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【新設】国家一般職の教養区分!プロ講師がポイントを徹底解説!

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    2025年度から国家一般職の試験に「教養区分」が新設されます。
    ポイントをまとめたので、ぜひ、チェックしてみて下さい。

    注意

    従来の試験区分である国家一般職の試験(専門アリ)とは別の区分になります。
    専門アリの試験と併願することはできませんので、専門アリの従来の試験について知りたい方は以下の記事をチェックして下さい。

    🔴国家一般職の試験(専門アリ)

    ※本記事の内容は、すべて2024年9月上旬時点での情報です。

     

    【国家一般職】教養区分とは

    従来は国家一般職の試験では、憲法や民法、経済学などの専門試験の対策が必要でしたが、この専門試験が実施されないのが「教養区分」です。

    特に国家一般職の試験対策として時間を要する「専門科目」の対策が不要なのは大きいですね💡

     

    【国家一般職(教養区分)】基礎能力(教養)試験とは

    基礎能力(教養)試験については、従来の区分(専門アリ)と同じ内容になることが予想されます。
    マークシート式の5肢択一式で、試験時間は1時間50分(110分)、30問必須解答です。

    これまでと同じなら、文章理解は現代文が6問、英文が4問で、時事が5問、情報が1問出題されることになります。

    また、2024年度から生物や化学といった自然科学の科目や、日本史や世界史といった人文科学の科目など、一般知識科目が廃止され、「自然・人文・社会に関する時事」に変更になりました。さらに、新科目「情報」が追加されるなど、色々な変更がありました。
    こちらについて知りたい方は以下のページをチェックしてみて下さい☺

    🔴2024年度の試験制度の変更点はこちら

     

    【国家一般職(教養区分)】課題対応能力試験とは

    人事院の発表では「速く正確に課題を解く能力についての、多肢選択式(5択)マークシート試験」とされています。

    ※2024年9月上旬時点では、例題などが公表されていないので、詳細が出たら情報を更新します。

     

    【国家一般職(教養区分)】一般教養論文試験とは

    教養区分:一般教養論文
    一般的な教養を土台とした判断力、思考力についての、論文試験

    従来の区分(専門アリ):一般論文試験
    文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験

    新設された教養区分では、「一般教養論文」試験が実施されます。

    ※こちらについても、詳細が出たら内容を更新します。

     

    【国家一般職(教養区分)】人物試験とは

    【人事院面接のポイント】

    • 面接官:3人人事院職員 + 各省庁の採用担当者
    • 面接時間:15分程度
    • 基本的に面接カードに沿った質問で、部分的に深堀りされる
    • 評価はA、B、C、D、Eの5段階評価
    • 一般的評価はC評価目標はB評価以上

    人物試験(人事院面接)については、教養区分と従来の区分で同じものになることが予想されます。

     

    【国家一般職】教養区分のポイント

    新設された国家一般職の教養区分のポイントをまとめて紹介していきます。

     

    ポイント①:大学3年生から受けることができる

    これまで、従来型の専門アリの試験は、大学4年生の年からしか、受けることができませんでしたが、教養区分は大学3年生の年から受けることができます。

    ※ただし、官庁訪問と呼ばれる各省庁との面接試験については、大学3年生の場合は翌年の官庁訪問から参加できることになります。(大学4年生で教養区分を受けた場合は、その年の夏に行われる官庁訪問に参加することができます)

     

    ポイント②:一次試験日は従来の試験区分と同じ

    一次試験日(筆記試験)は、従来の試験区分と同じ日に行われます。
    2024年度の場合は、「6月2日」が筆記試験日でしたが、この日に専門アリの受験生と教養区分の受験生は、同時に試験が行われることになります。

    ※専門アリの区分と併願することができませんので、ご注意ください。

    国家総合職の試験は、専門アリの区分と、教養区分は別日程で試験が行われていますが、国家一般職は専門アリの区分と教養区分は同じ日に試験が行われます。

    大学3年生と4年生が同じ日に試験を受けることができるのは不思議な感じがしますね🙇

     

    ポイント③:合格者の名簿には6年間名前が載る

    国家一般職の試験は、筆記と人物試験(上記の①と③)に合格すると、合格者の名簿に名前が載ります。
    教養区分の場合は、

    国家一般職に合格したという「資格」がもらえると思って下さい。
    教養区分の場合は、この「資格」が6年間有効になるので、例えば、翌年は筆記や面接試験を受けずに、官庁訪問に参加することができます。

     

    【例】全体の流れ(大学3年生・4年生が教養区分を受けた場合)

     

     

    教養区分の官庁訪問(就職先の面接)

     

    🔴官庁訪問の詳細はこちら