こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【警視庁の論作文】について、紹介していきます。
【警視庁】論作文試験の概要
警視庁の論作文試験とは、与えられたテーマについて、決められた時間と決められた文字数で自分の考えを主張するものになります。
論作文試験で一番大切なことは、『問いに答えること』です!
【警視庁】論作文試験の試験内容
試験時間
警視庁の論作文試験の試験時間は1時間20分になります。
文字数
警視庁の論作文試験の文字数は1000字程度になります。
【警視庁】論作文試験の配点
警視庁の論作文試験の配点は公表されていません。
ただ、論文が全く書けていない人は合格するのが難しいので対策はしっかりしましょう。
【警視庁】論文試験・作文試験とは?
- Ⅰ類:論文試験
- Ⅲ類:作文試験
作文は自分の意見を自由に述べるのに対し、論文は自分の意見に根拠を持って論じなければなりません。
苦手意識を持たなくて大丈夫なので安心してください!
【警視庁】論作文過去問
【警視庁】2022年の論作文試験のテーマ
【2022年:Ⅰ類】
『これまであなたが人との関わりから学んだことについて触れ、今後それを警察官の仕事にどのように活かしていきたいか述べなさい。』
【2022年:Ⅲ類】
『規則や決まりごとを守る大切さを感じた経験について触れ、それを警察官の職務にどのように活かしていきたいか、 具体的に述べなさい。』
【警視庁】2021年の論作文試験のテーマ
【2021年:Ⅰ類】
『現在、自らの成長に必要なものを理由とともに述べた上で、今後、その成長に向けてどのように努力し、警察官として自らの能力を発揮していきたいか述べなさい。』
『安全・安心な社会の実現を目指していく上で役に立つあなたの経験・知識を挙げ、どのような警察官を目指すのか、具体的に述べなさい。』
【警視庁】2020年の論作文試験のテーマ
【2020年:Ⅰ類】
『努力して困難に打ち勝った経験と、そこから得たことをどのように警察官として活かしていきたいか述べなさい。』
【2020年:Ⅲ類】
『警視庁警察官を目指す具体的な理由と警視庁の魅力について挙げたうえで、警察官としてやりたいことを述べなさい。』
【警視庁】論作文 記載例
私は過去に、大学受験の際に複数の浪人を経験し、最後の受験でようやく合格することができた。この経験から、私は困難な状況でも諦めずに努力し続けることができる強さを身につけた。また、数多くの講師と出会う中で、人の支えがあって今の自分がいると認識することができた。
以下でこの経験をどのように警察官として活かしていくか述べる。
一つ目は、警察官として犯罪や事件の解決にあたる際にも活かせると考える。警察官は社会の安全を守るために、日々様々な困難に直面する仕事だ。しかし、そのような厳しい状況でも、誠実さや責任感を持って業務に当たることが重要だ。警察官の業務内容としては、危険な状況に直面することがある。しかし、過去の経験から得た強さをもって、困難な状況に打ち勝ち、犯罪を防ぐために最善を尽くし地域の治安維持に努める。
二つ目は、自己管理やスキルアップに活かすことができる。私が困難を乗り越える過程で得たものは、警察官としての業務にも役立つと考える。例えば、浪人期間中には自己管理や自己研鑽の必要性を痛感した。警察官も日々変わりゆく犯罪の状況に対応していかなければならない。この経験から、警察官としても、自己管理やスキルアップに取り組み、時代とともに変わりゆく犯罪の動向や地域の情勢を素早く理解し、日々の業務に反映させることができる。
三つ目は、住民と信頼関係を築く点で活かせる。私は浪人期間中には、複数の人材塾や予備校に通い、多くの講師と出会った。その中で、熱意を持って指導する講師の存在が大きな支えとなった。この経験から、私は警察官として、住民に寄り添い、熱意をもって人々に対応し、支えとなる存在になりたいと強く感じた。したがって、私が講師に支えていただいたように、住民に寄り添うことで信頼関係を築くことができる。
以上のように、私は過去の困難を乗り越えた経験から、警察官としての役割を果たすために必要なスキルや意識を身につけることができた。これらの経験を活かし、誠実さや責任感を持って業務に当たり、地域との信頼関係を築き、最新の情報や技術にアンテナを張り、犯罪防止に貢献する警察官として、日々努力していく。
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【警視庁】論作文試験の対策
論作文の対策方法は、3つあります。
- 書き方を知る
- 過去問を実際に書く
- 優秀答案を参考に書く
以上の3点を意識して対策を行いましょう!
【警視庁】論作文の書き方
3ブロック法
このように、3つのブロックに分けて考えていきましょう!
ブロック①で書くことは問題文によって異なってきますが、一番オーソドックスな記載例は、問題文にある「問い」に対して、オウム返しをして「結論」を書きます。その後に続くブロック②で「その理由や具体的な内容」 を書いていきます。
書き出しとしては、「第一(一つ目)は、●●である。」といったように、先に要約・結論部分を書きます。そこから、「自分の経験や考え方」を具体的に書いていきます。そこで、自分自身の経験を整理したり文章化するなど、「準備」をしておきましょう。
書き出しとして、「以上を踏まえて(このように)、」といった、これからまとめ部分に入ることを連想してもらうための言葉を使います。そして、ブロック①、②のまとめを書いたり、「私が●●職員になったら~」という「将来の視点」で書くとよいです。また、どのような出題がされても、このブロック③の記載内容は大きく変わりませんので、この部分も準備しておくとよいです。
【警視庁】論作文試験の出題傾向
警視庁の論作文試験は、過去様々なテーマが出題されてきましたが、ポイントを絞って考えると、どんなテーマにも使える内容が書けるようになります!
論作文のポイントテーマ
- 『都民から信頼される警察官になるために』
- 『あなたが今まで力を入れてきたことから学んだことを今後どう活かすか』
- 『警察官として必要なもの・公務員として必要もの』
以上の3つを中心に論作文が書けるようになると、どんなテーマでも対応できる内容になります!
【警視庁】警察官としての心構え
「それを●●職員としてどう活かすのか?」という部分で、将来的な視点を書く場合もあります。実際の試験で一番多い例がコレです。つまり警察官としての心構えができていないと、ほとんどの論作文は書けません!
- 使命感 ・・・与えられた任務を成し遂げる気概
- 忍耐力 ・・・困難や逆境にも耐え、目標に向かって努力し続ける能力
- 責任感 ・・・自分の任務や役割を全うするという気持ち
警視庁の職員は、首都東京を守るという強い使命感を持ち、日々の訓練を忍耐強く行っています。
都民・国民の心に寄り添いながら生活を脅かす不安や脅威を取り除くという強い責任感を持ち職務を全うしています!
【警視庁】論作文の書き方まとめ
今まで紹介した論作文の書き方をまとめると、誰でも論作文で上位の成績を取ることができます!
①『都民から信頼される警察官になるために』
私が都民から信頼されるために必要なことは3つある。以下それを述べる。
1つ目は、使命感を持ち続けることだ。~~
2つ目は、忍耐力を持ち訓練に励むことだ。~~
3つ目は、責任感を持つことだ。~~
以上を踏まえて、私は信頼されるために、~~~
②『あなたが今まで力を入れてきたことから学んだことを今後どう活かすか』
私が力を入れてきたことは部活動だ。部活動から学んだことは3つある。以下それをどう活かしていくか述べる。
1つ目は、使命感だ。失敗から使命感の大切さを学びそれを~~
2つ目は、忍耐力だ。失敗から忍耐力の大切さを学びそれを~~
3つ目は、責任感だ。失敗から責任感の大切さを学びそれを~~
以上を踏まえて、私は部活動で学んだことを、警察官として~~な場面で活かしていきたい。
③『警察官として必要なもの・公務員として必要もの』
私が考える警察官として必要なものは3つある。以下それについて述べる。
1つ目は、使命感だ。~~
2つ目は、忍耐力だ。~~
3つ目は、責任感だ。~~
以上を踏まえて、私は社警察官として職務を全うする。
【警視庁】受講生の優秀答案
最後に
まずは時間内に規定文字数に達するように頑張ってください🔥
【警視庁】になるためのオススメ予備校・オススメ講座
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この記事を書いた人
元公安職員である私が、職業経験・合格経験から論文の対策を解説していきます💡