財務局の内定はココで決まる?
そのくらい重要なのが面接カードです!
さて今回は財務専門官の2次の人物試験の際に使用する面接カードについて詳しく紹介していきたいと思います。
まぁいきなり面接カードといわれてもわけがわかりませんよね。
初心者の方や正解がわからない人に向けて
このページだけで面接カードの概要からポイント・書き方まで、すべて紹介しちゃおうと思います!
まず以下の2つの基礎ページを見ておくと、良い面接カードが作れるようになると思います!
では参りましょう!
目次
財務専門官(専門職)の面接カードとは?
皆さんはこの面接カードを2次面接までに仕上げて、2次試験の日に面接官に提出します。
面接官はこの面接カードを2次面接の参考資料として、皆さんに色々質問を投げかけるということですね!
【財務専門官(専門職)】面接カードの見本
志望動機は4行以内等の行数指定があります。
また、見本では1行-41文字となっています。
(自己PRは1行-26文字)
面接カードの項目
財務専門官の面接カードはこの7段落構成となっています。
- 【プロフィール】
- 【志望・受験動機】
- 【専攻分野・得意分野】
- 【最近関心や興味を持った事柄】
- 【印象深かったこれまでの体験】
- 【自己PR】
- 【趣味、特技など】
財務専門官の面接カードは、補助線が無いので行数を自分で決められるという点が特徴です!
面接カードの項目ごとに指定されている補足説明について紹介しておきますね!
【プロフィール】
名前や受験番号等、自分のプロフィールを書けばOKです!
あと、試験の区分は『財務専門官』と書く
職歴は『アルバイトは含まない』
この2点だけ覚えておいてください!(よく質問されるため)
【志望・受験動機】
補足説明なし
【4行以内】で書いてください。
【専攻分野・得意分野】
学業や職務経験を通じたもの(あれば、専攻演習、卒論・修士論文のテーマ等)
【3行以内】で書いてください。
【最近関心や興味を持った事柄】
社会生活、時事問題、社会情勢など
【2行以内】で書いてください。
【印象深かったこれまでの体験】
学校生活や職務、ボランティア活動、アルバイトなどの体験を通じて
【3行以内】で書いてください。
【自己PR】
長所や人柄について。
【3行以内】で書いてください。
※1行の目安は26文字です。
【趣味、特技など】
補足説明なし
【3行以内】で書いてください。
※箇条書きなどでも全然OKです。
補足説明は以上です。
【財務専門官(専門職)】面接カードの補足説明について
補足説明が少なすぎだと思いませんか?(汗)
書き方も誰も教えてくれないし…どうやって書けば良いか全然わかりませんよね。
とくに細かく書こうとしすぎてしまってうまく書けずに悩んでしまう人も多いと思いように感じます。
でも、実はこの面接カードの出来が内定のカギを握るといっても過言でないくらい、面接カードの出来は重要です!
皆さんには勘違いしてほしくないので、面接カードの書き方やコツを紹介する前に『面接カードの重要性』について紹介したいと思います。
【財務専門官】面接カードを作る前に知っておきたい重要ポイント!
まず、皆さんに覚えておいていただきたいことが1つあります。
それは、人事院面接の面接官は各財務局の採用担当者のお偉いさんである可能性が高いということです。(地区ごとに人数は違う)
これがどういうことかというと…
【財務専門官】実は人事院面接もマッチングの面接?
実は人事院面接もマッチングの面接であるということです。
⇒面接官は『この子は財務専門官として活躍してくれそうかな』という視点で受験生のことを見ています。
人事院面接は国家公務員の試験に受かるための面接で、職場訪問がマッチングの面接だと勘違いしやすいので注意が必要です!
人事院面接で優秀な受験生に目星をつけておくというイメージになるので、職場訪問は公平ではありません。
⇒人事院面接の評価(A評価等)も職場訪問の際に採用担当者の中で共有されている場合が多いです。
【財務専門官】人事院面接では適性もチェックされる!
そして、財務専門官というのは「専門職」ですから、「職務適性」をチェックする財務専門官特有の頻出質問がいくつかあります。
先ほども言ったとおり、面接試験というのは「マッチングの場」ですから
「職務適性があるのか」「財務専門官として活躍していけそうか」って部分を重視して面接試験が行われています。
【財務専門官】コンピテンシー型の面接試験とは?
また、財務専門官(公務員)の試験では、コンピテンシー評価型の面接試験が行われます。
ぺらぺら話すだけではなく、受験者がある壁にぶつかったときどのように考え、どのように行動してきたのか、また、どのように改善することができたのかなどを聞かれる受験者の行動特性を見られる面接試験のことです。
例えば、「部活でキャプテンをしていた」というひとつの発言に対して、面接官が「なぜキャプテンになったの?自主的に?それとも回りの人から推薦されたのか?」「なにかつらいことはあった?」「その壁をどう乗り越えた?」などと、受験生の発言したエピソードについて深く突っ込んで、受験生の行動特性を探る面接手法のことをコンピテンシー評価型面接といいます。
要は面接カードに書いてある内容を深堀していき、どんな行動をしてきたのかというエピソードを聞かれるということです。
【コンピテンシー評価型面接】について把握するのは非常に重要なので、別ページで解説してます!
【財務専門官】参考資料として面接カードが使われる
今後財務専門官として活躍してくれる人物かどうかを見抜きたい…そこで、参考資料とされるのが「面接カード」です!
面接カードに書いてある内容をもとに、色々な角度から質問して、受験生の皆さんの人柄や行動特性をチェックしたり、ストレス耐性や社会性をチェックしたりするわけです。
【財務専門官】結局は面接官が主観的に評価!
ただ、いくらコンピテンシー評価型とはいえ、
面接官が主観的に
「コイツと一緒に働きたい」って思う受験生を選ぶわけですから
当然すべてマニュアル通りというわけではありません。
最終的に「面接の評定項目」のマニュアル評価と
「コイツと一緒に働けるか」「今後活躍してくれそうか」「笑顔でハキハキ話してい印象良いな」などといった面接官の主観部分の評価で合否を決めるってイメージですね!
次いで声のトーンや話す速度。
その次に話の内容が大事というイメージですね!
【財務専門官】人事院面接の評価が財務局の内定に直結!
要は人事院面接の評価が内定のカギを握るということで、
その人事院面接の参考資料にされるのが『面接カード』です。
目的は内定をもらうことですから、面接カードを入念に作って、人事院面接で自分をうまくアピールしていきたいですよね!
肝に銘じておくんじゃな。ほっほ。
【財務専門官】面接カード作る時に意識するポイント!
- 常に面接官の視点を大事にする!
- 具体的に書きすぎない!
- 文章構成を大事に!
- 文字は大きく!
- 項目ごとにしっかりとエピソードを用意する!
面接カードの出来がどれくらい重要か把握できましたか?(^^)
これから面接カードを作成する方に向けて、意識してほしいポイントをまとめましたので、それぞれ解説していきたいと思います!
財務専門官の面接カードポイント①:面接官の視点を大事に
常に面接官の視点を大事にしてください!
面接官は『今後財務専門官として活躍してくれそうかな』って思って皆さんのことを見ています。
当然、そういった視点で面接カードもチェックします。
なので皆さんは面接カードの項目を埋める際、
『どういうことを書いたら面接官へ与える印象が良くなるんだろう』という部分を大事にしてみてほしいなと思います。
財務専門官の面接カードポイント②:具体的に書きすぎない!
面接カードで良い印象を与えるという考え方は非常に大事なのですが、
面接カードよりも面接本番の受け答えの方が重要度が高いのは当たり前の話ですよね!
そこで、意識したいのは『良い印象を与えつつ、具体と抽象をうまく使い分けて、面接官の方が突っ込みやすい面接カードを作ろう』ということです。
※面接カードで良い印象を与えることの方が大事なので、何でも抽象的にすればいいというわけではありません。
財務専門官の面接カードポイント③:文章構成を大事に!
言いたいことが伝わりやすい文章構成というのは存在しますから、面接カードの文章もうまくまとめていきたいですよね!
- 【抽象的な結論】
私は大学で「経済学」の勉強に力をいれていました。 - 【具体的な説明】
~こういうゼミナールに所属し、毎日~こういうことに取り組んでいました。
先ほど、ポイント②で紹介した『抽象と具体を使い分ける』という基礎部分を意識するだけでも、まとまりがある文章が出来上がると思います。
文章構成については、あとで面接カードの項目ごとにまとめ方を紹介したいと思います!
財務専門官の面接カードポイント④:文字は大きく!
面接カードというのは、あくまでも面接の参考資料なので、言いたいことを事細かに書く必要はありません。
というよりは、ある一定の枠の中に自分の言いたいことをまとめる文章構成力や表現力も求められていると思ってください。
米粒みたいな字で5行6行って書いてあったら、面接官も読む気が失せますよね(笑)
財務専門官の面接カードの場合は1行35~40文字前後で書くことを意識してみて下さい。
財務専門官の面接カードポイント⑤:しっかりエピソードを用意!
公務員の面接はコンピテンシー評価型面接だといいました。
そこで、面接官は面接カードで皆さんに『舞台』を求めています。
⇒これは『部活動』『アルバイト』『ボランティア活動』『サークル活動』等、自分が面接で話す予定の『ネタ』のことです。
自分が話す予定のネタについては、面接カードを作成する際に入念に自己分析しておいてください!
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
このような質問が本番で飛んできやすいので、逆に上記のような質問の答えを先に用意(自己分析)して、その答えを面接カードにまとめていくといったやり方でも問題ありません。
【財務専門官の面接カード】書き方・コツを紹介!
もう一度、財務専門官の面接カードの項目を紹介しておきます!
- 【志望・受験動機】
- 【専攻分野・得意分野】
- 【最近関心や興味を持った事柄】
- 【印象深かったこれまでの体験】
- 【自己PR】
- 【趣味、特技など】
※プロフィールは省略
これからこの項目ごとに書き方やコツを紹介していきたいと思います!
財務専門官の面接カード①志望動機・受験動機【記入例あり】
財務専門官の志望動機を書くポイントは3つです。
- 財務専門官の仕事を知ったきっかけを入れる
- 実体験(説明会やインターン等)をもとに財務専門官の仕事のどこが魅力か述べる
- 強みや経験を活かして、今後どのように活躍・貢献したいか述べる
良い志望動機を作るために、まずはじめに自己分析していきます!
今から皆さんに質問していきますので、回答は用意しておいてください。
志望動機を作る前にまずは自己分析
- 仕事を知ったきっかけって何だろう?
⇒ドラマでも、ニュースでも何でもOK - ★財務専門官の仕事を知るために行動したことは何だろう?
⇒説明会に参加した、先輩職員に連絡して色々聞いた、財務局を訪問してみた等、何か行動したものがあると最高 - 財務専門官のどこが魅力だと思ったんだろう?
⇒仕事や役割の魅力は言えるように! - 財務専門官の仕事で活かせそうな自分の強み・経験は何だろう?
⇒性格でも知識でも何でもOK - 今後自分がどのように活躍・貢献できるか考えてみよう!
⇒今後の意気込みは用意しておきたい!
上記の5つの質問に答えてみて下さい!
この質問の回答を面接カードにまとめていくと、自然と良い文章に仕上がると思います!
志望動機は過去の行動で支える!
財務専門官という公務員の中でも専門的な職種を選ぶには理由があるハズですから
「なんでわざわざ専門職である財務専門官を受験したの?」というのが面接官が突っ込んでくるポイントとなります。
併願先としてただ受けているだけの受験生も多いですから、
自分は第一志望でココで活躍したいんだって想いは伝えていきたいですよね!
そこで、自分のやる気や熱意を「★具体的な行動」で裏付けできると印象がいいと思います。
志望動機の記入例2パターン
- 【(きっかけ込みの)実体験+仕事の魅力】
説明会やインターンシップを通して、財務専門官の~こういうところに興味を持ちました。
- 【今後の意気込み】
私の強みである〇〇を活かして、~こういうことに貢献していきたいと思い、志望しました。
- 【きっかけ】
大学の講義で~こういうことを学んでおり、講義で財務専門官の仕事を知りました。 - 【実体験+仕事の魅力】
その後、説明会やインターンシップに参加したところ、財務専門官の~こういうところが非常に魅力的だと感じました。
- 【今後の意気込み】
大学で学んだ〇〇の知識を活かして、~こういうことに貢献していきたいと思い、志望しました。
きっかけ⇒具体的な行動⇒感想(財務の魅力)⇒今後の意気込み
このような流れ(文章構成)でまとめると志望動機もスムーズに伝わるかなと思います。
良い志望動機を作るためには仕事の勉強が大事!
志望動機を上手く伝えるポイントは「仕事内容・役割の把握」「魅力」「貢献」この3つだと思います!
⇒とくに合格できる人は「財務専門官の役割」をきちんと理解することができています!
財務専門官には~な役割がある→私も~を通してそれに貢献していきたい。
⇒このように役割や仕事が理解できているからこそ、自分が貢献できるとうまく伝えることができると思います!
志望動機を作る前に入念に省庁研究ということで、仕事について思いっきり勉強してみて下さい!
財務専門官の面接カード②専攻分野・得意分野【記入例あり】
この項目は「【専攻分野・得意分野】学業や職務経験を※通じたもの(あれば、専攻演習、卒論・修士論文のテーマ等)」ということで、指示されていることに素直に答えておけばOKです!
ここで、重要になってくるのが文章構成と表現力になってくると思います。
『※通じたものとは:知識や経験が豊富であるさま』のことです!
要は大学や仕事で、どんなことに一生懸命取り組んできて、どんなことに詳しいのかということですね!
専攻分野・得意分野の記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
大学では、~こういうことを学んでいます。
- 【具体的な説明】
〇〇というゼミナールに所属し、特に『~』こういった内容について日々理解を深めています。 - 【学んだこと(通じたもの※)】
この経験を通じて、~こういうことが学べました。
- 【抽象的な結論】
専攻分野は〇〇で、~こういう研究を行っています。
- 【具体的な説明】
研究室では日々~こいうことに取り組んでおり、~こういった知識を深めています。 - 【現在の状況】
現在は卒業論文を完成させるために、~こういうことに励んでいます。
話の構成は変に意識しなくていいので、ゼミや研究、専攻分野等の内容について、どんなことを学んでいるのか簡単に説明してあげてください!
そもそもなぜこの項目の枠が大きいのか
財務専門官というのは『専門職』なので、採用されたら財政・金融のスペシャリストとして活躍することになります。
そこで、一つの専門分野について深く研究・勉強する大学のゼミや研究等のことについて、面接カードの枠が大きく設けられているということですね!
財務専門官の面接カード③最近関心や興味を持った事柄【記入例あり】
補足説明に社会生活、時事問題、社会情勢などと書いてあります。
自分が詳しい+明るい話題のニュースについて書くのがベストかと思います。
最近関心や興味を持った事柄の記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
〇〇というニュースに関心があります。 - 【ニュース(現在)に対する自分の意見】
現在はこういう状態なので、~こういう点に注目しています。 - 【ニュース(今後)に対する自分の意見】
今後は~こういう風に取り組む必要があると思います。
- 【抽象的な結論】
〇〇に関心があります。
- 【ニュースに対する自分の意見】
現在はこういう状態なので、~こういう点に注目しています。
結論ファーストで述べること、そのニュースに対する自分の意見をきちんと述べること
この2点を守れば文章構成で悩むことは無いと思います。
ニュース選びのポイント
ニュースを選ぶポイントも紹介しますね!
- 必ずしも金融・財政関係のニュースを選ぶ必要はない
- 面接官が知っているようなニュースを選ぶ
- 政治系のニュースは書いてはいけない
- 賛否両論があるニュースは書いてはいけない
①、②、③関しては言葉通りの意味です。
④だけ簡単に補足説明しますね。
例えば、広島カープが優勝したことをネタにしたとします。
⇒単純に面接官が熱狂的な阪神ファンだったら困りますよね…。それだけのことですので、こういったネタは選ばないようにしましょう!
金融・財政関係のニュースを選ぶ必要はない!
金融・財政関係のニュースについて書いて、財務専門官として活躍したい~というオーラを放つのもありですが、苦手なら無理に金融・財政関係のニュースを選ぶ必要はありません!
大事なのは、きちんとした受け答えをして面接官に良い印象を与えることですから、自分の得意分野で攻めてほしいなと思います!
毎年2月に速攻の時事という時事問題対策本が発売されるので、その中から明るいニュースを探すのもひとつの手ですね。
日頃からニュースをチェックして自分の意見を持つように!
自分が面接カードに書いたニュースについて、詳しく話せるよう準備しておくのはもちろんのこと、
面接官がニュースを指定してきて、それに対する自分の意見を問われる場合もありますので、やはり公務員になりたいなら日頃から社会事情に関心を持つことが大事かなと思います。
面接では当たり前のように、面接官がこの手のニュースを指定してきて、それに対する意見を求められたりします。
財務専門官の面接カード④印象深かったこれまでの体験【記入例あり】
「【印象深かったこれまでの体験】学校生活や職務、ボランティア活動、アルバイトなどの体験を通じて」ということで、「達成感を感じた出来事」や「他人から評価された経験」をネタにする人が多いと思います。
やっぱり財務専門官も組織で仕事をしますから、この辺りで『チームワーク力』や『社会性』などをアピールしておきたいところです!
印象深かったこれまでの体験の記入例2パターン
- 【舞台の提示】
3年間続けた飲食店のアルバイトにて、 - 【取り組んだこと等の状況説明】
私はリーダーとして、~こういう取組を頑張ってきました。 - 【印象に残った出来事】
私が引退するときに「(他人からのセリフ)」と言ってもらえたことが印象に残っています。」
- 【抽象的な結論】
印象深かった出来事は、野球部の引退試合です。 - 【具体的な説明】
全国大会出場に向けて~毎日練習に励んでいましたが、試合は負けてしまいました。結果は伴いませんでしたが、チーム一丸となりながら、一つの目標に向かって最後まで頑張り切ることの大切さを学べました。
①舞台提示→②力を入れた経験→③他人からの評価(セリフや結果等)
この項目は、文章全体を通して問いに答えようというスタンスでOKなのかなと思います。
もちろん、うまくまとめられるのであれば、「コレが印象に残ってます」と結論を最初に述べて、その後に具体的な状況の説明をしてあげればOKだと思います!
スポーツや芸術、研究など、何か1つのことに打ち込んだ(熱中した)経験を以下のような流れで話すのもアリですよね!
『~に力を入れてた。こんなに高い目標があって、その目標に向かって頑張ったんだけどうまくいかなくて、色々試行錯誤してみた。それでもうまくいかなかったけど、あきらめずに頑張った結果、~となった。(この経験から私は~ということを学んだ。)』
⇒面接カード全体を通して、印象深かった体験という問いに答えるイメージ
財務専門官の面接カード⑤自己PR【記入例あり】
長所や人柄について。
自己PRについては自分が持っている本当の強みを書くようにしましょう。
財務専門官の適性をアピール!
「自分の本当の強み×適性アピール」
また、自己PRですから、財務専門官の適性をアピールしていきたいところです!
自分の数ある強みや性格の特徴の中で、財務専門官の仕事で活かせそうなものを探して、自分がどのように活躍・貢献できるのか考えてみましょう!
自己PRのポイント
皆さんは、どんな性格の人が財務専門官に向いていると思いますか?
- コミュニケーションを取るのが得意
- 責任感が強い
- 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
- 人とかかわるのが好き
- 向上心がある
- 主体性がある
- コツコツ勉強できる…等
私はこんな人が無難に活躍できるのかなと思いました!
闇雲に自分の強みを言うんじゃなくて、適性をアピールできたら評価も高そうだもんね!
自己PRの記入例2パターン
- 【抽象的な結論】
私は相手の立場に立って物事を考えることができます。 - 【具体的な説明】
3年間続けている塾講師のアルバイトでは、常に受験生の視点を大事にしてアドバイスするよう心掛けていました。 - 【今後の意気込み】
今後は~こういところで活かしていきたいです。
- 【抽象的な結論(長所)】
私の長所は〇〇です。 - 【今後の意気込み】
財務専門官の~こういう業務で、~こういう風に活躍していきたいです。 - 【+人柄の良さ】
また、~こういう性格で、周りからは~こういう人といわれます。
個人的にオススメしているは、長所と人柄どちらも書くことです!
そもそも自己PRは枠が小さいですから、長所と人柄を述べておいて、本番で面接官に突っ込んでもらおう~っていうイメージで全然OKだと思います。
財務専門官の面接カード⑥趣味、特技など【記入例あり】
趣味・特技に関しては、コツも何もありません。
自分が普段やっている本当の趣味や本当の特技等を書けばOKです!
⇒まぁ面接官からするとネタがあった方が嬉しいので、趣味も特技も両方書いておくといいかもしれません。
⇒また、趣味も1つだけではなく、2つ3つ挙げるのもアリです。
趣味・特技のポイント
ストレス解消につながるような本当の趣味や、本当の特技等を話せばOKですが、
ちょっと変わった趣味等を述べると会話が弾みやすいので、面接全体の雰囲気が良くなりやすいと思います!
⇒スポーツのネタや昔の部活動の話などはやっぱり盛り上がりやすい!
まぁ変なことは考えずに、自分が普段やっている趣味や、過去に力を入れていた部活のこと等、自分が話しやすいネタを選んで気楽に回答していきましょう!
⇒結局、自分が楽しく喋れる趣味が一番だと思います!
趣味、特技などの記入例3パターン
- 趣味は~で、特技は~です。
- [趣味] ~。[特技] ~。
- 趣味は〇〇で、週末になると友人と一緒に~しています。
このようにきちんと伝わるように書けばどんな書き方でも大丈夫です!
【財務専門官の面接カード】エピソードの突っ込みポイント
重要なので最後に突っ込みポイントだけ紹介して終わろうと思います。
- 具体的にどんなことをしてたのか(エピソードの概要について)
- なぜそれに取り組もうと思ったのか
- 目標・目的・問題等はあったか
- ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑤のときどう対処・行動したか
- これらの経験を通してどんな力が身に付いたか(学んだこと)
- 得た力を今後どのように活かせるか
【+自分の立ち位置系質問】
- 自分のポジション、役割、役職
- 部長やリーダーは立候補か、他薦か
- その役割等で大変だったこと
- その役割をこなす中で心掛けていたこと
- その役職を通して学んだこと
エピソードについてはこの8項目+αはすべて回答を用意しておきましょう!
ではこれで財務専門官の面接カードの説明は終わりです。
おつかれさまでした!
【面接カードを書く前に最強の”自己分析”を!面接A評価を狙え!】
この記事を書いた人
また、面接カードを書く前に”自己分析”をきちんと行っておくと、面接カードもスムーズに作れると思います。