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【人事院面接の過去問分析】これらの質問の回答を用意しておけば安心!

どんな質問が来るんだ…
不安→安心→自信UP!

国家一般職や国税専門官、労働基準監督官など国家公務員の試験では『人事院面接』というものが課されています。
簡単にいうと『国家公務員の資格をGETするための面接』というイメージになるのですが、どんな質問が来るんだろう…って不安になりますよね!

そこで分析が大好きな私は過去に先輩たちが人事院面接で聞かれたこと、要は過去問を分析して聞かれやすいポイントを用意しました!

 

面接カードを面接官が当日チェックするので、基本的には『受験生ごとに気になったことを聞いていく』といった形になります!

そして、その中でもコンピテンシー評価(マニュアル)があるので、ある程度は突っ込むポイントが決まっているというイメージになります。

 

 

【人事院面接の過去問分析】アイスブレイク

【アイスブレイク系】

  • 緊張しているか
  • 緊張した時はどう対処しているか
  • 待ち時間は何を考えていたか
  • この会場まではスムーズにこれたか
  • 面接は初めてか
  • 面接練習はどれくらいしたか…等

あまり深く考えなくてもOKです!
緊張を和らげるための質問ですね!

 

 

【人事院面接の過去問分析】志望動機

【志望動機系】

  • 志望動機を教えて下さい
  • なぜ民間でなく公務員か
  • なぜ国家公務員なのか
  • 志望官庁に興味を持ったきっかけ、志望理由
  • 他の官庁に興味はないか
  • なぜ〇〇と△△(官庁名)を志望しているか
  • 〇〇(国・官庁等)にどのように貢献できるのか
  • いつから公務員を目指したのか?(きっかけ)
  • 併願先と志望順位+理由
  • なぜ〇〇が第一志望なのか
  • 説明会には参加したか
  • どうやって情報収集をしていたか
  • 第一志望に対して、どんな準備をしたか
  • 志望官庁ではどんな仕事がしたいか
  • 国税や労基の仕事に興味を持ったきっかけ
  • どこの国税局・労働局を志望するか
  • 志望以外の国税局・労働局でも大丈夫か?
  • 国税・労基の仕事内容は知っているか…等

※国家一般職等と国家専門職等では若干違う

民間ではなく公務員である理由、国家公務員である理由、志望官庁や国税・労基である理由と、この3つはそれぞれ答えられるように準備しておいた方がいいと思います!

 

 

【人事院面接の過去問分析】学部、学科、専攻分野、卒論、ゼミなど学業系

【学業系】

  • 大学、ゼミ、研究室では具体的にどんなことを学んでいるか
  • なぜその学部、ゼミ、研究室を選んだか
  • 特にどんなことに力を入れていたか
  • 大変・困難だったことはあったか
  • 成果を残すために工夫していたことはあるか
  • どんなことが学べたか
  • この経験・知識を今後の仕事でどう活かすか
  • 卒論・研究の内容を中学生でもわかるように簡単に教えていただけますか?
  • なぜそのテーマ(卒論)を選んだのか?
  • 研究は順調に進んでいるのか?
  • その研究はどういう目的があるのでしょう?
  • その研究が成功すると、どのような効果が期待できるのでしょうか?
  • 研究は個人?グループ?
  • グループの場合はどんな役割だったか
  • 問題やトラブルはなかったか
  • 成果を残すために意識・工夫していたこと
  • この経験を通してどんなことを学んだか
  • 卒業研究を通して学んだことは、今後の仕事でどのように活かせるか?…等

とある舞台(ゼミや研究等)で学んだ内容を説明することと、その学んだことを今後どう活かすかという点がよく聞かれているので、このあたりの回答は絶対に用意しておいてください。

また、『学部での勉強』と『ゼミ、研究室などの出来事』は、それぞれ別で自己分析しておいた方がいいと思います!

 

 

【人事院面接の過去問分析】自己PR、長所・人柄等、性格系

【性格系】

  • 自己PR・セールスポイントは?
  • どんな経験から強みが身に付いたか
  • その強みは今後どのように活かせそうか?
  • 友人からはどんな人といわれることが多い?
  • なぜそう思われていると思うか(理由)
  • あなたの長所は?
  • 長所が活かされたエピソード
  • その長所は今後どう活かせるか
  • あなたの短所は?
  • 短所を克服しようと日々意識していることは?
  • あなたの短所が原因でなにか失敗してしまった経験やトラブルになった経験はありますか?
  • そのときどう行動しましたか?
  • 何でも話せる友人の数
  • 友人間や集団ではどんな立ち位置でいることが多いか
  • 友人や周りからはどんな人だといわれるか
  • なぜそのように思われるのか
  • それ(周りの人からの評価)について自分はどう思うか…等

最低でもこれくらいは用意しておきましょう!
特に『強みや長所を公務員としてどう活かすか』というのは超頻出です!

また、『周りの人からの評価系』の質問も頻出です!
自己PRだけじゃなくて、周りの人からどう思われているのかという点を軸とした自分の人柄のアピール回答も用意しておくようにしましょう!

 

 

【人事院面接の過去問分析】アルバイトやボランティア、サークル等、社会的活動

【社会的活動系】

〇〇→アルバイトやボランティア、サークル、部活、スポーツ、文化・芸術等

  • 過去に集団で取り組んだこと
  • 学生時代に力を入れて取り組んだこと
  • なぜ〇〇をやろうと思ったの?
  • 具体的にどんなことをやっていたのか、内容説明
  • どれくらいの期間やっていたの?
  • 目標や目的、問題点などはあったか?
  • 集団活動での立ち位置・役職
  • 目的・目標達成や、問題解決に向けてどのように取り組んでいたか
  • (役職をこなす中で)大変・困難だったこと
  • 役職をこなすうえで心掛けていたことはあるか
  • リーダーや部長等は立候補?他薦?
  • リーダー系の仕事は得意?
  • 大変・困難だったこと
  • どのように工夫してそれを乗り越えてきたか
  • 〇〇で失敗・トラブルになった経験
  • どう対処したか
  • その失敗等から学んだことはある?
  • 〇〇の経験を通してどんなことが学べたか?
  • なぜその力が身に付いたのか
  • この経験を今後の仕事でどう活かすか?
  • 〇〇では人間関係はどうだった?
  • 苦手な方や、嫌だなと思う人はどんな人?
  • なぜ苦手なんですか?
  • どういったところが苦手か
  • うまく付き合うために、日頃からなにか意識してたことはある?
  • 尊敬できる人はいるか?
  • どういったところが尊敬できますか?
  • 他人と意見が食い違ったことはあるか?
  • そのときはどうしたか?
  • 意見を提示して納得してくれない時はどうするか…等

やはりアルバイト等の社会的活動や、集団活動というのは聞かれやすいです!
何といっても公務員というのも組織で仕事を行いますからね!

エピソードの中の突っ込みポイントとして多いのは『立ち位置・役職』と『大変・困難だったことや失敗・トラブル経験』『意見の衝突』の3つですね!

あとは『学んだことや経験を今後にどう活かすか』というものも当然ですが、よく聞かれています。

 

この手のエピソードについては以下のポイントは最低でもおさえておくようにしましょう!

  1. エピソードの概要について話せるか
  2. なぜそれに取り組もうと思ったのか
  3. 目標・目的・問題等はあったか
  4. ③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
  5. つらかったこと・失敗したことはあるか
  6. ⑤のときどう対処・行動したか
  7. これらの経験を通してどんな力が身に付いたか
  8. 得た力を今後どのように活かせるか
  • 自分のポジション、役割、役職
  • その役割等で大変だったこと
  • その役割をこなす中で心掛けていたこと
  • 意見の衝突はあったか
  • どう対処したか

 

 

【人事院面接の過去問分析】時事、社会問題等、ニュース

【ニュース系】

  • ニュースの説明
  • なぜそのニュースに興味を持ったか
  • どうやって調べたか
  • そのニュースに対する意見(問題点や現状等)
  • (問題解決に向けて)今後行政はどのように取り組むべきだと思うか
  • あなたの考える対策法
  • 面接カードに書いたこと以外で興味があるニュース等はあるか
  • そのニュース等にはなぜ興味があるか
  • そのニュースに対する意見(問題点や現状等)
  • (問題解決に向けて)今後行政はどのように取り組むべきだと思うか
  • あなたの考える対策法…等

突っ込みポイントは決まっていますが、当然自分が面接カードに書いたことについて、さらに深く自分の意見を問われることがあります。

そもそもの話ですが、自分がものすごく詳しいニュース等について、面接カードに書くようにしましょう!見た目を意識しすぎるのには気を付けて下さい!

 

 

【人事院面接の過去問分析】趣味・特技

【趣味・特技系】

  • 趣味・特技についての説明
  • どれくらいの頻度で、だれと楽しむか
  • なぜその趣味等をしようと思ったのか
  • いつからやってる?
  • つらかったことはある?
  • どんなところが魅力なのか
  • 趣味等から学んだことはあるか
  • 趣味を通して成長したところは
  • 昔部活をやってたのか?
  • その時はどういう役割だった?
  • その役割で心掛けていたことは?
  • 〇〇(スポーツ等)の魅力は
  • 取得した資格の中で最も大変だったものはどれか
  • なぜ資格を取ろうと思ったのか
  • 取得に向けて工夫したこと
  • 今後取得したい取得・目標
  • 趣味・特技を通して印象に残っている人…等

趣味は本当の人柄がつかみやすいという意味でも、人事院面接ではよく聞かれます!
とりあえず上記のようなポイントをおさえておけば問題はないと思いますが、自分オリジナルの突っ込みポイントに対する回答は用意しておくようにしましょう!

 

 

【人事院面接の過去問分析】国税・労基の適性チェック質問

【国税・労基の適性チェック質問】

…重要度高
▼…国税専用
●…労基専用

  • きっかけ(仕事を知った、なりたい等)
  • 説明会や税務・労基署訪問等、何かイベントには参加したか?+感想
  • どんな業務に興味を持ったか
  • 職員とはどんなことを話したか
  • 国税・労基の職員のイメージ
  • 仕事内容を説明してくれ
  • 挑戦したい仕事・ビジョン
  • どの部門・部署で働きたいか
  • どこの国税・労働局を志望するか
  • 志望以外の国税・労働局でも大丈夫か?
  • 転勤は大丈夫か
  • 理想の職員像(国税・労基)
  • どんな人物が向いているか
  • 自分のどんな性格が〇〇に向いているか
  • 労基・国税の仕事の魅力
  • なぜ国税・労基が第一志望か
  • 最近一番怒ったこと…等
  • クレーム対応
  • ストレス耐性
  • 意見の衝突
  • 周りの人からの評価
  • 苦手な人
  • 中高の部活
  • 今までで一番怒ったこと
  • 国税・労基は嫌われ者だけど大丈夫か
  • ▼納税を拒否する人への対応
  • 罵倒された経験はあるか(打たれ強さ)
  • 人付き合いは好きか
  • ▼簿記について
  • ●興味のある労働行政(仕事・時事全般)
  • ●監督官は外回りも多いけど大丈夫?
  • ●高いところは平気か
  • ●死亡事故現場に行くことに抵抗はないか
  • 体調・健康状態に不安はないか
  • 打たれ強い方か?
  • ●労働法を学んだ感想
  • 他の人とコミュニケーションをとるのは得意か?
  • 信号無視をしている人がいたらどうするか?
  • 学生の中で一番熱中したこと
  • 専攻分野を仕事にどう活かすか
  • その他国般の人事院面接と同じ

別ページでも紹介しているので、こちらも良かったらどうぞ(^^)

 

 

【人事院面接の過去問分析】その他

【その他】

  • クレーム対応は経験があるか?
  • その時はどう対応した?
  • 納得してもらえないときはどうするか?
  • ストレスはたまらなかった?
  • どんな時にストレスを感じる?
  • ストレスはどうやって解消してる?
  • これから社会人・組織で働くうえで大切だと思うことは何か
  • 学生と社会人の違い
  • 公務員のイメージ
  • 最近読んだ本
  • 運動は好きか
  • 昔の部活
  • 今日の面接は何点か
  • 心情を漢字1文字で表すと何か
  • 最近いつ怒ったか
  • 趣味の深堀質問(会話系)…等

その他ジャンルの中でよくある質問と、珍しい質問テーマをまとめてみました!

『ストレス耐性』『クレーム対応』は特に頻出ですね!
『働く上で大切だと思うこと』も意外に聞かれてます。

 

 

【人事院面接の過去問分析】自分オリジナルの突っ込みポイント

何と言っても人事院面接は『面接カード』に沿って行われることが多いです。
例えば、面接カードの関心のあるニュースのところに『防災』のことを書いたら、

  • 防災対策って何が1番必要だと思いますか?
  • 共助などもありますがなによりも自助と?
  • では国民に災害の危険性を認識して貰うためにはどんなことが必要だと思う?
  • そのためにあなたはどうしますか?

こんな感じで突っ込まれることもあります。

その他のアルバイトや学業のエピソードについても、『面接官が気になるところを突っ込む』ということになるので、お友達などに自分の面接カードを見せてどこが突っ込まれやすいか、自分の面接カードの突っ込みポイントを教えてもらいましょう!

 

 

この記事を書いた人

 

 

4件のコメント

求めるものによってまた違うと思います。
高得点を狙おうっていう目的を達成するなら県庁の方が簡単だと思います。

ただ、無難にこなせばOKだというなら、人事院面接の方が簡単ですよね!
突っ込みポイントや聞かれやすい質問等が分かりやすいですから、対策しやすいですよね!

人事院面接では、内定状況や大学など、喋ってはいけないことがあると聞いたことがあります。どのようなことをしゃべってはいけないのでしょうか?

まず大学名が特定できてしまうような情報はNGです!
これは『人事院面接は学歴で受験生を左右しない』というルールがあり、学歴を見ないで公平に人物試験を行うためです。

そして、各官庁から内々定をもらっていることは言わない方がいいです。
『内々定』というのは、官庁側と受験生間の『秘密』のやり取りみたいなものですからね!

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ましゅー先生@公務員のライト講師
私が噂のせんせいです(笑)「こんな『せんせい』がいたらよかったのに!!!」という受験生の想いを叶えるべく私が存在してます(笑)・誰かに相談したい...・面接が苦手...・何からやればいいかわからない...あなたの状況に応じてアドバイスしてます。「フォローするかしないか、悔いが残らない方を自分で選べ」→  Twitterアカウントはコチラ