消費税を軽減するキャンペーンを展開したが、その中でスマートフォン決済の一つがセキュリティの脆弱性により不正利用される事件が発生し、中断された。(×)
2019年・国家総合職大卒
キャッシュレス決済は、消費活動の効率化や外国人旅行者の利便性の向上などに寄与することが期待されている。日本のキャッシュレス決済比率は、米国や英国などと比べて低く、2017年現在、2割程度である。2018年、経済産業省はキャッシュレス・ビジョンを取りまとめ、未来投資戦略2017で設定された2027年までにキャッシュレス決済比率4割程度を達成するという目標を、2025年開催予定の大阪・関西万博に向けて2年前倒しした。(〇)
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