目次
【労働基準監督官】の体験記&アドバイスまとめ
【受験先・併願先】
- 第一志望:労働基準監督官
- 併願:国家や地方諸々
全て最終合格できました!
勉強スケジュール
- 2020年1月に民間を退職して勉強開始、予備校の通常カリキュラムでは間に合わないのでweb講義を利用しました。
- Web授業→過去問の流れで進め、1日10時間以上はしていました。
- 過去問は一回目解く→翌日見直し→三日後見直し→一週間後見直しのように、とにかく問題を暗記するまで繰り返しました。
- 私は理系で数的処理や教養の理系科目は得意でしたが、数的処理は癖がある問題も多いので毎日数問は解きました。文章理解も毎日最低一題ずつ解きました。
- 教養の文系科目は苦手なので一切手を付けませんでした。捨てる科目は捨てると割り切ることも大切です。
- 労基は記述がありますが労働法を理解すればある程度は対応可能です。
- 私は予備校の労基記述対策の講義を受講しました。近年過去問と似た問題の繰り返しなので10年分くらい解いておけば大丈夫だと思います。
公務員試験の対策で大変だったこと
- 理系なので法律系は苦労しました。問題自体は過去問の繰り返しなので難易度の高い問題は捨てて簡単な問題は落とさないようにしました。
- ミクロ、マクロも最初は全然理解できませんでしたが最初でつまずかないシリーズを繰り返すことで最終的には得点源になりました。
対策で失敗してしまったこと、反省点
勉強を始めたのが仕事退職後の一月から始めたのが一番の失敗です。できるだけ早く勉強スタートするべきです。ただし、時間がない中でもしっかりと対策することで合格は可能です。
後輩たちへのアドバイス、試験のコツ等
- まず第一志望を決めるべきだと思います。受験科目が違ったり、難易度が違ったり、記述があったりなど傾向と対策が異なってきます。
- また、私はどれだけ忙しくても勉強しない日を作らないようにしました。
- SNSは利用したほうが良いです。自治体や官庁の多くがSNSをしていたり、予備校のSNSでは随時試験情報を更新してくれます。また、公務員受験生同士で交流することでモチベーションを高めたりもしました。ただし、使い過ぎは厳禁です。
試験日(面接日や官庁訪問)の雰囲気、流れ
- 全ての試験種に共通するのは自信を持って臨むことが大切だと感じました。オドオドしていたり、目線が泳いでいるだけで相手の印象は良くないです。
- 基本的に面接官は3人いて順番に質問されるので私はその都度、体の向きを面接官に向けて、目は極力そらさないようにしていました。特に今年は面接でマスクありだったので目線は重要になってくるように思いました。
- 面接に関しては場慣れするしかないので模擬面接を繰り返しました。また、せんせいのyoutubeに模擬面接動画があるので自分を撮影しながら練習したりしました。
- また、面接練習でのおすすめは自分が面接官になることです。友人の面接官をすることで面接する側の気持ちが分かると思うので実践してみてください。
その他受験生時に不安だったこと
- 私は労基が第一志望だったので面接が一番の不安でした。
- 労基の面接は合否の結果のみとなり、適性がないと否となりその割合も多いです。とにかく労基の仕事をしっかりと理解し、自分の言葉で話せるように練習しました。
- また、労基特有の質問もいくつかあるのでしっかりと準備しました。
労基に試験についてのアドバイス
筆記試験
筆記試験は足切りさえ通れば問題ないという考えもありますが、労基に最終合格してもそのあとにある都道府県毎の採用面接では席次も多少影響すると思うのでできるだけ高得点とるに越したことはないので最善を尽くしてください。
人事院面接・採用面接
- 人事院面接は、せんせいのブログで紹介されている内容をしっかりと準備していれば対応できると思います。オドオドしたり目線を泳がせず自信を持って臨んでください。
- 人事院面接に合格すると都道府県毎の採用面接を受けることになります。
- 第一希望~第五希望までの志望順位を書いた紙を人事院面接の際に提出します。
- 第一志望は必ず面接できますが、第二希望以下は自分で連絡をとり面接していくことになります。(今年は東京労働局は志望者が多いため第一希望にしていないと面接を受けることができないと説明会で言っていました。)
- 採用面接も人事院面接と似た内容を聞かれますが、なぜうちを志望したのかということを深く聞かれました。
- 人事院面接後から個別に説明会や座談会をしている局もあるので志望度が高い局であれば必ず出席をおすすめします。
- 個別説明会に参加していなかった局の採用面接の当日に人事の方と親しげに話されている受験生がおり、お互いにこの前はありがとうございましたなど言っていたので囲いこみなどもあると思います。
- 私は受けていませんが友人の話では大阪労働局では面接のあとに個別面談がありその際に内定承諾書が準備されていたようなので囲い込みの可能性は大きいです。大阪労働局は何度も個別説明会を実施していたようです。
総括すると、労基は志望度が高い人が多いです。その中で残るためには自分の中でしっかりと監督官像をつくれることが大切だと思います。ダンダリンなどのドラマもおすすめです。私は一足早く監督官として頑張ります!
【労働基準監督官】の採用面接の体験談
ここからは採用面接の体験談を述べていきます。
【採用面接】①東京労働局
一人20分程度
初日の午前で25人ほどの受験生で4室に分かれて面接
【質問内容】
- 志望理由
- 前職の仕事内容
- なぜ辞めたのか
- 苦手な人はどういうタイプか
- 〇〇受験(2次受験地は地元)でなぜ東京労働局なのか
などを聞かれました!
合格者には電話連絡みたいです!面接終了後別室に呼ばれている人はいませんでした。
第二希望を地元の〇〇にしていたので〇〇県でなくても良いのかは執拗に確認してきて微妙な反応でした。。
【採用面接】②千葉労働局
千葉労働局は他とかなり異なっていました。
他は受験生が一斉に集合して順に面接でしたが千葉は個別に時間指定
面接時間20分
面接官3人
【質問内容】
- 志望理由
- なぜ千葉か
- 理系なのになぜA区分
- などの通常質問もありましたが
- なぜ車の速度制限や駐車違反があるのか思いつく限り挙げて
- 狭い道で向かいからの人が荷物を置いて道を塞いでいる
- 何と声をかけるか
- またぐことで荷物退ける必要がないと言われたら何というか
- 紙を渡されて文章の並び替え
など特殊なことを複数されました
地頭の良さやとっさの判断力を見ている感じでした!
【採用面接】感想とアドバイス
今年はコロナの影響も考慮されていると思いますが、私自身説明会参加していなかったのに内定いただけました!
東京は人事の人と親しげに話していた人がいたので事前にあった座談会で囲い込みあったかもしれません。。
東京志望の方は座談会の参加をおすすめします。。
【労基の採用面接の実態】労働局ごとに違うので受験生にアンケートを取りました!