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【国土交通省(本省:社会資本整備系)】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、国土交通省(本省:社会資本整備系)について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【国土交通省(社会資本整備系)】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【国土交通省(本省)】全体像

     

     

    (引用:国土交通省ホームページ)

    上記は国土交通省の全体像になります。
    国土交通省の仕事は、大きく「社会資本系」と「モビリティ観光立国系」に分けられます。

    国家一般職で採用を希望する場合、官庁訪問の受付の際にあらかじめ選択どちらか一方を選んで面接等を受けることになります。
    ※両方併願することは基本的にできませんので、ご注意ください。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】仕事内容

    国土交通省は国土の総合的かつ体系的な利用、開発および保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の発展並びに海上の安全および治安の確保などを担う官庁です。

    その中でも社会資本整備系統では、日々の生活や社会経済活動の基盤を作っていくことが主な仕事になっています。具体的には、国土づくりの企画立案や都市の再生、交通システムの構築などに携わることができます。仕事内容は幅広いですが、国民の住環境を整えることで安心した暮らしができる環境を作ることが共通の目的となっています。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】先輩の志望動機

    【先輩たちの入省の動機、きっかけ】

    • 学生時代は、交通計画を勉強していました。暮らしに身近な交通や物流について、その仕組みを作る立場から関わりたいと思い、国土交通省を志望しました。
    • 道路や住宅、鉄道など、生活に密着した分野を所管していることや、出先機関や地方自治体、海外での勤務など、多様なフィールドを経験できることに魅力を感じ、国土交通省を志望しました。
    • 私は、日本中を旅して全国を制覇するほど観光が好きで観光立国推進に関わる政策に携わりたいと思い始めたことが、国土交通省を知るきっかけでした。国土交通省を知っていく中で、私の地元が西日本豪雨の被害に遭った経験や大学で経済地理学(地域振興)を学んだ経験から「社会資本整備系統」を志望しました。

    (引用:国土交通省の採用パンフレット)

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】転勤エリア

    基本的には霞が関の本省で勤務します。しかし地方整備局・地方運輸局などの地方支分部局において、より地元に密着した場面で国土交通行政を担当する機会があるほか、他省庁や地方公共団体に出向し、地方行政に携わる機会もあります。

     

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】官庁訪問の流れを紹介      (国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】官庁訪問の流れ

    1. 7/5:予約開始
    2. ~7/6:官庁訪問予約時にESを提出
    3. 7/7:官庁訪問スタート
    4. 当日の面接後に内々定の報告

    国土交通省(本省:社会資本整備系)の官庁訪問は、まず予約時にESをオンラインで提出した後、官庁訪問が1日あり、私の場合その日の最後の面接時に内々定の報告を頂くことができました。それとあわせて今後の日程などを記載した書類をいただきました。
    私は7/7~7/10までの4日間の官庁訪問のうち、2日目である7/8に官庁訪問を行い、1日で終了しました。しかし、同日に官庁訪問に来ていた人は初日の7/7にも官庁訪問に来ていた人が多く、国土交通省(本省:社会資本整備系)は2日間にわたって官庁訪問をおこなっている人がほとんどでした。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】①官庁訪問の予約の仕方

    第一次試験の合格を確認した後、すぐに国土交通省の採用案内ホームページにある官庁訪問予約フォームに氏名や訪問希望日程(複数)等を入力し、官庁訪問を予約しました。
    日程2日目(7/8)の官庁訪問は、オンライン(Microsoft Teams)で9:30~12:00、対面で13:00~17:00での実施予定でした。私は、インターネットから日程2日目(7/8)の対面13:00~17:00で予約しましたが、前日に電話で7/8の9時から官庁訪問に来てほしいという連絡が来たため、当日は9時から対面で官庁訪問をおこないました。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】②官庁訪問前日までにESを提出

    • 採用志望系統(社会資本整備系またはモビリティ・観光立国系)
    • 国土交通省の志望動機(200字以内)
    • 国土交通行政で特に関心のある分野(50字以内)
    • 性格(長所など)(50字以内)
    • 大学の成績、卒論・研究・ゼミ等のテーマ
    • 趣味・特技、部活動・サークル活動等(50字以内)
    • その他、連絡先等の情報
    • 証明写真(6か月以内に撮影したもの)
    • 官庁訪問の希望日時

    このようなエントリーシートを官庁訪問予約時に提出しました。
    私は、エントリーシートに書いた項目を深堀されることを想定して、わかりやすく簡潔に書くことや深堀をしやすいような内容になるように意識しました。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】③官庁訪問1日目

    • 9:20:1回目の面接
    • 10:00:2回目の面接
    • 13:20:3回目の面接
    • 16:30:4回目の面接
    • 19:30:5回目の面接

    国土交通省(本省:社会資本整備系)の官庁訪問は1日だけでしたが、1対1の個別面接試験が計5回ありました。面接は基本的に和やかな雰囲気で、圧迫感はあまりありませんでした。また、回数を重ねるごとに面接官の役職や年次が上がっていることを感じました。

    庁舎への滞在時間は、集合から解散までで約11時間程度でした。

     

    9:20:1回目の面接

    質問内容

    • 志望理由
    • 国土交通省に入ってどんなことに取り組んでみたいか(1分程度で)
    • 国土交通省の志望順位
    • 親の職業について
    • 本省は大変だと言われているがそれについてどう考えているのか
    • これまで大変だったこと、それの乗り越え方について

    40代くらいの男性で、5回目の面接官と同じ人でした。
    大きめの部屋でブースのように分かれている中での面接だったため、他の面接の声なども聞こえてく両な状況でした。面接自体は20分くらいで終始和やかな雰囲気でした。

     

    10:00:2回目の面接

    質問内容

    • 志望理由
    • 趣味についての深堀(どんな部分に魅力を感じるのか、始めたきっかけ、今後活かせると思うことなど)
    • 長所と短所(エピソードを含めて)
    • 周囲の人にはどんな人だと言われることが多いか。
    • ↑に関して自分ではどう思うか
    • 併願先とその理由
    • 最後に一言

    1回目の面接官よりも若い女性の面接官でした。1回目と同様に笑顔なども見えるような終始和やかな雰囲気でした。趣味についての深堀が非常に多かったように感じました。

     

    13:20:3回目の面接

    質問内容

    • エントリーシートに書いた、大学時代の部活動ついての深掘り。
    • ↑と関連して、高校時代の部活動についての質問。
    • 大学のゼミについて
    • アルバイトについて(どんな役職についているか、困難だと感じたこと、その困難を乗り越えるために何を意識し行動したかなど)
    • どのような場合にストレスを感じるか。
    • 最後に一言や質問はあるか

    50代くらいの男性の面接官で、それまでの2回の面接と比べると少し緊張感を感じるような面接でした。答えたことに対してさらに詳しく深堀をされることが多いように感じました。

     

    16:30:4回目の面接

    質問内容

    • 志望理由
    • 国土交通省の志望順位
    • 部活動についてエントリーシートに書いた内容から深堀(役職、部活動の中での自分の役割、大変だったこと、意見が対立した時の対処と自分の立ち位置、過去の部活動での役職、仲間と協力をする際に大切だと思うこと)
    • どのような場合にストレスを感じるか、ストレスにはどう対処するか。
    • 実際に業務を行っていく中で自分勝手な行動をしている職員がいた場合にどう対応していくべきだと思うか。
    • 意見が対立した時にどう対処してきたか。

     

    19:30:5回目の面接

    質問内容

    • 内々定をもらった際には本当に国土交通省に来てくれるか、という再確認
    • 残業に抵抗はないか
    • 国土交通省の志望順位
    • 最後に一言

    1回目と同じ面接官で、和やかな雰囲気でした。本当に国土交通省に来てくれるのか、ということを念を押して確認されました。そしてこの5回目の面接終了時に内々定の書類と今後の予定をいただきました。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】④内々定の連絡

    最後の5回目の面接時に内々定を告げられました。それと同時に今後の予定についての連絡や書類などをいただきました。

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】合格者からアドバイス

    面接官によっても違いはあると思いますが、最後に何か言っておきたいことや伝えたいことはあるか、を問われることが多かったです。そのような質問に焦らないで答えられるように準備をしていくことが必要です。また、答える内容も非常に大事ですが、その他にもしっかりした受け答えができることや堂々としていること、明るく受け答えができることも重要なので面接練習からそれらを意識して取り組むようにしましょう。

     

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】公務員のライトの講座紹介

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    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】官庁訪問情報まとめ

    【国土交通省(本省:社会資本整備系)】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      個別面接5回
    • 官庁訪問の拘束時間
      11時間ほど
    • 転勤エリア
      基本霞が関勤務だが、地方支分部局への異動もある
    • 内々定告知のタイミング
      当日告知される

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。