東京都庁1類aと1類b、1類b(新方式)の違いはこれだけ！？会話風でわかりやすく解説

わるいわるい、年寄りはついことわざを使いたくなるんじゃ。

まぁわかりやすく解説することには変わりないから、一類A・B・B(新方式)どれを受けようか迷ってる人は参考にしてくれ。

（…よしキタッわしの出番じゃ♪）
よし、そんな怠け者なネコ君にわかりやすく教えてやろう！

• ●都庁ⅠA
• ●都庁ⅠB
• ●都庁ⅠB(新方式)

この色に分けて紹介していくぞ。

【★大きく異なる点】

1. 受験資格
2. 試験日程
3. 筆記試験内容
4. 面接試験内容
5. 倍率・難易度
6. 給料・昇給について

大きく異なる点は上記の6つじゃ。
今からそれぞれ詳しく紹介していくぞぃ。ほっほ。

主に年齢要件が違うぞ！

• ●『24~31歳を対象とした試験(大学院卒業程度)が都庁ⅠA』
• ●『22~29歳を対象とした試験(大学卒業程度)が都庁ⅠB』
• ●新方式もⅠBと同じ

そんなことはないぞ！
あくまで問題のレベルのことじゃ。
ただ、年齢要件は満たしていないと受験できないから、大学院2年生(24歳になる方)以上じゃないと受験できないぞ。
また、試験区分（職種）によってじゃが、資格や免許を持ってないと受験できない区分もある(福祉や衛星監視等)から、そのあたりは公式の受験案内をチェックしてみてくれ。
行政とか土木とか、普通の試験は基本的に年齢要件だけ満たしておけば受けれるぞ。

そうじゃな。

めっちゃ噛み砕いて言うと

• ●「院生レベルの難易度を求められるのが都ⅠA」
• ●「大卒レベルの一般的な試験が都ⅠB一般方式」
• ●「大卒レベルで勉強苦手だけど自己アピールが得意なら都ⅠB新方式」

だな。ざっくりだが。

試験日程は要チェック！
公務員試験は日程が違えばいくつでも受験可能じゃからのぅ。ほっほ。

まずは【●都庁ⅠA】からじゃ。

1. 【申込・書類提出】
   (ネット申請)⇒令和2年 4月2日~4月8日
   (受験票発行)⇒令和2年 4月24日 
2. 【1次試験】
   令和2年 5月10日
3. 【1次合格発表】
   令和2年 6月16日
4. 【2次試験】
   令和2年 6月25日、6月26日のどちらか1日
5. 【最終合格発表】
   令和2年 7月14日

※2020年は試験が延期になりました。延期後の日程は参考にならないので従来の試験日程を紹介しています。

次は【●都庁ⅠB】じゃ。

1. 【申込・書類提出】
   (ネット申請)⇒令和2年 4月2日~4月8日
   (受験票発行)⇒令和2年 4月22日 
2. 【1次試験】
   令和2年 5月3日
3. 【1次合格発表】
   令和2年 6月3日
4. 【2次試験】
   令和2年 6月18日~6月24日のうち1日
5. 【最終合格発表】
   令和2年 7月14日

※2020年は試験が延期になりました。延期後の日程は参考にならないので従来の試験日程を紹介しています。

最後は【●都庁ⅠB(新方式)】じゃ。

1. 【申込・書類提出】
   (ネット申請)⇒令和2年 4月2日~4月8日
   (受験票発行)⇒令和2年 4月24日 
2. 【1次試験】
   令和2年 5月3日
3. 【1次合格発表】
   令和2年 5月29日
4. 【2次試験】
   令和2年 6月12日~6月15日のうち1日
5. 【2次合格発表】
   令和2年 6月25日
6. 【3次試験】
   令和2年 7月7日、7月8日のうち1日
7. 【最終合格発表】
   令和2年 7月21日

※2020年は試験が延期になりました。延期後の日程は参考にならないので従来の試験日程を紹介しています。

試験内容は大きく違うから要チェックじゃ！
対策の内容やスケジュール調整等、大きく変わってきてしまうからな。

まずは【●都庁ⅠA】からじゃ。

【１次試験の内容】

• 教養試験
  (40題必須解答、2時間10分)
  
• 専門記述試験
  (5題中→1題を選んで解答、2時間30分)
• 論文試験
  (1題必須解答、1000字以上1500字程度、1時間30分)

※行政区分の試験内容です。
※技術はまた少し違います。

次は【●都庁ⅠB】じゃ。

【１次試験の内容】

• 教養試験
  (40題必須解答、2時間10分)
  
• 専門記述試験
  (10題中→3題を選んで解答、2時間30分)
• 論文試験
  (1題必須解答、1000字以上1500字程度、1時間30分)

※行政区分の試験内容です。
※技術はまた少し違います。

課されている試験科目は同じじゃが、内容は大きく違うぞ。
例えば、都庁ⅠAの専門記述は5題⇒1題を選んで解答するタイプじゃが、都庁ⅠBの専門記述は10題⇒3台を選んで解答するタイプじゃ。

最後は【●都庁ⅠB(新方式)】じゃ。

【１次試験の内容】

• 教養試験
  知能30題必須解答+知識10問→5問を選んで解答
  計35問
  2時間10分
  
• プレゼンテーションシート作成試験
  1時間30分

※行政区分の試験内容です。
※ICT等その他の区分はまた少し違います。

じゃあ試験内容については、【都庁ⅠB（新方式）の採用試験情報まとめ】のページを見てくれ！

東京都の面接試験は平成27年度から試験形態が変わり、「個人面接」の「一発勝負」となったぞ。(※新方式以外)

まずは【●都庁ⅠA】からじゃ。

【２次試験の内容】

• 個別面接

受験生1人に対して、面接官が3人おるぞ。
3人の面接官それぞれからされる質問に対して順々に回答していくという流れじゃ。

次は【●都庁ⅠB】じゃ。

【２次試験の内容】

• 個別面接

こちらもⅠAとおなじで、
受験生1人に対して、面接官が3人おるぞ。
3人の面接官それぞれからされる質問に対して順々に回答していくという流れじゃ。

最後は【●都庁ⅠB(新方式)】じゃ。

【２次試験の内容】

• プレゼンテーション
  5分間のプレゼン発表+質疑応答等
• 個別面接
  

【３次試験の内容】

• グループワーク
• 個別面接

こういう試験は実際に合格した先輩の体験記を参考にするのが一番じゃ。
【都庁ⅠB（新方式）の体験談・面接再現】のページを見てくれ！

都庁の合格難易度は高め。
何といってもライバルたちのレベルも高いからな。
2020年度の試験は延期で参考にならないから、2019年度の試験結果を例として紹介するぞ。

東京都では、学歴等に関係なく、能力・業績主義に基づく選考(昇任試験)により、昇任する仕組みになっているぞ。

まずは【●都庁ⅠA】からじゃ。

• 【初任給】
  「約240,200円」
• 【昇任試験】
  採用後、3年目から『主任級職選考』を受験できる。
  ⇒合格者は翌年度から主任に
  そして、主任2年目から『管理職選考』を受験できる。

次は【●都庁ⅠB】じゃ。

• 【初任給】
  「約220,400円」
  
• 【昇任試験】
  採用後、5年目から『主任級職選考』を受験できる。
  ⇒合格者は翌年度から主任に
  そして、主任2年目から『管理職選考』を受験できる。

最後は【●都庁ⅠB(新方式)】じゃ。
新方式は都庁ⅠB一般方式と待遇は同じじゃ。

• 【初任給】
  「約220,400円」
  
• 【昇任試験】
  採用後、5年目から『主任級職選考』を受験できる。
  ⇒合格者は翌年度から主任に
  そして、主任2年目から『管理職選考』を受験できる。