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【経済産業省(本省)】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、経済産業省(本省)について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【経済産業省(本省)】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【経済産業省(本省)】全体像

     

    経済産業省(本省)は、大臣官房と6つの局、そして3つの庁から組織されています。

     

    【経済産業省(本省)】仕事内容

    経済産業省(本省)は「経済」「産業」「エネルギー」に関する行政を行い、その所轄範囲は広大です。
    大まかにみると以下の3つに大別できます。
    産業・イノベーション分野
    通商・貿易分野
    資源・エネルギー分野

     

    【産業・イノベーション分野】仕事内容

    産業・イノベーション分野では、先端技術を利用した企業の行動変容の促進、イノベーション創造の主体となるスタートアップや中小企業への支援などを行っていきます。
    過去の具体的な施策としては

    • DXレポートの作成
    • デジタル人材プラットフォームの立ち上げ
    • イノベーション促進のための、税制優遇、ベンチャーキャピタル(VC)を認定する補助金制度の創設

    がなどがあります

    【通商・貿易分野】仕事内容

    通商・貿易分野では、対外経済政策の推進経済安全保障の確保経済連携協定の交渉などを行っていきます。
    過去の具体的な施策としては

    • サプライチェーン上の人権リスクに対処する、人権デュー・ディリジェンスに関する法律の導入
    • 経済安全保障について、他省庁の関連部門との連携
    • 二国間又は多国間での、知的財産や補助金、データの取り扱いなどの基準企画の整備

    などがあります

     

    【資源・エネルギー分野】仕事内容

    エネルギー分野では、再生可能エネルギーの推進水素社会実現に向けた取り組みなどを行っていきます
    過去の具体的な施策としては

    • 洋上風力に関するプロジェクト組成
    • エネルギー基本計画の策定
    • 公共の安全と水素普及の加速化を両立させる規制の整備

    などがあります

     

    【経済産業省(本省)】先輩の志望動機

    【先輩たちの入省の動機、きっかけ】

    • 広範かつ難解な所掌事務に携わり、中長期的な我が国の国益増大のために、「脳みそに汗をかいて」働きたいと思った。
    • 「国富の拡大」という経済産業省のミッションに共感した。
    • 経済という国政のなかでも特に重要分野の最前線で働くことに魅力を感じた。
    • 職員の方々のパッションに感銘を受けた。

    (引用:経済産業省(本省)の内定者パンフレット)

     

    【経済産業省(本省)】転勤エリア

    本省勤務になる場合が多く、2~3年ごとに異動があります。
    ただ、場合によっては他の国家公務員と同様に、本人の事情なども踏まえつつ全国転勤をすることもあります。

     

     

    【経済産業省(本省)】官庁訪問の流れを紹介(国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【経済産業省(本省)】官庁訪問の流れ

    1. 7/5:予約・ESを提出
    2. 7/7:官庁訪問1日目
    3. 7/8:官庁訪問2日目

     

    【経済産業省(本省)】①官庁訪問の予約の仕方

    7月5日の午前9時から専用のサイトで訪問受付が開始されました。1次合否日の朝に面接シート(作成済み)をメールで送信し、18時ぐらいに完了メールが届いた

     

    【経済産業省(本省)】②官庁訪問前日までにESを提出

    基本的な情報に加えて、学生時代に力を入れたことや、志望動機を詳しく書く欄が設けられています。
    自分の志望動機をガクチカやゼミの研究テーマと関連させて、オリジナリティを出すことを意識しました。

     

    【経済産業省(本省)】③官庁訪問

    【1日目】

    1. 受付
    2. 待合室にて待機
    3. 個別面接
    4. 待合室にて待機
    5. 個別面接
    6. 待合室にて待機
    7. 個別面接
    8. 面談
    9. 帰宅
    【2日目】

    1. 受付
    2. 面談
    3. 待合室で待機
    4. 集団討論
    5. 待合室で待機
    6. 内々定告知

     

    A先輩の質問例

    • 志望動機
    • 趣味について(マンガを読むことと書いてあったのでその点について尋ねられました。
    • (通商政策についてやりたいと言ったため)現状の課題は何か
    • どういう風に関わっていきたいか
    • 経産省の今の政策で関心のあることはあるか
    • インド太平洋のこと以外に何かやりたい分野はあるか。(やりたいことの軸があったのでそれを中心に深掘りされました。)
    • 通商政策に関わることにおいて語学力はあるのか
    • 経産省で自分のどういうところで貢献できるか
    • 通商政策を初めから携われるわけではなく、最初はスケジュール管理のような通商に直接は関係のない業務だが大丈夫か
    • 部活動では率先してリーダーをするタイプか補助的な役割に回るか

     

    B先輩の質問例

    【1次】
    学生時代のことを主に聞かれました。かなり易しい難易度の面接でした。

    【2次】
    学生時代のことを主に聞かれました。後半は興味のある政策分野とそれについての課題点について聞かれました。あまり深掘りはされないので、こちらも難易度的には易しいです。

    【3次】

    • 志望動機にこう書いているけど、詳しく説明して。
    • 特技にお菓子作りと書いてるけど、どうして特技にしたの?
    • 海外出張や転勤が多いが興味はあるか?
    • 海外だとどの地方に行きたいか?
    • その理由は?
    • その考えは科学的なエビデンスやデータから来るものか?
      ↑4つ目の質問は流石に答えられず、勉強不足ですと正直に言いました。
    • 志望動機の携わりたい分野について、具体的にどの部署に携わりたいか。
    • その分野の課題点は何だと思うか。
    • エネルギーミックスについて、日本はどう進めていくのが理想だと考えるか。
      ↑エネルギー分野は私が志望動機に書いたことなので深掘りされました。エネルギーミックスについては、前日に少し調べていたバーチャルパワープラントという単語を交えて説明したら、よく勉強していますねと言っていただけました。
    • 国会担当など、若手のうちは時間的制約が多いがどう考えている?
    • あなたは攻めと守りどちらのタイプか?
    • 教育大学に在籍しているが、教育実習の際には子供達に教える熱意は持っていなかったのか?

     

    【経済産業省(本省)】④内々定の連絡

    2日目の面接後に内々定と言われました。

     

    【経済産業省(本省)】合格者からアドバイス

    長くなりますが……
    集団討論が苦手な人は対策した方がいいかもしれません。かなりしっかり討論しました。役職をわざわざ決めたりすることなく、全員がすべきことを把握して全員が進行役、タイムキーパー、書記を当たり前にこなす感じだったので、いきなり露骨に「〇〇の役職やります」とアピールするのは辞めた方がいいと思います。誰に言われるまでもなく集団討論の全ての役割をそれぞれが当たり前に行う空気感です。よくYouTubeに上がっている茶番のような集団討論ではなく、ガチの討論でした。あの場にいる受験生は全員一定以上のレベルの人達なので、討論はとても楽しかったです。
    また、集団討論が終わってからはあまりにも待ち時間が長く、会話のネタも尽きるため、全ての受験生が携帯を触る、本を読む、何とか会話を続けるのどれかの状態でした。ただ思い返してみると、携帯をがっつり触ってた人が序盤に呼び出されていたように思うため、恐らく待機時間の姿勢も見られています。できるだけ多く会話のネタを持っていき、積極的に他の受験生と会話するようにしてください。私は携帯が触りたい時はトイレに行って触っていました。
    さらに、最後の3人まで残った際に他の受験生とせっかくなら大トリを取りたいと会話していた内容を最終面接の面接官が知っていたので、会話内容もある程度共有されているかもしれません。(控え室には若手職員の方がおり、ずっとパソコンを触っていたので恐らく気になる受験生や会話内容を面接官に伝えている?)
    3次の圧迫面接が最大の壁だと思います。面接官もしっかりした答えが返ってこないことを分かって質問しているので、とにかく答えるようにしてください。そして、どうしても分からないことは潔く分かりませんと言った方がいいです。ストレス耐性をかなり見られる印象なので、とにかく笑うようにしてください。

     

     

    【経済産業省(本省)】公務員のライトの講座紹介

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    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【経済産業省(本省)】官庁訪問情報まとめ

    【経済産業省(本省)】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      個人面接3回・集団討論1回
    • 官庁訪問の拘束時間
      1日目:10時間程度
      2日目:10時間程度
    • 転勤エリア
      基本霞が関勤務
    • 内々定告知のタイミング
      官庁訪問2日目

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。