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【検察庁】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、検察庁について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【検察庁】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【検察庁】全体像

    (引用:検察庁ホームページ)

    上記は検察庁の全体像です。

    検察庁は、検察官の行う事務を統括するところで,最高検察庁・高等検察庁・地方検察庁・区検察庁があるほか,高等検察庁・地方検察庁に必要に応じて支部が置かれています。また、検察庁の職場には,捜査公判部門・検務部門・事務局部門があり,各部門にはそれぞれ検察事務官が配置されています。

     

    【検察庁】仕事内容

    検察事務官は、検察官の捜査・公判業務を補佐するほか、検察官の指揮を受けて捜査を行ったり、検察官の執行指揮に基づいて、罰金を徴収したり、懲役刑等の実刑判決が確定した際、身柄が拘束されていない者を収容したりする業務を行います。そのほかにも、検察庁における総務(職員の勤怠管理、人事・給与)、会計(物品の調達、庁舎の管理)等の業務を行います。

     

    職員の一日のスケジュール

    (引用:検察庁パンフレットより)

    検察事務官(事務局部門・総務事務)の一日のスケジュールです。
    事務局部門・総務事務では、一日を通じて一般の方からの問い合わせなどの電話対応や他部署からの問い合わせ、依頼事項の対応、外部機関からの問い合わせ対応などを行っています。

     

    【検察庁】先輩の志望動機

    先輩たちの入省の動機、きっかけ

    • 刑事事件に関わる仕事をしたいと思い,検察庁を志望しました。
    • 私は,公務員試験の勉強を行う中で検察事務官という職業を知り,捜査・公判といったほかの行政機関では経験できないような業務内容に魅力を感じ,検察庁を志望しました。
    • 検察庁は,刑事事件の真実発見と適正手続の保障という,国家機関としての方向性がはっきりしているので,常に目的意識をもって仕事に取組むことができると考え,検察庁を志望しました。

     

    【検察庁】転勤エリア

    若いうちは基本的に採用された地方検察庁の県内での異動となりますが,検察事務官は国家公務員であるので,県外異動もあり得ます。また,最高検察庁や法務本省で勤務する場合もあります。

     

     

    【検察庁】官庁訪問の流れを紹介(国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【検察庁】官庁訪問の流れ

    1. 7/5:予約
    2. 7/7:官庁訪問スタート(1日)

     

    【検察庁】①官庁訪問の予約の仕方

    9:00ちょうどにメールで予約し、10:00前に受付完了のメールが届きました。

    多くの検察庁がメールでの予約ですが、名古屋地方検察庁は予約フォームのようです。

     

    【検察庁】②官庁訪問前日までにESを提出

     

    【検察庁】③官庁訪問1日目

    1. 受付
    2. 待合室に移動
    3. 個人面接
    4. 待合室に連絡
    5. 帰宅

    検察庁の官庁訪問は、1日だけでしたが、面接試験が計1回ありました。

    検察庁は概ね個別面接1回ですが、検察庁によっては他の形式をとる場合もあります。

    ・東京地方検察庁 :集団討論1回+個別面接2回(2日間)
    ・横浜地方検察庁 :個別面接2回
    ・名古屋地方検察庁:集団討論1回
    ・金沢地方検察庁 :集団討論1回+個別面接1回(2日間)
    ・津地方検察庁  :個別面接1回+集団討論1回(別日)
    ・福岡地方検察庁 :個別面接3回

     

    面接

    【福島地方検察庁の例】

    面接官は4人。30分程度でした。雰囲気は優しかったと思います。

    • 志望動機
    • 自己PR
    • 検察庁のどの業務をやってみたいか?
    • ストレス発散方法
    • アルバイトはどんなことをしていたか?
    • アルバイトから学んだことは何か?
    • 自動車免許を持っているということだったがどれぐらい運転している?
    • 趣味について教えてください。
    • 趣味から学んだことは?また、それはどのように検察庁の仕事に活かせると思いますか?
    • 自己PRに、「自分に厳しくできる」とあるが、厳しくしてると疲れちゃわない?
    • 就職してからやってみたい仕事はありますか?
    • アルバイトの中で大変だったことはあったか。
    • 簿記三級はいつ頃とったのか?
    • 未来の自分を一度だけ覗けるとしたら、いつ頃を覗きたいか?
    • 今1番楽しいことは何か?または、これからやりたいと思っている楽しいことは何か?
    • 学芸員資格とあるが、これは趣味の関係で取ったのか?(趣味に博物館巡りと書いた)
    【東京地方検察庁の例】

    集団討論は受験生4人と話し、若めの職員の方からも趣味についてなど少し聞かれます。ここは本当に和気あいあいとした雰囲気です。

    1回目の個別面接は男女の面接官2人、どちらも30代から40代くらい。冗談を言ってくれたりして和ませてくれました。

    2回目の個別面接は女性1人男性2人の計3人。真ん中の人は局長と名乗っていました。こちらも冗談を言ってくれたりして、和やかに面接は進みました。特に最後の方は面接官も私も爆笑していました。

    1日目の午後は3時間くらい拘束されて一旦帰宅、翌日も午後に行き、6時間くらい拘束。(うち3時間くらいは外のカフェで待機していた)

    午後からだったので2日拘束されましたが、午前から行ってる人たちは一日中使って全行程を終わらせてる感じでした。
    第一志望の人は翌日空けておくことをお勧めします。

    【集団討論】

    形式 :4人1組
    テーマ:「無人島に一つ持って行くなら何を持って行くか」
    「試験を受けずに検察事務官になれる推薦制度があったとするならグ
         ループの誰を推薦するか」
    ※グループによって異なる

    【面接1回目】

    • 緊張してるか。怖い人間じゃないので大丈夫だよ。
    • 昨日の集団討論はなにを話したのか。
    • 検察事務官の仕事について知ったのはいつか。
    • なぜなりたいと思ったのか。
    • 意地悪な質問だが、色々な業務があるけどめんどくさそうって思う?
    • 検察官には興味あるか。
    • 地検は色々ある中で、なぜ東京地検なの?
    • 裁判の傍聴に行ったということだが、なぜ行った?
    • (元々裁判所職員が第一志望だったといったので)まだ第一志望は裁判所?
    • 中高の部活や大学のサークルについて。
    • 自分の性格について、長所や短所を交えて教えて。
    • 自分の性格が良い方向に出た出来事を教えて。
    • 逆に、悪い方向に出た出来事は?
    • 周りになんと言われる?
    • 具体的なエピソードある?
    • (塾講師のアルバイトだったので)どんな困った生徒がいた?
    • その子をどう救った?
    • ストレス発散はどうしてるか。
    • 意見が対立した際の対処法。
    • 折り合いがつかない時、貫き通す方?それとも引く方?
    • 引いちゃうとのことだが、それでストレスはたまらないのか。

    ヌルッと終わり、部屋の外で待機するように言われる。また呼ばれ、次の選考に進んで欲しい旨を伝えられる。

    【面接2回目】

    • なるべく緊張しないでね。
    • どれくらい待った?
    • 志望動機を自分の言葉で。
    • 地元の検察庁を受けなかったのはなぜ?
    • やってみたい仕事ある?
    • 立会事務官以外には?
    • 人事や会計など、地味な仕事をすることもあるけど、モチベーションを保てそう?
    • 司法解剖や死体に立ち会うこともあるけど、それは大丈夫そうか。
    • 官庁訪問の併願先と、そこに比べてなぜ検察庁で働きたいのか。
    • 裁判所事務官よりも検察庁で働きたい理由。
    • 意見が対立した際、どうする?
    • ストレス発散方法について。
    • 中高の部活について。
    • 中学剣道部だったみたいだけど、なぜ高校まで続けなかった?
    • 剣道やってて一番身についたと思うのは?
    • 友人にはあなたの性格について言われる?
    • 長所と、それを活かせたエピソード。
    • 短所と、それが仇となったエピソード。
    • この仕事に就くことを両親はなんと言っているか。
    • 逆質問6個くらい(多すぎたので流石に最後はもう大丈夫ですって言った)

     

    【検察庁】④内々定の連絡

    今回の官庁訪問に参加した人の中から次に進めた人には7月中に連絡するという旨のことを告げられました。したがって初回で内々定が出ることはないと思います。(名古屋地方検察庁)

    検察庁によって方式やタイミングは異なります。以下は公務員のライトに寄せられた情報のうち、最速のケースを挙げています。

    ・水戸地方検察庁:官庁訪問当日に電話もしくは直接
    ・横浜地方検察庁:官庁訪問当日に電話
    ・静岡地方検察庁:官庁訪問当日に電話

     

     

    【検察庁】合格者からアドバイス

    始まる前や訪問カードを記入(持ち込んだものを見ながら書いてもOK)しているときは非常に緊張しますが、面接室まで案内していただく時に案内係の方が雑談で緊張をほぐしてくれます。面接官の方も穏やかな人が多く、意地悪な質問をしてくることもありませんでした。
    私は官庁訪問の面接練習をしていなかったのですが、訪問カードに書く内容とエピソードを考えていけばなんとかなりました!笑
    頑張ってください!応援しています📣

     

     

    【検察庁】公務員のライトの講座紹介

    公務員のライトが提供している「官庁訪問クラス」では、最新の試験体験談や、合格者の面接カード記載例が見放題となっております。
    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【検察庁】官庁訪問情報まとめ

    【検察庁】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      個人面接1~3回または集団討論
    • 官庁訪問の拘束時間
      1時間~2日間
    • 転勤エリア
      県外異動あり
    • 内々定告知のタイミング
      検察庁による

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。