体験記アンケート
ご協力お願いします!

【東京都庁の給料】年収やボーナス、初任給はどのくらい?

     

     

    こんにちは😊公務員のライトです!

    今回は、東京都庁の給料について、紹介していきます。

    この記事でわかること💡

    • モデル年収
    • 初任給&手取
    • 地域手当
    • 1年目のボーナス
    • 平均月額
    公務員のライト独自の算出に基づくため、実際の支給額と異なります。あくまで参考値としてみてください!

     

     

    【東京都庁の給料】年収はいくら?

    区分 平均年齢 平均給与月額
    一般行政職 42.4歳 451,385円

    東京都庁「都職員の給与の状況(参考資料)」より

    なお、この平均給与月額は地域手当などの手当が含まれた金額です!

    そのため、ここに公務員のライトが算出した平均的な年収は「約745万円」です!

    ※平均給与月額×12か月+平均給与月額×4.65カ月(令和6年度以降の賞与支給月数)

    この金額は新規採用職員のデータは含まれていません!これから入庁する皆さんは、初任給などの以下の情報に関心があるかもしれません!

     

    東京都庁の初任給はいくら?

    それでは、皆さんが入庁して最初に貰える給料、「初任給」を知っておきましょう!

    行政職給料表(一)の場合

    試験 学歴 月額
    Ⅰ 類B 大卒程度 196,200円
    Ⅲ 類 高卒程度  160,100円

    東京都庁人事委員会「初任給一覧(令和5年4月1日遡及適用)」より

    この金額には、地域手当や通勤手当などの手当が含まれていないため、実際の支給額はもう少し高くなります!

     

    東京都庁の手当について

    基本給(俸給)以外に付与される手当について紹介します。手当にはこのようなものがあります。

    【手当(例)】

    • 地域手当…俸給の20%等
    • 扶養手当…配偶者6,500円等
    • 住居手当…MAX27,000円
    • 通勤手当..MAX55,000円
    • 時間外勤務手当
    • 期末手当+勤勉手当(ボーナス)…など

     

    地域手当

    手当の中で、職員全員に関係してくる代表的なものがこの地域手当です。簡単に言うと、「物価が高い地域で働く人に支給される手当」と思ってください!

    物価は地域ごとに異なり、特に首都圏や都市部は物価が高い傾向にあります。このような地域で勤務する人へ高い割合の手当を支給することで、支出の差を埋める役割を果たしています。

    地域手当(例:大卒程度:196,200円の場合)

    級地 主な勤務地 割合 地域手当額
    (俸給×割合)
    俸給+地域手当
    1級地 東京都庁 20% 39,240円 235,440円

    この地域手当ですが、後ほど説明するボーナスに大きく関わってくるのです・・・!

     

    初任給の手取額

    額面の金額がそのまま手元に入るのではなく、そこから所得税や社会保険料などが控除されます。当たり前の知識ですが、額面≠手取額であることは頭に入れておきましょう!

    およそ(額面)×0.8くらいがもらえます。

    【初任給の手取額】

    [院卒]
    基本的(俸給)+手当で額面が30万円とすると
    初任給の手取額は、だいたい24万円前後

    [大卒]
    基本的(俸給)+手当で額面が25万円とすると
    初任給の手取額は、だいたい19~20万円前後

    2年目になると住民税が新たに天引きされ、1年目よりも手取りが少なる可能性があるので注意しましょう!

     

    東京都庁のボーナスはいくら?

    公務員には毎月の給与とは別にボーナスが付与されます。ボーナスとは、期末手当と勤勉手当の合計を指し、基本的には1年間で俸給などの約4.65カ月分(2024年度の場合)が支給されます。

    特に、東京都庁のボーナスは基本給が高いためとても手厚くなってます!

     

    支給日

    夏と冬の合わせて年に2回支給されます。

    【支給日】

    [夏] 6月30日

    [冬] 12月10日

    上記支給日が土日祝日に当たる場合は、その前の営業日に支給されます!
    例:6月30日が日曜日の場合 → 6月28日(金)に支給

     

    金額を知る前に知っておこう!

    さて、それでは金額の紹介・・・・と行きたいところですが、1点だけ知っておきたいことがあります。

    それは、1年目の夏のボーナスだけ満額支給されないことです!!

    理由は簡単で、ボーナスの計算には在職期間が関係しているからです。入庁される皆さんの大半が4月採用で夏のボーナス支給までの在職期間が短いため、1年目の夏のボーナスに限り、満額支給されないんです・・・

    そしてこの在職期間ですが、通常夏のボーナスは12月~5月の6か月間でカウントされるところ、1年目は4月&5月の2か月間しか働いていないということで、約3分の1の支給となります。

    1年目の夏のボーナスは、およそ以下の調整がされます。

    期末手当:満額×0.3
    勤勉手当:満額×0.4

     

    東京都庁の1年目のボーナス合計

    以上を踏まえて1年目のボーナスを計算しました!およその数値ですので、参考としてご覧ください。

     

    Ⅰ類(大卒程度)の場合 
    地域手当 夏ボーナス 冬ボーナス 合計
    20%(東京都東京都庁) 190,706円 547,398円 738,104円

    Ⅲ類(高卒程度)の場合 

    地域手当 夏ボーナス 冬ボーナス 合計
    20%(東京都庁) 153,673円 441,099円 594,772円

    ※「令和5年度 給与勧告の骨子」の支給月数を参考に算出

    ※小数点以下切捨て

    計算プロセスはこんな感じです!

    (Ⅰ類B大卒:のボーナスの場合)
    期末手当 235,440円(俸給+地域手当)×支給月数(2024夏は1.2月)×0.3=84,758円
    勤勉手当 235,440円(俸給+地域手当)×支給月数(2024夏は1.125月)×0.4=105,948円

    計 190,706円

    (Ⅰ類B大卒:のボーナスの場合)
    期末手当 235,440円(俸給+地域手当)×支給月数(2024冬は1.2月)=282,528円
    勤勉手当 235,440円(俸給+地域手当)×支給月数(2024冬は1.125月)=264,870円

    計 547,398円

    1年目からかなり高いボーナス水準ですね!!

     

     

    【東京都庁の給料】まとめ

    正直お金に関しては高い水準ですが、仕事のスケールの大きさや東京都の業務を担う責任感などを大事にしてください。

    とはいえ、給料もモチベーションを維持するのに大事な要素であることは事実!今回の記事を読んで、東京都庁として働くイメージを膨らませていければと思います!

    補足
    上記は、公表されている数値を基に独自で算出したものです。残業代や各手当、役職によってばらつきがあることをご了承ください。

    今回の記事と合わせて読んでおきたい関連記事をまとめましたので、是非見てみてください!

     

    関連記事

     

    この記事を書いた人