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【地方上級】時事(社会)の出題数や過去問を紹介します!

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、地方公務員の試験における時事(社会)について、紹介していきます。

    特徴や出題数、頻出テーマ、出題予想、こういったものを詳しく紹介していきます!
    よろしくお願いいたします🙇

     

    【地方公務員】時事の出題数は?

    地方公務員の試験では、時事のことを「社会」や「社会事情」と呼ぶ場合があります。これらの問題は、3~6問程度出題されています。ただし、年度によっても自治体によっても出題数や内容などが異なります。

    また、専門試験でも、財政学や社会政策、国際関係などの科目で、事情系の問題が出題されます。

    さらに、近年は「自然科学を廃止」にしたり、「教養試験を簡易化」させたり、「独自で問題数を調整」したりする自治体が増えています。中には時事が7問や8問出題させるような自治体があったりと、時事の重要度はどんどん上昇しています!

    では、次は出題例を見ながら、問われ方の特徴を確認していきましょう!

     

    地方公務員の出題例・問われ方の特徴

    ※A日程の市役所で出た問題です。

    地方公務員の時事は1問に対し、ピンポイントの1つのテーマ、そして5つの肢で少しだけ細かくこのテーマについて知識が問われるというケースが多いです。国家系の時事と比較すると、問題の難易度は低めです。ただ、県庁等の試験では、国家のように「抽象的な分野+5つの肢が違うテーマ」という問題も目立ちます。

    ちなみに、「社会」という科目は、社会学の分野であったり社会保障、環境問題、国際機関などが該当します。

    では、次は地方上級(全国型)と市役所の出題傾向を紹介していきます!

     

    【地方公務員の時事】分野・テーマ(出題分析)

    地方上級(全国型)の時事:出題分析

    ※出題数について、年度ごとに多少のバラツキがあります。

    こちらは、地方上級(全国型)の時事の出題分析です。

    国際情勢や環境分野の出題が特に多く、国際情勢では、アメリカの選挙や経済がほとんです。環境分野は、日本のエネルギー問題が多くを占めています。また、社会保障等の分野では少子高齢化や日本の人口推移の問題が多く出題されています。

    では、次は市役所を紹介します!

     

    市役所(A・B・C日程)の時事:出題分析

    ※出題数について、年度ごとに多少のバラツキがあります。

    こちらが市役所の時事における出題分析です。

    市役所の時事も、県庁等と似たような傾向になります。特に国際情勢や環境分野からの出題が多くなっています。一方で、難しい法改正の問題等は出題が少ないです。ただし、基本的に地方の試験は、ある程度まんべんなく、様々な分野から出題される傾向にあります。

    では次は、出題テーマ一覧を見ていきましょう!

     

     

    【地方公務員の時事】出題テーマ一覧

    地方上級(全国型)の時事:出題テーマ一覧

    ※自治体によって出題内容が異なる場合があります。

    こちらは地方上級(全国型)の出題テーマ一覧になります。

    先ほどもお伝えした通り、特にアメリカの政治・経済や人口の推移、エネルギー政策などの出題が目立ちます。

     

    市役所(A・B・C日程)の時事:出題テーマ一覧

    ※自治体によって出題内容が異なる場合があります。

    こちらは市役所の出題テーマ一覧になります。

    では、次は2023年度の試験でおさえておくべきテーマを紹介します!

     

    【地方公務員の時事】おさえておくべきポイント

    1. 【国際情勢】
      アメリカの中間選挙
      中国(共産党大会)
      ロシアウクライナ情勢
      各国の政権交代
      中国とインドの人口
    2. 【環境】
      エネルギー政策
      地球温暖化
      SDGs
    3. 【社会保障】
      日本の人口の推移
      少子化の現状・対策
      高齢化の現状・対策

    コロナウイルス対策や、参議院議員選挙、経済連携協定、インボイス制度、税制改正、マイナンバーカード系のテーマも要チェックです!

     

    【地方公務員】専門試験の時事対策

    1. 【財政事情(財政学)】
      一般会計当初予算
      地方財政計画
    2. 【社会政策】
      年金制度
      医療保険制度
      介護保険制度
      労働時間
      正規・非正規の雇用格差
      男女間の雇用格差
      M字カーブ
      障がい者雇用
      育休取得率
      年休取得率

    次は専門の時事の頻出テーマをお伝えします。専門試験の財政学や社会政策(労働経済・社会保障)等の対策として、表のテーマはおさえておいてください。

    この手の最新事情を含め、地方公務員の頻出テーマは、すべて「最強の時事」の中で紹介しているので、皆さんは安心して、書籍やアプリ、講座等をうまくつかって対策してもらえたらと思います。

     

     

    【地方公務員の時事】オススメの対策方法

    地方公務員の時事の対策方法について、「日ごろからニュースや新聞を見ろ」というのはもちろんなのですが、そのような時間・習慣がない人の方が圧倒的に多いと思います。

    そこで、オススメな対策方法がこの3つです!

     

    オススメの時事対策方法①:Youtube・Twitterで勉強

    公務員のライトのYoutubeチャンネルで、公務員試験に特化した時事解説を行っております!

     

    Youtubeで勉強

    やはり公務員の時事には、出題されやすいテーマや、問われやすいポイントが存在しますので、試験に問われやすい部分をYoutubeでポイント解説しております!

    ラジオ感覚で聞き流しすることもできるので、実際に合格者の方たちからは「車で運転する際や電車での通学時間などのスキマ時間がうまく活用できてよい」という声を多く頂いております。
    皆さんもぜひ、チェックしてみてください👍

     

    Twitterで勉強

    Twitterで公務員試験に特化した時事ツイートをしております!
    過去の傾向から公務員試験に出題される可能性が高いテーマを絞り、ポイント解説を行っています。皆さんも是非、チェックしてみてください!

    公務員試験に出そうな時事について今年もTwitterでつぶやいていきますので、良かったらチェックしてみて下さい!

     

     

    オススメの時事対策方法②:参考書・講座で対策

    やはり、時事の参考書で勉強するというのもオススメです!
    公務員試験の時事において、教養・専門択一の時事関係のテーマで出題されやすいところは、すべて【最強の時事】という、こちらの参考書の中で紹介しています!

    まずは、この手の参考書を「寝る前に1日1章は読もう」などと決めて勉強し、知識をインプットしてみてください!

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    また、オンラインの時事講座では、超重要なテーマについて、ポイント解説を行っています。こちらは、30テーマ解説+試験ごとの出題分析や特徴等の講義がついております。

     

    オススメの時事対策方法③:アプリで勉強

    公務員のライトでは、アプリの中で最新事情の問題を300問以上掲載しています。当然、解説もついております。
    参考書等を通して、知識をインプットするだけでなく、アプリを通して問題演習を重ねることで、本番の試験で得点できる力を身に付けていってください!

     

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    また、一緒に公務員試験を受ける友達がいれば、「友達と問題を出し合う」のがオススメです!

    A君「2021年の合計特殊出生率はいくつでしょう~?」
    B君「1.30!!じゃあ2022年にユネスコの無形文化遺産に登録されたものは何でしょう?」
    A君「日本の民俗芸能:風流踊(ふりゅう踊り)!」

    とこんな感じです!

    では、まとめにいく前に、受験テクニックを紹介します。

     

     

    【公務員試験の時事】受験テクニック

    皆さんに2つの受験テクニックを紹介します!

     

    受験テクニック①

    2013年に閣議決定された「宇宙基本計画」の中で、同年は「宇宙開発民営化元年」と位置付けられ、民間企業による宇宙ビジネスへの参入を促進することとされた。イプシロンロケットは、ベンチャー企業が開発中の低コストで高機能のロケットで、2015年9月に初の打ち上げを予定している。

    少し古い問題ではありますが、こちら国家総合職の2015年の問題です。
    当時の筆記試験日は2015年の5月下旬です。

    ロケットの予定日というのは変更になる可能性もありますし、試験問題というのは当然、試験日の1週間前などに作るわけではありません。余裕を持って3~6ヵ月前には基本的なものは完成します。そして、問題作成側はミスが許されません。また、批判的なコメントが来ないように問題を作成します。
    そこで、こちらの問題のように、流動的な要素が強いものは正答になりにくい傾向にあります。当然、この手の肢が正解になることもあるのですが、可能性は低くなってきます。
    こういう視点を大切にして、問題をチェックしてもらうだけでも、変な肢が切れたりもしますので、皆さん知っておいてください。実際にこの記述は誤りです。

     

    受験テクニック②

    新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛に伴い、2020年、我が国の家庭用専用ゲーム機のゲームソフト売上高が、スマートフォン上のゲームアプリのそれを初めて上回った。こうした家庭内でのゲームの利用拡大を受け、国は、18歳未満の子どものゲーム利用を、平日1日に60分、休日は90分以下とするよう保護者に義務付ける方針を打ち出した。

    これは、2022年度の国家一般職の問題です。

    こちらは、かなり過激な記述になるかなと思います。ゲームの利用時間を義務付けるというものですね。確かに、香川県などが条例で定めたりしてはいるのですが、冷静に考えれば批判的な意見が殺到するのはわかり切ったことだと思います。また、様々なものが多様化する昨今、eスポーツと地域活性化をつなげるような自治体等も増えてきていますので、こういった時代背景から考えても、この記述が不適切であるのは容易に判断できるかなと思います。

     

     

    【地方公務員の時事】対策ポイントまとめ

    1. 地方公務員の時事は、自治体ごと・年度ごとに内容や出題数が異なります。
    2. 教養については、近年、3~6問程度出題される場合が多いです。
    3. 教養は、国際情勢、環境、社会保障の問題が多くなっています。
    4. 専門試験では、財政学や社会政策等の科目で事情系の出題があります。
    5. 専門試験は、年金・医療・介護、労働事情の問題多いです。

    地方の試験は、面接や論文の配点が極端に高い、超人物重視の試験になります。時事の知識は、論文や面接でも役に立ちますので、重要度は非常に高いです。

    ただ、時事の出題範囲が広いので、対策本等をうまく使い、頻出テーマをしっかり押さえて、効率よく試験対策を進めていきましょう!

    では、地方公務員の時事の記事はこれで、終わりです。
    ありがとうございました。

     

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