「労働基準監督官の仕事内容が3分でわかる?!」
労働基準監督官、最近公務員試験でも人気の試験となっています。
特に社会人の方に人気ですね!
でも、急に労働基準監督官って言われても何が何だか全然イメージできませんよね。
そこで、労働基準監督官について、この記事で以下のようなポイントについて解説していきたいと思っています。
【労働基準監督官の仕事】
- 労働基準監督官とは
- 労働基準監督官の役割
- 労働基準監督官の仕事内容
- 労働基準監督官の適性
- 労働基準監督官の仕事を知りたいなら〇〇
目次
労働基準監督官とは?
実は今の世の中、サービス残業に違法解雇、過重労働など解決しなければいけない労働問題は山ほどあります。
⇒特に最近は少子高齢化や不況の影響もあって、労働に関する問題が目立つようになりましたよね…。
そんな労働者の権利が守られていない世の中ではダメ…皆さんもそう思いますよね!
労働者の権利を守るために労働基準監督官がいる!
今の状況を打開するためには、労働問題に関するエキスパートとして違法な現場がないか取り締まる人が必要です。
この取り締まる人たちのことを労働基準監督官と呼ぶんですね!
⇒要は労働分野の警察といった感じです!
労働基準監督官の役割って?
労働基準監督官は、事業主に対して労働基準関連法令を説明し、理解してもらうことによって、適切な労働環境へと導いていく役割を担います。
【労働基準監督官の役割】適正な労働環境へ導く!
労働環境を改善することで労働災害を未然に防ぐことができたり、適正な労働環境をサポートすることができるので、労働者のモチベーションが上がることから仕事の効率化にもつながります。
例えば、「残業代を払ってもらえない」「過重労働を強いる」などの問題は精神的疲労をためるだけでなく、慢性的な疲れから労働事故にもつながってしまいます。
労働基準監督官がこのような問題を取り締まり、安全な労働環境を作り出さなければいけないんですね。
【労働基準監督官の役割】労働者と使用者の仲介役!
労働関係のトラブルや問題等は人の命にもかかわることがあるから、適性に監理する人が必要なんです!
労基は労働者の権利が守られるように使用者と労働者の間に入って、使用者を指導したりするため、労働分野の警察ってイメージを持つと分かりやすいかもしれません。
労働基準監督官の仕事内容って?
労働基準監督官の業務は大きく4つにわけられます!
労働基準監督官の仕事①「臨検監督」
- 労働基準関係法令に基づいて、定期的に管轄の事業所に立ち入り調査を行います。
- 労働者からの相談があった場合でも立ち入り調査を行います。
- 現場では、「業務で使用する機械や設備が安全であるか」「帳簿を調べて適正な労働時間で働いているか」など労働者が適正な条件で働くことができているのかを厳しくチェックします。
労働基準監督官の仕事②「司法警察事務」
事業主が労働基準関係法令に違反している場合、その違反が重大で悪質である場合には、特別司法警察員として、事業所の捜査、差押え、逮捕などの強制捜査を行い、検察庁に送検することができます。
簡単に説明すると、法律に反する労働条件で労働者を働かせていた場合は事業主を逮捕できるということです。労働関係の警察をいうだけあって、実は「逮捕」もできちゃうんですね。
労働基準監督官の仕事③「安全衛生業務」
工事現場などでは、事業主が適正な労働環境で働かせていなかったことが原因で事故が起こり、死亡者がでてしまうといった労働災害が起こることがあります。
そこで、労働基準監督官が実際に災害の発生現場に行き、災害の発生状況や原因を調査し、同じ事故が起こらないように指導をします。
大震災などでは、特に復興作業を第一に考えてしまって、危ない状況で作業してしまう人が多くいらっしゃいます。
⇒このような人たちに安全に作業してもらえるよう指導したりもします。
労働基準監督官の仕事④「労災補償業務」
仕事の関係(通勤も含む)で労働者の負傷、疾病、傷害、死亡等といった労働災害にあわれた場合に、必要な保険給付を行うために事実関係の調査を行います。
通勤途中に転んでケガをしてしまったなどの場合には保険がききます。
⇒このような相談も多いので、労働基準監督官が適正に対応するんですね。
労働基準監督官の仕事まとめ
- 事業所が適正な労働環境で運営しているかの監督と指導
- 労働者からの労働問題にかかわる相談への対応
- 労働災害が起きた場合に現場に事実調査に行く…等
事業所や現場に足を運ぶことが多いので、仕事をする時間のだいたい60%くらいは現場や事業所などへ外出、残りの40%は事務処理業務などの内勤を行う場合が多いです。
内勤では、事実確認書類などの多くの書類を作成したりします。
労働基準監督官の仕事に適性がある人って?
性格の適正は僕の考えになってしまいますが、このような人が向いていると思います。
- 正義感が強い人
- 一人が好きな人
- 人とかかわるのが好きな人
- 自分の意志で行動できる人
- 自分の意見をきちんと発言できる人
- 自己統制力がある人
- メンタルが強い人
- 調整力がある人
- 使命感が強い
やはり労働関係の警察というだけあって正義感が大事だと思います!
また、一人で行動するのが好きで、自らの意志で積極的に行動できる人も向いていると思います。
自分の意見を発言できたり、メンタルが強いかどうかも重要だと思います!
あと、企業の人との調整等も多いので、人とコミュニケーションを取るのが上手な人も向いているかもしれませんね
簡単に労働基準監督官の仕事・役割について知りたいなら○○!
労働基準監督官の仕事内容についていろいろ説明しましたが、やはり一番わかりやすいのは目で見て学ぶことですよね。
労働基準監督官を受験しようと思っている人は、絶対に「ダンダリン 労働基準監督官」というドラマを見るべきです。
実際の仕事風景や雰囲気、仕事をするうえで大切なものなど、労働基準監督官について詳しく知ることができるドラマです。
公式のHPやパンプレットを見ただけでは、仕事内容が全然把握できないと思いますので、合格したいならみて下さいね!
実際に、多くの受験生が「労働基準監督官のドラマを見て」合格してくれています!
勉強のモチベーションアップにもつながりますので、勉強も面接対策も頑張っていきましょう!!!
このドラマを見たから労基の面接を突破できたと言っても過言ではありません(笑)
皆さんも勉強だけではなく、少しづつ面接の対策も進めていくようにしましょう!
この記事を書いた人
サクッと読めるように作りました!