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【福岡+佐賀+長崎労働局】労基 2021年(令和3年度)の採用面接体験記シリーズ

 

【福岡+佐賀+長崎労働局】労基 2021年(令和3年度)の採用面接体験記

【受験生の情報】

受験先:福岡+佐賀+長崎労働局
受験区分:A

 

面接の回数、所要時間、雰囲気等

面接回数:1回
所要時間:20分

 

【福岡労働局】採用面接で聞かれた質問

➀ 北九州市役所からすでに内定をもらっているようだが、福岡労働局が内定を出せば、北九州市役所からの内定を辞退できるか
② 北九州市役所と福岡労働局だと、どちらの方が優先度が高いか
③ 労働基準監督官を目指し始めたきっかけは?
④ アルバイトとして働いていた際にトラブルがあったと言ったが、具体的に教えてほしい
⑤ なぜ福岡労働局を第1志望にしたのか?
⑥ 大学および大学院での研究内容は?
⑦ どのような監督官を理想としているか
⑧ 理系の学生のようだが、なぜA区分を受験したのか?
⑨ 研究では、どのような物理・化学の勉強をしているのか。また労働基準監督官は、理科系の知識を学ぶ機会があるが、大丈夫か
⑩ 両親は、労働基準監督官を目指していることを知っているのか。地元である北九州市に戻ってきてほしいのではないか

 

【佐賀労働局】採用面接で聞かれた質問

➀ 労働基準監督官を目指したきっかけは?
② アルバイトとして働いていた際にトラブルがあったと言ったが、具体的に教えてほしい
③ なぜ佐賀労働局を受験してくれたのか

④ 佐賀労働局について知っていることは何か?
⑤ 最近気になった、労働問題に関するニュースは何か。
⑥ もし福岡労働局から内定がでた場合、どうするのか。佐賀労働局が内定を出した場合、働く気はあるか
⑦ 北九州市役所、福岡労働局、佐賀労働局だと、優先度はどの順番で高いか

 

【長崎労働局】採用面接で聞かれた質問

➀ 労働基準監督官を目指したきっかけは?
② アルバイトとして働いていた際にトラブルがあったと言ったが、具体的に教えてほしい
③ 長崎県の主要産業は何か?
④ 長崎労働局は、離島勤務があるが大丈夫か
⑤ 昨年の労災死亡事故は何件か?
⑥ 新型コロナによって労働環境はどのように変化したか
⑦ あなたは労働基準監督官に向いていると思うか。その根拠は?
⑧ ほかの労働局の併願状況について
⑨ 福岡労働局、佐賀労働局、長崎労働局だと、どこが第1志望か
⑩ 北九州市役所と長崎労働局だとどちらが優先度が高いか
⑪ あなたは、周囲からどのような人物だと評価されているか

 

 

後輩たちへアドバイス

2021年度都道府県労働局採用面接は、8月18日から20日までの3日間で行われた。その3日間で採用を希望する労働局へアポイントを入れて、面接を受けていくフローとなっている。(第一志望の労働局は、必ず受験できるようになっており、第二志望以下の労働局は各自、電話をして面接の予約をする算段となっている。たまに労働局側から採用面接のお誘いの電話がくることがある。私自身、佐賀労働局、長崎労働局、北海道労働局からお誘いをいただいた。)
福岡労働局は20から30人程度が受験している様子だった。私は、初日のトップバッターでかなり緊張したが、福岡労働局のウェルカムな雰囲気にすぐに安心した。面接終了後、別室に呼ばれ合否発表日についてのアナウンスを受けた。私は、北九州市からすでに内定をもらっていたためか、即日採用とはならなかったが、福岡労働局を第1志望にしている人は、即時内定をもらえる可能性は高いと思う。福岡労働局からの合格の連絡は2日後の20日にいただけた。(ただし、北九州市からの内定を断ってくれたら、内定を出すという条件付きだった。)
福岡労働局以外には、面接のお誘いがきた佐賀労働局と長崎労働局の採用面接を受けた。両労働局は、採用面接を誘ってきたのにも関わらず、ウェルカムな雰囲気は全くなく、しっかり受験生を吟味している印象を受けた。福岡労働局と比して採用予定数も少ないため、志望度が低い受験生は落とされると思う。(案の定、佐賀労働局と長崎労働局は不採用だった。) 北海道労働局については採用予定者数に達していなかったらしく、とりあえずいろんな最終合格者に電話をかけているみたいだった。なので労働局を選り好みしなければ、最終合格さえすれば労働基準監督官になることはできると思う。(国家公務員は、最終合格=内定ではない。)

 

感想・反省【裏話】

労働基準監督官は専門職であるため、志望動機をしっかりと質問された。なぜ目指そうと思ったのか理由を固めておく必要がある。なにかエピソード(私の場合は、アルバイト経験)などを織り交ぜながら話すと、説得力が増すと思う。
私の場合は、さきに北九州市の内定がでたので、労働基準監督官へのモチベーションが下がってしまったが、面接前には必ず、労働事情の数字や気になるニュースなどを頭に入れておくとよい。なにか数字の裏付けをもって話せると好印象につながると思った。また複数の労働局の採用面接を受験すると思うが、どこの労働局でも「第1志望」であることを伝えること、またその都道府県の産業構造や主要産業等、特徴をしっかりと調べておくとよい。

 

 

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