こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【国家一般職:憲法】について、紹介していきます。
目次
【国家一般職】憲法の出題数
※オススメは「◎、〇、△、✕」の4段階、勉強難易度は「★」の5段階です。
憲法の出題数は計5問です!
近年では基本的人権が3問、統治機構が2問出題される傾向にあります。
そもそも憲法とは?
【国家一般職】憲法の過去問を見てみよう!
→答えは『3』です。
【国家一般職】憲法の出題傾向
「基本的人権」の問われ方の特徴は、判例に照らして妥当なものはどれかを問うものが多いことです。選択肢は長文に及ぶことが多いです。判例がどのような基準のもと、どのような結論を導いたかという視点を大切にして、テキストや問題集の解説を読みながら勉強していきましょう。また、結論よりも理由付けに着目すると、その判例が何を言わんとしているかを理解しやすいです。
「統治機構」の問われ方の特徴は、判例の他、条文に書かれた国会、内閣、裁判所についてのルールに関する知識が問われるところです。特に国会関連は、会期や衆議院の優越について、日数や人数の割合等の数字や、どの場合にどのような内容の優越があるかを混同しやすいので、利用しているテキストや問題集の解説を熟読し、整理して正確に覚えましょう。表を活用するのがおすすめです。
最も頻出の分野は「国会」です。その他にも「表現の自由」や「内閣」、「裁判所」などがよく出題されています。基本的な問題が出題されるため、判例や条文の知識を正確に理解し、繰り返し問題を解き、5問全問正解を目指しましょう。
【国家一般職】憲法の頻出テーマ・出題ポイント
【法の下の平等】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、憲法14条に関する様々な訴訟が選択肢になっています。
2016年度には、教授と学生の対話の形式で法の下の平等の趣旨や定義について出題されました。(憲法の専門記述試験のような論点です) そのため、憲法14条に関する訴訟や判例は、具体的に何が違憲か争われたかを含め確実におさえておきましょう!
【表現の自由】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、集会の自由や公立図書館職員の著作物取り扱いの判例、検閲が頻出です!
憲法のなかでも覚えることが多い分野なので、過去問演習を通じて頻出の内容をおさえておきましょう。
近年出題が多くトレンドの分野なので、学習の優先順位は高めに設定しましょうね!
【財産権】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、訴訟の名前を記載していない選択肢が多いことが特徴です。
29条1項の「財産権は、これを侵してはならない」、2項の「公共の福祉」、3項の「正当な補償」が規定する内容がよく問われています。
それぞれの論点をしっかりと整理しておきましょうね!
【社会権】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、労働基本権が重要なテーマになります。
団結権、団体交渉権、団体行動権のそれぞれの内容を確実におさえておきましょう!
教育を受ける権利の選択肢も複数見られます。覚えることは多くないので、重要な内容を確認してください!
【国会】頻出テーマ・出題ポイント
特に頻出のテーマで、ほぼ毎年出題されています。
出題内容は多岐にわたりますが、その中でも常会・臨時会・特別会や衆議院の優越、解散が頻出ポイントです。
細かい数値が複雑ですが、出題が多いため得点源にしたい分野です。優先順位を高く設定して対策していきましょう!
【内閣】頻出テーマ・出題ポイント
近年出題は少なくなっていますが、他の試験種でも頻出の重要なテーマです。
直近2回の出題では、「憲法上、内閣の権限又は事務とされているもの」について6つの記述から複数選択する問題になっています。
消去法で正解を選ぶことが難しいので、「内閣の権限や事務」は自分で思い出せるようにしておくことが必要です!
【裁判所】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、司法権の及ぶ範囲や司法権の限界が頻出ポイントになります!
司法権の及ぶ範囲については、定義を確実に覚えておきましょう。一語一句間違わずに言えるくらいが目標です。司法権の限界と混同しがちな内容なので、訴訟の名前や内容と結び付けて覚えることで対策してくださいね!
【財政】頻出テーマ・出題ポイント
この分野では、予算が重要なテーマになります!
財政学と重複する内容が多く、合わせて勉強をすすめるのがおすすめです。
特に、暫定予算や予備費の選択肢が多くみられます。問題演習を重ねることで知識を整理しましょう!
【国家一般職】憲法のオススメ講座
ぜひご検討ください!
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この記事を書いた人
公務員試験全体では、「国会」、「表現の自由」、「裁判所」、「内閣」、「法の下の平等」、「財政」が頻出です。【国家一般職憲法】の傾向について、それぞれ試験ごとに特徴があるので、今から一緒に出題傾向を確認していきましょう!