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[国家一般職]基礎能力(教養)試験の科目
- 教養試験は「1時間50分」で「30問」を解答します。
- 1時間50分という試験時間は、一見長く感じますが、判断推理、資料解釈に時間がかかるため、試験時間が足りないと感じる受験生が多いです。
- 「一般知能」分野では、現代文、英文、数的・判断推理・資料解釈などが出題されます。
- 「一般知識」分野では、時事(5問)、情報(1問)が出題されます。
- 2024年の試験制度改正により、「時事」が5問出題されるなど、時事の重要性が高くなりました。
- 足切り点(一発不合格)は「得点率が30%未満」であり「30問中8点以下」です。
- 人事院発表の2024年基礎能力(教養)試験の平均点は「18.79点」で「得点率62.7%」です。
国家一般職「数的推理」の出題数と目標点
- 国家一般職の基礎力(教養)試験で「数的処理」は全30問中14問出題されます(ほぼ半分)。
- 判断推理は7問出題され、一般的に必要となる対策期間は「2~3ヵ月間」※1日2時間ペース
- 数的推理は4問出題され、一般的に必要となる対策期間は「2~3ヵ月間」※1日2時間ペース
- 資料解釈は3問出題され、一般的に必要となる対策期間は「1ヵ月間」※1日2時間ペース
- 数的推理が得意な人は「14点満点中11点以上」
- 数的推理が苦手な人は「14点満点中9点以上」
- 数的推理が超苦手な人は「14点満点中6~7点」を死守して、現代文・英文・時事や、配点が高い専門科目でカバーする(教養足切り9点以上は死守)。
[最新]国家一般職「数的推理」の出題傾向
①「最新」判断推理の出題傾向
特に、国家一般職では上の図にある「対応関係」と「順序関係」からめちゃくちゃ出題されますので、重点的に対策しましょう!
②「最新」数的推理の出題傾向
そして、「速さ」の問題なら「速さ」の問題を多く解いていきましょう。つまり、その分野の問題をたくさん解き、その分野に慣れていくことが重要です。
特に、国家一般職では、「確率」と「整数」が頻出です。この分野をしっかりと押さえましょう!
③「最新」図形・空間把握の出題傾向
もちろん、本試験で初見の問題を解ける人もいますが、ほとんどの人は「過去に解いたことのある知識」や「その知識の応用」で解いています。ですので、頻出問題を解きながら、解き方を暗記していきましょう!
特に、国家一般職では、「多角形と長さ・面積」、「立体・積み木・投影図」、「軌跡・図形の移動・折り紙」が頻出です。この分野をしっかりと押さえましょう!
④「最新」資料解釈の出題傾向
例えば、「AあたりのB」「Aに占めるB」「Aに対するB」は、全て「B÷A」で計算できます。
このように、基本的な解法を身に付けながら、問題の演習量を増やすことで、誰でも得点できるようになります。
公務員のライトのかず真先生による、資料解釈の「時短テクニック」まとめです。
国家一般職「判断推理」の出題例
[2023年国家一般職:問題13]
赤色、青色、黄色、緑色の 4 色のビー玉が 2 個ずつ、計 8 個ある。これをA~Dの 4人が 2 個ずつもらったところ、各人は他の 3 人のうち 2 人と同じ色のビー玉を持っていた。AとBが赤色のビー玉をもらい、Cが青色と黄色のビー玉をもらったことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。
1.Aは、青色のビー玉をもらった。
2.Aは、黄色のビー玉をもらった。
3.Bは、Dと同じ色のビー玉をもらった。
4.Bは、青色のビー玉をもらった。
5.Dは、緑色のビー玉をもらった。
➡答え「5」
[2023年国家一般職:問題21]
20 円切手と 50 円切手と 120 円切手が多数ある。これら 3 種類の切手を使用して 1,960円の郵便料金を支払った。使用した切手の合計枚数が 20 枚であったとき、120 円切手の使用枚数は何枚か。
1. 12 枚
2. 13 枚
3. 14 枚
4. 15 枚
5. 16 枚
➡答え「4」
この記事を書いた人【判断推理・数的推理】