知らないと損する!無駄な勉強は無意味!
効率よく合格を目指そう!
公務員を目指そうと思ったら一度くらい『リセット方式』って言葉聞いたことありませんか?
簡単に言ってしまえば公務員試験の合格基準が”勉強重視”から”人物重視”に変わっているということです。
実は筆記試験の勉強は完璧だぜ!って人が他の人より有利になれないんですね!
知らないと損してしまうこともあるので、さっそく『リセット方式』について初心者でもわかるように解説していきたいと思います!
目次
公務員試験のリセット方式とは?
リセット方式とは1次試験終了時に持ち点がリセットされることなんですね!
【リセット方式】公務員試験のほとんどが1次は筆記試験のみ
基本的に1次試験が筆記試験で2次試験が人物(面接)試験となっていますが
筆記試験はボーダー点を超えているか超えていないかだけを判断するものとなります。
【リセット方式】筆記試験はただの面接試験の切符争奪戦!
1次試験(筆記)でボーダーぎりぎりのA君と1次試験(筆記)で満点のB君
⇒合格さえしていれば立場が同じということです。
1次試験の点数がリセットされて、2次試験の結果のみで合否が決まるということですね!
いい切符悪い切符なんてないからね。切符は切符!
公務員試験のリセット方式について例を挙げてわかりやすく紹介!
リセット方式をわかりやすく説明するために、公務員試験を陸上に置き換えて解説したいと思います。
- 予選はハンマー投げ、決勝は50m走です!
- 予選はハンマーを12m投げられたら突破できます。
1次(筆記)試験がハンマー投げ、2次(面接)試験が50m走というわけです。
【リセット方式】陸上に例えてみます!
ハンマー投げで遠くに飛ばすために、まずは体を鍛えて筋力をつけますよね?
でも所詮は”予選”なんです。
ハンマー投げの結果なんて”ボーダーラインを越えてるかどうか”しかみてないんです!
いくら遠くに飛ばせたところで、優勝できるかどうかは50m走で決まってしまいます。
一生懸命筋力をつけても、走る訓練をしなかった人は優勝できませんよね?
【リセット方式】筆記が普通で面接が強い人が最強!
公務員試験も同じなんです。
- 筋肉ムキムキの体重150kgA君。
- 筋肉普通、体系普通のB君。
リセット方式の場合、A君、B君のどちらが合格できる確率が高いかというともちろんB君ですよね!
どれだけハンマーを遠くに飛ばせたとしても、その成績は優勝には影響しません。
【リセット方式】重要なのは面接試験!
公務員試験を受ける人って筆記試験の勉強をしすぎてしまって、
肝心の面接の準備ができてない人が多くいるように感じます。
【リセット方式】ボーダーラインを超える実力がついたら次の対策を!
ある程度筋力(筆記の実力)がついたら、どんどん走る訓練(面接練習)をしてください!
重要なのは決勝戦の方です!
ここでもう一つのポイントなんですが、陸上の場合、金・銀・銅メダルをもらえるのは3人だけですよね?
どれだけハンマーを遠くに飛ばせても、走れなきゃ合格できません!
努力は必要ですが、ある程度飛ばせる実力が付いたらどんどん走る訓練をしていくことが必要です。
リセット方式の場合、それで合格率を上げることができるということです!
リセット方式を採用している自治体はどこか?
リセット方式を採用しているのは地方公務員(地方上級)の試験だけです!
※国家公務員の試験ではリセット方式は採用されていません。(R4年12月現在)
地方上級試験の中でも市町村で採用されているものがほとんどです。
都道府県庁の場合、神奈川や長崎、千葉、新潟などがあります。
リセット方式は主に市役所で採用されています!
都道府県庁、政令指定都市、市町村の試験では『リセット方式』を採用している自治体が多くありますので、各自でチェックしてみてください。
リセット方式かどうかの判断の仕方
自分が希望する自治体がリセット方式がどうかわからないという場合は『受験案内』を見れば判断することができます。
リセット方式の場合
丁寧に書いてくれてる自治体の場合、
『最終合格者の決定は2次試験の結果のみで決定します。(リセット方式)』等の記載があります。
他にも
『最終合格は、第2次試験の結果及び第1次試験の論文の結果に基づき決定します。』等がリセット方式の記載の例となります。
リセット方式ではない場合
配点の表が記載されており、その下あたりに
『最終合格者は、第1次試験の得点と第2次試験の得点を合計した総合得点の高い順に決定します。』等の記載があります。
勉強を始める前に絶対にチェックしておくようにしましょう!
この記事を書いた人
焦らせてしまうような表現の仕方ですが、
実際に私がリセット方式で損をしてしまったことがあるので、皆さんには同じようなミスをしてほしくなくて強く言っています!