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【労働局】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、労働局について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【労働局】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【労働局】全体像

    (引用:厚生労働省の採用パンフレット)

    労働局は「働く」ということに関連する様々な行政分野を、総合的・一元的に運営しながら、地域に
    密着した行政を担う厚生労働省の地方機関です。組織の全体像は↑の通りになります。
    労働局の事務官にはハローワークや労働局における働く人の職業の安定、働き方改革関係業務を中心としたキャリアパスである「事務官(共通)」と労働基準監督署や労働局における労災補償業務や労働保険適用・徴収業務を中心としたキャリアパス「事務官(基準)」の2つのキャリアパスがあり、入省時に選択することができます。

     

    労働局】仕事内容

    労働局の仕事内容は、大きく「ハローワーク」、「労働基準監督署」、「雇用環境・均等部(室)」に分けられます。

     

    【ハローワーク】仕事内容

    若年者から高齢者まで無償で支援をしており、民間の職業紹介事業などでは就職へ結びつけることが難しい就職困難者を支援する「雇用のセーフティネット」としての役割も担う、職業安定・人材開発行政の第一線機関です。

     

    【労働基準監督署】仕事内容

    労働基準法、労働安全衛生法などの法令に基づき、労働者の労働条件(労働時間、賃金等)の確保・改善、職場の安全や健康の確保を図るための取り組みを行う、労働基準行政の第一線機関です。

     

    【雇用環境・均等部(室)】仕事内容

    雇用環境・均等行政の第一線機関として全国の労働局内にあり、誰もがいきいきと働きやすい雇用環境を実現するため、働き方改革の推進、非正規雇用労働者の待遇改善、ハラスメント対策の推進、女性の活躍推進、ワーク・ライフ・バランスの推進などに取り組んでいます。

     

    【労働局】先輩の志望動機

    • 人の役に立つことが仕事になる、公務員の仕事に興味を引かれました。国民との距離が近い行政を希望していたため、労働局の他、自治体や他の官庁の説明会にも参加しましたが、直接人を支援する業務内容と一つの行政分野で専門性を高められるところに労働局の魅力を感じました。労働行政に携わりたい気持ちがありつつ他の行政にも関心がある方にとって、参考になれば幸いです。
    • 国家公務員の採用試験を受ける前後に、いくつかの官庁の説明会に参加しました。その中でも、労働者や企業の方と接したときにどのようなことをするかという話を聞いて、入省した後の姿を具体的にイメージができたのが、労働局でした。また、就職活動をしている友人から、企業の採用活動で男女の均等な取扱いがされていないという話を聞くことがあり、男女雇用機会均等法に関する業務を担当している労働局に興味を持ったため、志望しました。
      (引用:厚生労働省の採用パンフレット)

     

    【労働局】転勤エリア

    定着を希望する都道府県内で、2~3年の間隔で人事異動があります。この際、異動先により転居が必要な場合があります。なお原則、都道府県をまたぐ労働局間の異動はありません。

     

    【労働局】官庁訪問の流れを紹介(国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【労働局】官庁訪問の流れ

    1. 7/5:予約
    2. 7/7:官庁訪問スタート(1日)

    労働局の官庁訪問はおおむねどの都道府県も1日で終了しています。

     

    【労働局】①官庁訪問の予約の仕方

    予約フォーム&1時間以内に予約確定の電話

    多くの労働局で予約フォームが用いられていますが、ライトに情報提供があったうち、岩手・愛知・三重・奈良・熊本・沖縄ではメールでの予約を行っていることが確認されています。

     

    【労働局】②ES

    上は東京労働局(労働基準行政)の例です。各労働局により異なりますので、志望先に応じてホームページ等を確認してみてください。

     

    【労働局】③官庁訪問1日目

    1. 待合室(総務課の隅のテーブルに案内)
    2. 意向確認
    3. 個別面接
    4. 帰宅

    概ね個別面接1回(面談除く)の労働局が多いです。他の面接形態をとる労働局は以下の通りとなっています。

    北海道労働局:個別面接2回
    秋田労働局 :個別面接2回
    宮城労働局 :個別面接3回
    群馬労働局 :集団討論1回+個別面接1回
    東京労働局 :集団面接1回+個別面接1回
    愛知労働局 :集団面接1回+個別面接1回
    大阪労働局 :集団面接1回+個別面接1回(1日1回×2日間)
    福岡労働局 :集団面接1回

    ※公務員のライトに寄せられた情報を基に作成しており、この他にも個別面接1回でない労働局がある場合もあります。

     

    面接

    【東京労働局の例】

    集団面接はかなり穏やか。個別は年が上な方々で穏やかではあるが集団よりかは緊張感がありました。

    <集団面接>

    • 自己紹介
    • 周りからどんな人と言われる?
    • ストレス解消法 
    • 緊張しているか
    • 自己紹介(学部と自己PR的なものが多かったです。「○○で培った○○を活かして御局で活躍したいです。」)
    • 年齢の離れた人の対応をするときに心がけること
    • 改めて1番のアピールポイント
    • 一番やりたい業務(相談紹介、求人、雇用保険適用給付、雇用機会均等のどれか、基本的なことで足りる)

    <個別面接>

    • ストレス耐性について
    • なぜ労働基準行政?
    • ガクチカについて
    • ガクチカのテーマに関連して対立はあった?
    • 労災についてなにか知ってることはある?
    • 自己紹介と自己PR
    • ハローワークを知ったきっかけ
    • ハローワークの印象について
    • これまでの学生生活で最も用意周到に準備したこと

    ※複数の先輩の例を組み合わせています。

    【岡山労働局の例】

    面接官3人で20分。穏やかな雰囲気で、一般的な面接。1回のみで帰宅。

    <個別面接>

    • 自己紹介と自己PR
    • 学生時代に頑張ったこと(飲食店のアルバイト)
    • 飲食店でのクレーム対応
    • 大変だったこと
    • 成長したこと
    • 岡山労働局の志望動機
    • 学生時代に印象に残っていること(ゼミナールのグループ活動)
    • グループでどのような役割を果たすか
    • どんなところでゼミのグループ活動でやりがいを感じたのか
    • 職業安定の業務は職業紹介だけではないけど理解してる?
    • あなたの1番の長所は何か
    • 周りからどんな人と言われるか
    • ハローワークでの業務は初対面が多いけど大丈夫か
    • 色々併願してるけど第一志望はどこか
    • なんで民間ではなく公務員なのか(違いはなんだと思うか)
    • 国家公務員と地方公務員の違いは何か

    オーソドックスな質問がほどんどで、深掘りもそんなになく、答えにくいものは特にありませんでした。

     

    【労働局】④内々定の連絡

    労働局によって方法・タイミングが異なります。なお、以下の例は最速での例となりますので、それより後に連絡が来る場合もあります。

    秋田 :官庁訪問当日に直接
    栃木 :官庁訪問当日に直接
    茨城 :官庁訪問当日に電話
    千葉 :官庁訪問当日に直接または電話
    東京 :官庁訪問当日に電話
    三重 :官庁訪問当日に電話(8/15以降と言われるが実際は当日に告知)
    和歌山:官庁訪問当日に直接
    兵庫 :官庁訪問当日に直接
    岡山 :官庁訪問当日に電話
    広島 :官庁訪問当日に直接
    山口 :官庁訪問当日に電話
    熊本 :官庁訪問当日に直接

     

    【労働局】合格者からアドバイス

    穏やかな雰囲気の面接でやりやすかったので、リラックスして臨んでいただきたいです。また、エレオクは不採用フラグという噂もあるみたいですが、私はエレベーターで1階まで見送られました(エレベーターの中で志望度の高さを確認されたのといつ電話をするのか説明が記載された紙をもらった)。しかし、その日に電話をいただいたのであまり気にしなくて良いと思います!頑張ってください!

     

     

    【労働局】公務員のライトの講座紹介

    公務員のライトが提供している「官庁訪問クラス」では、最新の試験体験談や、合格者の面接カード記載例が見放題となっております。
    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【労働局】官庁訪問情報まとめ

    【労働局】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      面接1回~2回程度(形式・回数は労働局による)
    • 官庁訪問の拘束時間
      1時間~2時間(労働局による)
    • 転勤エリア
      都道府県内での異動
    • 内々定告知のタイミング
      労働局による

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。