【合格者座談会①】しゅんさんからのアドバイス!
- 主に『国税専門官』の質問に回答します!
- 国家一般職(大卒行政)の質問もOK!
- 社会人2年⇒退職⇒1年間対策⇒大卒区分で合格
クマのアイコン(緑色)の方からのアドバイスです!
Q.わからない問題に対するアプローチ
A.わからない問題に対しては、科目ごとに対応を変えていました。例えば、数的や経済学などの発想や計算が問われる科目は7〜8分くらいは考えていました。後回しにはせず、都度考えて、解答を見るときも、なぜその解放を使うのか?を意識して勉強していました。法律系や学系などはわからない問題はすぐ答えを見ていました。
Q.論文対策どうしていたか
A.寺本先生の小論文テキストを使って、まずは『質の高い文章』を読み込んでいました。次に、実際に書いてみて先生や友達に見せたりしていました。周囲に添削してくれる人がいないなら、友達でも全然いいと思います。アイディアや政策知識は正直暗記の要素もあります。新聞読むのも効果的です。大事なのは文章の構成です。そこは第三者にみてもらわないとわかりません。
Q.面接対策どうしていたか
A.最も重要なのは面接カードの作りこみです。面接カードが納得いくものであれば、話し方にも自信と説得力が出てきます。そのためには自己分析をすべきなのですが、これは自分一人ではなく、長年付き合っている友達としたほうがいいです。自分の行動の背景にある意思や原体験などを抽出してください。その際、自分が行きたい自治体や省庁などが求める人物像や能力から逆算して、面接で使えそうな自分の強みや行動源泉を探すようにするほうが効率いいと思います。
Q.勉強スケジュールと1日の勉強時間
A.前提として僕の状況:退職していたので、勉強しかすることがなかったです。
【スケジュール】
2019年4月:勉強スタート(数的、経済、民法、憲法、行政法)
2020年1月:小論文対策、学系科目スタート
2020年6月:一次試験スタート
2020年7月:面接カード作成、自己分析スタート
2020年8月:面接練習スタート
※2020年度は試験日程が後ろ倒しになってます。
こんな感じです。
1日の勉強時間:集中していたのは7時間くらい。合間合間で暗記ものをやったりしていたので、トータルで机に向かっていたのは10時間くらい。
Q去年のこの時期(3月)どんな勉強していたか。1日のスケジュール。
A.苦手の民法、行政法を重点的に取り組んでいた。また、学系も取捨選択して追い込んでいた。経営学、財政学、行政学を中心。小論文、記述を実際に書いてみて添削してもらったりしていた。1日のスケジュールは、午前に数的、文章理解、経済学。午後に法律系、学系、記述系などをしていた。
Q.苦手な科目、対策する上での意識
A.民法。最初成文化をしていたが、キリがないと感じ、問題集を解いていく中で得た知識や間違えた内容を教科書に書き込んだりマークをつけていくようにした。狙いは、条文理解や一元化。民法は本当に条文理解が大事。考え方を理解して、且つ何度も見直さないと範囲が広すぎてマスターできない。
Q.用意した専門記述の論点の数、選定方法
A.経済。15程度。過去問を見て、頻出論点を抽出。あとは自分が考える大事ぽい論点を準備。都庁とかの過去問見たりしたけど、フィーリングで選んだものもある。択一の勉強を真面目にしてたら、重要ぽい論点わかりそうな気もします。
Q.時事の参考書、参考書以外の勉強方法
A.速攻の時事。新聞。自分が受けるとこに関係しそうな記事をルーズリーフにまとめてた。
Q.国家一般の専門科目の重要度やコスパについて
A.準備した科目:ミクマク、民法①②、憲法、行政法、行政学、財政学、経営学
おすすめ科目:財政学、行政学
⇒理由:範囲も狭く、覚える量も少ない。
Q.国税の会計学、商法の勉強の有無、コスパ
A.会計学のみ勉強。
志望度が高くないなら勉強不要。志望度が高ければ、会計学のみすればいい。会計学は4点くらい取れれば、十分。原則、資産、負債、純資産を勉強すればそのくらい取れる。商法はよほど余裕あればやればいい。
Q.面接対策はいつから始めたか。最初は何から始めたか。
A.7月から。自己分析から。友達と話しながら、3日くらいかけて経験を深掘りしていって原体験を抽出し、「面接で使えそうな自分」を探した。その後、受験先に合わせて、それぞれで使えそうな自分の強みを決めて、面接カードを作り始めた。
Q.合格のために1番大切なこと
A.当たり前のことを当たり前にやる。その日やった内容はその日のうちに復習する、わからない問題を流さず、必ずわかるようにするとか。
Q.受験生へのメッセージ
A.今が一番しんどい時期だと思います。科目数も増えて、小論や記述、面接対策も意識しなければならず、説明会などで時間を取られることも多いと思います。そんな中でもここまでやってこれたのですから、もう一踏ん張りしましょう。僕は退職して後がない状況だったので、この時期精神的にかなりまいっていましたが、友達と話したり、周囲を見返す気持ちを思い出したりして、なんとか踏ん張っていました。最後まで全力で頑張りきって、それぞれの志望先に合格することを心から願っています。
合格者の皆さんに質問しまくったわけですが、それだけでは伝えきれない部分もあるので、合格者の皆さんからのアドバイスをブログ記事として紹介したいと思います!