こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【東京消防庁の採用試験】について、紹介していきます。
目次
【東京消防庁】の特徴
- 大規模災害に強い:東京消防庁は、日本の首都である東京都の消防業務を担うため、大規模な災害に対する対応力が高いとされています。また、防災対策にも力を入れており、防災訓練や防災講習会の実施、防災情報の発信なども行っています。
- 消防士の教育訓練が充実している:東京消防庁は、消防士の教育訓練に力を入れています。国内で最も多くの消防士を抱えるため、教育訓練体制が充実しており、熟練した消防士の育成にも繋がっています。
- 緊急輸送機関がある:東京消防庁には、緊急輸送機関「救急搬送車」があります。これは、救急車で搬送できない場合に使用され、救急搬送車専用の車線を走行することができます。救急搬送車には、専門の医師が搭乗しており、医療技術も高度です。
- 職員数が多い:東京消防庁は、約1万8千人の職員を抱えています。消防士の他にも、事務職員や救急隊員、救助隊員などが在籍しており、緊急時に迅速な対応が可能です。
- 先進技術の導入が進んでいる:東京消防庁は、先進技術の導入にも積極的に取り組んでいます。例えば、ドローンを活用した災害調査や、人工知能を活用した運用管理システムなど、最新技術を導入していることが特徴的です。
【東京消防庁】の消防官とは?
まず、消防官には、国民の生命・身体・財産を火災から保護するとともに、火水災または地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減するといった役割があります。
そのため、火災予防、防災活動にも従事しており、地域の安全な暮らしを守っています。
その中でも、東京消防庁の消防官は、約1400万人が住む世界都市東京の消防活動を行っており、
東京に住む人・働く人・訪れる人を様々な災害から守るのが使命です。
東京消防庁の詳しい仕事内容はこちら
【東京消防庁】の消防官になるには?
東京消防庁職員になるには、東京消防庁が実施している『採用試験』に合格する必要があります。つまり、試験に合格することができれば、誰でも東京消防庁の職員として働くことができます。
東京消防庁の採用試験は、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類と3つの試験区分があり、それぞれの区分ごとに「受験可能年齢」や「試験日程」などが異なります。
【東京消防庁】受験資格・区分を確認しよう!
東京消防庁の試験区分は主に3つあり、Ⅰ類が大卒程度、Ⅱ類が短大卒程度、Ⅲ類が高卒程度を意味しています。
東京消防庁の受験資格については、基本的に年齢制限と身体要件さえ満たしていれば、試験は皆平等に受けることができます。
なお、Ⅰ類(大卒程度)区分については、一年間で2回の試験が実施されています。
身体要件を確認しよう!
身体要件を満たしていないと、受験することができないので注意が必要です。
身長・体重は『おおむね』ですので、基準値に達してない場合も受験できる可能性があります。
【東京消防庁】の試験の流れ・日程
東京消防庁の試験日程・流れは上の表の通りです。Ⅰ類(1回目)であれば、1次試験が5月の下旬、1次結果発表が6月下旬、2次の体力試験が7月上旬、2次の面接(口述)試験が7月上旬、最終合格発表が8月上旬にあります。
※年によって異なるため、詳細は東京消防庁の募集要項をご確認ください。
【東京消防庁】の採用試験の内容
東京消防庁の試験内容は、全部で4つあります。
一次試験が『教養試験』と『論文試験』、二次試験が『体力試験』と『面接試験』となっています。
【東京消防庁】一次試験:教養試験
- 試験時間:2時間
- 問題数:45問
- 形式:5択のマーク式
東京消防庁の教養試験は、2時間で5択の問題を45問を解くものです。
東京消防庁の教養試験の出題内訳:Ⅰ類
東京消防庁の教養試験の出題内訳:Ⅱ類
東京消防庁の教養試験の出題内訳:Ⅲ類
東京消防庁の教養試験の出題内訳は、上の表の通りです。
内容は、中学~高校レベルの知識や考え方を問うものが多いですが、1問あたり2分30~3分程度で解かなければいけません。
東京消防庁の教養試験の特徴
- 数的処理や文章理解の出題数が多い
- 資料解釈の出題数が多い
- 国語が出題される
- 理系科目の出題数が多い
- 反対に人文科学(日本史や世界史、地理等)の出題数が少ない
東京消防庁の教養試験と他の公務員の教養試験と比較すると、上記のような点が違いとして挙げられます。
そこで、赤文字で表記している科目は出題数が多い重要科目なので、ココを中心に勉強をすることが合格の最短ルートとなります。
東京消防庁の教養試験対策ポイントはこちら
【東京消防庁】一次試験:論文試験
- 試験時間:1時間30分
- 文字数:800~1200文字
- テーマ:都民から信頼される消防官となるためにあなたが実践することを具体的に述べよ。(2022年 東京消防庁Ⅰ類)
東京消防庁の論文試験は、与えられたテーマに対し、1時間30分・800~1200文字程度という制限の中で自分の主張をまとめる試験です。
優秀答案や書き方のコツ等は、公務員のライトの講座で紹介しております。
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東京消防庁の論文試験対策ポイントはこちら
【東京消防庁】二次試験:体力試験
- 1km走(5分間)
- 反復横とび(30秒間)
- 上体起こし(30秒間)
- 立ち幅跳び(2回実施)
- 長座体前屈(2回実施)
- 握力(左右1回ずつ)
- 腕立て伏せ(1回4秒×15回)
※項目:採用案内参照 ※回数等:受験生情報
東京消防庁の体力試験は、上記のような試験項目を通して、受験生の体力や協調性等を見る試験となっています。
不安を感じる受験生も多いですが、体力試験は努力すれば回数が伸びる種目ばかりです!
最後まで諦めずに努力し続けましょう!
【東京消防庁】二次試験:面接(口述)試験
東京消防庁の面接試験は、面接官が3人、面接時間が25分程度となっており、面接官からの質問に答えていく試験です。
筆記ができてなくても面接で挽回できます🔥
東京消防庁の面接試験対策ポイントはこちら
【東京消防庁】の採用試験の配点
※東京消防庁は、配点が非公表です。
東京消防庁は、配点が公表されていませんが、面接試験の配点が一番大きくなっていることは間違いありません。
【東京消防庁】資格加点について
東京消防庁では、外部で取得する様々な資格に対して加点がされます。
勉強以外でも合格に近づくことはできますので、確認していきましょう!
【東京消防庁】加点資格一覧
【東京消防庁】資格申請方法
必ず申請方法を採用案内から確認し、漏れがないよう注意してください!
あくまで試験の「加点」です。教養試験対策に余裕がある人は資格取得を考えましょう!
【東京消防庁】の採用試験の難易度
東京消防庁の試験難易度について、『試験倍率』と『筆記試験のボーダー点』を元に解説していきます。
東京消防庁の採用試験倍率
東京消防庁の2022年の採用試験倍率は、こちらの表のようになっています。
東京消防庁の倍率まとめはこちら
東京消防庁の筆記試験のボーダー点
※25点程度(45点中)
東京消防庁の筆記試験のボーダー点は、その年その年で変わってきますが、例年25点以上で合格される方が多いです!
ただ、最低20点で最終合格されている方はたくさんいますので教養が苦手な方は、論文の対策に力を入れるのもありだと思います🔥
【東京消防庁】給料制度
やりがいのある仕事でも、お給料が出なければ自分の暮らしを支えることができません。
給料面でも安定していますので、紹介します!
東京消防庁の給料表
やりがいのある仕事と安定した生活をつかみ取りましょう!
【東京消防庁】になるためのオススメ予備校・オススメ講座
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この記事を書いた人
東京消防庁に5年間勤務していた『あゆむ』です。
自分の経験から皆さんの合格をサポートをします🔥