財務のボーダー点・倍率
合格ビジョンを見せる!!
こんにちは!ボーダーや偏差値が大好きなましゅーです!
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今回は【財務専門官の倍率・ボーダー】ついてです。
合格ビジョンが見えてないと本当に失敗しやすいので、
これから財務専門官の合格を目指す方に向けて、ボーダーや難易度についてかなり細かく考察していきたいと思います!
2023年の筆記ボーダー点
目次
【財務専門官の倍率まとめ】一覧で紹介!
財務専門官の倍率については、『1次試験倍率』『2次試験倍率』『最終合格倍率』の3つについて紹介します!
こちらが財務専門官のH25~R5年度までの試験倍率一覧になります。
筆記試験が大体2.3倍前後、2次試験の倍率が大体1.8倍前後で推移しています。
【財務専門官の倍率】見かけ以上に難易度は高い
倍率だけ見ると難易度がそこまで高くないように見えますが、
財務専門官というのは受験生のレベルが高いので倍率以上に難易度は高いと思います。
難易度については後程紹介します。
- 1次倍率は『受験者数』÷『1次合格者数』
- 2次倍率は『1次合格者数』÷『最終合格者数』
- 最終倍率は『受験者数』÷『最終合格者数』
で計算しています。
【財務専門官】筆記ボーダー点まとめ
こちらがH25~R5年度までの財務専門官の筆記ボーダー点をまとめた表です。
教養も専門択一も6割前後が大体のボーダー点の目安となっています。
財務専門官等の試験では、自分の素点を標準点(偏差値)に換算して、その得点でボーダーを超えているかどうか判断します。
⇒要は偏差値が自分の得点(標準点)になるということ。
※今から紹介する得点の目安だけ覚えておいてください!
【財務専門官】平均点=277点!ココが基準!
こちらが財務専門官のH25~R5年度の筆記試験データです。
重要なのは平均点がどれくらいか把握しておいて、ココを目安にすることです。
- 教養平均点:111点
- 専択平均点:176点
教養で平均点を取っている人は111点、専門択一で平均点を取っている人は176点
教養も専門択一も平均点を取った人は277点になります。
※標準偏差を平均値としてます。 財務専門官の教養と専門択一1問あたりの価値(標準点)はこのようになります。 実際に2024年度の財務専門官の試験を受けたら、自己採点すると思います。 次は2024年度の平均点を予想していきます。 試験自体の難易度が例年と同じくらいだな~って思ったら 自分の点数は(20、30)ですから、 教養は約7点、専門択一は約7.5点ですから平均点+αの点数は 平均点は277点(基準)ですから、 2024年度の筆記試験が終わったらご自身で考察してみて下さい(^^) こちらの表は財務専門官のH25~R5年度の筆記ボーダー点と最終合格ボーダー点(真ん中)をまとめた表です! 安定した合格を狙う方はこの最終合格ボーダー点を基準に、筆記の目標点等を決めていくと安定した合格が狙えると思います。 まぁ全然イメージできないと思いますので、今から『専門記述と面接の評価』について色々紹介していきたいと思います。 こちらが近年の財務専門官の面接と専門記述の標準点の平均値です! 平均点は記述が53点(5割3分)、面接は非公開ですがBとCの間くらいなので こちらは財務専門官の面接評価の推定割合です。 財務専門官の専門記述試験は、 データ解析上の話ですが、恐らく11人に1人くらいが足切り不合格になってしまっていると思います。 財務専門官の合格難易度は、公務員試験の中ではかなり高い方(トップクラス)だと思います。 最終合格倍率(1次受験者÷最終合格者)は4倍前後と、 でも、財務専門官というのは真面目で、かつ優秀な受験生が多いので、 受験生のレベルがどれくらい違うのか、実はこれを比較できる情報が1つだけあります。 財務専門官と国税専門官、労働基準監督官など、国家専門職の教養試験は、問題内容がすべて同じ(共通)です。 どうでしょうか、教養試験という差がつきにくい試験で、労基や国税の受験生と平均点が2点以上違ってきています。 そして、目的は最終合格することでも、上位合格を目指すことでもないですよね。 財務専門官の試験は『採用漏れ』が多い試験としても有名です。 こちらは財務専門官の採用状況をまとめた表です。 実際に私も財務専門官志望の受験生と仲良くさせていただく機会がありますが、 少なくとも2人に1人くらいは内定がもらえずに最終合格のみで止まってしまっていると思います。 採用予定者数は毎年150人前後で、実際に採用している人数もそのくらいですよね。 ココまでの話をきちんと読んでくれた皆さんは実質3次試験まであるというのはご理解いただけていると思います。 目的は内定をもらうことで、その内定に直接的に影響するのが★人事院面接と★職場訪問です! 実はこの★の2つの選考はつながっています。 とはいえ勉強をおろそかにしていいというわけではないので、順番に説明したいと思います。 本記事で紹介した通り、ボーダー点はだいたい決まっています。 そこで、とりあえず上記の点数くらいを目標にして勉強頑張って、まずは筆記試験で合格をもらわないといけません。 実は人事院面接の面接官は『各財務局の採用担当者』です! そこで、実は面接官たちは人事院面接の段階で優秀な人間を見極めているんですね! そして、人事院面接の評価や印象は面接官の間で共有されています。 毎年、人事院面接が終わったら、その後すぐに『職場訪問』があります。 職場訪問というのが、受験生と職場とのマッチングの場なので、ココで内定がもらえるかどうかが決まります。 人事院面接というのは配点が2/9と低いですが、筆記なんかよりもよっぽど重要度が高いと思います。 筆記試験の対策だけじゃなくて、人物試験の対策もきちんとできる人が合格しやすいと思います! 筆記でボーダーを超えないとチャンスはもらえないので、まずは筆記の実力をあげるために勉強頑張ってみて下さい!応援してます(^^) よくある質問ですが、選考の一番重要なプロセスである『職場訪問』は、最終合格発表日より前に行われています。 最終合格発表日より前にほとんどの方の内定が決まっているということで、 先ほど述べた通り、財務専門官の職場訪問でうまくアピールできると、最終合格発表日より前に『内々定』をもらうことができると思います。 基本的な考え方として、内々定がもらえる受験生は人事院面接でもいい評価をもらえていることが多いです。 上記のような現状があるので、基本的にはほとんど受験生が最終合格できるということになります。
この基準は配点が変わらない限り毎年同じです。
例えば、教養の平均点が23点、専門択一の平均点が24点なら
この点数を取った人が標準点277点になります。【財務専門官】1問の価値を知ろう!
当然、毎年違うので、
教養1問:約7点、専門択一1問:7.5点と大雑把に把握しておけばOKです!【財務専門官】2024年度の試験が終わったら自分の点を考察してみよう!
①自己採点
例えば、自分の素点が教養20問、専門択一30問だったとします。②難易度考察
(難←普通→易)
(難←普通→易)
平均点を教養23、専門24点くらいに設定してみて下さい。③自分の素点との差を計算
教養は平均ー3問、専門択一は平均+6問ということになります。④1問の価値を参考にして標準点算出
教養:-7点×3問=-21点
専択:+7.5×6問=+45点
⇒合計+24点
277点+24点で
今年の自分の標準点は301点くらいかもな~って考察することができますよね!【財務専門官】最終合格ボーダー点まとめ
そして、右側の”差”というのは、筆記ボーダーぎりぎりの人が最終合格するために必要な『専門記述+面接』の点数(評価)を示したものです。【財務専門官】面接と専門記述のボーダーについて
大体毎年これくらいだよ~ってことですね!
5割+C評価=202点を一つの基準にしてみて下さい!
⇒普通にしていれば202点はとれるということ!
A評価:170~180前後
B評価:135~145前後
C評価:98~101前後
大体これくらいで推移すると思ってください。【財務専門官】面接評価の推定割合(D・Eが足切り)
※毎年違いますし、あくまでも予想なので、参考程度に見ていただければと思います。【財務専門官】記述の足切り割合について
平均点が約53点、標準偏差が約17となっています。
※ただ、足切りというのは本人の実力次第なので、毎年割合は変動します。
⇒要は自分がダメダメな答案を提出してしまうと一発アウト。【財務専門官】合格難易度について
また、内定を獲得までの難易度ということであれば、国家総合職に次ぐ難しさだと思います。【財務専門官】優秀な人の中で約4倍
倍率だけで見ると公務員試験の中では低い部類に入ると思います。
レベルの高い受験生の中で4人に1人しか最終合格できないといったイメージになります。【財務専門官】受験生のレベルの違い
⇒それは、『教養試験の平均点』です!
そこで、教養試験の平均点を比べてみたいと思います。
財務専門官の受験生のレベルの高さが結果として得点に表れているのかなと思います。【財務専門官】目的は最終合格をすることではない!
きっと皆さん『内定』をもらうために、試験を受けていると思います。
⇒本当の闘いは内定獲得に向けた『職場訪問』からだと思います。【財務専門官】採用漏れは多いです!!
ポイントは『辞退者数・無応答者数』というところで、
最終合格したにもかかわらず内定がもらえなかったという人の多くはココに含まれていると思います。
『職場訪問』で内定がもらえないまま就職活動を終了してしまう方が多いです。【財務専門官】実質倍率はめちゃくちゃ高い!
受験生は平均して2000人強いるわけですから、
内定をもらうための倍率は、恐らく10倍前後くらいになってくると思います。
(本当の辞退者や無応答者数も加味してます)【財務専門官】合格ビジョンを見せる!
教養+専門択一
教養+専門択一+専門記述+★人事院面接
説明会や★職場訪問
財務専門官の試験は財務専門官の試験だけ、
職場訪問等の就職試験は職場訪問だけで内定を決めているわけではないんですね~!
ココを勘違いしてしまうと失敗してしまいやすいので要注意です!【内定獲得に向けて】①まずは筆記のボーダーを超える!
この点数はボーダー+αの余裕を持った点数です。
特に専門択一試験は、選択解答式で点も稼ぎやすいので、ココで30~32点くらい取って余裕を作っておきたいところです。【内定獲得に向けて】②人事院面接の評価が大事!
地方によって構成される人数は違いますが、とりあえずは財務専門官の人が面接官ということは覚えておいてください!
⇒要は職場訪問にも引き継がれるということですね。【内定獲得に向けて】③職場訪問ですべて決まる!
要は就職先の面接のことですね!
この職場訪問が一番重要なので、内定が欲しい人はこの職場訪問で自分をアピールできるように対策を頑張る必要があります。【内定獲得に向けて】せんせいからのアドバイス
目的は内定獲得なので、
これから財務専門官を目指す方は、対策の重要度を見極めて、自分が何をすれば合格できるのかをきちんと考えてみてほしいなと思います。そもそも最終合格順位は内定に関係あるのか?
そして、最終的に採用される人の多くは、この段階で内々定がもらえます。
基本的には順位は内定に関係ないと思ってもらった方がいいと思います。内々定をもらったら最終合格で落ちることはあるのか?
A評価やB評価のことですね。
本記事の『面接と専門記述のボーダーについて』という項を参考にしていただければわかると思いますが、B評価以上取れた受験生は基本的に最終合格できる確率が極めて高いです。
⇒記述式で足切りを取ってしまった人、もしくはボーダーすれすれで筆記合格して、面接B評価記述3割の人、
⇒この辺りの人は、内々定をもらったのに最終合格できない可能性があるということです。
(記述足切りも、ボーダーすれすれで記述で3割しか取れない人も、ほとんどいないため)この記事を書いた人
1次試験は『教養』+『専門択一式』の成績で合否を判定します。
専門記述式は1次の合否に影響しません!
2次が面接だけだと勘違いしている方が意外に多いので、気を付けて下さい!