今回は東京都特別区の体験談です!
優秀な受験生にお願いして、筆記次試験から2次試験にかけての実際の雰囲気と感想を書いてもらいましたので、そちらを紹介していこうと思います。これから受験する皆様のお役に立てれば幸いです。
目次
【特別区の体験談】1次試験会場までの様子
一次試験に関しては、私立大学などの複数の試験会場で行われるのですが、私は明治大学の和泉キャンパスで受験しました。他には立教大学などが試験会場になっていました。
私は地方出身なので会場近くのホテルに前泊しました。
試験日は試験開始の30分前に会場に向かいましたが、電車は満員、ホームも満員でもう嫌になりました…。明大前からキャンパスまで徒歩5分程度でしたが、みなさん行列を作っており、コンサートの現場みたいでしたね。
試験会場に着いてから試験教室がわかりますが、大きな大学ですと校舎数も多いため、少しわかりづらかったです。なれない事をするのでやはり早め早めに行動しておくべきだなと思いました。
【特別区の体験談】1次(筆記)試験の感想と会場の雰囲気、私からのアドバイス!
待ち時間や休み時間は比較的お話をされている方が多く、賑やかな感じでした。
しかし、特別区は論文の配点が高いとされているため、周りの方は択一よりは、時事や小論文の対策本を読んでいる方が多かった気がします。
【特別区の体験談】筆記試験を受けた感想
試験問題は基礎的な問題が多く私は簡単だと感じました。
専門に関しては、私はあまり手応えを感じませんでしたが、9割取れていたため、わからなくとも選択肢を削れば解ける問題がほとんどだったと思います。
小論文は時間が短く、書き終わらない方もいました。
そのため、時間配分が大事だと思います。たしか文字数は1200字程度だったかな、と思いますが、違ったらすみません。後ろの方は書ききれなかったとご友人の方に話されているのを聞きました。
【特別区の体験談】筆記試験の流れ
試験の流れとしては、教養→昼休み→専門→休み時間(休み時間は多分あったと思います)→小論文でした。
【特別区の体験談】休み時間について
休み時間はトイレに並ばれている方がとても多く、簡単には行けない様子だったので、トイレは余裕をもっていくべきだと思いました。
【特別区の体験談】後悔したこと
私は小論文終了後帰りましたが、人の渋滞ができており、試験途中で帰宅すればよかったと後悔しましたね。
【特別区の体験談】シャープペンでOK?
小論文はシャープペンシルの使用が可で、択一はHBの鉛筆と指定がありましたが、試験監督官が択一でシャープペンシルを使っている方に注意を様子はありませんでした。
鉛筆だと書きづらくてしょうがないので、シャープペンをおススメします!
【特別区の体験談】ハサミは持って行った方がいい
また、受験票を持参する必要があるのですが、切り取り線について、特に指定はありません。そのため、試験監督官がハサミで切るのかと思いましたが、試験開始前に自分で切るように指示されました。
ハサミを持参している受験生は少なかったため、多くの受験生が手で切っていましたね。ハサミの持参は必須だと思います。
私は定規も忘れてしまい、ひどい破き方だったのでボロボロになってしまいました(汗)
【特別区の体験談】成績開示について
それと、特別区は少し変わっていて、教養の試験時間中にマークシートにあるアンケートに回答するんですよね。
情報は公開しても大丈夫ですか?や成績開示関連のもので、5問程度ですが。
私は最後に後回しにしてしまい、すっかり回答を忘れ、マークをしないまま提出しましたが、合否には一切関係なかったです。
おかげで成績開示はできませんでしたけど(泣)
【特別区の体験談】面接試験の感想と会場の雰囲気
このようなブースで試験が行われてました。
待機室は3人1組で座るようになってまして、45組ほどあったので…欠席者を抜いたら100人ほどですかね。待機室に詰め込まれている感じでした。
試験は羽田空港近くの蒲田?なんとかっていう建物で行われました。
私は9時前集合組だったので、試験会場から徒歩3分のホテルに泊まりました。
【特別区の体験談】2次面接会場の雰囲気
特別区は、国家一般と同じで、試験当日に受験カードを提出するので楽でした。
待機室では3分PRを覚えている受験生がほとんどでしたね。
9時過ぎに案内がかかり、3人組から1人の人の名前が呼ばれ、廊下に整列するようにアナウンスされました。先着順ではなかったです。
私は3人組の中では2番目に到着しましたが、1番初めに面接でした。
廊下に45人が並び、整列して会場に行きました。各ブースの前に立つようアナウンスされ、少し面白かったですね。合図がかかり、一斉に入室するのもおもしろかったです。
【特別区の体験談】2次面接は30分!
そのため、面接時間は30分としっかりと決まっており、面接終了時に30分になりました、ありがとうございました、と言われました。
ブースから出ると、他のブースの方も同じように終わってました。
ブースがやや厚いので、多少の声は聞こえますが、丸聞こえ、ってことはなかったです。
【特別区の体験談】面接で聞かれたことと雰囲気
面接官と受験生は3:1でこの図のような感じでした。
カバンを置く場所はとくに指定されなかったので、椅子の横におきました!
まずは挑戦したい仕事と特別区への志望動機と自分の強みを3分間話すのですが、当日に考えたものを話したので、緊張で飛んで2分少しのPRになってしまいましたが問題ありませんでした。
【特別区の体験談】私は厚生事務組合を志望
私は特別区の中でも区ではなく、厚生事務組合を志望していたため、厚生事務組合で働きたいから特別区を受験したと話しました。
私は特別区の中でも厚生事務組合志望ということで、厚生事務組合と大学の専攻とストレス耐性、趣味、併願先の話しかありませんでした。
【特別区の体験談】面接官が仕事を教えてくれた
厚生事務組合がどんな仕事をするのか、特別区の存在、厚生事務組合の職員の半分が実は他の区から派遣されていること、厚生事務組合も人事に特化しているのでなく、区と同じ仕事を行なっていることなど、面接中に様々なことを教えてくださいました。
あまりにも私が無知だったからかもしれませんが…
「他の区から区面接の連絡があっても受けるのか」ということと
「なぜ〇〇県庁ではないのか」は何度も聞かれましたね。
【特別区の体験談】質問の中で難しかったもの
質問に関して、難しかったのはこちらです。
- 特別区の大きな課題は何だと思いますか?
- あなたは厚生事務組合の職員としてその対策のためにどのような研修を行いますか?
- では簡単な質問に変えますね。あなたにとって〜
といった、自分から難しい質問に誘導してしまったときが本当に焦りました。
他はやりたい仕事として、研修の実施や路上生活者対策を挙げ、その理由がゼミナールが中心だったため、ゼミナールの話と、大学の話の2つが中心でした。
およそ20分は大学のことと厚生事務組合に関する話でしたね。
とりあえず二次試験までの体験は以上になります。
今年聞いた難しい質問はこんなのがあったよ!
- ズルしたことありますか?
- 羽目を外した経験は?
【特別区の体験談】区面接で聞かれたこと
私は地方出身という事もあり、担当者様が〇日と△日で都合のいい日、時間も指定していいとおっしゃってくださいました。
これは〇〇区できかれたことです。
- まずは1分くらいで自己PRをお願いします
- 〇〇区に来たことは?
- その時の感想は?
- 〇〇区の志望動機を1分くらいでお願いします
- なぜ他の区じゃなくて〇〇区なんですか?
- どんな仕事がしてみたいですか?
- 具体的に希望の部署はありますか?
- 大学ではどんなことを学んでたんですか?
- それはなぜ学ぼうと思ったんですか?
- その知識を〇〇区でどう活かせるの?
- この区の課題ってなんだと思う?
- これからどう取り組んでいけばいいと思う?
- ボランティアはどうして参加しようと思ったの?
- なにか大変だったことはあった?
- そのときどうした?
- 最近関心を持った出来事は?
- なんでそれに興味を持ったの?
- なんでも話せる友達っている?
- 友達からどう思われてると思う?
- 併願状況を教えて
- 全部受かってたらどうするの?
- 最後に何か一言あればどうぞ
忘れてしまっているものもあるかもしれませんが、このようなことを聞かれました。
これから特別区を志望する受験生の参考になれば幸いです。
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