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【税関】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、税関について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【税関】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【税関】全体像

     

    (引用:税関ホームページ)

    税関は、国内関係機関や関係業界、さらには各国の税関や国際機関などと連携・協力しながら、適正な税関行政の運営に取り組んでいます。
    組織の全体像は上の図の通りです。

     

    【税関】仕事内容

    税関は、安全で安心な日本を構築することが主な仕事です。具体的には銃器・不正薬物・知的財産侵害物品等の密輸を阻止テロ行為の防止、適正かつ公平な関税等の徴収、通関手続きの迅速化などを行っています。水際の最前線で、貿易秩序と国民の安全を守るとともに、財務省における政策の企画立案、海外勤務等の様々な活躍の場が設けられています。

     

    若手職員の1日のスケジュール(例)

    上記は税関職員(旅具:当直勤務)の1日のスケジュールです。

    上記は税関職員(麻薬探知犬:日勤勤務)の1日のスケジュールです。

    税関職員は当直勤務や日勤勤務、変則日勤勤務などあらゆる働き方があります。
    また、税関に採用されると、税関で仕事をする上で必要な知識、技能等の基本的な事項を修得する
    とともに、公務員、税関職員としての自覚を身に付けることを目的とした新規採用職員研修を
    受講することになります。この研修では、全国の税関で採用された職員全員が千葉県柏市にあ
    る財務省税関研修所に入所し、共に学び、生活することとなります。

     

    【税関】先輩の志望動機

    先輩たちの入省の動機、きっかけ

    • 働くのであれば多くの人のためになる仕事がしたいと思い公務員を目指しました。その中で、自分の大学で学んだ理系知識を活かせる省庁を探していたときに、税関に分析業務があることを知り興味を持ちました。また、仕事の幅広さにも惹かれ、税関を志望しました。
    • 高校生の時、警察の薬物乱用に関するビデオを視聴する機会があり、日本国内で同様の事態が発生しないよう阻止したいと感じるようになりました。自分で調べてみたところ、不正薬物の蔓延の阻止を一番達成できるのは税関だと思い志望しました。

     

    【税関】転勤エリア

    人事異動は大体2~3年ごとにあり、場合によっては住居移転を伴う異動があります。基本的には管轄内での勤務となりますが、財務省本省、他税関、海外の税関等に勤務できる機会もあります。その他、警察、国税局、入国管理局等と人事交流も行っています。

     

     

    【税関】官庁訪問の流れを紹介(国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【税関】官庁訪問の流れ

    1. 7/5:予約
    2. 7/7:官庁訪問スタート(1日)

     

    【税関】①官庁訪問の予約の仕方

    予約フォームで行い、受付完了メールは自動できました。

    税関は基本予約フォームでの申し込みとなりますが、横浜・長崎についてはメールでの予約となっているようです。

     

    【税関】②官庁訪問前日までにESを提出

     

    【税関】③官庁訪問1日目

    1. 受付
    2. 大部屋で20分間動画視聴
    3. 個別面接(1回)
    4. 帰宅

    税関の官庁訪問は、1日だけでしたが、面接試験が計1回ありました。

    上に示したのは東京税関の例です。税関によりその形式は異なります。
    以下は公務員のライトに寄せられた情報をまとめたものです。

    ・東京税関 :個別面接2回+意向確認の面談1回
    ・名古屋税関:個別面接4回+面談1回
    ・大阪税関 :集団討論1回+個別面接3回+面談1回
    ・門司税関 :個別面接1回

     

    面接

    【東京税関の例】

    [1回目]

    ・ここには初めて来たの?迷わなかった?
    ・志望動機
    ・具体的にやりたい仕事
    ・併願先
    ・なぜ東京税関?横浜税関とかは?
    ・他は受けないの?
    (↑この2つは、僕が東京税関以外に一般職を併願していなかったからだと思います)
    ・税と関、どっちの仕事をしたい?
    ・部活動について
    ・体力に自信ある?
    ・不規則生活は大丈夫?
    ・部活動のポジション
    ・アルバイトで大変だったこと
    ・乗り換え方、工夫したこと
    ・クレーム対応の経験
    ・お客さんによっては、いろいろ言われることもあるけど大丈夫?
    ・最後に自己PRを一言で

    [2回目]
    ・志望のきっかけ
    ・やりたい仕事 
    ・当直もあるけど大丈夫?
    ・希望通らないこともあるけどどうする?
    ・転勤あるけど大丈夫? 
    ・併願先は?
    ・部活動について若干の深掘り
    ・体力自信ある?
    ・どうして東京税関のみなの?
    ・落ちたらどうする?
    ・人と関わることは好き?
    ・アルバイトについて深掘り
    ・働いてて、嫌なことあった?
    ・クレーム対応の経験について
    ・最後に質問などありますか?

    [3回目]
    人事担当の方との面談
    ここでは、もう結果が決まっていたらしく
    官庁訪問の感想や、職員の印象、本当に第一志望?といった確認だけでした。

    最後に名刺をいただき、最終合格したらうちに来て欲しいと言われました。
    採用面接はパスで良いと言って頂きました。

     

    【税関】④内々定の連絡

    当日の3回目に名刺をいただきました。

    税関によってそのタイミングは異なるようです。

    ・東京税関 :官庁訪問当日に直接
    ・名古屋税関:官庁訪問当日に直接
    ・大阪税関 :官庁訪問当日に直接
    ・門司税関 :官庁訪問当日に電話
    ・長崎税関 :官庁訪問当日に直接

     

    【税関】合格者からアドバイス

    志望動機とやりたい仕事だけは深掘りされると思うので準備をしておいた方がいいと思います。特にやりたい仕事に関しては1つではなく、2つ以上用意しておくことが大切なのではないかと考えております(実際に2回目の面接で、他にやりたい仕事ないの?と言われた人がいました。)また、用意したエピソードを話そうとするのではなく、会話を意識した方がいいと思います。

     

     

    【税関】公務員のライトの講座紹介

    公務員のライトが提供している「官庁訪問クラス」では、最新の試験体験談や、合格者の面接カード記載例が見放題となっております。
    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【税関】官庁訪問情報まとめ

    【税関】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      個人面接1~3回
    • 官庁訪問の拘束時間
      1時間~3日間
    • 転勤エリア
      基本は管轄内での転勤
    • 内々定告知のタイミング
      官庁訪問当日

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。