目次
【-第2弾-】⑥2019年の合格体験記・アドバイスまとめ
内定先は地元県庁です。
☆採用試験スケジュール☆
- 特別区:【1次】5月7日(日)[筆記試験(教養、専門)、小論文]
- 裁判所事務官:【1次】5月14日(日)[筆記試験(教養、専門)、専門記述、小論文]
- 国税専門官:【1次】6月11日(日)[筆記試験(教養、専門)、専門記述]
- 国家一般職:【1次】:6月17日(日)[筆記試験(教養、専門)、小論文]
- 県:【1次】6月23日(日)[筆記試験(教養、専門)、小論文]
- 市:【1次】7月9日(日) [筆記試験(教養、専門)]
- 国税専門官【2次】7月18日(火)[個人面接、適性検査、身体検査]
- 特別区:【2次】7月20日(木)[個人面接]
- 県【2次】7月25日(水)26日(木)[適性検査、個人面接、集団討論]
【使用テキスト】教養
- 数的処理・・・数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱、クイックマスター
- 判断推理・・・判断推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱、クイックマスター
- 社会科学・・・専門科目の勉強で対応
- 人文科学・・・Kマスター、クイックマスター
- 自然科学・・・Kマスター、クイックマスター
最終盤は復習として過去問500を解いた。
【使用テキスト】専門
- 政治学、行政学、財政学・・・KM、クイックマスター、公務員試験 行政5科目まるごとパスワード neo
- 民法Ⅰ・・・クイックマスター、郷原豊茂の民法まるごと講義生中継〈1〉総則・物権編 第6版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)
- 民法Ⅱ・・・クイックマスター、郷原豊茂の民法まるごと講義生中継〈2〉債権編 第5版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)
- 憲法、行政法・・・クイックマスター(ほとんど問題集を回すだけ)
- 労働法・・・クイックマスター
- マクロ経済学・・・Kマスター、スー過去
- ミクロ経済学・・・Kマスター、クイックマスター、公務員試験 最初でつまずかない経済学 ミクロ編
こちらも最後は過去問500を解いた。
直前期は受験ジャーナルに掲載されている問題も。
【使用テキスト】小論文
- 公務員 論文試験の秘伝 2018年度採用 (公務員試験)
- 公務員試験 現職採点官が教える! 合格論文術 2017年度
◎勉強過程◎体験記です!
~10月
勉強の開始は大学3年生の春頃。
社会学科で民法を履修していたため少しでも聞き覚えのある民法から始め、行政法、憲法という順番で手を付けていた。専門科目の中でも法律科目を中心的に学習していた一方、経済原論はマクロのみでミクロは全くやっていなかった。
そして苦手意識の強かった数的は就職支援課主催の公務員講座に出席する程度でまったく手をつけない時期もあった。
~12月
この時期も学習する科目は今までと変わらず。これまで経済原論はミクロを無視してマクロのみをやっていたが、少しずつミクロにも手を付け始めた。ちなみにマクロ、ミクロともに履修したが、ワードを知っていても問題は全く解けないことがほとんどだった。
そして相変わらず数的は放置気味。
~2月
年明けからはいろんな科目に手を出し始める。中でも政治学、行政学、財政学のいわゆる学系科目には力を入れ、得点源になるよう学習していた。放置気味であった数的も機械的な作業として問題集回しを始める。ただ学習の成果はほとんど実感しなかった。
また、ビデオ教材をまったく見ていなかったが、数的、経済原論を中心にビデオでの学習も始める。順番としては問題集→ビデオビデオとなった。
~3月
春休みに入り、時間も増えたので教養科目の知識分野(歴史、地理、生物、地学)にも手を出す。3月には最初で最後の模試を受け(大学で開催)成績は教養6割、専門5割弱だったが、思ったよりも教養が取れたという印象だった。
機械的に問題集を回していた判断、数的もこの時期からなんとなく初見の問題も解けることが増えたので、頭を使わずとも数をこなした成果だったかもしれない。
~5月
特別区の試験が5月の頭にあるので一月前から過去問研究をするべきだったのかもしれないが過去問に手を出したのは二週間前くらいだった。それまでは問題集しか取り組んでいなかった経済原論に焦りを感じ、対策として初学者用テキストを読み込むことにし、後追いで知識を固めることにした。
小論文対策は特別区試験前の一か月程度。特別区の試験が終わった後は国家一般職、地方上級試験をターゲットに学習を始める。そのため、地方上級で出題される労働法の対策はこの時期から始める。
~6月
国家一般職、地方上級の過去問500に手を付ける。クイックマスターも簡単な印象はなかったが、これらの試験種の問題がとても難しいことを知り、自信を失う。
教養科目は思想、芸術などは全く学習していなかったが、過去問500の問題だけはそれらも解くことにしていた。(それらをやることで違う角度から日本史、世界史を勉強できた。)
7月~
ここからは面接対策、集団討論対策ばかりやった。
なかなか大変なのが面接カードの作成で、これを添削してもらってから面接練習に臨むと練習もしやすく、場慣れもすると思う。私は面接カードを作るのがとても遅かったので、本格的な面接練習ができたのはごく短い期間となってしまった。
これから公務員試験を受ける方へアドバイス
- 地方公務員の採用試験は面接の配点が非常に高く、面接練習も重要だと思うがあくまでそれは一次試験を合格してからのお話。
⇒だから長い時間がある場合は一次試験突破だけを考えて努力をしたほうが良いと思う。 - また、試験情報サイトによっては科目を絞って確実に得点源となるよう狭く深く学習したほうが良いとされる場合があるが、私はいろんな科目に手を出して正解だったと思っている。
- 特に地方上級試験の教養科目は知識、知能とも難易度が低く、未学習者でない限り正解できそうな問題も多かったため、それらで点を稼ぐことが出来た。
- 逆に地方上級の専門科目は非常に難易度が高く、特別区レベルの対策では点数を計算出来ないため、教養科目で取りこぼさないことのほうが重要だと感じた。
- 問題集は一冊を何度もやれとよく言われるが、それは決して間違っていないと思う。しかし、同じ問題でも別の問題集の解説を読んで別の角度から理解することもあったのでどうしても分からない問題はほかの問題集等の解説を見て良いと思う。
- 試験勉強のやり方そのものも分からないことが多く、そのたびにネットで調べるが、結局いろんな人のやり方を組み合わせて自分のやり方を見つけ出すことに行き着くと思う。
- 小論文に関して特別区受験者は念入りに行う必要があるが、筆記試験と比べたらそう労力は必要ないと思う。それ以外の受験者は二次試験以降に採点され、配点も高くない場合が多いので基本的なことを抑え、過激なことを書かなければ大丈夫だと思う。
- 私は県庁の願書提出時、受験票となる返信用ハガキに自分の住所を書かずに出したり、返信用の切手を封入せずに郵送したりしたが、担当から電話があり、その指示に従って問題なく解決することができた。願書は必要なもの、ことが多いのでじっくり読んで早めに提出することをお勧めする。(無駄な不安材料を増やさないように・・・)
【-第2弾-】⑥2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
- 国家一般職(人事院面接)
- 労働局
- 法務局
人事院面接の形式
人事院面接
15時集合 面接15時55分から15分程度
人事院面接で聞かれたこと
真ん中(強そうな50代の男の人)
- 志望動機について、そう思ったきっかけ
- 子どもの貧困なら文部科学省などでは?
- なぜ労働局か
- 労働局は行ったのか
右(淡々と話す40代の男の人)
- 教育実習はいつ行ったのか
- 教材研究は具体的に何をしたのか
- やり直せるならどこをやり直したいか
左(弱々しそうな40代な男の人)
- 関心事項のコロナ解雇について、どのように対応したいか
- 趣味の旅行は誰と行くのか
- (友人と答えたら)→友人と関わる時はどのような役割か
- 目標達成をしたことの具体的なエピソード
人事院面接の感想
- 志望動機を深く聞かれました。
- 面接官の反応は全体的に薄かったように感じました。
- 1番最初だったので、16時15分頃に終わりました。
労働局の官庁訪問体験記
労働局 約20分
履歴書、面接シート持参
労働局の官庁訪問で聞かれた質問
1人目(50代男性、見た目は怖いけど話し方は優しい)
- 自己紹介
- 志望動機
- 〇〇サークルでは、文部科学省などではないのか。
2人目(30代男性、話し方優しい)
- 図書館の広さはどのくらいか
- サークル内での役割
→(聞き役となり、相談されることがあると答えた) - 話せる範囲で最近相談された内容を教えて
3人目(40代女性、反応薄い)
- 趣味
- アルバイトで大変だったこと
- ストレス耐性について
- 4人目(40代男性、優しい)
- 最近関心を持っていること
1人目に戻る
- 併願状況
- 何か聞きたいことがあればどうぞ。(2つ質問して終わりました)
10分後相談室へ
職業安定所か労働基準監督署の希望調査
面接官や労働局の様子などのアンケート記入
職員の方から「内々定を出したいと思います。今後、〇〇県で採用面接があるかもしれません。」と伝えられました。
他にも質問されましたが忘れてしまいました。面接自体は全体的に和やかな雰囲気で、話しやすかったです。
法務局の官庁訪問体験記
法務局 約25分
15時20分に着き、16時10分から面接
履歴書、合格通知、身分証明書持参
当日、控え室で面接シートを記入
今日の流れを説明される(面接が終了したら、そのまま帰る。「内定を出す方に後日連絡します。」と言われました。)
1人目(40代男性、優しい)
- 名前と住所
- 志望動機
- 併願状況
2人目(40代男性、優しい)
- 国家と地方の違い
- 法務局の業務内容
- どの業務に携わりたいか
- 窓口と事務どちらに向いていると思うか。その理由も加えて話す
3人目(50代女性、反応薄い)
- 〇〇サークルになぜ入ろうと思ったのか。
- 何か役職に就いていたか
- 会計で大変だったことは何か
- このサークルを通して得たものは何か
1人目に戻る
- 法務局が第一志望か
- 何か聞きたいことがあればどうぞ。(1つ質問して終わりました)
法務局の官庁訪問の感想
面接シートは志望動機や自己PR、併願状況などA4一枚の内容でした。私は以前書いた内容を参考にして書き、提出しました。
面接は全体的に話を聞いてくれる雰囲気で話しやすかったです。
※上の体験記を書いてくれた方は2019年の受験生ですが、きっと参考になると思います!!